-
芸能 2019年07月06日 18時00分
TOKIO長瀬、キンキの2人、V6井ノ原が4人でデビューする計画があった?
ジャニーズ事務所唯一のデュオといえば、KinKi Kidsだ。関西ジャニーズJr.発の第一号である堂本光一&堂本剛。この2人がいなければ、関ジャニ∞、ジャニーズWESTのメジャーデビューもなかっただけに、輝かしい実績は称賛されてしかるべきだ。 2人は、97年のデビュー前から連ドラの主演を何度も務め、社会現象と呼ばれた作品に数多く出演。同世代Jr.の中では群を抜いて、人気・知名度が高かった。直の師匠は、解散したSMAP。入所直後からおよそ2年にわたってバックダンサーを務めている。 「KinKi Kidsを名乗る前は、ほんの少しの間、違う名前で活動していました。SMAPが92年に『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に出演した際、『KANZAI BOYA』(カンサイボーヤ)と紹介されているからです。KinKiになったのは、その翌93年4月。『キスした?SMAP』(朝日放送ほか)で紹介されて以来、今の形で落ち着きました」(女性週刊誌の芸能記者) KANZAI BOYAからKinKi Kidsに移行するわずかな間、4人組の「ジパング」というユニットが生まれている。ほかの2人は、V6・井ノ原快彦とTOKIO・長瀬智也だ。ジャニー喜多川社長は、関西(KANZAI)出身の4人組で歌手デビューまで持って行きたかったようだ。しかし、剛&光一があっという間に人気者になったため、4人組は幻と化した。井ノ原が東京都、長瀬が神奈川県出身だったのも、取りやめた理由だ。 そんなジャニー氏お得意の思いつきプランに弄ばれたのは、長瀬だ。長瀬はJr.時代、仕事では井ノ原とステージの立ち位置がシンメになることが多く、プライベートでは剛&光一と遊ぶ仲だった。剛はファンの子から、「ジパングで歌手デビュー」という噂を聞かされたこともあった。 しかし、ふたを開けてみれば、奈良県出身の剛と兵庫県出身の光一が、近畿の冠を有してメキメキ頭角を現した。長瀬と井ノ原はハシゴを外された格好。KinKiと親友だった長瀬は、「もうオレはこの2人とは一緒にやらないんだぁ」と肩を落としたという。 結果的に、CDデビューはTOKIOが94年、V6が95年、Kinkiが97年で、剛&光一がいちばん遅い。今では、TOKIOから山口達也さんが脱退して4人になり、音楽活動は休止中だが、3グループはジャニーズタレントのまま。すでにキャリア20年を超えており、ベテランの域に達している。ジパングは発展的解消を遂げて正解だったのだ。(伊藤由華)
-
その他 2019年07月06日 18時00分
釣れた魚と旨い酒!日本全国釣り行脚 東京都足立区・綾瀬川産ウナギ
梅雨のすっきりしない季節となってまいりました。グショグショやグチュグチュが大好きなワタクシも、シトシトやジメジメはあまり得意ではありません。で・す・が、梅雨のジメジメした時期に好期を迎える釣魚もおります。ウナギです。ウナギといえば「暑い盛りの土用丑の日」的なイメージですが、こと釣りに関しては梅雨が明ける前のジメジメな季節が一番なんですな。 そんなウナギを狙って、東京都は足立区の綾瀬川にやってまいりました。東京でも綾瀬や亀有といった界隈は、どことなく昭和な香りが残るエリアで、この川もまさに「昭和のドブ川」といった雰囲気です。 この綾瀬川は毎年、国交省から発表される全国一級河川水質現況調査(別名:全国汚い川選手権)で1980年から15年間連続優勝という、白鵬も顔負けの輝かしい経歴を持つ、いわばドブの大横綱。D専(ドブ専)のワタクシにすれば、釣り場として相手に不足はありません。 さて、そんなドブ川にウナギなんているの? と思われるかもしれませんが、多分……、います。というのも、昨年、この連載で大阪城公園近くの城北川でウナギを釣っており、この城北川もなかなかにハイレベルなドブ川でした。 とはいえ、今回は多くの優勝経験を持つ綾瀬川ですから、ドブの格が違います。果たして、ウナギは釣れるのか?★暗がりに蠢く長物に歓喜! さて、日没前のまだ明るいうちに今回の釣場となる東京メトロ千代田線の鉄橋付近に到着すると、釣り人の姿はありません(当たり前か)。