スポーツ
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スポーツ 2019年12月16日 18時00分
平成の怪物・清宮vs令和の怪物・佐々木 初対戦予想
「令和の怪物」こと千葉ロッテのドラフト1位、佐々木朗希(18)の実戦デビューが、早い時期に実現するかもしれない。となると、レギュラー定着を目指す「平成の怪物」日本ハム・清宮幸太郎(20)との対決がオープン戦の目玉となりそうだ。 10月末、右肘にメスを入れた清宮。リハビリに3カ月ほど要する見通しで、そのため、今オフは満足に練習できそうにない。「2月に行われる春季キャンプでの復帰が見込まれています。キャンプ序盤は別メニューとなりそうですが、焦りは禁物です」(スポーツ紙記者) 今季はオープン戦で右手有鈎骨を骨折し、その手術の影響で81試合出場、7本塁打にとどまった清宮。だが、じっくり治している時間はない。オープン戦に佐々木が出てくるという情報があるからだ。「千葉ロッテのキャンプは、一、二軍ともに沖縄県石垣島で行われます。オープン戦前半は二軍選手にもチャンスが与えられるので、ケガでもしない限り、お披露目も兼ね、佐々木が実戦登板するのは間違いありません」(ベテラン記者) そうなると、日本ハムも来春は沖縄・名護でキャンプインするため、佐々木のデビュー戦相手となる可能性も高い。「佐々木対清宮」の第一ラウンドとなる。「清宮は高校時代、U−18の試合で、現ソフトバンクの田中正義(創価大・当時)と対戦し、その剛速球を打ち返しています。速いボールには負けません」(在京球団スタッフ) プロで2年先輩のメンツもあるが、剛速球にも力負けしなかったのは、スイングスピードの速さによるもの。しかし、右肘の状態から「佐々木優勢」と予想する声も少なくない。「まだプロとしての体ができていない佐々木は、出てくるとしても1イニング程度でしょう。甲子園大会後のU−18大会で苦しんだ血マメも完治しました。163キロのストレートばかり注目されている佐々木ですが、曲がり幅の大きいスライダーとキレ味鋭いフォークもあります。左打席の清宮が、初対打席で、大きくヒザ元に向かってくるスライダーを打ち返すのは難しいでしょう」(球界関係者) 2人の対決が「令和の名勝負」に発展するためにも、清宮にはフルスイングで挑んでもらいたい。 とはいえ、佐々木の細い体には、まだ怪物の貫祿がない。2人とも「未完の大器」と呼んでもらえるうちに、鋼の肉体を手に入れてほしいものだ。
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スポーツ 2019年12月16日 17時30分
「もうケガはさせたくない!」プロ野球の現役、OB達が野球界の未来の為に意見交換
〈12月15日 丸の内オアゾ〉 「エニタイムフィットネス Presents ベストコーチングアワード」がスポーツメディカルコンプライアンス協会の主催で行われた。同協会は「子どものスポーツ環境を整備し、不必要な暴言、暴力を0にしたい。青少年スポーツ指導者が100%メディカルとコンプライアンスを理解した上で指導にあたってもらいたい」との理念を浸透させる活動を行っている。 今回はアワード内で、プロ野球現役、OB、審判らが集まり、「球数制限だけで十分なのか?もうケガはさせたくない!」をテーマにディスカッションも行った。 ケガを防止するにあたり、「プロ入りして8回、トミージョン手術を3度」経験していると語った館山昌平氏は「プロはストレッチをめちゃめちゃする」ことを明かすと、スワローズで一緒にプレーしていた近藤一樹氏も「どの角度でストレッチするか考え、どこかしら伸ばしている」と同意。館山氏は「プロ入りしたとき、太った先輩などが身体が柔らかかった。(ストレッチに)虚心を持たないとプロではやっていけない」と痛感したという。野球解説者の野村弘樹氏も少年野球の現場で、「子供たちは“123!”と声は大きいが、ストレッチになっていない」と、練習の内容を見直すよう提言していた。 また、指導環境についても言及し、野村氏は「まず指導者が(指導方法を)理解してもらわないと。