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芸能ニュース 2016年04月09日 16時05分
草刈正雄 豪華「桜を見る会」に参加。美人娘と親子3ショット! 「両手に華」!
俳優の草刈正雄(63)が9日、ブログを更新し、東京・新宿御苑で開かれた安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に出席したことを報告した。 「桜を見る会第1弾」には、長女でダンサーの紅蘭(26)、次女でモデル&女優の草刈麻有(22)と共に出席し、「お天気に恵まれました〜〜桜綺麗でしたよ。桜吹雪も!! 両手に華で行って来ました!!」と美しい娘との3ショットを公開。 その他、デザイナーの山本寛斎、料理評論家の服部幸應や、さらに「桜を見る会第2弾」の題したブログにも、女優の貫地谷しほり、タレントのクリス松村との2ショット写真も公開。貫地谷しほりは、水色ベースの振袖姿でとても美しい。主催者である安倍晋三首相と挨拶している様子なども写真で報告している。
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アイドル 2016年04月09日 15時46分
AKB48大島涼花、岡田奈々、島田晴香、宮崎美穂が4人芝居! 島田は舞台初出演も迫真の演技
劇作家・飯島早苗の名作をAKB48の大島涼花、岡田奈々、島田晴香、宮崎美穂出演、赤澤ムック演出で蘇らせた舞台「絢爛とか爛漫とか」の公開ゲネプロが8日、品川プリンスホテルのクラブeXで行われ、大島、岡田、島田、宮崎の4人が360度の完全円形ステージの壇上で迫真の演技を見せた。 小説家を志す4人の女性の友情を描いた本作は飯島早苗の代表作のひとつ。今回の舞台では大島、岡田、島田、宮崎の4人が和服やレトロな装いで、昭和初期のはいからでお茶目な女性像を演じる。舞台出演の発端は3月配信の「しまちゃん&みゃおの二人っきりの女子会『だれトーク』」(SHOWROOM)で、ゲスト出演した赤澤からのサプライズ発表で急遽4人の出演が決定した。 島田は舞台初出演だったが、短い稽古期間ながらも壇上で存在感たっぷり。見所は4人の衣装や演技ももちろんだが、岡田の予想外な長ゼリフにも注目。公演は9日〜15日まで、品川プリンスホテル クラブeXで行われる。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2016年04月09日 15時42分
つらくても我慢! 鼻水の役割と止めてはいけない理由
気候も良く、お出かけには最適の時期ですが、花粉症の方にとってはまだ少し辛い頃かもしれません。 目はショボショボ、鼻ムズムズと、症状は様々ですが、止めどなく流れ出る鼻水にお悩みの方も多いかと。呼吸もしづらくなり、食べ物の味も感じなくなり、次第に嫌気がさしてくるのが鼻水です。 今回は、医師の小田切ヨシカズ先生に、鼻水の出る理由や役割についてお聞きしました。■鼻水の成分とは? 「鼻水の成分は、鼻腔内の鼻腺から出る分泌液や、血管からの浸出液、大気中の物質などで出来ています。健康な人でも、1日にだいたい1〜1.5ℓほど出ますが、ほとんどは喉を通って胃へと流れていきます。鼻から外に出る量は、多くても200cc程度でしょう。ですから、鼻水が出すぎて脱水症状になるという心配はありません」■鼻水は止めないほうがいい? 「鼻水にはいくつか役割があります。まず、鼻毛が大気中の異物の侵入を阻むフィルターの役割をしているのと同様に、鼻水も細菌やウイルスを体内に取り込まないようにする働きをしています。また、空気を吸い込む際に、そのままだと温度が低く体に負担がかかってしまうため、温度を上げて湿気を与えることで、負担を軽減する働きもしています。花粉症においても、鼻水が出るのは花粉を体外へと排出しようという作用によるもの。なので、鼻水を止めてしまうのはこの機能を停止させてしまうことになり、無理に止めるのはお勧めできない行為なのです」■鼻水を止める方法 「鼻水は必要だから出ているのであって、止めることは改善を妨げていることになります。ですから、出し切るのが一番。とはいえ、人前に出たりする時など、どうしても見栄えが悪くなってしまうこともあります。そういう場合に用いられるのが、マスクにハッカ油をつける方法。吸い込むことで鼻がスーッとして通りやすくなります。また、小鼻の脇にある迎香(げいこう)というツボを指先で押したり、その少し上にある鼻通(びつう)というツボにも改善の効果があるとされています。ですが個人差があるので、いろいろ試して自分に合った対処法を見つけるといいでしょう」 鼻水を無理に止めてしまうと、改善を遅らせてしまうことになるようです。それに、あまりに鼻の中が乾燥しても、ドライノーズという症状になり、ウイルスの侵入や繁殖を促してしまうのだそう。鼻水はほどよく出ているぐらいが丁度いいのかもしれません。【取材協力】小田切ヨシカズ湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。
