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その他 2010年12月17日 13時30分
上海でアニメソング界のビッグイベンドが開催へ
アニメソング界のトップアーティストが一堂に会しての、真夏のビッグイベンド「Animelo Summer Live」(アニサマ)を、上海で、来年2月に開催される予定、その記者会見が行われた。 多くのアニメソングアーティストたちが、レーベルの垣根を越えて集結して開催してきた「アニサマ」がアニメやアニソンの人気が著しく拡大するアジア圏のファンの期待にこたえるべく初の海外公演を行う。 テーマは「Only One」、もともとは「中国2010年上海万国博覧会」に向けて、JAM Projectが書きおろしてエントリーした曲で、この曲が「2009年度世界ベスト10曲」に選ばれている。万博開催期間中に上海で大量にオンエアされていた。 記者会見では、遠藤正明、奥井雅美、岩田光央らが出席し、意気込みを語った。遠藤正明が「世界中の人がアニソンを知っている、アニソンが持つ力を大切にし、世界中を笑顔にしたい」と語り、奥井雅美は「世界各国がそれぞれ価値を認め合い仲良く出来たらいいな、そしてアニソンが架け橋になり、世界を一つにしたい」と話した。タイトル:Anisama in Shanghai -Only One-日時:2011年2月19日(土) 13:00開場、15:00開演会場:上海大舞台出演:ALI PROJECT、遠藤正明、奥井雅美、おれパラ(岩田光央、小野大輔、鈴村健一、森久保祥太郎)、影山ヒロノブ、きただにひろし、栗林みな実、JAM Project、福山芳樹、May'n(50音順)
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トレンド 2010年12月17日 13時00分
新感覚音読劇「ON“DOKU”劇場」がスタート!
「ON“DOKU”劇場」は音読の『(本などを)声を出して読み聞かせる』という行為から、一歩進んで、“言魂”の本質に近づくことを目指して始まった企画だ。 「読み手の声を『楽器』に、演出家を『指揮者』だと見立て、その様々な組み合わせから奏でられる『声=音』がオーケストラやカルテット、そして、ソロの醍醐味を感じてもらえるようなライブになれば」と、本企画で『K2 project』を立ち上げた演出の加門幾生監督と西垣克啓プロデューサーは語る。 「ON“DOKU”劇場」の上演スタイルは、“読み芝居”でありながら一般的に知られる“朗読劇”とはかなり異なる。その試みをプロデューサーの西垣さんは歌舞伎でいう『素踊り』に例える。通常の劇構成から照明・音響といった要素を極力そぎ落とし、演者の身一つで作品を表現していくのだ。 次回の公演開催日は、2011年1月6日木曜日。1stステージが18時30分開演。2ndステージが21時開演。開場は共に30分前。 出演者は、伊喜真理、大江千文、木村理座、佐藤修幸、下牧慎治、高久ちぐさ、高荷邦彦、千代田貴子、富山聡子、長島竜也、みうらりょうこ、めんじょうひろみ 他を予定している。■ON“DOKU”劇場 概要企画:K2 project演出:加門幾生構成・制作:K24gaki (西垣克啓)開催日:毎月第1木曜日開催ステージ時間:70分(基本)ステージ:1回につき2ステージを予定チケット:2500円+ドリンク 事前メール予約制・各ステージ30名 計60名限定開催場所:池袋・DINING karlyscrum(カーリースクラム)〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-30-20 音羽ビルB1FDINING karlyscrum HP:http://www.karlyscrum.com/■「ON“DOKU”劇場」の取り上げる月毎のテーマ(予定)1月6日『ことの始まり』2月3日『鬼と福』3月3日『雛と桃』●ON“DOKU”劇場公式HP:http://www.goodpopjapan.com/ondoku/●加門幾生公式HP:http://www.goodpopjapan.com/kamop/(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年12月17日 12時30分
新日本プロレス1・4東京ドーム大会に黄信号点灯! 平凡なカード編成にファンから不満の声も…