子供から“30球しか投げない”と言い出すことはできない」と語ると、ロッテマリーンズでコーチを務める大塚明氏も「子供は体幹が弱いので、肘が下がりケガに繋がる。指導者が勉強して投げ方を教えてほしい」と要望。日本プロ野球と米マイナーリーグでプレーした経験を持つ中後悠平氏は「アメリカでは選手の立場が上で、コーチは選手を支える環境。日本も上から目線の指導ではなくなれば、コミュニケーションも上手く取れて、ケガにも気付く」と、指導者の意識革命の必要性を説いた。 その後、「ベストコーチングアワード」を全国計41チームが受賞した。最高ランクのトリプルスターに輝いた13チームの中には、前ベイスターズで現在の少年野球に警鐘を鳴らしたことでも知られる筒香嘉智がOBの「堺ビックボーイズ」も含まれていた。 野球離れが深刻な昨今、「新しい時代にふさわしい指導」を適切に行い、「野球を怪我無く楽しむ」ことに重点を置く取り組みに今後も期待したい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年12月16日 17時20分
元阪神・掛布氏、同僚バースの秘密を暴露? 伝説の“バックスクリーン3連発”、明かされた24年前のエピソードに反響
元阪神・掛布雅之氏が12月15日、元大洋・高木豊氏のユーチューブ動画に出演。自身もその一端を担った、1985年の“バックスクリーン3連発”について語った。 前年の1984年を含め3度の本塁打王を獲得した絶対的な4番打者であり、阪神ファンからも“ミスター・タイガース”と呼ばれるほどの人気を博していた当時プロ12年目の掛布氏。3番・バース、5番・岡田彰布と共に巨人・槇原寛己から3者連続本塁打を放った1985年4月17日の巨人戦は、同年にリーグ優勝・日本一を果たしたチームの戦いを象徴する試合として今もなお多くのプロ野球ファンの間で語り継がれている。 高木氏のチャンネル視聴者から「3者連続本塁打の時はどのような心境だったのか」という質問を受けた掛布氏は、本題に入る前の前置きとして“バースは本塁打を打つ第4打席の前まで絶不調だった”、“バースの第2打席、槇原は普段あまり用いないシュートを投げ併殺を奪った”、“阪神サイドは槇原の持ち球にシュートがあることを知らなかった”という情報を披露。 その上で、「(第2打席と)同じシュートを投げたんだけど、バースの右足が一歩踏み込んでた」、「バースは前の打席の残像だとか、組み立てだとか(から球筋を読んでいたと思う)。すごく頭のいい打者だったから」と、不調のバースがあの場面で本塁打を打てた理由を分析した。 続けて、自身が放った2発目について「センターフライだと思った、打った感じは」と語った掛布氏は、「打席に入った時に『冷静に勝負しよう』と思った。あまり初球からは打ちにいかずに、槇原くんと阪神の4番として一対一の勝負を挑もう」と、バースが打った勢いに便乗することはせず、個人としてのプライドに従って槇原と対峙していたことを告白。 また、槇原はその後の岡田にスライダーを打たれるが、掛布氏は「僕がストレートを(バックスクリーンに)運んだから頭が真っ白になって、その後の岡田にスライダー。(でも)岡田に投げたスライダーは覚えていないんだって」と、掛布氏に打たれた直後からの記憶がないと槇原本人が語っていたことも明かした。 「いまだに阪神ファンの方たちはすごく喜んでくれる」と、この3連発を今でも語り継いでいる阪神ファンに感謝した掛布氏。一方で「あの3連発が忘れられるような阪神の優勝が、そろそろないといけないなと思うよね」と、1985年を最後にチームが日本一を勝ち取っていないことに寂しさを漂わせていた。 この他にも掛布氏は、西武と戦った1985年の日本シリーズの内幕や、長島茂雄氏から電話越しに助言をもらったエピソードなどについて動画内で言及している。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「槇原がシュート投げてたのは知らなかった」、「リアルタイムで見てたけど、確かにあの時の槇原は顔面蒼白だった」、「映像は今でもよくテレビで流れるけど、当事者本人が当時を語るのは珍しい気がする」、「話面白いしまだまだネタありそうだから、今後も暇なときはユーチューブ出てほしいなあ」といった反応が多数寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2019年12月16日 12時00分
