トレンド
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トレンド 2011年04月05日 11時45分
『大切なことはすべて君が教えてくれた』最終回、面倒臭いキャラの大団円
フジテレビの月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』の最終回である第10話「結婚」が、3月28日に放送された。別れる必要のないカップルが別れてしまうなど面倒臭い展開が続いたドラマであったが、最後は驚くほど爽やかなハッピーエンドであった。 佐伯ひかり(武井咲)が柏木修二(三浦春馬)に「私達って面倒臭いね」と語ったように主要登場人物達は面倒臭かった。修二は、ひかりに「君を愛していない」と言う。上村夏実(戸田恵梨香)は「私は修二の隣に居る私が好き」と言う。この言葉が最初から出ていたならば、もっと早くドラマは終わることができただろう。 最終回の前半は夜行列車内での柏木修二(三浦春馬)と佐伯ひかり(武井咲)も会話が中心である。ヒロインの夏実抜きで展開する異様な最終回であるが、たまたま同じ個室となった酔っ払いの乗客(尾藤イサオ)が心に響く話をする点でも意表を突かされた。「大切なことは酔っ払いが教えてくれた」状態である。 後半は、ひかりと両親、水谷亜弥(内田有紀)と娘の関係、加川涼子(広瀬アリス)や児玉賢太郎(中島健人)の恋など脇役の物語にも駆け足で光が当てられる。登場人物が皆各々の幸せに向かって歩いていく大団円となった。 中でも、ひかりに思いを寄せる児玉が爽やかである。児玉は旅先のひかりから鉄道の写真付きメールを受け取り、嬉しそうに園田望未(剛力彩芽)に見せる。彼が嬉しい理由は珍しい鉄道の画像が送られたからでも、ひかりからメールを受け取ったからでもなかった。ひかりが行きたかった場所に無事に到着したことを確認できたからであった。ここには相手の喜びを自分の喜びとする純粋な愛情がある。 『大切なことはすべて君が教えてくれた』の特徴は登場人物が皆善人で、悪人がいないことである。当初は、ひかりがカップルの幸せを破壊する悪女に演出されたが、親の愛も十分に受けられない不幸な少女であった。修二の兄の柏木孝一(新井浩文)も最初は裏がありそうな役であったが、その後は良い兄貴になった。同僚の教師達は主人公の理解者であり、生徒達も真っ直ぐであった。 ドラマを作る上では悪役がいた方が簡単である。悪役が悪事を働けば物語に起伏が生まれ、主人公の立ち位置も明確になる。そのような安易な道を選ばなかったために、主人公の揺れ動きがドラマになり、面倒臭い展開になったが、登場人物の皆が収まるべきところに収まることで爽やかな感動をもたらした。(林田力)
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トレンド 2011年04月05日 11時45分
【連載】「ミカエル・コバタの沖縄あれこれ」第17回 水牛と植物の島〜八重山諸島・由布島
ハイサイ! 今回は八重山諸島にある由布(ゆぶ)島を紹介します。 由布島といっても、あまり聞き慣れないと思いますが、意識がないところで、行ったことがある方も多いと思います。 由布島は西表島から、わずか400mほど東にある、周囲2km、面積0.15平方kmの小島です。干潮時は十分、車や徒歩でも渡れます。一般的に観光客は西表島からオジイが操る水牛車で渡り、そこには美しい亜熱帯植物園が広がります。多くのツアーでは、このコースが含まれていますので、由布島を訪れたことがある人は少なくないと思います。 かつて、農業が盛んだった由布島は、最盛期100人を超す人が住み、学校や商店もありました。しかし、69年の台風による高潮で大きな被害を受け、ほとんどの住民が島を出て、人口は4人にまで減りました(10年現在=人口23人)。そんななか、島に残った西表正治オジイがヤシを植え続け、81年に植物園を開園。その後、この島は一躍、人気観光地となりました。 水牛車は30分毎に出ており、往復の水牛車と入園料で1300円。徒歩で入った場合は500円です。宿がないので泊まることはできませんが、とても沖縄らしさが感じられる島なので、ぜひ一度行ってみてください。また、以前、紹介した西表島温泉とはほど近い所にあるので、かけもちで行ってみるのもいいでしょう。 アクセスは石垣港から西表・大原港まで船で渡り、レンタカー、タクシー、路線バスの利用となります。路線バスは所要約20分、運賃は390円。1日フリーパス券を使えば、由布島入園料が10%割引となります。(旅人:ミカエル・コバタ)