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アイドル 2016年04月09日 15時18分
高橋みなみ AKB48劇場は「青春のすべて」
8日、AKB48劇場での卒業公演を終えた高橋みなみの囲み取材が行われた。 まず高橋は「リハーサルの時に初めて卒業するんだなと思い最初から泣いちゃいました」と心境を吐露。 横スタの卒業セレモニーと、最後の劇場公演の印象の違いを問われると「横スタの大きなコンサートは皆さんへの感謝を伝える場所。会場も広いので大きなパワーが必要ですが、ホームの劇場で250人のお客さんと向き合うと、どうしても10年前の自分に戻ってしまいます。でもこれが最後なんですね」と感慨深い様子。 今後のAKB48については「過去にとらわれないで欲しいです。11年目のスタートなのでゼロから皆で楽しくAKBを愛して作っていって欲しいです」と語った。 AKB48劇場とはと聞かれると「ホームであり、家でもあり、学校でした。たくさんの事を教えてもらいました。青春の全てです」とキッパリ。
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アイドル 2016年04月09日 15時15分
【帰ってきたアイドル親衛隊】賞レースを辞退したことがブレークに大きく影響したといえる志村香
1980年代はアイドルブームと言われていたが、誰もがブレークして人気者になれたわけではない。多くのアイドルがデビューはしたが、志半ばで芸能界を去って行った。むしろ売れていくアイドルの方が少ないくらいである。それでも世間は何の根拠も無くアイドルブームと呼んでいたこともあり、当時の私もそんな作られたようなアイドルブームにしっかり乗り、必死で追いかけていた。 もちろん常に気になるアイドルは存在していたのだが、今回ここでは志村香を紹介したいと思う。志村香って誰?って思う人は多数派だと思うが、私にとって思い入れはかなり強いアイドルである。志村は、85年4月に映画『パンツの穴 花柄畑でインプット』でデビュー。当時はアイドルが映画の主演をすることがステイタスであった。志村はかつて菊池桃子が主演した映画『パンツの穴』の続編の主演の抜擢であり、相手役は菊池桃子の相手役でもあった山本陽一が演じたことで、前作を凌ぐ作品になるのではないかとアイドルファンの間では大きな話題になっていた。 私も大きな期待を持って映画館に観に行ったのだが、決して駄作では無いのだが、前作で主演の菊池桃子が良すぎたので、続編の評価の低さも尋常では無かった。映画の公開から1週間後には、歌手デビューも決まった。デビューシングルは『曇り、のち晴れ』。この曲でオリコンチャート22位を獲得。ランキングとして決して上位ではないが、当時の売り上げなどを考えたら上出来の順位と言える。 このまま各テレビ局が主催する音楽祭にノミネートして、メディアの露出度を大幅にアップさせることで、アイドル歌手としてステップアップしていくかと思っていたが、志村は何とノミネートを辞退して、賞獲りレースには参加しなかった。かつて菊池桃子が辞退して話題になったこともあった。さらに志村はデビューが菊池が主演した映画の続編だったことで、その流れに乗ったのではないかと言われていた。志村の代わりというわけではないが、当時同じ事務所に所属していた芳本美代子は、賞獲りレースに参加。事務所の戦略なのかわからないが、この賞獲りレースに参加しなかったことが、志村のアイドル人生に大きく左右したとも言えるかもしれない。ちなみにこの年にデビューしたのは、芳本の他に、中山美穂・斉藤由貴・南野陽子・本田美奈子などの豪華な面々が揃っていた。 そんな志村と初めて遭遇したのは85年の10月だった。3rdシングル『秋風はあなた』の発売イベントが、亀戸エルナードで行われた。実はこのキャンペーンを亀戸でやることを知らなくて、偶然に通りかかったら丁度キャンペーンの真っ最中だったのだ。情弱すぎた私は、途中から後方のスペースで観覧することにした。時間にして10分くらいしか観覧していないが、これが私の志村との出会いである。 すごく中途半端な状態で出会ってしまったが、再会するまで時間を要することもなかった。この年の12月に文化放送主催のアイドルイベントが中野サンプラザで行われ、そのイベントに志村が登場した。