この釣場の最大のメリットは、川と平行に高速道路が走っていること。つまり、今日のようにシトシトと雨の降る梅雨空でも、まったく濡れずに竿を出すことができるんですね。 それにしても、初めての釣場というのはワクワクするものです。逸る気持ちを抑えつつ、3本の竿に仕掛けを結び、エサのミミズを付けて投入、竿の先に鈴を付けたらセット完了。後は魚が食いついて鈴が鳴るのを待つばかりです。 周囲に目をやれば、鉄橋には電車が頻繁に行き交い、人通りや車の往来も多く、およそ「自然」とは対照的なこの環境。無機質なコンクリート護岸のドブ川に向かって竿を出す、この何ともいえない感覚こそが、ドブ川釣りの魅力と言えましょうか。 さて、30分ほど待ちましたがアタリはなく、仕掛けを上げてみるとエサは取られておりません。といっても、ウナギ釣りは暗くなってからが本番ですから「そのうち釣れるでしょう」と、エサを交換して再び仕掛けを投げ入れます。ウナギ釣りはこの「のんびり感」がまたいいんですな。 待つことしばし、あたりもだいぶ暗くなり、夜行性のウナギがいかにも蠢き出しそうな雰囲気になってきました。「そろそろやな…」と思ったタイミングで「チリンッ」、と短い鈴の音が。さらに待っていると「チリリリリリンッ!」と激しい鈴の音とともに1本の竿尻が浮きました。ここで竿を手にしっかりと煽ると、確かな重量感が伝わります。 のんびりしていると障害物に潜られたり、仕掛けに絡み付いてハリを外されたりするので、強引な速巻きで巻いてくると、「バシャバシャッ」と水音をたてて上がってきたのは、45センチほどのウナギです。 「やはりいたか(ニヤリ)」とウナギを針から外していると、またも「チリリリリンッ!」と激しい鈴の音が鳴り響きます。★万全を期したがこの香りは… 慌てて竿に駆け寄り巻き上げると、さらなる重量感で50センチほどの丸々と肥えたウナギです。この調子ならさらなる追釣が望めそうな場面ではありますが、この2本でもう十分に納得。竿を仕舞うことにしました。 帰宅後はさっそく、鰻丼で賞味。なのですが、前述の城北川のウナギでは下水処理臭に閉口したこともあり、今回は皮を剥いでスキンレスウナギにして食べてみることにします。皮目の脂は、旨味であると同時に臭いが付きやすいので要注意。 剥いだ時に物凄い脂乗りが感じられたことで、ひょっとしたら? と期待しつつ熱々をパクリ…。う〜ん、やはり下水処理臭といいますか、ドブ鰻特有の香りが鼻につきますな。 とはいえ、責任を持って完食することもドブ師の務め。キリッとした飲み口が特徴の『嘉泉 極め付け辛口』の助けを借りつつ完食…。ごちそうさまでした。 まあ、味の評価はさておき、今回はドブの横綱で釣ったことに満足。と言いつつも、高級魚ともいえるウナギがせっかくいるのに、残念な味に染まってしまう環境って、何だか切ないですねぇ…。***************************************三橋雅彦(みつはしまさひこ)子供の頃から釣り好きで“釣り一筋”の青春時代をすごす。当然の如く魚関係の仕事に就き、海釣り専門誌の常連筆者も務めたほどの釣りisマイライフな人。好色。
-
レジャー 2019年07月06日 15時15分
「無理だと思っても菜七子馬券を買う」 七夕賞 藤川京子の今日この頃
荒れる事が多いレースですが、堅い時もあります。前が残りやすいから荒れるとも言えないのです。昨年の250万馬券も、逆に前が総崩れして軽ハンデの馬も絡んで大荒れでした。しかし、今年はハンデ戦にも関わらず、1番軽い斤量が54kgで、ここ10年とは随分違う様相です。そもそも穴の江田照男騎手がいないのです。寂しい限りですが、その代わりではありませんが藤田菜七子騎手がいます。 七夕賞で、七の繋がりではありませんが、菜七子騎手が勝ったりしてとか思ってしまうのは私も同じです。騎乗するのはゴールドサーベラス。近走の走りを見ると、ちょっと厳しい戦いになりそうですが、あのスクリーンヒーロー産駒です。昨年の前半迄は調子がよく中山の右回りで連勝していました。福島も右回りです。しかし、2走前の今回と同じ福島の2000mは8着。