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トレンド 2011年04月05日 08時00分
街道を歩く(1) 民間信仰と庚申の藤=五日市街道
五日市街道は、徳川家康が三河から関東に国替えされたのち、五日市(現・あきる野市)など西多摩地方から、秋川谷で焼かれた炭荷らを運ぶために整備された。かつては、伊那道、青梅街道脇道、江戸道などと呼ばれたが、明治以降、五日市街道と名づけられたという。現在の五日市街道は、杉並区内では、西の武蔵野市から続いて、江戸へ飲料水を供給した玉川上水と平行し、地下鉄新高円寺駅付近で青梅街道と合流する。 五日市街道が整備されるまで、杉並区の五日市街道付近は、武蔵野市・三鷹市一帯まで続く広大な幕府の茅場(かやば)だった。茅場とは、屋根をふくのに必要なかやを育てる場所。街道整備後は、玉川上水開削のため土地を失った人々が移り住むなどして新田開発が進んだ。なお、吉祥寺村(武蔵野市)は、1657年に発生した明暦の大火により移住してきた江戸町人が開発した。 青梅街道から五日市街道に入り、西へ歩いてみた。 しばらく進んだ脇道に、小高い台地がある。ほこらが巨木に囲まれている。民間信仰石塔がまつられていた。民間信仰石塔とは、庶民に広まった信仰の碑。五日市街道脇の民間信仰石塔は、地蔵塔、馬頭観音塔、地蔵塔の順で、いずれも江戸期の銘がある。 地蔵菩薩信仰は、仏教の宗派を越えて民衆に広まった。冥界と現世の境に立ち民衆を見守ることから、地蔵菩薩は村の境や路傍に多く建立されている。馬頭観音塔は、頭に頂く宝馬が四方の四魔を駆除することから、馬場などにも造立された。 五日市街道に戻りさらに歩く。尾崎橋を使って善福寺川を渡ると、宝昌寺がある。宝昌寺にある民間信仰石造物は、青面金剛立像。庚申塔や地蔵塔らも置かれている。 この辺りは、街道から一本それたら住宅街になる閑静な街並み。街道沿いにはシラカシ、イロハモミジなどの巨木が並ぶ。12本のケヤキ並木は、街道拡幅工事の際、住民の願いによって守られた。 高井戸に入り、環状八号線との交差点を越える。道ばたに、庚申塔がまつられている。庚申信仰は、長寿のためには庚申の夜は身を慎み徹夜するべきという道教の説に始まると言われる。中世以降、庶民に広まる。江戸期には、各地で講が結成され、庚申塔が造立される。本尊を青面金剛とし、「見ざる」「聞かざる」「言わざる」の三猿が掘られるようにもなる。 庚申塔がある周辺は、五日市街道沿いの新田の村として開村された地域。庚申塔は、開村後、悪疫退散や村の安全を願い造立されたと思われる。また、脇にある藤の巨木は「庚申の藤」と呼ばれ樹齢300年と推定される。庚申塔の建立と同時期に植えられたという。(竹内みちまろ)
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トレンド 2011年04月04日 15時30分
「橋本充太の東京短時間散策」 新宿は黒山の人だかり!
UCLAの帽子とマスク姿で異様に詳しく放射能の話をするため、“カルト”扱いされている私こと橋本です。 新宿駅周辺がゴーストタウンになっているのでは…などと想像している“同類”の方々がいるのではないだろうか。 心配ご無用、である。 例えば今週の平日某日、午後2時くらい。 新宿駅の京王・小田急の周辺、思い出横丁、大ガード、歌舞伎町のすべての筋から、靖国通りの新宿5丁目、3丁目周辺、2丁目…そう、どこへ行ってもまさしく、黒山の人だかりである! マスク率は、目測で5%以下だ。 (馬鹿な) 初めはそんな風に世間様との温度差に敗北感を感じたが、現在街が元気なものは元気なのだ。飲食店なども、それなりに賑わっている。 そして改めて、一時元気の無かった歌舞伎町までがお客で満杯。(風営法前夜か)上田晋也のようにその人だかりを例えながら、心の中でせいぜい力強く突っ込むしかない筆者なのである。 どうも若い人が多い。 「福島県から来ました。ここはすごいところですね(笑)」 バンドをやっているという3人組の学生たちだ。ギターをくくりつけたガラガラを引いて、靖国通りを徘徊していた。実際こういう人らはいた。 別の露天商のカップルは、 「まあ、(風評で飲食物の売り上げが多少落ちても)適当っす」(アコちゃん・26歳) と意に介さず。 そういえば、草津温泉もいつになく若者の活気に溢れているということらしいが。 そう、これはいいことなのではないか! 思い直すところがあり。この日は、仕事の帰りに“牛込柳町方面の隠れたラーメンエリア”で2軒ハシゴしてから家路に就いたのである。 夜を迎えてもそれなりに賑わいを見せている新宿あたりの今…。 ちょっと暗い街の灯とともに、人々の明るい表情までが、懐かしい風営法前夜のようだ。よく見ればいろんな人が歩いている。 計画停電以上に大事な役割のある街もあるんだなあ〜、と思わされた短時間散策なのであった。<橋本充太> 神奈川県出身。物書きを生業とする変種。「じゃあ小説家ですよね!」と時折聞かれるのが悩み。違うので、「別に」と答えている。新聞社や雑誌社など広範に及ぶ根城を拠点に、エンタメ分野を中心に執筆。
