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社会 2017年12月11日 15時00分
天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 鈴木善幸・さち夫人(上)
前任の大平正芳首相が昭和55年(1980年)6月の衆参ダブル選挙のさなかに急死したのを受け、後継の座に就いたのが鈴木善幸であった。当時、「ロッキード裁判」を抱え権力維持に必死の「闇将軍」田中角栄元首相が、自らの影響力保持のため、コントロールの利く鈴木を半ば強引に総理のイスに押し上げたものだった。 半ば強引というのは、鈴木は元々、強いリーダーシップを発揮するタイプではなく、佐藤栄作政権下でじつに政府・自民党の“まとめ役”としての総務会長を通算10期も務めるなどの調整力が持ち味。衆目の見るところ「総理の器」ではなかったことによる。ために、国民からは「ゼンコー・フー(鈴木善幸とは何者)?」との声も出たのだった。 一方で、自民党内の反田中勢力からは「田中のカイライ政権そのもの」との声を浴び、政権は2年余に及んだが、その間、目指した「行財政改革」はほとんど実らなかったものだった。 夫人の鈴木さちは、「漁業」が縁で結ばれた。 日中戦争さなかの昭和14年、岩手県海浜部の山田町出身の鈴木は時に28歳、疲弊する漁村の救済に情熱を傾け、全国漁業協同組合連合会(『全漁連』)の職員であった。そこに入る前は農林省の水産講習所に通い、ここでは「秀才」と謳われていた。 一方のさちは、20歳、函館水産学校校長の長女で性格はざっくばらん、機転の利く辛抱強い娘であった。東京・赤坂の乃木神社で挙式した。 しかし、箱根と決めた新婚旅行先からして、さちにとっては仰天の日々が待っているのだった。元鈴木派担当記者の証言がある。 「鈴木を慕っていた漁業関係の若者たちが、なぜか宿泊先の旅館についてきた。夜になっても、鈴木はこうした若者たちと“漁業の近代化”について口角泡を飛ばし合ったり、碁を打ったりで、新婚“初夜”もヘチマもなかったそうです。また、新婚旅行から帰った新居でも同様で、夜は必ずと言っていいくらいこうした若者が訪れてくる。 夫人はというと、これら豪傑たちの飲み食いの世話から彼らの薄汚れた六尺フンドシの洗濯まで、ただただ黙々とやっていたという。夫人は、あの当時を振り返って、『この結婚は1、2年ももてばよかったと思っていた』と言っていた」 六尺フンドシといっても幅は一尺はあり、どこの何者かも分からぬ男どものそれを何本も洗うのだから、まずはさちが夫をいかに慕っていたかが分かる。いまのように電気洗濯機の時代ではなく、タライに洗濯板、石鹸でゴシゴシが新妻の“日課”では、今様の新妻なら早々に逃げ出して当然のところであろう。 しかし、こうした新婚時代を乗り切った結婚8年目、さちは妻として大きな転機を迎えることになった。「先々、うまくいけば『全漁連』の会長ぐらいにはなるかも知れない」程度にしか考えていなかった夫が、突然、衆院選に出ることになったからであった。鈴木は、昭和22年4月の戦後2回目の総選挙に出馬することになったのである。 「国会に水産議員を!」の熱望を担って、「全漁連」の推薦を受けたのである。当初は革新系無所属での出馬予定だったが、無所属では院内活動に限界があるとし、最終的には社会党からの公認候補となったのだった。 選挙は終始、苦戦であった。当時の中選挙区〈岩手1区〉は広く、鈴木は「浜のゼンコー」を売りに全力投球していたことで、盛岡市など内陸部の大票田に食い入る余地がなかったことが大きかった。内陸部にトラックを入れて「鈴木をよろしく」などとやると、内陸部を地盤とする対立候補陣営から「鈴木? そんなもんは知らん。陸(おか)のスズキなんちゅうもんは見たこともない。スズキは海のもんだべや」と、まったく相手にされなかったのだった。時に、さちはどう対応したのか。前出の元鈴木派担当記者の証言である。 「夫人は長野県出身で、当時は“ヨソ者”扱いもあっただけに、あまり選挙区には入らなかった。浜のほうの後援会でのあいさつ程度だったが、ここでのスピーチは鈴木より数段うまかったと言われている。県民の気質に合った“魚臭さ”“土臭さ”をユーモアたっぷり鮮やかな言葉づかいでやり、大好評だったそうです。歴代総理夫人のうちスピーチのうまさナンバー1は、政治部記者の誰もが認めるところだった」 開票の結果、鈴木は苦戦の末、定数4の最下位でかろうじて初出馬当選を果たした。