歌ったのは『秋風はあなた』の1曲だけだったが、亀戸でしっかり聞けなかった曲なので、この日は私にとってリベンジでもあった。 翌年には『夏・体験物語2』の出演が決まるのだが、これもデビュー時の菊池桃子主演の『パンツの穴』のように、続編である。『夏・体験物語』の前作は中山美穂が主演ということで話題になったが、それは放送スタート時のみで、人気番組になることは無かった。その後もシングルレコードを出すのだが、86年8月に5枚目のレコード『知りたがり』を最後にリリースは無くなってしまった。 ここからアイドル歌手から女優へというステップアップするのかと思っていたが、間もなく引退してしまった。今後も復活して何かをやるということはおそらく無いと思うが、今でも志村のデビュー作『パンツの穴』は人気シリーズということもあり、若い世代にも受け継がれているので、それはそれで嬉しいことである。(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)【ブレーメン大島】小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしての顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
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スポーツ 2016年04月09日 14時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈G馬場“唯一の異種格闘技戦”〉
プロレスの迷・珍試合といったとき、必ず上位に挙がるジャイアント馬場vsラジャ・ライオンの異種格闘技戦(1987年6月9日、日本武道館)。パキスタン出身のラジャは、身長209センチの馬場を大きく上回る身長226センチ。試合前は“東洋一の巨人決定戦”と宣伝されていた。 ところが、バンドー空手の使い手という触れ込みのラジャは(ちなみにバンドーとはミャンマーの武術で、素手のキックボクシング的なもの)、試合前の公開練習でキックを放つと同時にすっ転んだことで、早々に“ズブの素人”であることが露見してしまう。 「実は新橋のカレー屋店員をスカウトしてきた」との噂がまことしやかに語られるほどで、つゆほどの緊張感も見られないまま試合当日を迎えることになった。 それにしてもなぜ、馬場の生涯唯一となる異種格闘技戦が、このような形で行われるに至ったのか。 まず、「猪木の異種格闘技路線に対抗して」というのは、猪木自身が格闘技戦を最後に行ったのがこの3年前で、それにわざわざ対抗する必然性がない。 また、「UWF人気にあやかって」という説も説得力に欠ける。この頃、新日vsUWFの対抗戦は確かに人気ではあったが、それはあくまでもコアなファンの間でのこと。決して広く支持されていたわけではなく、テレビ中継の視聴率も低迷していた。よって、これも“プロレスの王道”を自負する馬場が真似するようなものではない。 「理由は当時の馬場と全日が置かれた状況にありました」(プロレスライター) '85年にPWF王座をスタン・ハンセンに奪われてからは、第一線から退いた状態にあった馬場。ハンセンらが馬場を厳しく攻め立てると、観客から「手加減しろ!」とのヤジが飛ぶようなありさまだった。 しかし、ラッシャー木村との義兄弟タッグ、ファミリー軍団の結成はまだ後々のことで、よく言えば馬場は“一人レジェンド枠”であり、実際のところは現役選手として、中途半端な立ち位置にあった。 だが、そんな馬場を、形ばかりとはいえ異種格闘技戦なる大一番に駆り立てざるを得ない事情が、このときの全日にはあったのだ。その原因とは、長州の新日電撃復帰である。 「興行の目玉の一つだった長州の欠場により、武道館大会はカード編成からして困難な状況でした。長州をアテにしていたため参戦外国人選手の数も少なく、このときの『スーパーパワーシリーズ』のメーンイベンター級は、ロード・ウォリアーズとタイガー・ジェット・シンぐらい。ウォリアーズも初来日時ほどの新鮮味は薄く、ほかにどうしても目玉が必要だったのです」(同) また、テレビ放送の事情もあった。この頃の全日は土曜19時からのゴールデン中継。だが、同枠での放映となったのも、もともとは長州ら維新軍の人気を当て込んでのことであり、長州離脱により代替の話題性あるカードを求められていた。 そんなこんなで話題性のあるカードを求められ、急きょの間に合わせとして浮かび上がったのが、馬場vsラジャの異種格闘技戦だったのだ。 「一流の相手を呼ぶには時間がなく、また、往時の力がない馬場に好試合も期待できない。