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レジャー 2010年12月18日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(12/19) 朝日杯FS、他5鞍
2歳牡馬チャンピオン決定戦「朝日杯FS」(中山11R・芝1600メートル)は、リフトザウイングスが栄冠を手にする。 前走の東スポ杯2歳Sは人気のサダムパテックの前に2着と後塵を拝しているが、これで勝負付けが終わったと見るのは早計だ。 スタートで出遅れ、4角14番手という絶望的な位置から2着を確保したのは実力の証し。0秒6差なら巻き返しは十分可能だろう。状態も1戦ごとに良化の跡を示し、デビュー以来最高といえるデキに仕上がっている。 中山千六もセンスの良さで、難なく克服すると確信する。ゲートを互角に出ればチャンスは十分ある。 強敵は、サダムパテック。2連勝の内容(0秒5差、0秒6差)は秀逸で能力を疑う余地はない。課題のゲートをクリアすれば当然、逆転も。◎8リフトザウイングス○10サダムパテック▲5リアルインパクト△2リベルタス、9ロビンフット 最終R「中山ウインターP」(芝1200メートル)はカホマックスが面白い。 前走10着は強引な逃げを打ち失速したもの。まだ見限るのは早計だ。控えても競馬はできるセンスの良い馬で、前走の二の舞をすることは考えられない。 昇級戦の前々走で3着と好走。実力は立証済みだ。芝に替わるのも問題ないし、起死回生の一発がある。◎4カホマックス○16エーシンヴァーゴウ▲11ブルーミンバー△1インプレスウィナー、2ケンブリッジエル 10R「仲冬ステークス」(ダ1200メートル)は確実に地力強化の跡を示す、クリスタルボーイで今度こそ。 京都遠征競馬で連続2着と惜敗続きだが、いずれもハイペースに対応した内容は評価できる。今回は実績あるホームコース。期待できる。◎9クリスタルボーイ○4ハッピーダイアリー▲6カフェレジェンド△1ティアップハーレー、16ブライトアイザック 9R「千葉テレビ杯」(芝1800メートル)は実力重賞級のダイワファルコンで九分九厘勝てる。 前走はハナ差2着と2連勝のチャンスを逸しているが、道悪馬場が響いたことも確か。普通に走ってくれば負けない。◎9ダイワファルコン○6マイネルエルフ▲7カシマストロング△3ハングリージャック、10オリエンタルジェイ 小倉11R「愛知杯」(芝2000メートル)はブロードストリートでいける。 女傑ブエナビスタと再三、好戦してきた実績と実力は牝馬同士のここでは上位。休み明けを(6)(3)着と状態も上昇一途だ。◎5ブロードストリート○12コスモネモシン▲17テイエムオーロラ△13ヒカルアマランサス、15レディアルバローザ 阪神11R「ギャラクシーS」(ダ1400メートル)は飛躍の秋を境に(1)(1)(2)着と本格化著しい、ダノンカモンをイチ押し。オープン特別なら、負けられない。◎4ダノンカモン○9アイアムルビー▲8ケイアイガーベラ△2ワンダーポデリオ、15セレスハント※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2010年12月18日 15時30分
1500円のおこづかい馬券(12月19日ギャラクシーS)
次世代のスターが生まれるであろう朝日杯もいいですが、おこづかいを稼ぐなら断然こっち! ギャラクシーSで年末の大一番、有馬記念の軍資金獲得を狙います。 本命はダノンカモン。 前走の武蔵野Sでは僕が最も愛するダート馬のグロリアスノアと0.1秒差。グロリアスノアはジャパンカップダートで2着ですからね。東京がベストだと思いますが、ここでは力の違いを見せてくれるはず。ちなみに昨年のこのレースでは2着入線。右回りでも十分対応は可能とみます。 2・3番手評価は牝馬2頭。ケイアイガーベラとアイアムルビー。 ケイアイガーベラは前走の武蔵野Sで大敗。