時に37歳。このときの当選同期には田中角栄、中曽根康弘らがいる。 しかし、どうしたものか、鈴木は2回目の選挙には社会党を離脱、なんと吉田茂率いる与党の民自党からクラ替え出馬することになる。革新から保守への、まさに「コペルニクス的転回」との批判を浴びた。鈴木同様、妻・さちの正念場でもあったのだった。=敬称略=(この項つづく)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材48年余のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『決定版 田中角栄名語録』(セブン&アイ出版)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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レジャー 2017年12月11日 13時08分
【結果】第69回阪神ジュベナイルF、第10回カペラステークス
競馬の2歳女王決定戦「第69回阪神ジュベナイルF」(GI・芝1600㍍、18頭)は、ラスト200㍍で力強く抜け出した、オルフェーヴル産駒のラッキーライラック(54㌔石橋 修騎手)が優勝。無傷の3連勝(重賞2連勝)で女王の座に君臨した。1分34秒3。2着リリーノーブル・3/4馬身、3着マウレア・1/2馬身。石橋騎手、松永 幹夫調教師とも初勝利。「配当」☆単勝⑪410円☆複勝⑪140円⑦180円④240円☆枠連④⑥720円☆ワイド⑦⑪390円④⑪560円④⑦800円☆馬連⑦⑪920円☆馬単⑪⑦1820円☆3連複④⑦⑪2160円☆3連単⑪⑦④8560円 また、この日中山競馬場で行われた「第10回カペラステークス」(GIII・ダ1200㍍、16頭)は、最後の100㍍で抜け出したディオスコリダー(55㌔津村 明秀騎手)が、スノードラゴンの追撃を1/2馬身抑えて優勝。悲願の初重賞制覇を達成した。1分11秒0。3着ブルドッグボス・1馬身1/4。ディオスコリダーは父カネヒキリ、母エリモトゥデイの牡3歳馬(黒鹿毛)。戦績は11戦5勝。津村騎手、高橋 義忠調教師とも初勝利。「配当」☆単勝⑯660円☆複勝⑯250円⑮450円⑧170円☆枠連⑧⑧8430円☆ワイド⑮⑯2490円⑧⑯970円⑧⑮1710円☆馬連⑮⑯7980円☆馬単⑯⑮1万3580円☆3連複⑧⑮⑯1万7110円☆3連単⑯⑮⑧10万5610円
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芸能 2017年12月11日 12時53分
2017年ブレイクタレント1位、カミナリはなぜウケた?
ニホンモニターによる『2017タレント番組出演本数ランキング』が12月7日に発表された。昨年度と比較し、出演本数の増えたブレイクタレントとして、お笑いコンビのカミナリが1位となった。カミナリは2016年の出演本数5本に対し、2017年は235本と飛躍的に増加させ、ブレイクを果たした。なぜ、これほど受けているのか。「カミナリは、ボケの竹内まなぶとツッコミの石田たくみからなるコンビです。出身地の茨城弁を生かした漫才と、たくみの鋭い“どつき”が特徴ですね。『M-1グランプリ2016』(テレビ朝日系)の決勝進出で、広くその名が知られるようになりました。その後の年末年始特番から出演を増やしたタイミングの良さもブレイクにつながったのでしょう。さらに、漫才のスタイルに反し、2人は幼稚園からの幼なじみというギャップも受けているのかもしれません」(放送作家) カミナリが受けているのは、キャラクターばかりではない。所属事務所も関係しているようだ。「カミナリの所属事務所はグレープカンパニーです。サンドウィッチマンを筆頭に、永野などブレイク芸人を多く排出しています。大手の場合、大物芸人を出す代わりに、新人芸人をセットで出してもらう“バーター”と呼ばれる売り方が一般的です。しかし、グレープカンパニーは小さな事務所のため、カミナリ単独のオファーが可能です。ギャラも大手の芸人に比べて低めにおさえられているのではないでしょうか」(前出・同) あらゆる意味での“使い勝手の良さ”が、カミナリのブレイクにつながったといえるだろう。
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芸能 2017年12月11日 12時33分
「M-1好きな一派が苦手」古市憲寿のコメントに共感の声?