新日本プロレス年始恒例のビッグイベント、1月4日・東京ドーム大会の全対戦カードが発表された。 かつては、年に3回ほどの東京ドーム大会を開催してきた新日本だが、今や年に1回となり、まさに団体の総力を結集した興行となっている。 今大会は小島聡(王者=フリー)対棚橋弘至(挑戦者)のIWGPヘビー級選手権戦をメーンイベントに、ボーナスマッチ2試合を含む全13試合が組まれる豪華版となったが、そのカード編成にプロレスファンから不満の声が飛んでいるというのだ。 このファンの冷ややかな反応について、興行関係者のA氏は「両国国技館クラスのカードですね。東京ドームクラスの大きな会場になれば、それなりのサプライズ的なもの、刺激的なものがないと入りません。新日本のファンだけではとても東京ドームは埋まりません。浮動客を動員するだけの魅力あるカードがあまりないですね。プロレスファンは、『東京ドームならでは』のカード実現を期待していたのでしょう」と分析する。 確かにメーンの小島対棚橋を始め、セミファイナルに組まれた真壁刀義対田中将斗(ZERO1)、中邑真輔対潮崎豪(プロレスリング・ノア)、永田裕志対鈴木みのる(パンクラス・ミッション)といった新日本勢と外敵のシングルマッチが多数並び、好カード揃いであるのは事実。しかしながら、いずれのカードも初対決ではなく、何度も組まれてきた新鮮味のない対戦。これに食いつくほど、今のファンは甘くはないのだろう。 近年の1・4東京ドームを見ると、昨年はノアとの対抗戦が勃発し、三沢光晴(故人)や秋山準らが参戦。全日本プロレス・武藤敬司も出場した。今年はノアとの対抗戦も継続し、丸藤正道のIWGPジュニア王座への初挑戦、中邑対高山善廣(高山堂)のIWGP戦、テリー・ファンクとアブドーラ・ザ・ブッチャーのまさかのリバイバル対決など、サプライズがあった。しかし、今年はサプライズ的なカードはなく、元WWEのロブ・ヴァン・ダム、ジェフ・ハーディーの参戦が目に付くぐらいだが、それとて大きな動員にはつながらないだろう。 大きな目玉がないなかで開催される今回の1・4東京ドーム大会。果たして、プロレスファンの審判はどう下されるのだろうか?●新日本プロレス 1月4日(火)東京ドーム(17時開始)「レッスルキングダム in 東京ドーム」http://www.njpw.co.jp/
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芸能ニュース 2010年12月17日 12時00分
海老蔵事件、海老蔵が被害届よりも恐れるもの
歌舞伎俳優の市川海老蔵が暴行を受け重傷を負った事件で、一部スポーツ紙によると、海老蔵から暴行されたと主張する元暴走族のリーダーが現段階で被害届を出さない意向を固めたという。 「事態が混迷している現状を元リーダーは『本意ではない』と思っているが、示談する気もないようだ。被害届を出さない意思を固めたことを受け、元リーダーの代理人の藤本勝也弁護士は16日、マスコミ各社に書面を通じて『来週までに一番良い解決方法を考えようと話し合いました』とコメント。近日中に会見を開いて被害届を出さなかった経緯を語るようだ」(ワイドショー関係者) 海老蔵を暴行したとして傷害容疑で10日に逮捕された伊藤リオン容疑者は、「20日拘留期限が切れ、あと10日延長して取り調べが行われ、起訴となるだろう。ただ、伊藤容疑者はこれまで通り多くを語らないと思われる」(警視庁担当記者) 元リーダーと事件現場の同席者2人は今後、警察から事情をきかれると思われるが、元リーダーは徐々に海老蔵に対して“爆弾”を投下することになりそうだ。 「当初、元リーダーが被害届を提出する意向でメディアを振り回したことで、元リーダーの周辺関係者から反発の声があがったため、被害届を出さないことにしたようだ。今後、警察の取り調べで話したことはマスコミに流れるから、元リーダーと『(事件当日に)初めて会った』と説明している海老蔵と食い違うことや、それ以前にどういう交遊関係だったかを話せば海老蔵が焦って示談を持ちかけてくる可能性が高い。伊藤容疑者の裁判に元リーダーが出廷して証言することにでもなれば、さらに海老蔵にとって不利な状況になる。そこで、藤本弁護士と話し合い、徹底的に長期戦に持ち込むことにした」(事情通) まだまだ海老蔵事件は終わらない。
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社会 2010年12月17日 12時00分