同じく船橋競馬場で行われたマリーンカップでは4着。もしかして左回りが苦手なのかもしれませんね。しかし舞台は変わって4戦2勝の阪神。男勝りの走りを見せてくれるはず。 2連勝中のアイアムルビーはケイアイガーベラと似たタイプで積極的に前で競馬をするタイプ。ただ競りかける相手が相手だけにどうなるのかが気になりますね。 こうなるとダノンカモン+牝馬2頭になりますね。しかし、根拠は無いのですが本命予想がこうなったときにいつも1〜2頭牡馬をヒモに加えることにしています。 そこで浮上してくるのが…ワンダーポデリオ。 前述の3頭以外はだいぶ離されて負けているんですよね。その中でも一番マシなのがこの馬。東京1400がベストコースだと思うのですが男らしさを見せて、なんとか3着。なんかありそうな感じしませんかねぇ(笑)。ちょっぴり欲張って本命の3連単では2着の欄もマークしておきます。 ということで勝負馬券はこんな感じ!3連単フォーメーションを2パターン(4)→(8)(9)(2)→(8)(9)(2)…1点200円で合計1200円!抑えで、(8)→(4)→(8)(9)(2)…1点100円で合計300円! 人気サイドの決着の予感ですが、当たれば問題無し! ということで若手作家の近藤でした〜。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。 ちなみに最近ブログを始めました。「今さらかよっ!」というツッコミはナシで覗きにきて下さい。ということで若手放送作家の近藤でした〜。ブログ「近藤ちゃんがふみきってぇ…じゃんぷぅ!」http://d.hatena.ne.jp/minoru1202/
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レジャー 2010年12月18日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(12/19) 朝日杯FS
◆中山11R 朝日杯FS◎リフトザウイングス○ロビンフット▲アドマイヤサガス△サダムパテック△マイネルラクリマ 先週の阪神JFは見事なまでに3頭出ていた芦毛馬が1、2、3着を独占したが、果たして牡馬の方はどうだろう…同じ発想でいけば今度は『青』か。出馬表を見ると青鹿毛馬が2頭、青毛が1頭。青鹿毛馬の出現率が2〜3%、青毛は同1%以下とされていることを考えれば、16頭中3頭も出走していること自体が驚きなのだが、これで決まるようならかなり痛快だ。ない、ない、とは思いつつも、本命は、青い枠、4枠に入ったリフトザウイングス。サダムパテックの圧勝に終わった東スポ杯では、最後方からサダムと同等の末脚で追い込んでの2着。ここでの逆転は? だが、今度は『青』なので(笑)悩まずにリフトから。相手にはもう1頭の青鹿毛馬ロビンフットを。京王杯2歳Sでは見せ場を作れずに敗れたが、もともとここを狙って調整してきたフシがあり、巻き返し可能とみる。単穴にはアドマイヤサガス。デイリー杯2歳Sでは後の牝馬チャンピオンと好戦。先週のレーヴの勝ちぶりを見ればここで勝ち負けしても何ら不思議でない。抑えに、前哨戦の中でも質の高かった東スポ杯組の上位であるサダムとマイネルラクリマを。なお、ディープインパクト産駒が2頭出走しているが、これまでのレースぶりを見る限りともに強い印象はなく、上位に食い込むのは難しいだろう。【馬連】流し(8)軸(3)(9)(10)(15)【3連単】BOX(8)(9)(15)【3連複】BOX(3)(8)(9)(10)(15)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2010年12月18日 15時00分
『のだめカンタービレ』第25巻、のだめと千秋の共演で完結