ただ、前走よりも斤量は2kg軽くなるので、それよりは速く走れると思うのですが、今回のメンバーは強い馬が多いし、苦しいのは変わらないと思います。 ちょっと無いかなと思ってしまいますよね。でも、毎年そういう馬が馬券に絡むのですが、今年はいつもの七夕賞とは違うので、ある意味ハンデ差が少ない普通のレースなのかもしれません。買いたいけど買えないそんな感じですが、ロマンを求めるなら有りです。調子さえ戻っていれば十分ありえます。条件はペースが遅くなる事ですが、もう一つは、異常にペースが速くなって、前走の様に末脚が効くレース展開です。珍しく後ろから行って4着。調子が良い時は、この馬は後ろに構えて末脚が勝っています。 今回のメンバーは、前に行く馬が多く、勝ちに来る馬が多い気がします。ブラックスピネル、ベルキャニオン、ロードヴァンドール、タニノフランケル、カフェブリッツ、マルターズアポジーが前を取りに来ると思います。特にマルターズアポジーとブラックスピネルは、譲らない可能性があるので、端からやり合ってしまうかもしれません。そうなると必然的にハイペースもありえます。 問題は他のベルキャニオン、ロードヴァンドール、タニノフランケル、カフェブリッツが、釣られて行くか抑えるかですが、釣られると思います。ブラックスピネルは、要注意だと思われている可能性が大きいので、あまり離されるのはマズいとなれば、どうしても他の有力馬も釣られてしまうかもしれません。この展開なら後ろの馬の出番ですが、ロードヴァンドールは、残ってしまうかもしれません。 それでも、後ろにはミッキースワロー、ロシュフォール、ソールインパクト、クレッシェンドラヴが控えているので、夢の菜七子馬券は相当厳しけれど、この4頭が調子悪ければ微かにチャンスはあると思いますし、競馬は何が起こるか分かりません。同着の夢馬券ならここだと思います。もし、当日が稍重馬場になったら重馬場が得意なロードヴァンドールを格上げにしようと思います。ワイドBOX 12、15、3、4、(9)
-
-
レジャー 2019年07月06日 15時00分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(7月7日)七夕賞(GIII)他1鞍
【今週の予想】☆中京10R 有松特別(芝1600m) エイシンルカーノが決める。昇級初戦は6着に敗れたが、勝ち馬から0秒3差と僅か。久々となった前々走は、+12kgとやや余裕残しの仕上げだったことや、久々の分最後は苦しくなって3着に敗れたが、勝ち馬とは0秒2差。前走は前残りの競馬だったが、5番手から追い込んで勝ち馬から0秒2差の3着と力は示した。使われつつ馬体が絞れてきており、叩き3走目。ここで決める。◎エイシンルカーノ○インヘリットデール▲ライオネルカズマ△₁ロケット△₂サンクロワ△₃イダエンペラー買い目【馬単】5点◎→○▲△₁△₂△₃【3連複1頭軸流し】10点◎−○▲△₁△₂△₃【3連単フォーメーション】16点◎→○▲△₁△₂→○▲△₁△₂△₃☆福島11R 七夕賞(GIII)(芝2000m) 狙うはクレッシェンドラヴ。ステイゴールド産駒らしく、5歳にしてようやく本格化してきた本馬。前走は1000m通過が57秒4というハイペースを3コーナー手前から動いて行き、直線入り口で早くも先頭に立ち押し切りを狙ったが、早めに動いて目標にされた分ゴール前で差されてしまい2着。それでも3コーナー手前から動いて行き、3,4コーナーでは外を回ったにも関わらず、ゴールまでバテずに伸びた内容は高評価。今回の追い切りでは坂路を4ハロン51秒5−ラスト1ハロン13秒フラットとしっかりと動けており、状態の良さが窺える。なかなかのメンバーが揃ったが、本格化してきた今なら十分勝ち負けになる。相手本線はクリノヤマトノオー。近3走は脚を余したり落鉄したり、前走は直線で他馬と接触するロスがあるなどスムーズな競馬ができなかったが、それで3着→4着→6着と崩れることなく走っており、力を付けてきているのは明らか。スムーズな競馬さえできれば、ここでも十分に通用するだろう。▲はミッキースワロー。以下、ストロングタイタン、ウインテンダネス、ロシュフォールまで。◎(15)クレッシェンドラヴ○(16)クリノヤマトノオー▲(12)ミッキースワロー△(5)ストロングタイタン△(13)ウインテンダネス△(3)ロシュフォール買い目【馬単】6点(15)→(5)(12)(13)(16)(12)(16)→(15)【3連複1頭軸流し】10点(15)−(3)(5)(12)(13)(16)【3連単フォーメーション】20点(15)→(5)(12)(16)→(3)(5)(12)(13)(16)(12)(16)→(15)→(3)(5)(12)(13)(16)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
