お相手は、なべ氏より10cm身長が高い、8歳年下のDJ兼ディレクターの女性で、挙式は夏頃に行われる予定だそうである。自分よりもだいぶ背の高い女性と結婚してしまうところが、さすがなべやかんといったところか。
実は筆者は昨年末に、なべ氏と筆者の共通の知り合いである方の忘年会に誘われ、その際になべ氏のご厚意により、彼の車に同乗させてもらい、会場まで向かうことになったのだが、そこでなべ氏から今回の結婚について聞いたのである。
車内でなべ氏が随分とご機嫌だったので、「何か良いことがあったんですか?」と聞いたところ、結婚するというお返事が返ってきた。本当に幸せ一杯ななべやかんを心から祝福させてもらいたい。
ところで、なべやかんといえば筆者にとって、怪獣オタクの大先輩でもある。なべ氏の自宅に招待してもらい、そこで怪獣ごっこをして遊んでもらった経験もある。
筆者の周りには、オタクの友人、知り合いも数多いが、どういう訳かほとんどの人が独身貴族である。なべ氏も、ついこないだまでは、その一人にカウントしていた。中には少なからず結婚して家庭を持った、オタクの知り合いもゼロとはいわないが、それでも片手で数えられるくらいの人数しか思い浮かばない。
やはり、アニメや特撮を愛するオタクは恋人を作って、さらには結婚まで至るのは非常に難しいのかと不安に思っていたが、今回のなべやかんの結婚は、そんなオタクでも結婚して幸せな家庭を作ることが出来るという勇気を全国のオタクに与えたニュースだったと思う。
『らき☆すた』の舞台である、埼玉県の鷲宮神社でヲタ婚活のイベントを開催したところ、予想を大きく上回る参加希望者の応募があったことからも分かるように、実はリアル「現実」の恋人が欲しいと思っているアニメオタクはとても多いと思われる。決してリアル「現実」などクソゲーではないのである。
僕達、“三次元萌え”のアニメオタクも、なべやかんの後に続いて、素敵なリアル「現実」の恋人をゲットしようではないか!
(野球狂のアキバ系 伊藤博樹「なべやかん氏とは帰ってきたウルトラマンの呼び方について、よくケンカしてしまうw」 山口敏太郎事務所)