二ノ宮知子の人気漫画『のだめカンタービレ』が、12月13日発売の第25巻で完結した。『のだめカンタービレ』は、野田恵(通称・のだめ)を主人公とするクラシック音楽コメディである。ヤング女性コミック誌『Kiss』に連載していた。2006年には上野樹里と玉木宏の主演でテレビドラマ化され、一大ブームとなった。アニメや映画にもなり、クラシック音楽ファンを増やす効果もあった。 連載当初は変人ともいうべき個性溢れる音大生たちによるコメディ色の強い作品であった。しかし、連載が進むにつれ、のだめと千秋真一の成長物語の側面も濃くなっていった。二人が音楽家として実力をつけていく成長の軌跡が描かれる。二人はパリに留学し、プロデビューを果たす。ここで本編が完結し、再び日本を舞台としたアンコールオペラ編が始まった。 このオペラ編では、千秋がオペラに初挑戦する。演目はモーツァルトの『魔笛』である。峰龍太郎や奥山真澄ら連載初期のキャラクターも活躍し、初期からのファンには嬉しい。また、オペラの練習も個性的なメンバーの暴走でうまくいかない。このドタバタ感は初期のオーケストラの練習風景とオーバーラップする。 一方でオペラ編は本編終了後のアンコールであり、本編とは異なる雰囲気もあった。のだめと千秋は世界を舞台にプロデビューを果たし、凱旋帰国した立場である。本編にあったような音楽や進路に悩む要素は少ない。代わりにオペラ編の新キャラクターの吉倉杏奈や菅沼沙也が壁にぶつかり苦しんでいた。のだめや千秋は主役というよりも狂言回し的な一歩下がったポジションで、物語は進行した。 このまま新たなキャラクターの成長物語に進むのかと思われたが、第25巻で逆転した。オペラの練習では様々な問題が発生し、未解決のまま公演当日を迎えることになる。指揮者として千秋は本編のように悩み苦しむ。それを救ったものは、のだめの歌うような(カンタービレ)ピアノであった。新たなキャラクターをフィーチャーする展開に見せつつ、のだめと千秋で締めた。『のだめカンタービレ』は最後まで『のだめカンタービレ』であった。(林田力)
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トレンド 2010年12月18日 14時35分
【今行く映画館】 離れても惹かれ合う男女の10年愛。映画『ばかもの』
大学生活を送る19歳の大学生・ヒデ(成宮寛貴)は、強気な年上の女性・額子(内田有紀)と出会い恋に落ちる。しかし、ある日突然、額子から「結婚を決めた」と別れを告げられ、失恋。大きな痛手を負ったヒデは大学を卒業後、就職し新たな恋もするが、いつしかアルコール依存症に。 一方の額子も事故に遭い、人生が変わる大怪我を負ってしまう。別れから数年後、ともに変わり果てた姿で二人は再会、再び関係を築こうとするが──。離れても惹かれ合う男女の濃密な愛を描く。 人気俳優の成宮寛貴が一人の女性を愛し続ける主人公・ヒデを好演。ミステリアスなヒロイン・額子を演じる内田有紀の美しさも必見。 映画『ばかもの』は12月18日(土)、有楽町スバル座、シネマート新宿他全国公開!『ばかもの』監督:金子修介脚本:高橋美幸出演:成宮寛貴、内田有紀、白石美帆、中村ゆり、浅見れいな、岡本奈月、浅田美代子、小林隆、池内博之、古手川祐子原作:絲山秋子『ばかもの』(新潮社刊)オフィシャルサイト<http://www.bakamono.jp/>上映時間:120分配給:ゴー・シネマ (C)2010「ばかもの」製作委員会
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スポーツ 2010年12月18日 14時30分
巨人に「菅野指名」を表明させた深い絆とは…