ご利益スポット 住宅街に鎮座する巨大大仏さま
名鉄犬山線布袋駅〜江南駅間で、列車の車窓から景色を眺めていると、静かな住宅街の中に鎮座している巨大な大仏さまを見ることができる。この巨大大仏(御嶽薬師尊)は「布袋大仏」の愛称で親しまれ、高さが18mで奈良県の東大寺の大仏より2m高く、個人所有のものでは最大級を誇る大仏である。この御嶽薬師尊に誓願すると、病気を除き、不具を癒し、悟りへの道に到達するといわれている。 開祖は愛知県江南市木賀町在住の故前田秀信氏で、体が弱かったこともあり、御嶽薬師尊を信仰し、名古屋市で針灸医を開業、評判がよく多くの人が詰め掛けたという。四十三歳の時、夢のお告げを受け、多くの人々を病気の苦難から助けようと建立を決意した。そこで、後世の人々に立派なものを残したいと願い、御嶽薬師尊を勧請し、私財を投げうって教会を開くことにした。 時は昭和24年で終戦の直後、生活は困窮を極め、生きることがやっとの時代だったが、その年に地鎮祭を行い、完成まで実に5年の歳月を費やして、全てが手作業で整地やコンクリート練りが行われ、昭和29年3月24日に開眼した。毎年3月24日を記念し春季大祭日として賑わっている。 大仏の後ろには「大佛治療院」という治療院が併設され、大仏と建物は完全に一体となっている。有難いことに大仏さまの体内で針治療ができるわけだ。治療院の1階は畳敷きの広間で、前田氏の当時の写真などが掛けてある。その広間に直結して洞穴のような須弥壇があり、本尊の薬師さまが奉られている。さらに奥にもう一つ洞穴状の部屋があり、そこには上人様などが奉ってある。 大佛治療院周辺には公園があり、桜の木が植えられており、花見シーズンになると見物人が訪れる。また、珍スポットとして、地元のテレビ番組でも取り上げられている。(写真:「布袋大仏」愛知県江南市木賀町大門132番地)(「三州の河の住人」皆月 斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年12月17日 11時30分
ローソンでうどん!
近年のコンビニのファーストフードの進化には目を見張るものがあります。 おでんに肉まんにフライドポテトにと少々高カロリーではありますが、本格的に寒くなるこの時期にはコンビニで売っている温かい食べ物が恋しくなりますね。 数多いコンビニチェーン店の中でファーストフードの筆頭の言えるのは、やはり「からあげクン」を売っているローソンではないでしょうか? ところで、みなさまは去年からローソンでうどんが売っているのをご存知でしょうか? うどんといっても冷凍やチルドの麺がそのまま売っているわけではなく、その場で安く温かいうどんが食べられるサービスがローソンにはあるのです!★おでんの風味のうどん ローソンのうどんはおでんの汁がダシになっています。つまりはおでんの一種類としてうどんを売っているのです。関東や関西ともちょっと違う味に、やや抵抗を受ける方もいるかと思いますが、全然違和感がありません。 頼み方は簡単で、レジに「うどんください」と言えばすぐに買う事が出来ます。★ローソンのうどんは安い ローソンのうどんでまず驚くのがそのお値段。素うどんの「さぬきうどん」ならば、たったの120円で食べる事ができます。さすがに量は「はなまるうどん」より少ない感じですが小腹がすいた時には十分すぎる量で提供されています。★トッピングのバリエーションが豊富 うどんが売っている店舗では七味唐辛子と乾燥ねぎが無料でもらえますが、その他のトッピングも豊富で『わかめ』(20円)『あげ玉』(20円)、ミドルサイズの『うどんあげ』(40円)と、どれもリーズナブル。特筆すべきは『カレーうどんの素』(45円)でこれを一降りすれば、素うどんがカレーうどんに早変わりできるスグレモノ。また、ダシ汁がおでん汁なのでおでんとの相性も抜群。おでんの種を使えば『おでんうどん』も作る事が可能です。おでんの種を使えばそのバリエーションはほぼ無限と言っても過言ではないでしょう! 惜しむらくは、うどんを売っている店舗がかなり限られているという事。筆者の家の近所には3店のローソンがあるのですが、うどんを売っているローソンは1店しかありませんでした。 ローソンに入った際には要チェック!・ローソン公式サイト2009年8月7日ニュースリリース『“おでん”のつゆをかけていただく“うどん”がコンビニに初登場』http://www.lawson.co.jp/company/news/010999/(昭和ロマン探求家・穂積昭雪(実は蕎麦派の24歳)山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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芸能ニュース 2010年12月17日 11時00分
