「なにしろ『ぐるナイ』はゴールデンタイムの放送時間でありながら、このところ視聴率が10%を切ることもあり低迷が続いています。昨年12月の、TOKIOの国分太一の卒業発表時は、15.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区平均)と高視聴率を記録しましたが、毎回こうした企画ができるわけではありません。若い世代に番組を見てもらいたい制作側の思いがうかがえますね」(放送作家)
昨年末の「ゴチ」では、ナインティナインの岡村隆史の相方である矢部浩之の4度目のクビが決定し、1年間の休業に入っている。現在のレギュラーは、岡村、橋本、中島のほか渡辺直美、大杉漣、羽鳥慎一の並びだ。
「もともと大杉と羽鳥アナは幅広い視聴者に受けが良いですし、渡辺も好感度が高いので安全パイといえます。そこに、ジャニーズアイドルの中島健人と、女性アイドルの橋本環奈を加えることで、男女ファンをまんべんなく取り込みたいのでしょう。この春の『めちゃ×2イケてるっ!』(フジテレビ系)終了後は『ぐるナイ』が、ナイナイにとっては、メインとしては唯一の定期レギュラー番組となりますから、なんとしても維持したいところでしょう」(前出・同)
『ぐるナイ』にとっては、この1年が正念場といえるかもしれない。