「このあと、記者会見があるらしい」−−。12月14日、巨人・清武英利球団代表が来秋のドラフト会議で「菅野智之投手(21=東海大学)の1位指名する」と表明した。 最速157キロ、球威では今年の1位指名投手・沢村拓一、大石達也(=西武)と比べても、引けを取らないとされる菅野が原辰徳監督(52)の甥っ子なのは、説明するまでもないだろう。清武代表は「結果的に」と、あくまでも『実力』を評価しての1位表明だと強調していたが、今年度のドラフト会議が終わってから、まだ2カ月も経っていない(会見時点)。この時期に、来季の指名を明かしたのは、他球団への牽制だろう。 「メジャースカウトが菅野クンを視察に来ているのは本当ですよ。本当にいいピッチャーだと思います。変化球も多彩で、精神面でも強い選手です。さすがは、原監督の甥、(原)貢さんのお孫さん…」(在阪球団スカウト) 清武代表もメジャースカウトの動向は気に掛けていた。 しかし、この会見で牽制したかったライバルは「国内チーム」だった。 「一般論として、親族の指名は見送る慣例も球界にはあるんです。例外ももちろんありますが」(前出・同) 「原監督の甥」よりも、「原貢氏(東海大学系列校総監督)の孫」であることが“問題”だという。原貢氏と『深い関係』にある者が、広島東洋カープにもいたのだ。貢氏が三池工業高校の野球部監督だった時代の教え子、苑田聡彦スカウト部長である。 「教え子が頭を下げに来たら、『ウン』と言わざるを得ません。高校野球の監督というのは、教え子に対し、特別な感情を抱くものです」(球界関係者) ドラフト1位指名は入札抽選制であり、巨人の思惑通りになるとは限らない。広島に菅野指名を辞退させるためか…。 野村謙二郎監督を迎えてからの広島は変わった。補強にも積極的になった。実現しなかったが、今オフは内川聖一(28)の獲得交渉に乗り出し、ドジャースとの契約が満了した黒田博樹(35)の“奪回”も本気で狙っていた。ドラフト戦略に関してもそうである。 「従来の広島なら、1位指名選手の競合を嫌い、単独指名可能な選手(社会人・大学)か、将来性を重視し、高校生を一本釣りする傾向も強く見られました。競合覚悟で大石(達也=西武)入札に参加したのは驚きました」(在京球団職員) こうした野村カープの動きに警戒を強め、巨人は『前年12月』に菅野指名を表明したというわけだ。 会見が行われた日の様子だが、報道陣はスカウト会議が行われることは知っていた。球団事務所に集まっていたのは、選手の契約更改を取材するためだった。一般論として、この時期に行われるスカウト会議は、重点追跡する選手を確認する程度である。大多数のメディアはそうタカを括っていたら、「このあと、会見を−−」と知らされたのだという。 「オジサン(原監督)との関係を考えれば、菅野の意中球団は巨人だと思います。でも、プロ志望が強いとも聞いていますので、指名された球団に入ると思いますよ」(前出・在阪球団スカウト) 先駆けて1位指名選手を表明するリスクは「ない」とは言い切れない。09年秋のドラフト会議では長野久義外野手の1位指名を表明し、その代償で、菊池雄星の入札に参加できなかった。2011年のドラフト会議まで、あと10カ月間強。新星のように、他の有望選手が出現するかもしれない。 「今回の巨人サンの指名表明は賛成しかねます。私見ですが、他球団が本当に菅野クンを欲しいと思って強行指名すれば、『叔父と甥の関係を壊した』と解釈するファンも出てくるでしょう。また、他選手を指名したいと思っている球団はどうなるのか…。『巨人に加勢するのか!?』と、ファンに勘繰られる恐れだってあるわけです。当の菅野クンだって、4年生最後のシーズンで、何かと窮屈な思いをさせられるかもしれません。巨人入りのイメージが先行するのは良いことではありませんよ」(前出・同) いずれにせよ、早すぎる1位指名表明は得策ではないようだ。
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芸能ニュース 2010年12月18日 14時00分
黒木メイサに男性スキャンダルが目立つ理由