-
芸能 2019年07月06日 12時40分
杏主演『偽装不倫』韓国人設定はなぜ変えられた?イケメン設定に疑問の声も
杏主演の水曜ドラマ『偽装不倫』(日テレ系、夜10:00〜放送)が、10日からスタートする。 本作は、2017年に吉高由里子主演でドラマ化された漫画「東京タラレバ娘」の原作者、東村アキコ氏による同名漫画が原作だ。報われない婚活に疲れた32歳独身の濱鐘子(杏)は、博多へ一人旅に向かう飛行機の中で、イケメンカメラマンの伴野丈(宮沢氷魚)と運命的な出会いを果たすも、「自分は既婚者だ」と嘘をついてしまう。しかし、鐘子に惹かれている丈は、鐘子に「僕と不倫しませんか?」と提案する――というストーリーだ。 しかし、原作では物語の舞台は韓国で、ドラマでは博多と変更されている。さらに、原作では鐘子の相手役は韓国人のジョバンヒ。ドラマでは日本人設定に変更されているのだ。原作ファンからは「杏の相手役、伴野丈って日本人じゃん!韓国人設定なんで消したの?」「韓国人と日本人っていう、独特の距離感が好きなのに!」「ジョバンヒ日本人とかわけわかんない。見る気失せるわ」とSNSを中心に、怒りの声が多数寄せられている。 原作では、韓国人ジョバンヒの名前は、鐘子の好きな文学小説「銀河鉄道の夜」の登場人物、ジョバンニと一文字違いという、運命的な共通点が描かれている。また、鐘子という名前も、登場人物のカムパネルラ(イタリア語で鐘の意味)と似通っている。つまり「ジョバンニ」という韓国人の名前は、物語のキーポイントなのだ。原作ファンが怒りを覚える大きな理由はここにあるのだろう。 「原作ファンの間では、韓国人設定を消した理由は、“韓国のロケ費用を削減するためか?”とも囁かれていますが、実際のところは、韓国との領土問題や過激な反日家の存在によって、韓国に嫌悪感を持つ人々と、K-pop好きの若い世代が対立し、炎上してしまうことを恐れている部分が大きいでしょう。最近では、日本政府が半導体材料の韓国への輸出規制を強化したことで、韓国のネット上では、“日本の製品は買わないようにしよう”という日本製品不買運動を呼びかけるツイートが拡散され、問題となりました。日韓の不安定な関係を刺激しかねない設定は、避けるべきだと判断したのかもしれません」(ドラマライター) さらに、伴野丈役の若手俳優、宮沢氷魚のキャスティング自体にも不満の声が挙がっている。原作のジョバンヒは、ハイトーンのさらさらヘアで、中性的で色気のあるイケメンという設定だ。対する宮沢氷魚は、少しクセのあるマッシュヘアで、“年下感”満載の、人懐っこい雰囲気だ。これを受けて原作ファンからは、「宮沢氷魚ってイケメンっていうより、雰囲気イケメン」「宮沢氷魚は韓国イケメンじゃない!韓国イケメンはもっと目が切れ長だよ〜」との指摘があった。 しかし、宮沢氷魚は「島唄」で一世を風靡した人気バンド「THE BOOM」のボーカリスト、宮沢和史の息子だ。ICU卒という高学歴を持ち、現在はモデルとしても活躍しながら、『コウノドリ 第2シリーズ』(TBS系)や『賭ケグルイ Season2』(MBS系)にも出演している注目の俳優である。 また、数々の不満の声が挙がる一方で、「原作は完結してないから、どんな結末になるのか楽しみ!」「東京タラレバ娘のドラマもよかったから、今回も期待してる」と前向きな声も挙がっている。 果たして、ドラマオリジナル設定で、どこまで原作の世界観が再現されるのだろうか?今後の放送に期待したい。
-
-
その他 2019年07月06日 12時30分
特選映画情報『新聞記者』〜あの東京新聞“名物”女性記者原案!“タブーに挑む”問題作!!