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トレンド 2011年04月04日 15時30分
加藤健一事務所 vol.78公演『出発の詩集〜モスクワからの退却〜』
緑沸き立つ春が日本を覆うも、未だ震災後の混乱で多くの舞台公演の中止や延期が続く中、4月10日(日)亀戸・カメリアホール、4月27日(水)〜5月1日(日)下北沢・本多劇場にて、加藤健一事務所 vol.78公演『 出発の詩集 〜モスクワからの退却〜』が、予定どおり行わる。2007年に公演し大反響を得たウィリアム・ニコルソン作のある家族の物語を、多くのアンコールの声に答えて加藤健一事務所が再上演。あらためて「幸せに生きる事」や「家族への思い」を問い、男女や家族の愛を描く。 33回目の結婚記念日を目前にした、50代後半の夫婦エドワード(加藤健一)とアリス(久野綾希子)。妻は、夫を深く愛しているが、はっきりしない夫の言動に焦燥感を覚え、夫は夫で何を言っても妻をいらだたせる事に疲れ果てていた。二人を訪ねて来た一人息子のジェイミー(山本芳樹)に、穏やかだった夫・エドワードは重大な決意を話すが…。夫婦が一人の男と一人の女になった時、どんなものが見えてくるのか。おなじみ加藤健一が初老の学校教師に扮し、劇団四季にて「エビータ」「キャッツ」等に主演、退団後も舞台を中心に幅広いジャンルで活躍する女優、久野綾希子が個性的な妻アリスに、劇団Studio Lifeの看板俳優として舞台、映画等で活躍するかたわら、ダンサーとしても活動する山本芳樹が一人息子のジェイミーとして4年ぶりに集結。こんな時だからこそ、本来芝居の持つパワーを見せつける予定だ。 『出発の詩集〜モスクワからの退却〜』加藤健一事務所 2011年4月10日(日)亀戸・カメリアホール 2011年4月27日(水)〜5月1日(日)下北沢・本多劇場 作:ウィリアム・ニコルソン 訳:小田島恒志 演出:鵜山仁 出演:加藤健一 久野綾希子 山本芳樹(Studio Life) 前売好評発売中。(全公演で当日券販売予定) <お問い合わせ>加藤健一事務所 <HP>http://homepage2.nifty.com/katoken/ (インターネット予約可)
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トレンド 2011年04月04日 15時30分
映画『SP 革命編』震災直後の上映スタートとなるも堂々の首位
人気ドラマシリーズ『SP 警視庁警備部警護課第四係』の完結編として制作された、3月12日より公開中の映画『SP 革命篇』。 最終章は前後編として制作され、前編である『野望篇』の続編にあたり、3月5日には『革命篇』の前日を描いたテレビスペシャル『革命前日』も放送されている。 公開前日にまさかの東日本大震災が発生し、各地の映画館の上映スケジュールも大幅に乱れた他、地域によっては停電の影響や設備点検の為に休業する映画館も相次ぎ、不運にまみれた初動=スタートとなった。 しかし、実際には数多くの映画館が節電を踏まえ、上映回数減少や営業時間短縮、長期休業を行っている最中、なんと上映開始初週のウィークリーランキングは堂々の一位を獲得。大地震の影響をものともしない根強い人気を見せつけた。もし、震災が起きなければ『革命篇』の初動記録は全く違ったものになっていたかもしれない。 その後も計画停電等の影響を受け、各地映画館における公開スケジュールの縮小などの影響を受けながらも、3月中における興行通信社発表のランキングは『ドラえもん』や『プリキュア』などの親子連れ集客を見込める強力なアニメ作品を抑え、引き続きの堂々一位を記録している。 『革命篇』がこのまま快進撃を続けてくれるのを願うと共に、国民皆が落ち着いて映画を観られる日が来るまでロングランが続いているよう、心から祈りたい。
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トレンド 2011年04月04日 15時30分
蛇の目ピロコ“まぶだち”酒造業界の「ハリケーン男」が嵐を静める!?