10日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、コメンテーターの古市憲寿が『M-1』(テレビ朝日系)について独自の見解を示し、一部から共感の声があがっている。 番組には、『M-1』優勝のとろサーモンと準優勝の和牛が出演。松本人志、ハイヒール・リンゴらと他局の番組でありながら、裏話などについてトークを繰り広げた。 その中で、MCの東野幸治が古市に対し、「古市さんは『M-1』のほうはご覧になっていないけども、やっぱり…」と水を向ける。松本が「なんで見―へんねん、古市さん」と少々キレ気味に話しかけると、古市は「『M-1』が好きな一派っているじゃないですか。『M-1』が悪いんじゃなくて『M-1』が好きな人が苦手」とバッサリ。 続けて、「とろサーモンが10何年前からずっとこうだとか、とろサーモンの後半のスピード感が凄いとか、まるでスポーツを語るように、今回の大会を語っていて、ちょっとついていけないなと思って…」とコメントし、吉本所属が多いスタジオが一瞬凍りつく。 ここで、松本と同期で仲の良いハイヒール・リンゴが助け舟。「ある種『M-1』ってお笑いの格闘技だと思う。女性が入りにくい」と割り込み、東野が「絶賛でございますけども」と古市の発言をスルー。とろサーモンの「裏話」へと話を移した。 空気の読めない発言で炎上することが多い古市だが、今回の発言も賛否両論。『M-1』ファンからは「ふざけるな」「お前がおかしいだけだ」と批判があがったが、「なんかわかる」「俺も自称評論家は嫌い」「大会を崇拝しすぎて気持ち悪い」など、賛同の声も多かった。「『M-1』は引退した島田紳助氏が企画したもので、松本も第1回から関わっている。『M-1』そのものを否定したわけではありませんが、ファンをけなされて、松本しては面白くなかったでしょう。番組では、ハイヒール・リンゴに向かって『大阪が嫌い』とも発言している。それが彼のウリで、そこを松本も気に入ったのだとは思うのですが、流石に今回はやりすぎた感がある。今後、古市が『ワイドナショー』出演NGになる可能性もゼロではないかもしれません。共感の声もあったので、コメントとしては優秀なのでしょうが、やはり、長い物には巻かれないと芸能界で生きていくのは厳しい」(芸能関係者) 空気の読めない発言がウリの古市だが、少々、やりすぎてしまったのかもしれない。
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レジャー 2017年12月11日 12時29分
女がドン引く瞬間〜ありえないラーメンの食べ方〜
熱いものを飲食することが苦手な猫舌の人は珍しくない。そんななか、愛さん(仮名・28歳)は、男性で熱いものを食べられない人が好きではないと語る。「私は、豪快にたくさん食べる男の人がタイプなので、猫舌の人を見るとガッカリします。過去、年上の男性に高級レストランへ連れて行ってもらったのですが、スープが出てくると彼は、全力で『ふーふー!』と息を吹きかけました。マナー的にもどうかと思いますし、見た目はダンディな人が、公共の場で必死に食べ物を冷ましているのは、みっともないと思ってしまいました」 猫舌の人にとって、特に大変なのは、ラーメンなどの熱いものを食べる時である。愛さんが過去、別の男性とラーメン屋に行った際、信じられない食べ方をした男性がいたという。「別の猫舌男とラーメン屋に行った時のこと。ラーメンって熱々のスープに麺が入っているから、猫舌の人はすぐに食べられないですよね。なので、その男は麺を箸でつかむと、水の入ったグラスの外側に貼り付け、冷ました後で食べるんです。毎回、ペタ、ズルル〜、ペタ、ズルル〜という感じで、周りの目も気にせず、その異様な方法で食べていてドン引きしましたね」 また、チャーハンを食べる際も、潰れるほど平らに伸ばしてから食べていたとのこと。 そんな愛さんは現在、気になる男性とはまず食事に行き、熱いものの食べ方を注視してから交際するかどうかを決めるという。写真・Metaphox
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芸能 2017年12月11日 12時24分
TBS・吉田アナの妊娠で仕事が増えそうな田中みな実アナ