今週発売の写真誌「フライデー」(講談社)で女優の黒木メイサがジャニーズJr.のユニット「Kis-My-Ft2」の北山宏光と東京・六本木のバーから朝帰りする姿が報じられた。 「同誌には、今月上旬、六本木のバーから1人ずつ出てくる写真が掲載されている。店内でも仲むつまじい姿が目撃されたようだが、双方の所属事務所とも交際については完全否定。黒木の事務所によると、2人は以前から共通の知人を介した知り合いで、この日は総勢20人ほどのパーティーに参加していたというが、黒木はCMスポンサーへの建前上、男性スキャンダルはまずいので、事務所がそう説明するのも納得」(週刊誌記者) 黒木の事務所といえば、かつて1人で事務所を支えた先輩の内山理名は少年隊の東山紀之と交際したぐらいで、最近は男性スキャンダルがご無沙汰。黒木と同じ年で、今や黒木と並んで事務所のツートップとして活躍する堀北真希は“スキャンダル処女”だ。 「事務所はタレントもスタッフも女性のみで、豪腕女社長の厳しい管理は有名。タレントはマンションを借り上げた寮に住ませ、そこにマネージャーも住ませて24時間体制で管理させる。黒木のような売れっ子になれば寮を出られるので管理も緩くなるが、とにかく男性スキャンダルは御法度に近い」(芸能プロ関係者) 内山、堀北に比べると、とにかく黒木の男性スキャンダルの多さが目立つ。 公になっているのはニューヨークに拠点を置く新進気鋭のミュージシャン・KEN、歌舞伎俳優の中村獅童だがいずれも破局。ほかにも、「07年ごろにはドラマで共演したKAT-TUNの田中聖ともうわさになった」(先の週刊誌記者)。そして今回の北山で、ジャニーズタレントが“好物”な気もするが…。 「管理が厳しい社長への反発もあってプライベートを気ままに楽しんでいる。社長の寵愛を受ける堀北はいまだにガッチリ管理されているので、それをあざ笑うかのようだ。ただ、黒木の事務所はジャニーズが“お得意様”で、所属タレントのジャニーズとの共演が多い。黒木のスキャンダルがジャニーズとの関係に響かなければいいのだが」(先の芸能プロ関係者) 黒木は以前、週刊誌のグラビアページに登場した際、草食系男子について聞かれ、「草食系って何ですか?私は肉食系しか無理」と言い切っていただけに、『燃えるような恋』にハマっているに違いない。
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芸能ニュース 2010年12月18日 13時30分
実はアブナイお笑いコンビ
浮き沈みの激しい芸能界、現在トップを走っていたとしても決して油断はできない厳しい世界だ。「とんねるずは相当ヤバイと言われています。時代が彼らにあわなくなっている。もちろん彼ら以外にもヤバいタレントはいる」と語るのは芸能ライターだ。さらに驚きの情報も語る。 「実はダウンタウンも来年以降はヤバイのではとウワサされています」 ダウンタウンの現在のレギュラー番組は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』などの4本。『リンカーン』『ダウンタウンDX』はゴールデンでも10%そこそこ。 「爆発的なヒット番組を持っていないのにギャラは高額。コストカットが進む芸能界で彼らを積極的に使うかどうか…」(芸能ライター) 最近のお笑いブームで、ギャラが安い若手芸人は多く輩出された。最近のテレビ番組の傾向として、面白い番組よりコストパフォーマンスの良い番組が評価される傾向にある。 「いくら力があっても、コストが高いと敬遠される。寂しいようですが、これが現実ですね」(芸能ライター) では、コストと人気を踏まえ考えると、これからはどんなタレントが使われやすいのだろうか。 「あくまで、コストと人気のバランスを考えての結果ですが、タカアンドトシ、くりいむしちゅー、ロンドンブーツ1号2号などでしょうか」(芸能ライター) 業界の流れとしては仕方ないことなのかもしれないが、あまりコスト面を重視して控えめな出演陣になることを視聴者はどう感じるだろうか…。
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トレンド 2010年12月18日 13時00分
連載ラノベ 夢ごこち(5)