だったら話題性を最優先しようというわけです」(元全日関係) そして、実際の試合も案の定というべき内容だった。 開始早々から左右のキックを繰り出したラジャは、自らバランスを崩してひっくり返る体たらくで、場内の至るところから冷笑が漏れる。チョップやハイキックもスピードや力感に乏しく、ことごとく馬場に防ぎ返されて、第2ラウンドに入ると早々に、馬場がラジャの腕を十字に極めて試合終了となった。 「凡戦とはいえそれでゴールデン中継が成立し、武道館に客を呼べたのだからマッチメーク的には成功ともいえる。素人のラジャだからギャラも格安で済んだようです」(同) それでも全日は、これに味を占めての珍アングル乱発とはならず、王道プロレスに踏み止まった。 暗黒面に堕ちる寸前の全日を救ったのは、この試合のわずか3日前に結成された天龍源一郎と阿修羅原による“激しいプロレス”であった。
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アイドル 2016年04月09日 12時00分
AKB48高橋みなみ 卒業公演で「ただただ10年、感謝です」
AKB48高橋みなみが8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「高橋みなみ卒業公演」に出演、同グループから卒業した。 最後の挨拶として高橋は、「本当に楽しかった」「やり残すことはありません」「ただただ10年、感謝です」とファンへ向け感謝の言葉を述べ、卒業公演に集まったメンバーたちにも「ついてきてありがとう」と頭を下げた。10年間、最後をしめくくる曲は「桜の花びらたち」。前田敦子や板野友美など卒業した1期生たちもステージに集い、高橋の卒業を祝福した。そして劇場のステージの床をポンポンと叩いて、「ありがとうございました」との言葉を残し、10年間立ち続けたステージを降り、卒業公演の幕は閉じた。
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社会 2016年04月09日 12時00分
業界ひとり負けのフジテレビ ヤラセ体質経営陣の超無責任支配
つい先頃発売された新書『フジテレビはなぜ凋落したのか』(新潮社)が売れている。テレビ業界で、今や「ひとり負け」と陰口を叩かれているかつての視聴率三冠王。思えば4月スタートの社運を賭けた報道新番組『ユアタイム〜あなたの時間〜』は“ショーンK問題”でミソを付け、看板ドラマ枠“月9”では歴代史上最低視聴率を更新してしまった。 フジテレビの視聴率に関して、10年前から景気のいい話はほとんど聞かれない。民放は視聴率が悪ければ広告が付かなくなり、広告収入が落ち込む。広告収入が屋台骨だから、当然のことながら企業業績を直撃する。フジテレビ単体の2015年度上期の営業利益は約10億円の赤字となり、これは1959年の開局以来初の赤字転落だった。 元フジ社員はそれでも「相当にごまかしている数字」と辛辣だ。 「いろいろと圧縮して、その上で10億円の赤字なのです。実際の業績はもっと苦しい。フジテレビの持ち株会社であるフジ・メディア・ホールディングス(フジMHD)が2月に発表した第3四半期(4月1日〜12月31日)の数字を見ると、その厳しさがよく分かります。売上高は前年同期比1.7%の増収となったものの、本業のもうけを示す営業利益は同23.2%の減益。好調なのは都市開発事業、すなわち不動産事業だけで、主力の放送事業、制作事業、映像音楽事業、広告事業など、すべてが落ち込んでいるというありさまです」 '15年度は3月31日が最終日。通期の数字は、ほぼ見えているだろう。ちなみに昨年10月末に発表されたフジMHDの通期連結の業績予想は、売上高6440億円、営業利益213億円。前年度('14年度)は売上高6433億円、営業利益256億円だったので、予想の段階ですでに営業利益は前年度を下回っていることになる。 誰が見ても業績はドン底状態なのだが、それでも最高責任者の日枝久会長は責任を取りそうにない。フジテレビ時代も含めると、何と28年間もトップの座に君臨し続けている。業績低迷の責任を部下に押し付けて生きながらえているのだ。 昨年6月のフジMHD株主総会では、社長だった太田英昭氏が産経新聞社会長に飛ばされ、副社長の嘉納修治氏が社長に昇格した。フジテレビの現在の社長は亀山千広氏だが、'13年6月の株主総会で当時社長だった豊田皓氏の後任として昇格。しかし、視聴率を見る限り、その効果は全く出ていない。大手広告代理店関係者がこう語る。 「亀山さんはプロデューサーとしては『踊る大捜査線』などを手掛けたヒットメーカーでしたが、今となってはもう過去の人。現在のトレンドをキャッチできていません。