今月3日に妊娠を発表したTBSの吉田明世アナウンサーが10日、レギュラーを務める同局の情報番組「サンデー・ジャポン(以下、サン・ジャポ)」で、年内で番組卒業を発表することを発表した。 吉田アナはこの日は大事を取って番組を欠席したが、前任で現在フリーの田中みな実アナウンサーが進行を務めた。 吉田アナは番組途中に自宅からの中継で出演し、ニュースを紹介。体調については、「すっかり落ち着きました。元気に他の仕事もさせてもらっています」と回復ぶりをアピール。出産予定日については、「順調に行けば、夏前あたりに」と明かした。 その後、吉田アナは再び中継で登場。「3年とちょっと前に田中みな実さんから引き継がせてもらった『サンデー・ジャポン』ですが、今年いっぱいで卒業させてもらうことになりました。お世話になりました」とあいさつし、卒業を発表。年内に出演する放送はあと2回だが、「番組の力になれるように、頑張らせてもらいます」と意気込んだ。「おそらく、年内でほかの番組もすべて降板することになりそう。ただでさえ、アナウンサーの数が少なく、1人あたりの負担が大きいのに、吉田アナの産休で、ほかのアナウンサーが埋め合わせなければいけないので、アナウンス部の幹部はかなり頭を悩ませているようだ」(TBS関係者) 現在、吉田アナが担当するのは、「サン・ジャポ」のほか、朝の情報番組「ビビット」、「爆報!THE フライデー」など5本。それに加え、TBSラジオの「たまむすび」の曜日パーソナリティーを務めている。「すべてをTBSのアナウンサーでカバーするのはかなり難しい。そこで、白羽の矢が立ちそうなのが田中アナ。現在、テレビ4本、ラジオ3本のレギュラーを抱えているが、フリーなので、まだ“余力”はあるはず」(テレビ局関係者) 今後、田中アナをテレビで見る機会が増えそうだ。
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芸能 2017年12月11日 12時21分
とんねるずとの共演についてダウンタウン松本「浜田さんが…」
お笑いコンビ、ハイヒールのリンゴが、10日「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、とんねるずの木梨憲武を絶賛した。 この日、番組では来春に終了することが決まった同局の「とんねるずのみなさんのおかげでした」の話題を取り上げ、リンゴが番組出演時の思い出を語ることに。 リンゴは同番組の「木梨憲武のあなたの願いを叶えます」という企画に参加し、大阪を案内しつつ、夢を叶えたい大阪のおばちゃんを探したそうだ。朝からスタートしたロケだったが、結局、企画に合った一般人を見つけられず。それにより、リンゴが急遽“一般の大阪のおばちゃんの代役”として東京ロケに連れていかれることになった。 しかし、これはまさにその場の思い付きの出来事。リンゴが東京に行くことは想定外であったため、「航空券はエコノミークラスが用意されていた」そうだ。だが、それに木梨は気を遣い、本来ビジネスクラスでチケットを取っていたにも関わらず、エコノミーの最後尾にプロデューサーと座っていたという。 リンゴは当時のことを振り返り、木梨を「すごく気配りの人」と絶賛。「私がエコノミーにいるから気を遣って、自分もエコノミー席を取った。その気配りは、やはり、ずっと一線でやっている人やなと思いましたね」と付け加えた。 「みなおか」終了に関しては、悲しみの声や妥当といった厳しい声も世間からは聞こえてくるが、松本は「お疲れ様でしたって、ポジティブに受け取りたい」とこれまでの実績を称えるよう言及。ゲストのスチャダラパー・BOSEも「松本さんがとんねるずのことを言うのは興味深い」と感慨深げだった。 ちなみに、至るところで聞かれる“ダウンタウンととんねるずの不仲説”について、ゲストの古市憲寿が問うと、松本は「全然悪くない」ときっぱり。ゲスト出演もアリだと話したが、「ただ、浜田さんが“出ず嫌い王”だから」と笑わせていた。 低視聴率が続き終了となった「みなおか」だが、30年続けられたのは、今回のエピソードのような、とんねるずの人柄もあったのだろう。
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芸能 2017年12月11日 12時20分
キムタク、若者向けの新CMが決定?