勝つためには何でもあり!? 白鵬の“下劣相撲”に非難ゴウゴウ
大相撲、今年最後の九州場所は横綱・白鵬が43回目の優勝を決め、幕を閉じた。千秋楽翌日、福岡市内で開かれた一夜明け会見でも、白鵬はご機嫌そのもの。「夕べはおいしいお酒をいただきました」と赤ら顔で現れ、次のようにぶち上げた。「(来年の)目標は45回(優勝)。その後は分からないけど、50回ですかね。ということは(引退時期は)東京オリンピックを超すな」 この発言に「いつまであの卑劣な“延命相撲”を見せるつもりだ」と、眉をひそめた大相撲関係者は少なくなかった。 九州場所だけでなく、このところの白鵬は、勝つためには手段を選ばない相撲が目立つ。その1つが“かちあげ”というよりは“ヒジ打ち”、さらに激しい“張り手攻撃”で相手力士をKOし、被害者の遠藤が鼻や口からおびただしい出血をした12日目の相撲だ。場所後の横綱審議委員会で問題になったのも当然。「見苦しい。そういうことをしなくても勝ってほしい、という気持ちです」 矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)はこう話し、相撲協会に異例の指導を要望した。 ある意味で、この取り組み以上に目に余ったのが、千秋楽の貴景勝戦だった。押し相撲一本で、「四つになったら十両以下」と陰口される貴景勝を、得意の右四つ、上手すらやらない万全の体勢に持ち込みながら、まるでなぶり殺しでもするように腰を引いてなかなか攻めず、諦めるのをじっくり待って寄り切ったのだ。 この相撲をNHKで解説していた北の富士さんは、「あの(白鵬がなかなか攻めない)時間、貴景勝は何を考えていたんでしょうか」と同情し、翌日のスポーツ新聞には、「まるで蛇の生殺しだ」とまで書いた。 遠藤は幕内きっての人気力士で、貴景勝は次期横綱候補。横審がかちあげ、張り手を非難したとき、白鵬は「勝てないと生き残れませんから」と開き直ったことから、自分の地位を脅かす力士に狙ってやったことは明らかだ。 これからも、勝つためには何でもありの下劣な相撲を見せられそうだ。
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スポーツ 2019年12月16日 12時00分
張本氏、スノボ鬼塚選手にセクハラ発言?「何が面白いのか、嫁入り前なのに」 女子ゴルフでも問題発言か
15日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、先週に引き続き張本勲氏がセクハラとも取られかねない発言を行ったことが物議を醸している。 問題の発言は、14日に行われたスノーボード・ワールドカップ女子ビッグエアーで、日本の鬼塚雅がフロントサイドダブルコーク1080を決め、優勝した様子を見た際に発せられる。 張本氏は鬼塚に「あっぱれ」を入れる。しかし続けて、「女の子が、何が面白いのかねえ、危ないよねえ、落ちたらねえ、失敗したら骨折もしますよ、嫁入り前なのに」と競技に苦言を呈す。 関口宏は「成功したときの嬉しさですよ多分。ねえ?」とゲストの元バドミントンプレーヤー小椋久美子氏に話を振る。同氏は「自分と、演技の戦いですよね。気持ちよく終わった感じが凄い伝わってきましたもんね」とフォローした。 張本氏としては、若い女性を慮る意図だったのかもしれないが、ネットの反応は「セクハラだと思う」「女性を蔑視している」など厳しいものになってしまう。さらに視聴者を怒らせたのが、女子ゴルフでの発言。張本氏は女子ゴルファーについて、「女子はファッショモデルにしたいような人が12、3人出てるからね」と話しており、この発言について、「女子ゴルファーをそういう目で見ているのか」と批判の声が挙がった。 