ヒット曲の秘話、が流行ってないか
深くてイイ話、の次は、ヒット曲の秘話を知っていると話題の中心になれそう。(?) ブルーハーツの『リンダリンダ』は、ダーリンダーリンだったが、リンダはスペイン語で“美しい人”という意味があったのでこれに決定した、そうだ。ファンなら誰でも知っている話らしいが、非常に興味深い。 TBSの『解禁!マル秘ストーリー』(火・午後9時)は、静かな番組の雰囲気もいいし、番組で多く紹介される、ヒット曲にまつわるネタもなかなかのもの。 例えば、今月14日(火)の放送では、お蔵入りになったピンク・レディーの初代・『サウスポー』が聴けたが、仰天モノの疾走感の無さ…。文章で言えばあまり推敲をしていない感じが、当時の阿久悠・都倉俊一両氏のコンビの超多忙振りをうかがわせた。 また別の回には、中森明菜『DESIRE』の♪なーんてね…の振り付けは、中森自身が考えたものだった…などの秘話が紹介された。 ちなみに、ピッチャーが球を投げるところらしい。 その日の放送には別の仰天秘話があった。 嫁ぐ娘の母への思いを切々と歌った名曲、さだまさしの『秋桜』(コスモス)だが、さだ氏が百恵さんの早期引退結婚を予見して作った歌だったのである。 つまり、歌のモデルの女性は百恵さん自身だったのだ。 番組では、百恵さんが「心境がわからずうまく歌えません」とさださんに訴え、「そのうちわかります」というような返答をした、エピソードが紹介されたが、さらに、さだが番組内のインタビューで、「長く芸能界に居座るタイプじゃないので、彼女の嫁ぐ日を想定してつくった」、というような仰天エピソードを明かしたのである。 これが答えだ、というわけでは当然無いだろう。しかし、そんな話を聞くと、名曲もまた違った味わいがある…。 なお、百恵さんの結婚が決まってファイナルコンサートを終えた直後、<はじめてこの歌の心境がわかりました。ありがとうございました>というメッセージが、さだが泊まっていたホテルにメッセージカードとして届けられたそうである。
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トレンド 2010年12月17日 10時00分
ニューヨークレポート アメリカのインフラが危ない! NYの地下鉄も悲惨
世界で最も美しいと言われるブルックリン・ブリッジ他、マンハッタンブリッジ、ウィリアムズバーグ・ブリッジなどニューヨークの橋は軒並み完成から100年ほど経っている。 古い橋なのだ。橋ばかりでなく、アメリカ全土の高速道路、トンネル、ダム、堤防、港、水やガスのパイプラインといったインフラが古くなり、崩壊しつつあるとヒストリーチャンネルが伝えていた。NYの北部にかかっているタッパンジー橋に至っては防腐剤を処置していない木の杭が使われており、穴が開いていていつ崩壊してもおかしくないというので車で通行する人々は川に落ちた時に窓ガラスを割って逃れられるようハンマーを常備し、携帯の電源をいつも入れているというから命がけ。 NYの水はボトル詰めされて売り出されるほど美味しいという触れ込みだが、上下水道にも色々と問題があるという。ハドソン河の下を通ってニューヨーク市民に水を供給しているデラウェア導水路の水道管が腐食して水漏れを起こして地上にシミ出しており、ワワーシンという小さな町で地盤沈下を起こしているという。 ニューヨーク市内では地下鉄の汚なさと古さが目立つ。かつてのグラフィティだらけの電車は全く見なくなったが、エレベーターが動かなかったり、天井から水が洩れていたり、線路の間をネズミが走り回ったりと東京とは比べ物にならないほど古くて不潔。 「100年も動いてるんだからね、不具合はあるさ」と地下鉄の作業員も利用者もさして気にしていないようだ。 赤字続きで何度も料金を値上げしているぐらいなのだから24時間稼動は止めた方がいいと思うのだが。 東京ではもう当たり前の「次は○○です」という電光掲示板、これがお目見えした時にはニューヨーカーはびっくりしたものだそうだ。付いている電車の方が少なく、付いていても運行途中で「今から急行になります」といきなりアナウンスされたりするからおちおち乗っていられない。 いい加減で当てにならない地下鉄に慣らされたニューヨーカーはイライラもせずなかなか来ない電車を大人しく待っている。最近「次の電車が近づいています」というアナウンスを聞くようになったが、10分以上も待つなど、せっかちな日本人には苦行である。(セリー真坂)