あるいは日枝会長の重しがあって、自由に動けないのかもしれない」 そんなフジMHDが頭を抱えている大きな問題がある。「'14年6月の株主総会は八百長で無効」だとして、一般株主2人が会社を訴えているのだ。質疑応答で発言が認められた株主は16人だったが、「そのうち8人はフジテレビの従業員である」と、株主2人が追及してきた。つまり“ヤラセ質問”というわけだ。 フジMHDはこの事実を突き付けられても、認否せずにのらりくらりと逃げていたが、昨年12月、東京地裁で開かれた口頭弁論で、その8人が社員株主であることをついに認めた。原告が提出した書面には、8人全員のフルネームと役職が明らかにされていたのだが、この情報は原告側に寄せられた内部告発だったという。この事態だけでも、フジ、あるいはフジMHDの経営陣に強い不信感を抱いている社員が少なからずいることが分かる。また同時に、内部統制が全く効かない組織であることも露呈している。 株主総会における質問者のうち半数を身内の株主が占めるなどということは、社会通念上、決して許されない。これほどまでに“ヤラセ体質”が染み付いてしまっているテレビ局に、視聴者の心をつかむ番組作りができるはずもない。 今年2月の口頭弁論で原告側は、日枝会長とヤラセ質問をした8人全員について証人申請したが、裁判長は留保した。その上で、被告側からは株主総会の実務上の責任者である大野貢総務部長を証人とするように決めた。全国紙の社会部記者はこう言う。 「裁判長が一旦留保した証人が復活するのは、かなり難しい。これだけ証拠がそろっていても、社会的に影響力のある大手の株主総会を無効にはできないということでしょう。特に、安倍総理と親しい日枝会長を証言台に立たせるのは、さすがに裁判長も腰が引けるだろうと思いますね」 とはいえ、少しずつ日枝体制は追い詰められているようだ。視聴率低迷にあえぐフジテレビの復活は、この裁判の結果が握っているのかもしれない。
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その他 2016年04月09日 12時00分
【不朽の名作】三谷幸喜脚本の陪審員コメディー「12人の優しい日本人」
1月から放送されているNHK大河ドラマ『真田丸』。この作品の脚本を担当しているのは脚本家の三谷幸喜氏だ。脚本だけに留まらず、映画監督や時々俳優としても登場する同氏だが、その原点は舞台にある。今回はその舞台脚本により近い、三谷氏脚本の映画『12人の優しい日本人』(1991年公開)を紹介する。 同作は1954年にアメリカの舞台劇として制作され、後に映画化やドラマ化もした『十二人の怒れる男』のオマージュ作品となっている。オマージュ元の作品は陪審員にスポットを当てた会話劇で、陪審員制度の長所と短所について踏み込んだ作品だ。 日本では、当時はもちろん、現在も裁判員裁判制度という似た物はあるが、一般人だけが参加して全会一致で被告の罪状を決める制度はないことから、オマージュ作品である同作は、もし日本に陪審員制度があったらという仮定のもとに制作されたコメディー作品となっている。元々は三谷氏を中心に旗上げした劇団「東京サンシャインボーイズ」のために書き起こした舞台用の脚本で、同作はそれを原作として映画化したものだ。 ストーリーは至って単純。裁判で、走るトラックに夫を突き飛ばし、死に至らしめたとされる妻が、有罪か無罪かを話し合うという内容になっている。オマージュ元でもそうだが、この作品もほぼ場面転換もなく、会議室という密室で全ての話が展開する。 元ネタは、脚本が面白ければ、場が動かなくても物語になるという作品の最たるもので、同作は、この部分に習いつつ、三谷氏がよく法廷モノの作品で登場させるような、アクの強いキャラ同士の会話で、場面転換のない部分を補おうとしている。説明セリフが多めの形で進むので、画面を全く見なくても話の流れがわかるほどだ。 タイトルに「優しい」とある通り、この作品では、基本的にひどい夫に悩まされた被告に同情的な形で話ができている。終始被告の有罪を主張している相島一之演じる陪審員2号が理論立てて犯罪であることを説明する部分で、主婦の陪審員8号を演じる山下容莉枝が、こんなことを考えられる人は酷い人だと、陪審員2号への個人攻撃に走るのも印象的だ。もっとも、陪審員2号も実は感情論で有罪にしようとしていたことが後にわかるのだが。他にも言い争いが苦手で口調がきつくなると突然帰ろうとしてしまう、上田耕一演じる陪審員3号や、あんな美人の人妻が罪を犯すはずがないと、えらく個人的な理由で無罪を主張する陪審員7号(梶原善)など、各キャラの生活環境に根ざした非常に感情的な意見が多く、無罪か有罪かを決める判決の場なのに、各キャラが自分の人生語りをしてしまうあたりが非常にコミカルだ。 