事の発端は、村本が1日午前1時から放送の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)に出演し、憲法9条や自衛隊について議論したこと。
この中で、村本は非武装中立論を主張。これに対し、出演者の1人が、「攻撃されたらどうするの? もし侵略されたどうするんですか? 白旗あげて降参なの?」と質問。また、司会の田原総一朗も「もしも日本が米軍と自衛隊がいなかったら、尖閣は中国が取りに来る。取られていいわけね?」と指摘。
これに対し、村本は「僕は取られてもいいです。明け渡します」と発言。続けて「もし皆さんの身内に自衛隊とか軍隊がいて、その身内が人を殺して国を守ることって…」とコメント。この言動に、出演者は呆れた表情を浮かべる。
そして、出演者の1人が「敵を殺さないと、自分が殺される状況になったどうするの?」と問いかけると、「僕は殺されます」と断言し、「僕はそういう考えだからいいでしょ」と開き直る。
ところが、「あんたがそれをやるのは立派だけれど、それを他者に義務として押し付けられますか?ということなの」と指摘されると、村本は黙ってしまう。ここで、田原が「警察も要らないか?」と話題を変え、なんとか話は違う方向に。
さらに、「沖縄をくださいって言ったらあげるんですか?」と向けられた質問について、「もともと中国から奪い取ったんでしょ」とソース不明の暴言。スタジオが凍りつく。
凍りついたスタジオとは対照的に、ネットは大炎上。「レベルが低すぎる」「沖縄を日本が中国から奪ったなどという事実はない」「小学校から勉強し直せ」など大炎上。その勢いは、本人がツイッターで「2018年の1年分叩かれている」とこぼすほどだった。
「非武装中立論を唱えるのは彼の勝手ですが、『沖縄を中国から奪い取った』という発言は明らかに間違った発言で、公共の電波に乗せていいものではない。
彼がどのような意図でこのようなことを口走ったのかはわかりませんが、テレビ局側としては、何を言い出すかわからない彼を出演させるのは、はっきり言って難しいのでは。
彼には彼の信念があるのでしょうが、政治問題をネタにしたことで、彼自身の人気や活動範囲を狭めてしまっているように思います」(芸能関係者)
今後、村本はどのような方向に進むつもりなのだろうか?