11日に東京ドームでのコンサートを終えた「Hey!Say!JUMP」。翌日、マスコミは「5万人大熱狂」と書きたてたが、あるテレビ局関係者は「土日公演なのに、結構、あちらこちらに空席があってね。まあドーム公演だからしょうがないのかなって思うんですが、それにしてもって感じですよ」。
その厳しい現状を物語るかのような話まで出てきた。
「大阪公演もドームなんですが、ツイッターなどには『チケットあげるから来て』って書き込みがあったそうです。本当かどうかは分かりませんが、東京ドームの現状を見ていれば、いたし方がないのかなって思ってしまいますよね」と同関係者。
並みの人気ではドームを埋めることは出来ないのだが、「Hey!Say!JUMP」はこれまでにも、ドーム公演をやってきてしまったグループ。ある業界関係者は「人気が下がったからといって、会場のランクを下げるわけにもいかないんです。それこそ人気がなくなってきたと認めるようなものですから」と難しい事情もあるという。
グループの中心的存在は山田涼介、高木雄也といったところなのだが、「山田はまだしも、高木がAKBと一緒に『私立バカレア学園』に出たことが痛かったかも。AKBのファンは喜んで見るかもしれませんが、ジャニーズファンはAKBメンバーと出ているジャニーズタレントを冷めた目で見ちゃいますからね。その辺の戦略も痛かったかな」とは前出のテレビ局関係者。今回のツアーで再浮上のきっかけがつかめるか。