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芸能ニュース 2010年12月17日 09時00分
やっぱり酷評された水嶋ヒロの小説
第5回ポプラ小説大賞を受賞した齋藤智裕の小説『KAGEROU』が発売された。もちろん、齋藤智裕とは誰もが知っているとおり俳優の水嶋ヒロ。書店で売り切れたとのニュースもあったが、ネット上では酷評する意見が噴出している。 ネットで書籍などは販売するアマゾンでも多くのレビューがつくもほとんどは酷評する内容。「感情表現が少ないから失敗しているのでは」「深みのある言い回し・魅力的な世界観といったものが皆無」「命と愛がテーマ? なんだか全体的に軽すぎる」などと内容を冷静に分析するものから、「この作品が二千万円の賞を取り、さらに初版43万部も発行されるとは、なんとも不可解で理不尽な世界だ」「やっぱり芸能人本だという印象」「第5回ポプラ社小説大賞には1000人を超える応募者があったそうだが、彼らが一番かわいそうだ」というものまで。 「最初から開き直って、“実力不足ですが、小説を書いてみました。もちろん有名人だから出版社も使ってくれました”とやればよかった。そこから必死に努力して、作品を書きづつけていく方法もあったはず。それが賞を受賞しての発売となれば誰でも必要以上に期待します。有名人だから…との理由での発売は本人のプライドが許さなかったのかもしれないが、いくら最近は売れていないとはいえ、小説の世界だってそんなに甘いわけではない」(中堅の出版社社員) ただ、売れていることは確かなようで、これをきっかけに長く不況の続く出版界の起爆剤になればとの意見も出ている。しかし、前出の出版社社員は首を横に振る。 「そりゃあ、ポプラ社はウハウハでしょう。しかし、これが起爆剤になんて考えるなんてバカじゃないかと思う。安易に利益を上げたいだけとしか思えない」とも。 第一作は売れるも酷評されるという奇妙な雰囲気になった。さて、注目の第2作目はどうなるか…。
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スポーツ 2010年12月17日 08時30分
住居侵入・窃盗未遂容疑の未成年力士におとがめなし裁定! 相撲協会が下した大甘処分の背景とは?
12月15日、日本相撲協会はさる5日に福岡県福津市内の飲食店に侵入し、金銭を盗もうとした容疑で同県宗像署に逮捕された未成年の序ノ口力士(17)から、10日付で出されていた引退届けを受理したことを明らかにした。これにより、処分は科されないことが確定した。 この決定について、協会広報部長の二所ノ関親方(元関脇・金剛)は、力士が未成年である点、被害者から情状酌量を求める意見があった点を挙げた。管理する立場の所属部屋の師匠、部屋付きの親方への処分は、24日の理事会で当該親方の話しを聞いたうえで決められる。 犯罪行為を行なっても、相撲界的にはおとがめなしとの裁定には、一般社会との大きな隔たりを感じざるを得ない。一般社会では未成年であろうと、犯罪を起こしたら即刻、懲戒免職で間違いないだろう。懲戒解雇になろうものなら、退職金が支払われないどころか、失業保険の給付にも制限が設けられ、かなりの社会的制裁を受ける。相撲界では“未成年”であれば、犯罪起こしても自主的引退とは…。その背景に何があったのだろうか? ベテランのスポーツジャーナリストのA氏は、「未成年かどうかというより、世間やマスコミがさして騒がなかったからでしょう。世間のバッシングが大きければ、未成年であっても間違いなく解雇処分にしているでしょう。甘い処分をしていると、悪い前例をつくることになりますので、いいことではないですね。仮定の話しですが、処分されていませんから、この少年が将来何らかの形で相撲界に戻ることもルール上は可能です」とコメント。 ちなみに幕下以下の力士には世間でいう退職金に当たる養老金はない。解雇は永久追放に相当し、何らかの形で相撲界にかかわることも許されない重い処分だ。 相撲協会から、よもやの温情裁定が下ったこの少年力士。協会の温情を肝に銘じて、無事更正してほしいものだ。(ジャーナリスト/落合一郎)