ただし、一部には「いちいち目くじらを立てないでほしい」「高齢者の中には、まだまだ女性は家庭に入るものだと考える人もいる。その意見を潰すことは、言論の自由の侵害」「女性だってイケメンと非イケメンを分けている。男性が女子ゴルファーに可愛いと言って何が悪い」と張本氏を擁護する声もあった。 「張本氏は女性が怪我をするようなスポーツをすることは好ましくないと考えているようです。それは個人の考えであり、一定の理解も受けていますが、『何が面白いのか』と競技を蔑むような言葉を選んでしまうことで、敵を作ってしまっています。 本当は愛国主義者で心優しい一面もある張本氏だけに、言葉のチョイスの不味さによる誤解と炎上が残念ですね」(スポーツ関係者) 2019年も炎上が続いた張本氏。楽しみにしている人も多いが、そろそろ「大人」になってもらいたいものだ。
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スポーツ 2019年12月16日 11時47分
広島、「丸佳浩」がNGワードに? V逸をもたらした危機意識の低さ、新助っ人の起用法にも影響か
佐々岡カープの守備陣は大シャッフルとなりそうだ。 広島東洋カープが早々に獲得を決めたホセ・ピレラ外野手が、当初、メディアに伝えられた情報とは異なる形で起用されるようだ。「右投右打。メジャー経験は少ないが、朝山東洋・打撃コーチがホレ込んだパワーヒッター」との触れ込みだった。主砲・鈴木誠也以外、一年を通して固定できる外野手がいなかった。それを補うための補強だと思っていたが、そうではないらしい。 「ピレラをセカンドで使うようです。メジャー、マイナーでは外野とセカンドを併用しており、佐々岡真司監督(52)は『菊池の後釜』を予定しています」(プロ野球解説者) 菊池涼介のメジャーリーグ挑戦により、広島は2年連続での主力喪失となった。 今さらだが、菊池は守備範囲が広い。その後継者となると責任は重大だ。 「ショート、サードも決まっていません。期待の小園海斗を育てていくとしたら、田中広輔が弾き出されてしまいます。打撃面で期待されていた安部友裕がサードのレギュラーを獲りきれませんでした。一塁に入ったバティスタも契約上、どうなるのか分かりません」(前出・同) 総入れ替えになる可能性もある。2019年の敗因だが、一つは打線を固定できなかったことだろう。そうなると、2020年は打撃力優先で守備位置が決まりそうだが、外国人選手はどんなに調査しても、「アタリ」と「ハズレ」がある。ピレラが後者だった場合、セカントは守備の重要箇所でもあり、佐々岡監督の構想は根底から崩れてしまう。 「ドラフト会議で一番欲しいと思っていた森下暢仁(明治大)が指名でき、この時点で危機意識も薄れてしまいました」(スポーツ紙記者) 森下は間違いなく、先発ローテーションに入ってくる。2ケタ勝利も計算でき、勝ち星の計算だけなら、確実に優勝圏内となる。しかし、テコ入れをすべきは野手陣であり、来季は菊池がいない。内野が総シャッフルとなれば、守備の乱れからの失点も十分に考えられるが…。 「広島内部からは、3番バッターを固定できなかったのが敗因との声がよく聞かれます」(前出・同) つまりは、丸佳浩が流出した穴を最後まで埋められなかったわけだ。もっとも、広島の敗因を語る上で、その名前はNGワードとなっている。「3番バッター」と言葉を変えているが、今度は「二遊間を固められなかった」なんて言うのでは? ピレラがセカンドを守れたとしても、併殺プレーのタイミング、ショートと息が合うかも問題になってくる。そのショートを守る選手も小園なのか、田中になるのか、まだ決まっていない。 広島の春季キャンプは守備練習の時間が長くなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年12月16日 11時03分
ロッテFA入団の福田、背番号は楽天に流出した大地の「7」
