1998年のパート1開始以降、矢部は今回が4回目のクビ、国分は初めてのクビとなり、国分のゴチ連続出演記録は途絶えることとなった。
ここで気になるのは、矢部・国分らに代わる新メンバーである。
新メンバーの発表は、来年初回の『ぐるぐるナインティナイン』にて発表される予定だが、ここに「ジャニーズ事務所枠」が設定されるかどうかが、今後の新メンバー決定の焦点となりそうだ。
テレビのキャスティング事情に詳しい放送作家はこう語る。
「国分さんの後枠には、国分さんよりも若いジャニーズの後輩が出てくる可能性は非常に高いです。『ぐるナイ』とジャニーズは、それこそ20年以上の付き合いがあるので簡単に切るわけにもいかないですし、クビ確定前から国分さんの後釜は用意しているでしょう。TOKIOの後釜なのでバラエティ慣れしている関ジャニの誰かか、キスマイの誰かと噂されていますが、こればっかりは蓋を開けてみないとわかりませんね」(放送作家)
また、従来のゴチであれば、クビになった番組レギュラーは覆面を被ってミニコーナーに参加したり、味見係として企画に携わり、次シーズンまでひたすら出番を待つことになるが、今回の国分太一のクビは、そのまま『ぐるナイ』という番組そのものの降板になるのではないかとされている。
なぜなら、国分は現在、TBSの平日朝の帯番組『ビビット』の司会のほか、フジテレビやテレビ東京にも多くのレギュラーを持つ売れっ子タレントとなっている。
今更、「負けキャラ」として『ぐるナイ』に出演するメリットはどこにもなく、このまま後釜のジャニーズの後輩に譲る、という路線が濃厚である。