元SMAPの木村拓哉が、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」のCMに出演することを、一部スポーツ紙が報じている。 所属するジャニーズ事務所の公式サイトによると、木村は現在、タマホームとデサント(アジア諸国一部のみ)の2社と契約を結んでいる。「契約は結んでいるものの、昨年のSMAP解散騒動でSMAPのファンから“戦犯”とされイメージダウン。そのため、現在、CMは流れていない」(広告代理店関係者) 記事によると、木村が新CMに起用されるのは昨年1月以来、約2年ぶり。ソロ活動開始後、初めてとなるという。スマートフォン用アプリのCMに木村が出演するのも初めて。 肖像権の管理問題などで、ネットビジネスとはこれまで一線を画していたジャニーズ事務所だが、LINEに関連するCMには出演。 今月7日に生配信された「LINE LIVE」にV6の岡田准一が出演したことでも話題になっていた。「ゲスの極み乙女。の川谷絵音との不倫騒動で活動を休止していたベッキーは、騒動後初CMはLINEだった。キムタクにとってもある意味、来年は“出直し”の年。ベッキーと同じような状況ということもあって、LINEのCM出演を決めたのかもしれない」(芸能記者) 木村は今年のGW、主演映画「無限の住人」が公開された。公開前から大々的にPR活動を展開していたものの、観客動員は伸び悩んでしまった。 来年は、1月期にテレビ朝日系連続ドラマ「BG〜身辺警護人〜(仮)」に主演し、ボディーガード役に初挑戦。 また春には、主演映画「検察側の罪人」が公開され、再来年も主演映画「マスカレード・ホテル」に主演し、刑事役に初挑戦する。事務所から独立した元SMAPの3人に勢いで押されっぱなしの木村だが、ようやく“本気”になった?
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芸能 2017年12月11日 12時00分
テレビ各局が争奪戦を繰り広げる広瀬すず起用の魅力的コスパ
人気女優の広瀬すず(19)が、'19年のNHK朝ドラ『夏空』でヒロインを務めることが発表された。 「広瀬は戦後の北海道・十勝を舞台に、日本アニメの草創期に活躍した女性アニメーターとして登場します。アニメ好きだという広瀬は、企画書のみで出演を快諾したそうです」(芸能事情通) オンエアは再来年の4月にもかかわらず、約1年半も前にヒロインが発表されるのは異例のこと。表向きの理由は…。 「ドラマの舞台となる北海道の夏は短い。来年の夏から撮影に入りたいというのがNHKサイドの主張です」(芸能プロ関係者) だが、実際には、“すず”を巡る熾烈なテレビ界争奪戦があったという。来年も2本の映画公開が決まっていることに加え、 「1月スタートの『anone(仮)』(日本テレビ系)で3年ぶりの連ドラ主演も果たす。脚本は『Mother』(同)や『Woman』(同)などの名作ドラマで知られる坂元裕二氏。他に阿部サダヲ、小林聡美、瑛太、田中裕子ら豪華俳優陣が脇を固める日テレが1月期から勝負をかけた作品です」(制作関係者) そればかりではない。日テレの撮影終了と同時に、TBSの連ドラに出演が内定。4月期に放送される火曜ドラマ『花より男子 スーパーリターンズ シーズン3』(仮題22時〜)のヒロインにも抜擢されるというのだ。 「同作からは、かつて松本潤、井上真央、小栗旬、松田翔太、阿部力、生田斗真、戸田恵梨香など、数多くの人気者が生まれている。間違いなく'18年度の注目ドラマになる」(同) 今回の『花より男子』だが、共演に菅田将暉、三浦春馬、福士蒼汰、新田真剣佑などの名前が挙がっているほか、姉の広瀬アリスも、謎の教師役で登場する予定だ。 今や右を見ても左を見てもすず一色に染まったテレビ界。人気の秘密は何か。 「ここ数年、関係者で最も注目される若手女優の筆頭が広瀬です。とにかく演技力が抜群。まだ20歳前だと言うのに、妙な色気が全身から滲み出ている。いい歳をしたベテランスタッフでさえ、彼女に微笑まれでもしたら骨抜きになってしまうんです」(放送作家) さらに、広瀬の元にオファーが殺到する理由がもう一つあるという。 「抜きん出たコストパフォーマンスです。彼女の1本当たりの出演料は日テレが80万円〜。TBSが100万円〜。NHKは20万円〜。ところが潜在視聴率が9.5%もある。起用しない理由がないというわけです」(テレビ関係者) 現在、広瀬を巡ってはNHKやテレビ朝日、フジテレビもオファーをしているという。全局完全制覇は時間の問題のようだ。
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社会 2017年12月11日 10時00分