配給/イオンエンターテイメント 新宿ピカデリーほかにて公開監督/藤井道人出演/シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼、田中哲司ほか アメリカ映画は政治的実話を精力的に映画化して来た。今年、日本で公開された作品だけでも、80年代後半の民主党大統領候補の失脚を描いた『フロントランナー』、ブッシュ政権下で“影の大統領”と呼ばれた副大統領を題材にした『バイス』など枚挙にいとまがない。 それに引き換え日本映画は…忖度、自主規制、同調圧力のオンパレードで、刺激度満点の政治的実話なんか逆立ちしても無理、と嘆いていたが、これほど現在進行形の“ヤバいネタ”を扱った社会派サスペンスが出てくるとは、まだまだ捨てたものじゃない! 東都新聞社会部の女性記者・吉岡(シム・ウンギョン)のもとに匿名のファックスが届く。首相の主導による大学新設問題に関する極秘情報だった。一方、内閣情報調査室の官僚・杉原(松坂桃李)は現政権に不都合なニュースを国民の目からそらすための“情報操作”をやらされ、忸怩たる思いであった。そんな2人が出会う…。 何だかうやむやにされそうな例の“モリカケ問題”の“カケ”の方を無理なく連想させる話で、まさに問題作。“医療系大学新設問題”をはじめ、政権寄りのライターのレイプ疑惑のもみ消し、内部告発者の役人が追い詰められて自殺したり、と思い当たる現実の事象が描かれる。原案は東京新聞記者・望月衣塑子の『新聞記者』。ボクも同紙の愛読者なので、彼女の存在は知っていたし、親近感も湧く。これをドラマ仕立てにしたものだが、キモは、内閣情報調査室、俗に言う“内調”におそらく初めて日本映画がアプローチしたこと。この日本のCIAみたいなえげつない組織、そのトップを演じる田中哲司が憎々しい。この手の老獪な役をやると本当に巧い。 国民のためにより良い官僚であろうと思うのに、やらされるのは汚れ仕事ばかりというエリートの苦渋を松坂桃李が、正義と葛藤する大卒刑事を演じた『孤狼の血』(18年)に続いて好演する。ヒロインの勇気ある女性記者を韓国女優に演じさせたのは冒険だったろうが、日本の女優が躊躇したから、とも読める。多少は違和感があるものの、シム・ウンギョンは頑張っていた。日韓ハーフ、帰国子女の設定も、見ているうちに、執着心の強い韓国の血、民主主義のアメリカの洗礼が彼女を走らせる、と好意的に捉えられる。結果的に松坂との対比がうまくいっている。 声高になりがちな題材だが、あくまで、不気味な現実に対しクールに、挑戦的に描いており、実にスリリングに見入った次第。こういう作品が話題にならないと“次”が続かないではないか。 《映画評論家・秋本鉄次》
-
芸能 2019年07月06日 12時30分
活動謹慎のザブングルのボランティア活動が異例づくし? 「短すぎる」の声も
7月2日、振り込み詐欺グループの宴席に出演し、ギャラを貰っていたとして芸能活動休止を発表していたザブングル(松尾陽介、加藤歩)の謹慎期間が、所属事務所のワタナベエンターテインメントから発表された。 ザブングルの二人の謹慎期間は今年8月末までとなっており、この間、芸能活動ではなく、ボランティア先を見つけて活動する等の社会貢献を行うという。4日には、熊本県内の介護施設で介護サポートなどのボランティア活動を7日から約1カ月間行うことが決まったと発表された。 「一般的に芸人のボランティア活動といえば、体が不自由で普段お笑いに触れる機会の少ない障害者施設や、老人ホーム、自然災害の被害に遭った方が多く住むような地域での演芸会、少年院や刑務所での慰問ですね。これらは仕事で請け負うこともありますが、様々な事情を汲んでノーギャラで出演する芸人も少なくありません。特に、ザブングルの二人はテレビ露出が多く、『おはスタ』(テレビ東京)のような子供番組の出演経験もありますからね。子供がいるような施設でコントや漫才を行うというなら、かなり喜ばれると思います。