二階堂は番組のラストで、涙ながらに卒業の理由を語り、「役者として色々勉強していきたいという気持ちもあり、お芝居の方に集中させて頂けたらなと思います。中途半端な感じになってしまい、申し訳ありません」と謝罪した。二階堂の『ぐるナイ』出演は2017年いっぱいとなる。
確かに、二階堂は来年のNHK大河ドラマ『西郷どん』の出演のほか、映画『いぬやしき』の主演など、例年以上に女優としての仕事が増えることが予想されるが、今回の突然ともいえる降板劇は、二階堂の説明以上の「裏事情」があるのではないかと噂されている。
まず第一に噂されているのが『ぐるナイ』における二階堂の人気の無さである。バラエティ番組に詳しい芸能記者はこう分析する。
「二階堂さんは2016年のゴチメンバー就任以降、特に見せ場もないまま現在に至っています。彼女は料理を食べても、特にうまいコメントをするわけでもなく、リアクションも特別うまいわけではありません。そのため、番組ファンからの人気はあまり高くなく、今回の卒業は『至極当然』との声も大きいようです」(芸能記者)
また、二階堂の降板は、芸能界の裏事情が関係するのではないかとの声もある。前述の芸能記者はこう語る。
「二階堂さんはゴチ出演以降、女優として確実にキャリアを積み重ており、来年2018年以降は、大河に加えて、日テレ以外の民放から連続ドラマの主演の話が来ているようです。いくらバラエティ番組でも、他局の主演女優をレギュラーに入れておくと、『ゴチ』でゲスト枠として参加する俳優・女優のブッキングにも影響が出てしまいます。『ぐるナイ』スタッフとしても、遅くても来春には二階堂さんを切らざるを得なかったと思います」(前述の芸能記者)
女優活動が順調な二階堂ふみにとって、『ぐるナイ』はすでに「封印したい過去」なのかもしれない。