千葉ロッテマリーンズは15日、千葉市内のホテルで、福岡ソフトバンクホークスからFAで獲得した福田秀平外野手の入団会見を行った。 今シーズン80試合に出場し、打率.259、9本塁打、得点率.371を記録し、ソフトバンクの日本一にも貢献した福田は、Cランク(推定)とあって、6球団が交渉に乗り出したとされている。今オフにFA宣言した選手の中では、“売れっ子”選手をロッテが射止めたことになる。福田は神奈川県横浜市出身なだけに、在京球団というのも大きかったのだろう。 背番号は、今シーズンまでキャプテンや選手会長としてチームを引っ張って来た鈴木大地内野手が、東北楽天ゴールデンイーグルスにFAで移籍したことに伴い空き番となった「7」に決定した。早速、背番号「7」の背番号が入ったロッテのユニフォームに袖を通した福田は「これまでチームを代表する偉大な選手たちが付けていた番号をいただき、光栄です。この番号に見合う選手になれるように精一杯、頑張りたいと思います」とコメント。 ロッテファンからは複雑な心境を表す声も見受けられたが、福田は2007年のプロ入りから、2014年を除いてずっと背番号「37」を背負ってきただけに、今回は心機一転、背番号「7」という西岡剛や鈴木大地が価値を高め続けてきた新たな背番号を背負うことで、ロッテの救世主として、井口資仁監督を胴上げに導く思いだ。 ロッテ内野手のキャプテンのイメージがあった背番号「7」のイメージを福田が変えられた時、今回のFAは成功と言える。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月16日 11時00分
オリックス、新人選手が勢揃い!出世番号を受け継いだ2選手に期待
オリックスは14日、大阪市内の帝国ホテル大阪で『新人選手 入団発表記者会見』を行った。会場にはファンクラブ会員を始め、多くの報道陣、そしてドラフト指名を経て入団した選手と家族、関係者が集まった。 会見冒頭で、湊通夫球団社長が「今年は史上最多となる高卒が8名、育成を8選手獲得しました」と今年はフレッシュなドラフトだったことを明かすと、隣りに座った西村徳文監督は「初めて見ましたけど堂々としている印象を受けた」とルーキーたちを高評価。「ユニフォームを着たら先輩、後輩関係ないわけですから、遠慮をしないでほしい」と昨年に続いて、「遠慮をしないで」というメッセージを送り、会見中には時折り笑顔も見られた。 ドラフト1位の宮城大弥投手は「かっこいいユニフォームを着て実感が湧いてきました。チームメイトから『頑張ってこい』と声をかけてもらったので、しっかり頑張って行きたいです。自分は左投手で、右打者に食い込むようなボールが得意なので攻めて行きたい。誰と対戦したいというよりは、各球団の4番打者だったり、クリーンナップを抑えて行けるような投手になりたいです」とユニフォームを着た第一印象を述べると、今シーズン開幕投手を務め、最高勝率のタイトルを獲得した“エース”山岡泰輔投手が今年まで背負っていた背番号「13」を受け継いだことについては、「球界を代表する山岡投手がつけていた番号。自分も日本を代表するような投手になりたい」と「13」を出世番号として受け継いでいく覚悟を示している。 また、ドラフト4位で入団した前佑囲斗投手は、今シーズン最優秀防御率のタイトルを獲得した“神童”山本由伸の背番号「43」を受け継いだ。前は「これからプロの世界で戦うんだという実感が湧いてきました。43番という山本由伸投手が背負ってきた番号を受け継ぐことになったので、この番号を汚すことがないように、自分もエースと呼ばれる投手になれるよう頑張りたいです」と由伸を意識する一方で、同じ高卒ルーキーの宮城に対しても、「頼もしいチームメイトであり、ライバルでもある。右と左(宮城)なんで、お互い一軍に上がって投げて行けるように頑張りたいです」とライバル心を燃やしていた。 フォトセッションでは2人のツーショット撮影をリクエストされるなど、出世番号を背負った2人の物語はこの日からスタートしたと言っていいだろう。今後の出世レースを大いに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月15日 17時30分
元楽天・一場氏に破産報道 借金苦から凶悪犯罪に手を染めたOBも、引退後の転落劇はバブルが原因?