今回ご紹介する“ハリケーン男”とは…前回もご紹介させて頂きました、現在被災地で懸命な支援活動&日本酒作りを笑顔で頑張っている宮城県“勝山”12代目蔵元・伊澤治平氏(勝山企業株式会社 取締役蔵元)です(写真)。 以前「日本酒“秋”の番付表〜」と題して、私が勝手に“大関”に選ばせて頂いた『宮城県仙台の勝山“暁”純米大吟醸』覚えていますか? そこの蔵元さんです!!(http://www.katsu-yama.com/) 大関に選んだ時、喉越しが良く、飲んだ後の雑味を一切残さない! キレがあり、それでいて柔らかい“かほり”がずっと広がる! その理由にオリジナル法である“遠心分離法”というワードを使ったと思うんですが…。 「今日のところはこの言葉だけ覚えておいて下さいませ」と言って、確かそのままでしたよね?(^^;) “しぼり”という、醪(もろみ)から生酒をしぼる工程があるんですが、その時に勝山さんはこの“遠心分離法”というオリジナル法で作っているんです。まず“醪”(もろみ)とは…蒸米、麹、酒母、水を合わせた物で、これを桶やタンクで発酵させると新酒が出来ます☆ 「一麹(こうじ)、ニ酛(もと)=酒母、三造り」といわれる酒造りの工程です。 ワインは、葡萄に糖分があるから葡萄を搾って酵母を加えれば発酵されるけど、日本酒はお米に糖分がないので、デンプンを糖化する作業が必要なんです。 そこで一の糖化を促す細菌“麹”が出番になってくるわけです! そしてニの糖を発酵させる酒母=酛を育てて、三の工程、麹&酛を使って酒の仕込み(造り)を行うわけです! 醪の仕込みは腐造を防止する為に一日ではなく“三段仕込み”といって、四日間で三回に分けて行われるんですよ〜。日本酒造りがいかに手間がかかるかが分かりますよね。 そしてそして出来上がったこの醪を“酒粕”と“液体”に分けるためにしぼります!! この“しぼり”を“上層(じょうそう)”といいます。 この上層にはいくつかの方法があって、勝山さんは『遠心分離法』という新しいオリジナル法で作業されているんです!! んーーーもっともっと話したいんですが、文字数に限りが〜〜。 蛇の目ピロコ凄くノッてきましたが…ぐっとこらえてこの続き“上層”、特に勝山さんの『遠心分離法』については次回、丁寧にじっくりお話しさせて頂きたいと思います。 最後にまぶだち“ハリケーン男”からのメッセージをご覧下さい☆ 「震災後、お酒を控える人が多いと聞いてますが、そもそも「酒席」は本来は神をまつり、神と共に飲む神聖な儀式の場でありました。こういう時だからこそ、復興の祈りを込めて、宮城の酒を飲んで頂きたい。被災された方々のご冥福を祈ると共に、盃を酌み交わす同輩と復興へ強い意志を神に誓うために。心への英気と体へのアミノ酸チャージの為の一杯一杯が、直接被災された蔵元復興への確かな支援につながる。諸君、被災された蔵元のいち早い復興のため、すすんで宮城の酒を飲もうではないか!」 以下の写真は、震災直後の停電の中で行われた、怒濤の執念、「暁」タンク33号です。 被災地で頑張っている彼らの熱い思いがこもった日本酒は、日本を明るく導いてくれると信じています!(蛇の目ピロコ)
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トレンド 2011年04月04日 15時30分
アルファ、メンズ化粧品とのタイアップ決定! キャンペーンサイトで楽曲の着うた
4月20日(水)にニュー・アルバム『BOYS&GIRLS』をリリースするアルファ。その収録曲「SEXY BOY/feat.Bubbles」が、株式会社フィッツコーポレーションの取り扱うメンズ用コスメティック・ブランド<SEXY BOY>の新商品『ICE SPARK』とタイアップすることが発表された。 同商品は、夏を意識したボディ用冷却ジェル。-9℃の冷たい泡がパチパチと音を立てながらはじけ、ボディに新感覚の爽快感と潤いを与えるという新しいタイプの制汗剤で、この夏、要注目の商品。 そして、今回タイアップが決定したアルファの楽曲は、同商品のブランド名<SEXY BOY>と同一タイトルであり、謎の女性ユニットbubblesがフィーチャリングで参加したアルファ節全快の爽快エレクトロ・クラブ・チューンとなっている。また、今回はマイナスの世界の中で凍りついたメンバー3人のユニークで衝撃的なヴィジュアル・イメージにも注目。過去にも、コンドーム製造メーカーとのタイアップ等で話題を集めたアルファならではの、ド肝を抜くインパクト大のコラボレーション企画といえるだろう。 『ICE SPARK』についているQRコードを読み取ると、購入者は特設キャンペーンサイトで、この「SEXY BOY/feat.Bubbles」の着うた(R)が無料ダウンロードできるとのこと。一足早い夏に先駆けてヤミツキになりそうなこの爽快感を味わってみよう!<関連サイト>アルファ オフィシャル・サイトhttp://www.tsuboi-suzuki-wada.com/