ただ、今回は介護サポートとの発表。芸人としてではなく純粋に世間の役に立つことが選択されたようです」(某週刊誌記者) ボランティア活動発表当初は、いくら元人気者といっても、謹慎中のボランティア活動はかなり厳しい現実が待っているのではないかといわれていた。 「今回の謹慎理由が『振り込み詐欺グループからギャラを貰っていた』という事なので、少年院や刑務所への慰問は元より、振り込み詐欺の被害者が多く住んでいるような老人介護施設でのボランティアは難しいと言われていました。謹慎騒動が連日ワイドショーで取り上げられて、流行に疎い老人でも広く知れ渡っているので、場所によっては笑うような雰囲気ならないのでは、と見られていましたが、ボランティア活動の発表後に問い合わせが約100件以上来たとのこと。彼らの芸人力が高く評価されていた結果でしょう」(前述の某週刊誌記者) 現在、ネットでは「(ボランティア活動は)単にイメージアップのためでは?」「1か月では短すぎるのでは?」といった声もある一方、依頼した施設は「お年寄りの話し相手になったりして、笑顔を届けてほしい」と期待をしているようだ。 この経験をどう芸に生かすか、9月にどういう活動再開をするのか、注目が集まる。
-
芸能 2019年07月06日 12時20分
闇営業芸人たちの謹慎期間はどれくらい? 過去の例は?
反社会的勢力と関わりのある集団へ闇営業を行っていたとして、雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮ら11人の芸人が、所属の吉本興業から謹慎処分を受けた。さらに別件で、スリムクラブらも、暴力団関係者の会合に出席していたことが発表され、無期限謹慎処分となっている。 同じく闇営業に参加した別事務所のワタナベエンターテインメント所属のザブングルは、8月末までの謹慎期間が発表されており、実質2か月となる。吉本芸人の場合、スリムクラブと2700は無期限と付いているが、他の芸人は通常の謹慎処分である。この期間はどれくらいになるのだろうか。 1994年に板尾創路は、ファンであった当時14歳の女性と不適切な行為をしたとして、青少年保護条例違反で逮捕されている。ただ、女性が本当の年齢を偽っていたなど、板尾にも情状の余地があったため、ダウンタウンの松本人志も復帰に尽力し、7か月の謹慎の後、芸能活動へ復帰している。 2004年に吉本興業の別のタレントを担当していた女性マネージャーに暴行を働いた島田紳助氏は、2か月の謹慎の後、復帰している。 2017年に酒気帯び運転で自爆事故を起こしたガリガリガリクソンは、無期限謹慎処分を受けるが1年後に復帰している。同年に二度の交通事故を起こしたインパルスの堤下敦も1年の謹慎を経て、神奈川県住みます芸人として復帰している。 それぞれの事情は異なるが、こうして見ると、謹慎処分は長くて1年であり、無期限と付いていない人間は、半年程度になると見られる。ただ、最近は世論の声が厳しいため、早期復帰は批判を招く可能性もある。不倫騒動で、実質謹慎状態となり、104日でテレビ出演を果たしたベッキーに非難の声が殺到したのはよく知られている。 もちろん復帰を果たしたとしても、闇営業芸人のイメージから、以前のように活躍できない可能性がある。特にイメージ第一のCM仕事などはなおさらであろう。彼らには厳しい道のりが待ち受けていそうだ。
-
芸能 2019年07月06日 12時10分
石原さとみ主演『Heaven?』原作ファンから不満集まる あのドラマの二の舞になる心配も…