吉原君に、急に、話しかけられた。 「やっぱり、早瀬さん、オカルト的な話が好きなんだね」 えっ、オカルト? 「今、うれしそうな顔してたよ」 ほんとに…、私、そんな顔をしていたんだ。 それに、もしそうなら、うれしそうな顔をしているところ、吉原君に見られた。 吉原君、どう思ったんだろう。 吉原君が目を細めている。ほっぺたも、楽しそう。 「やっぱり、オカルト、好きなんだね」 どうしよう。なんだか、恥ずかしい。 別のことを話したい。 吉原君に聞いてみた。 「吉原君は、何が好きなの」 吉原君のことだから、歴史かな。 あっ、急にまじめな顔になった。 「早瀬さんのこと、好きだよ」 言われちゃった。でも、「好き」って言ってくれたの、初めて。 うれしい。 けど、私、こういうとき、どうすればよいのかわからない。 同級生の人たちなら、かわいらしく笑って、気の利いた言葉を返すのだろうけど、私にはできない。 黙ったまま、下を向いてしまった。 土の道のなかで、少し大きめの石が、頭を出している。 石に落ち葉がつかえている。落ち葉は風に飛ばされて、吉原君の靴に引っかかった。 落ち葉が、風で揺れている。吉原君の靴を、くすぐっているよう。 でも、落ち葉って、かさかさしている。手に取って親指と人差し指でつまんだら、ぽろぽろ崩れてしまいそう。 落ち葉は、靴からも飛ばされて、がけの下へ消えていった。 静かだ。 ここには、私と吉原君しかいない。 吉原君、今、どんな顔をしているのだろう。 私のことを見て、どう思っているのだろう。 けど、私、真顔でうつむいちゃったから、吉原君、私が吉原君のことを好きじゃないって、思ったかも。 吉原君が、せきばらいをした。何か、しゃべる。 「キスしていい?」 それで今日は一日、様子がへんだったんだ。 けど、どうしよう。こういうとき、どうしたらよいのだろう。手をつないだこともないし、それに、まだ昼間だ。 でも、いやだって言ったら、吉原君に、吉原君のことを好きじゃないのだと思われてしまう。 風だ。石が笑っているみたい。(つづく/竹内みちまろ)
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スポーツ 2010年12月18日 12時30分
かつての隆盛はいずこへ… 正念場迎えたK-1
かつては格闘技界の中枢を担ったK-1が剣ヶ峰に立たされている。 現在、K-1を運営するFEG(ファイティング&エンターテインメント・グループ)が、プロデュースするイベントはヘビー級のK-1ワールドGPシリーズ、中量級のK-1 MAXシリーズ、総合格闘技のDREAMの3つ。 なかでも、K-1ブランドの衰退はFEGの経営に大きな影を差している。格闘技自体の人気下落もあるうえ、日本人スター選手の不在、新たなスターが生まれないなどの背景もあり、ワールドGPシリーズの注目度は急落。同シリーズは年間を通して、ヘビー級のチャンピオンを決める大会だが、興行数は激減し、放映するフジテレビからの協力も得がたくなっている。 一方、どん底に落ちた感があるのがMAXシリーズ。魔裟斗という絶対的なスターが引退し、苦境に立たされた。11・8両国で開催されたワールドMAX決勝戦の視聴率(TBS)は、K-1史上最低の7.6%。瞬間最高視聴率をマークした試合は、MAXとは関係がない元柔道北京五輪金メダリストの石井慧と柴田勝頼の対戦だったとあって、しゃれにもならないものだったのだ。 そもそも、K-1はヘビー級の大型選手同士の闘いが新鮮であったことで人気が出た競技。不人気だった中量級のキックボクシングに注目をさせたのは、魔裟斗ひとりの功績といってもいいのである。その魔裟斗なき後、元々人気がない中軽量級のキックボクシングを普通に見せたところで、世の注目は集められないだろう。 経営難のFEGは、今年7月に中国の投資銀行PUJIと業務提携を結び、現状打破を模索。年明けには新体制を発表するという。大みそかに開催される「Dynamite!!」の成否もさることながら、存続に向け、2011年は正念場を迎える。(ジャーナリスト/落合一郎)