優柔不断さもかなり際立っており、事なかれ主義で主張しないでいた一部の陪審員たちが、論議が急に有罪に傾き出すと有罪の判断をしたり、無罪に傾き出すとそうだと手のひらを返して賛同してしまうなど、よく“日本人的”と言われる部分を強調している。「どうせ執行猶予がつくから無罪でいいじゃん」と無罪に傾く人はさすがに現実ではいないと信じたいが…。 全体的な流れとしては元ネタが名作ということもあり、非常に良く出来ていて、密室での会話劇だけなのに、退屈感はあまり感じない。しかしこの作品で問題なのが、コメディーにしたおかげで各キャラを誇張しすぎている点だ。全員常軌を逸しているように見える。舞台ならば誇張しすぎなくらいがいいのだろうが、映像でそのままだと、さすがにくどい。その濃い性格の影響で、とにかく論点がずれまくりになることが多く、「またかよ!」とツッコミを入れたくなるだろう。その辺りをツッコミながら楽しめる人にはいいかもしれないが、事件に関する意見や論争を期待している人だと、所々で不快に感じること間違いなしだ。とにかく人の人生を左右する決断だという迫真性がイマイチない。 後半には、弁護士を自称する豊川悦司演じる陪審員11号がリーダーシップをとって、ようやく法廷モノっぽく話を進めるものの、おふざけ要素からはイマイチ脱却できない。感情的になりがちな場なのだから、もっと感情にまかせて法律とかを皮肉る部分などあれば法廷モノとしてしっかりする気がするのだが。オチは確かに陪審員制度の問題に踏み込んで、最良の判断をしたことになっているのだが、そこだけで、それ以外は笑いがキャラの性格に集中しがちだ。まあ、そこは元ネタとの差別化を図ったのかもしれないが、基本的には陪審員たちの口ゲンカを楽しむ作品としてみることをオススメする。 そもそも、大人の「話し合い」なのに、ただの口ゲンカっぽくなってしまうのはどうなのだろうか。ほぼ初対面でそこまで白熱するものなのか? 日本人ならば、中盤に、突き飛ばしたのが事実なのだから、有罪ではあるが、「殺人」ではなく「傷害致死」でという妥協案が出た時点で、全会一致で賛成してしまうような気もする。まあ、コメディーだからそこで終わらないのだろうが。 オチもいかにもコメディーらしいといった感じだ。「あの飲み物の名が伏線だったのかよ!」とあまりの力技に色々な意味でびっくりするだろう。会話のノリが嫌いでなければ、かなり引き込まれる作品であることは間違いない。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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芸能ニュース 2016年04月08日 20時30分
ゴールデンボンバー 4人で活躍するのは戦略
8日に放送された「耳が痛いテレビ 人気芸能人30人が視聴者のクレーム電話に真剣回答!」にゴールデンボンバーが出演、ギャラの配分や4人で活動する意味について語った。 視聴者からの質問で、ギャラの配分について聞かれたゴールデンボンバー。そんな質問に、著作権印税については、すべて作詞、作曲、ボーカルを担当する鬼龍院翔に入ると説明。その金額については他のメンバーはわからないとか。そのほか、ライブなど他の収入は他のメンバーとも平等に分け合っていると語った。 さらに視聴者から、鬼龍院翔以外は演奏することも、音楽制作をすることもないのに、なぜメンバーで活動する意味があるのかと質問されると鬼龍院は、「これ、言ってしまっていいのかわからないんですけど」と前置きした上で、「作戦といいますか、世間の人って、バンドに憧れるんですよ」と説明。売れているバンドが解散した際、その後ソロ活動しても、バンド時代を越えることができないとも。さらに、「各メンバー愛嬌があるので。普通に楽器を演奏する方よりも目立てるという特技はあるので」とも語った。
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みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
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GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
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1980年09月26日 22時06分
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1970年09月26日 22時10分