石原さとみが主演する新火曜ドラマ『Heaven?ご苦楽レストラン』(TBS系)が7月9日午後10時にスタートする。 佐々木倫子の同名漫画が原作の本作は、新設レストランを舞台にしたコメディドラマである。真面目すぎて営業スマイルができないフレンチレストランのウェイター、伊賀観(福士蒼汰)は、ある日、オープンを目前に控えたフレンチレストランのオーナー、黒須仮名子(石原)からスカウトされ、彼女の店の従業員となる。その後、美容師の卵だった川合太一(志尊淳)、牛丼屋店長の堤計太郎(勝村政信)、わけアリの天才シェフ小澤幸應(段田安則)、元銀行員の山縣重臣(岸部一徳)らとともにオープンを迎える伊賀だが、「客は関係ない!オーナー(自分)のためのレストランを作りたい!」という“勝手すぎるヒロイン”仮名子にスタッフは振り回されていく――というストーリーだ。 『わたし、定時で帰ります。』や、『逃げるは恥だが役に立つ』、『中学聖日記』など数々の高視聴率ドラマを生み出した、TBS系のドラマ枠「火曜ドラマ」の新作となる本作。しかし、原作ファンからは早くも不安の声が寄せられている。「観(福士)をパシリみたいにこき使ったり、核心突いたことをズバズバ言ったりする女王様ヒロインが石原さとみとか、イメージ違うな。オーナーにしては若すぎるし、もっとあくどい感じの美人じゃないと」「観が福士蒼汰かあ…窪田正孝とかのイメージだったわ」「脇役もパッとしない役者ばっかり。残念」「キャストに新鮮さがないな。石原さとみも福士蒼汰も人気のピーク過ぎてるんじゃないの?志尊淳とかもどこに需要あるのかわからないし…」「頼むから原作に忠実にしてくれ。変な恋愛模様とか入れないでくれよ」との声が寄せられた。 「本作は、原作とのイメージの違いを指摘する声のほかに、同じ原作者による漫画『動物のお医者さん』(白泉社)のドラマ版の出来栄えの悪さを指摘する声も挙がっています。2003年にドラマ化された『動物ー』(テレビ朝日系)は主演を吉沢悠が務め、メインキャストに要潤、岸田今日子、雛形あきこを迎え、獣医を目指す大学生の奮闘を描きました。しかし、登場人物同士の呼び方が原作と違ったり、原作で反響のあったシーンを全面カットしたり、ドラマオリジナルの展開が不評を呼び「原作レイプ」と言われるほどの出来栄えでした。そのため、『本作も二の舞になるのでは?』と不安になってしまう原作ファンが多いのでしょう」(ドラマライター) また、「石原さとみのキャラが“高嶺の花”と被る」という声が挙がる一方、「伊賀くん(福士)をみんなで怒らせようとする話が好きだから、ドラマでも見たい!」「どんな形であれ、漫画の世界観がテレビで楽しめるのは嬉しいこと。とりあえず第1話は絶対見る」と前向きな声も挙がっている。果たして、原作ファンの納得するような出来栄えは期待できるのだろうか。放送に注目したい。
-
-
社会 2019年07月06日 12時00分
吉本興業所属タレント闇営業問題で沖縄カジノ頓挫か
今後、アメリカから返還される沖縄米軍基地約1000ヘクタールの広大な跡地利用を検討する政府の有識者懇談会の初会合が6月20日に開かれた。1年後をめどに提案を取りまとめるというが、同有識者懇談会に吉本興業の大﨑洋会長がメンバーに選ばれたことで、関係者の間で様々な憶測を呼んでいる。「吉本興業はずっと沖縄カジノ利権への参入を狙っていると言われてきた。将来、沖縄にカジノ誘致された場合、吉本へのビジネスチャンスは莫大なものとなる」(政治担当記者) 沖縄のカジノ誘致説は2014年頃からある。「安倍首相と仲井真弘多元沖縄県知事の間で日本への返還が始まった『キャンプ・キンザー』(浦添市)跡地にカジノ特区を造る密約があるのでは、という情報が飛び交ったのです。なぜか当時から具体案や具体的数字も出ていた。カジノ特区の総工費はショッピングモールなどを入れると総工費約5500億円。カジノ収入は年間1000億円。諸々で当初は1兆円もの金が動く事業との試算まで流れたほど」(夕刊紙記者) そして、カジノに関わる業者として噂になったのが、安倍首相と親しかったアミューズメント業者、パチンコ業界関係者、そして吉本興業だ。