これに対し、湯山玲子は、10万円ほどのスーツ仕立て券があったことに、「いまどきやっているのは昭和だね。いつの銀座かよ」とバブリーなツッコミを行った。さらに、遠野なぎこも、渡した人間が亡くなっていることに対し、「いまさら脅されたとか、家族が身の危険を感じたとか言うけれど、亡くなった方は何も言えませんからね」と「死人に口なし」の状況を嘆いた。続けて、「なぜ録音とかをしなかったのか。すごく説得力ない」とバッサリだった。これには、ネット上では「遠野、今日も飛ばしているな」「割と正義感ある人なんだな」といった声が聞かれた。
さらに、元衆議院議員の杉村太蔵は、金の延べ棒を渡していることに、「(受領のあった)2011年から金の価格が上がっているので、なかなかいい投資だなと。これは言っちゃいけないんだろうけど」と話し、笑いを誘っていた。杉村は近年は投資活動に力を入れており、投資そのもののや元々セミナー開催などで、多額の稼ぎを生み出している。政治評論は「薄口」ながら、投資に関しては専門的な知見が生きたと言えそうだ。
だが、金品受領の賄賂について、遠野から「政治の世界だったらすごくありそうだけど」と直球質問をぶつけられると、「そういうイメージかもしれないけど、『実際あるんですよ』とは言えないでしょ。誰得の情報ですか」とタジタジだった。これには、ネット上で「遠野と杉村の掛け合いもいいかも」「これからも太蔵にバシバシ突っ込んで欲しい」といった声が聞かれた。
関電問題は、すべてがベタで古臭く、今どきこんなことをやっていたのかというのが誰もが思う感想のようだ。