超高齢化社会で2兆円市場へ 小売・食品業界がせめぎ合う介護食バトル
65歳以上の高齢者人口が約3400万人となり(2016年)、'25年には3600万人で3人に1人が高齢者となる日本。そのため今、介護食業界が新未来産業として大注目され、食品業界はもちろん、異業種を巻き込み続々と新規参入が相次ぎ、“介護食戦争”が勃発しつつあるという。 最近の動向を、食品業界アナリストが、こう解説する。 「高齢者は、噛む力や飲み込む力が低下したことによって食が細くなり、必要な栄養が足りていない。そうした人のためにカロリー摂取や栄養バランスなどを考慮した介護食は、これまで一部の食品業社が取り組んできました。しかし最近、栄養バランスがいいことから、介護食が要介護者ばかりでなく、普通食を摂れる高齢者の間でも好む人が増え、需要が高まっているのです。取り入れる手段も、自宅宅配や施設や病院での配食、スーパーやドラッグストアなどでの購入など、裾野は拡大しています」(食品業界関係者) 現在、約1200億円という介護食の市場規模は、近い将来、1兆円から2兆円に急成長すると分析するシンクタンクもあるほどだ。そのため今、新規参入業者が続々と現れているというわけだ。 各企業はどう動いているのか。まず、約20年前から介護食を手掛けてきたキューピー。 「高齢者の噛む力、飲む力には格差がある。同社はその力に応じて区分した、ユニバーサルフード区分に沿った“やさしい献立”シリーズを開発し、介護者、被介護者らから多くの支持を集めている。味付けも商品ごとに実に丁寧で多彩。飽きがこないための工夫のほどが窺えます」(同) 明治でも、介護食に力を入れる。 「三度の食事にプラスαする栄養食として、ストローで飲める『メイバランス』シリーズがある。また『ごろっと野菜』シリーズは、一袋35〜80グラムを目安にした様々な野菜を、ポトフ、カレー、スープなどで補給できるように工夫している」(同) 明治に対抗してか、森永乳業もグループのクリニコが、介護食『やわらか亭』シリーズに親子丼、しょうが焼き、角煮丼など、肉メニューを充実させている。 一方の小売スーパーも、介護食に力を入れ始めた。イオンは、シニア向け各種イベントや商品の品揃えに積極的だ。例えば開店前、高齢者向けに体操イベントを取り入れる店舗もある。 「イオンでは、これまで20品目だったプライベートブランドの介護食を'18年2月に40品目に倍増し、さらに系列のドラッグストアなどでも積極的にPRするという。前年比10倍の10億円の売り上げを目指しているといいます」(経営アナリスト) 小売では他に、イトーヨーカ堂も介護用品売り場『あんしんサポート』コーナーを置く店舗を中心に、介護食の充実を図る動きを見せている。 「また、食品関連企業、例えば、アサヒビール系列のアサヒグループ食品も、“いつまでもおいしく”“栄養バランス”などに力点を置いた『バランス献立』シリーズ33品を、今年9月から発売開始している。歯茎でつぶせるすき焼き、舌でつぶせる鯛雑炊、噛まなくていい牛肉などがそれで、パック入りを平均180円前後で売り出し、かなり好評を得ているといいます」(前出・食品業界関係者) アサヒグループ食品では、'20年度までにシニア向け食品の売り上げ目標を50億円として攻勢をかけるという。 また、ボンカレーでおなじみの大塚食品では、カレーなどの1食100キロカロリーという『マイサイズ』シリーズを発売した。 「通常のレトルト食品と変わらない噛み応えや味付けでありながら、高齢者が控えたい塩分やカロリーを抑えてあるのが特徴。介護食と健康食の、ちょうど中間を狙ったものです」(同) 意外な外食チェーンも、介護食に参入している。牛丼の吉野家だ。高齢者施設や病院の給食、介護食などを手掛ける三井物産系列のエームサービスと組んで、2月から高齢者向け『吉野家牛丼』を提供し始めている。 「冷凍食品『吉野家のやさしいごはん 牛丼の具』がそれ。やわらかタイプと、噛まなくて済むきざみタイプの2種類を、まずは、介護施設向けに売り出している。食した人たちの脳裏に昔、食べた味が残っているのか、完食する人が多いという。吉野家では当面、700万食を目標とするというが、反応のよさを受け、今後、それを上回る需要拡大も見込めると強気のようです」(同) まだ1000億円台と全体のパイが少ない介護食は、「そのほとんどの販売ルートが通販というのが現状」(関係者)という。これが店頭販売の普及によって、爆発的な拡大が始まるのは間違いなさそうだ。
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