2005年から2012年まで楽天、ヤクルトでプレーし、今年の11月にはユーチューバーとしての活動も始めた元プロ野球選手の一場靖弘氏。12月10日、その一場氏が今年8月に自己破産していたことを『スマートFLASH』(光文社)が報じた。 一場氏がプロ野球人生で手にした年俸・契約金の総額は、過去に報道されただけでも2億円以上。今回自己破産に至った主要因は、2018年に不動産ローンで不正融資が発覚した「スルガ銀行」のあると伝えられているが、ネット上のファンからは「ドラフト1位から破産者に転落するとは思わなかった」、「ローンがあるとはいえ億単位の稼ぎを使い切って破産って相当だぞ」、「唐突にユーチューブ始めたのもこれが理由だったのか」と驚く反応が多数寄せられた。 ただ、過去を振り返ってみると、一場氏と同じく引退後に自己破産に至ってしまった選手は少なからず存在する。 中日(1990-2001)、横浜(2001-2007)、西武(2008)の3球団でプレーした種田仁は、両足を大きく広げた“ガニマタ打法”を武器に2004年から2年連続で打率3割をマーク。2005年のオフには年俸が1億2500万円までアップしたが、現役時代からギャンブルに傾倒していたことがたたり、引退から約7年後の2015年6月に自己破産。なお、破産翌年の2016年11月には、無免許で車を運転し、スピード違反をしたとして逮捕されてもいる。 1978年に起こった「江川事件」の影響で巨人から阪神に移籍したことでも知られる小林繁さん(故人)は、巨人(1973-1978)、阪神(1979-1983)で過ごした現役11年間で通算139勝をマークした当時を代表する名投手。現役引退後は解説者やスポーツキャスターを務めるかたわら、飲食や不動産事業なども手掛けていた。 ただ、バブル景気の崩壊と共にこれらの事業は傾いた。結果、10億ともいわれる莫大な借金を背負うこととなった小林さんは、その後2003年に自己破産に至っている。 自己破産では収まらず、その後凶悪犯罪を犯してしまったのがロッテ(1985-1992)でプロ生活を送った小川博。引退後もコーチとして球団に残っていたが、離婚による慰謝料やギャンブルでふくれ上がった借金を理由に2002年に解雇され、翌2003年に自己破産した。 しかし、自己破産後も複数の消費者金融から金を借りていた小川は、借金苦から2004年11月に強盗殺人事件を起こし同年12月に逮捕。その後無期懲役の判決を受け、2019年現在も服役している。 現役生活を送っている間は、一般人とはかけ離れた大金が手元に入ってくるプロ野球選手。その稼ぎを元に培われた金銭感覚を、引退後に矯正するのは至難の業なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年12月15日 11時00分
DeNA、石田と戸柱は相性バッチリ! 来シーズンは仲良しタッグ増加で「最後は笑顔に」
「2年目に1年間バッテリーを組んでいたときは、いい結果が出た。僕を引き出してくれる人」と石田健大は戸柱恭孝を評し、「うれしいですね。頼りにしている面は、僕にもあります」と戸柱は石田を称えた。横浜みなとみらいの商業施設「MARK IS」でのスペシャルトークショー(8日)で明かしたエピソードだ。 2016年、開幕からローテーションの一角として頭角を現し始めた2年目の石田は、ルーキーながら正捕手の座を手にした戸柱と組んだ。石田が先発した25試合中24試合でバッテリーを組み、石田は9勝4敗と好成績。翌年もコンビで6勝中4勝をマークするなど、データを見ても相性がいいことが分かる。 プライベートでも「2人でもご飯(に)よく行きます」というほどの仲の良さも好成績につながっているのだろう。石田は「先輩ですがたまにタメ語になったりするほど、なんでも言える」という間柄だといい「2人だと会話が弾み、4時間あっという間にたってしまう。アホみたいに野球の話をしている」と話すと、戸柱も「飲んだら2人ともふざけています」とうなずいた。俗に言う「阿吽の呼吸」は、この関係性から作り出されているようにも思える。 2人は初の横浜スタジアムで開催されたクライマックスシリーズ・ファーストステージにも出場。初戦で先発した石田は「声援が半端なかった。地に足がつかない感じでふわっとしてた。想像以上の声援でビックリした」とし、2戦目でマスクをかぶった戸柱も「負けたら終わりで緊張した。勝てたんでいい経験ができた」と振り返った。戸柱は今後について「組む機会が減ってきた。頑張らないと」口に。伊藤光の加入もあり、2018年は25試合、今年は45試合に出場機会が限られてきている現状を憂慮した。 戸柱は、来季の目標を「笑顔で終われるように」と色紙に書き込んだ。「優勝、日本一。10勝、20ホールド、1セーブ」とした石田と、来シーズンはどれだけバッテリーを組めるのか。今季2度達成した2人でのお立ち台を、何度見られるのか。2020年シーズンを楽しみに待ちたい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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