5年前、自作として発表した詩が、実は盗作だった、というか「素敵だな」(なっち談)と思って書き留めていた言葉が自分の言葉とごっちゃになってしまった問題をここにきて自ら掘り返すってこと? そんなことしなくていいのに! でも、やるなら見ますけど!
ということで、オンエアをチェックすると、まずは恒例の「スピリチュアル・チェック」のコーナー。ここで「ひとつだけ願いがかなうとしたら?」の問いに対し、なっちは微笑を浮かべながら、「ヒット曲が欲しいです」と答えた。
驚いた。何に驚いたって、なっちは歌手としての矜持をいまだに持ち続けていることに、だ。
確かになっちは歌によって人生を救われてきた部分がある。歌手になりたくて、誰にも相談せずに勝手に高校を辞めただけでもどうかしてるのに、「ASAYAN」(テレビ東京=終了)のオーディションで最終選考まで残りながらも落選。落選組5人で結成したのがモーニング娘。というストーリーは周知の通り。曲を5万枚売ればデビューという試練を乗り越えて、人気爆発。なっちの傍には曲があった。
そんななっちが「ヒット曲がほしい」と願うのも無理はない。そこで江原啓之(44)はこうアドバイスした。「ご自身で作詞作曲するべきなの、これから。もっと努力して、メロディーとかも全部作れる、自分の作品を作る」
えっ、なっちに作詞しろって!? その作詞が問題になったっていうのに!? そして、曲まで作れとおっしゃる!? 作れるものなら、とっくに作ってるんですけど…。
そればかりか、江原は「自分は楽器が(ダメ)とか(言ってないで)、やるの!」とダメ押し!
つまり、なっちがシンガーソングライター的な存在になると!? ギターとかピアノとか弾きながら!? ともあれ「人生をよりよく生きる、ひとつのヒント」を与えられたなっちは、番組のエンディングでスッキリした表情になっていた。収録を終えたなっちはお茶の水の楽器店に走った…かどうかは定かではない。
さて、次回のゲスト・奥菜恵(29)にどんな「ヒント」が与えられるのか、超楽しみです!!