「この噂が出た頃、吉本はすでに『沖縄国際映画祭』で協賛していたことから“将来のカジノ参戦を睨んでのもの”ともっぱらでした」(建設業者) その後、カジノ誘致話は一度立ち消えになったが、ここにきて再浮上しているのだ。その契機が今回の跡地利用有識者懇談会だ。「最近、跡地利用にカジノ建設あり、という話が再び持ち上がった矢先に、有識者メンバーに大﨑会長の名前があったわけです」(霞が関事情通) 安倍首相と吉本興業の関係は良好だ。G20大阪サミットへの協力を呼びかけるため、4月に安倍首相が吉本新喜劇の舞台に飛び入り参加。その返礼に吉本関係者が官邸を表敬訪問(6月6日)するなど、話題には事欠かない。 もっとも、安倍首相周辺は「有識者メンバーに大﨑会長が選ばれたことで、もし跡地にカジノ話が出れば、あらぬ忖度疑惑がまたまた噴出するかもしれない」と気を揉んでいるという。 だが、ここにきて風向きは急変。今度の吉本芸人の闇営業問題が拡大すれば、「吉本の長年の夢も、夢で終わるのではないか」という見方が日に日に増しているのだ。「一連の吉本芸人の闇営業問題で、吉本の監督責任を問う声が強くなっている。反社会的勢力との接点は、クリーンさが求められるカジノでは致命的になりますから」(メディア関係者) 仮に、沖縄へのカジノ誘致話が再燃しても、今の吉本は“いらっしゃ〜い”と言えそうにない。
-
社会
マニア4人が野外で放尿する女性を集団で撮影
2014年11月26日 11時45分
-
その他
“いい人”ばかりは万病のもと“ちょいワル”な生活で蹴散らす「ストレス」解消術(1)
2014年11月26日 11時00分
-
芸能
発表前にすでに“ネタ枯れ”の紅白
2014年11月26日 11時00分
-
芸能
フルーツポンチが最新「たまごっち」に大興奮!
2014年11月26日 10時45分
-
芸能
柴咲コウ 中田英寿と交際報道に「怪しい」の声・声・声
2014年11月25日 20時00分
-
芸能
日本テレビ「内定」取り消しは間違っている 人気女子アナ「一流ホステス」番付(1) 加藤綾子、田中みな実、水卜麻美、山岸舞彩
2014年11月25日 20時00分
-
芸能
池谷幸雄が18年ぶりに明かした道交法違反の真実
2014年11月25日 19時00分
-
芸能
貞淑美女タレントの性白書 シャーロット・ケイト・フォックス 朝ドラ「マッサン」ヒロインこてこて収録現場(1)
2014年11月25日 19時00分
-
芸能
今田耕司 50歳までに結婚できるか!? 絶対に譲れない条件を明言「物凄い臭い人…嫌ですね」
2014年11月25日 18時00分
-
芸能
千原ジュニア 小峠のせいで“お持ち帰り美女”と音信不通に「何してくれてんねん」
2014年11月25日 17時30分
-
芸能
キムタクと『HERO』にすがるしかなくなったフジテレビ
2014年11月25日 15時30分
-
芸能
【週刊テレビ時評】“新・視聴率男”は健在! 堺雅人主演「リーガルハイ」スペシャルは高視聴率ゲット
2014年11月25日 15時30分
-
ミステリー
テレポーテーションに擬態能力? 謎の猫型生物が世界で猛威を奮う!
2014年11月25日 15時30分
-
スポーツ
関東圏の低視聴率連発でプロ野球日本シリーズ放送危機
2014年11月25日 15時00分
-
スポーツ
鳥谷の米球界挑戦に隠された“代理戦争”
2014年11月25日 12時09分
-
アイドル
葉加瀬マイ 生活が乾ききっているので誰か潤して下さい!
2014年11月25日 12時08分
-
社会
専門家が警告 北海道イワシ大量死は根室沖M8.5巨大地震の前兆現象
2014年11月25日 12時00分
-
芸能
寿退社が相次ぎそうなTBS
2014年11月25日 11時45分
-
芸能
AKB48 最近のトレンドは面倒くさいキャラ?
2014年11月25日 11時45分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分