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トレンド 2011年04月04日 11時45分
「渋谷てづくり市」開催、ハンドメイド作品サイトもオープン
ハンドメイド作品を作り手自らが販売する「青空個展」『渋谷てづくり市・in・代々木八幡』が3日、東京都渋谷区の代々木八幡宮で開催された。主催は同実行委員会。 「青空個展」は2009年に手づくり商品のみを販売する市場として始まった。現在、代々木八幡宮と世田谷観音(東京都世田谷区)で定期開催されている。同実行委員会の高村有美(たかむらともみ・32)さんは、「青空個展」は「人と人との距離が近く、コミュニケーションの場所」と語る。また、来場者が「気軽に、ふらりとお越しいただける場所」を目指しているという。当日は、100を越えるブースが建ち並び、近隣の住民はじめ見物客やファンらで賑わいを見せた。 「消しゴムはんこ」を出展した酒井志穂さん(32)は、2年前に、妹が年賀状用に買ってきた「消しゴムはんこ」のキットを見て、自身もやりたくなった。現在では、専用の資材や用具をそろえ、顧客がデザインしたイラストや店舗のロゴマークなどのオーダーメイド作品も製作している。酒井さんは、ネットオークションを利用して販売を始めたが、メールだけのやりとりだと「顧客にも自分にも不安が生まれます」と話す。「こういった場所だと顔を見て話せるので安心」 和紙にペンとアクリルガッシュという絵の具で彩色したイラスト画を出展した四宮愛(しのみやあい・27)さんは、「立ち止まってくれる人には何か共通したものがあります」と語る。そこから会話が始まり、つながりが生まれるという。「みなさんあたたかい言葉をかけてくださります。てづくり市に参加して嫌な思いをしたことがありません」 都内の西川美穂さんは、キャンドルと、フエルトでつくったアクセサリーを出展した。「最近は、出展される作品のクオリティーが高く、みなさん『作家』というレベル。自分でも見て回って気に入った作品を購入しますが、出展者どうしの交流も生まれます」と話す。キャンドルについては「かわいい、もったいない」という声を聞くが、「できれば、使っていただきたい」と笑う。 杉並区に住む一般来場者の藤原弘司さん(35・会社員)は、書籍など一部のものを除くと、「目で見て手で触れることができないものを買うのは怖い」と話す。また、「現在は、人々の価値観が多様化し、興味が細分化しているので、みんなが一つの映画を見て、同じ本を読んで、同じものを買うという時代ではないのではないか」と、てづくり市の感想を語った。 「青空個展」の次回開催は、4月10日の「てづくり市・in・吉祥寺パルコ」(東京都武蔵野市)。また、4月1日から、てづくり作品専門の展示スペース&ショッピングモール「cotte(コッテ)」(http://cotte-shop.jp/)をインターネット上にオープンしている。応援メッセージを込めた「東北関東大震災『応援作品』」の募集も行っている。(竹内みちまろ)
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トレンド 2011年04月04日 11時45分
超最新のサクラ情報はこれで! 「iSakura」
自粛ムード漂う今年は、お花見を禁止する公園もあるようだが、桜の花には自粛も禁止も関係なく、そろそろ各地で見頃を迎える。と、いうわけで、「iSakura」(http://itunes.apple.com/jp/app/id362470392)というアプリを紹介しよう。 このアプリは桜の開花情報を知るためのもの。なんと毎日2回も情報更新されるというから、ほぼリアルタイムで開花状況がわかるのだ。現在地や住所、電車や高速道路など、検索パターンが多いのが嬉しいところで、全国約1000か所の桜スポットが収録されているという。 実はこの「isakura」は、「iSeason Japan」というアプリのアドオンのひとつで、桜以外にも「iHanabi」、「iMomiji」、「iSnow」がある。このシリーズはなかなか使えそうだな〜。ただし、sakura以外は有料となるらしいのでご注意を。(谷りんご)
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