問題の発言は、14日に行われたスノーボード・ワールドカップ女子ビッグエアーで、日本の鬼塚雅がフロントサイドダブルコーク1080を決め、優勝した様子を見た際に発せられる。
張本氏は鬼塚に「あっぱれ」を入れる。しかし続けて、「女の子が、何が面白いのかねえ、危ないよねえ、落ちたらねえ、失敗したら骨折もしますよ、嫁入り前なのに」と競技に苦言を呈す。
関口宏は「成功したときの嬉しさですよ多分。ねえ?」とゲストの元バドミントンプレーヤー小椋久美子氏に話を振る。同氏は「自分と、演技の戦いですよね。気持ちよく終わった感じが凄い伝わってきましたもんね」とフォローした。
張本氏としては、若い女性を慮る意図だったのかもしれないが、ネットの反応は「セクハラだと思う」「女性を蔑視している」など厳しいものになってしまう。さらに視聴者を怒らせたのが、女子ゴルフでの発言。張本氏は女子ゴルファーについて、「女子はファッショモデルにしたいような人が12、3人出てるからね」と話しており、この発言について、「女子ゴルファーをそういう目で見ているのか」と批判の声が挙がった。
ただし、一部には「いちいち目くじらを立てないでほしい」「高齢者の中には、まだまだ女性は家庭に入るものだと考える人もいる。その意見を潰すことは、言論の自由の侵害」「女性だってイケメンと非イケメンを分けている。男性が女子ゴルファーに可愛いと言って何が悪い」と張本氏を擁護する声もあった。
「張本氏は女性が怪我をするようなスポーツをすることは好ましくないと考えているようです。それは個人の考えであり、一定の理解も受けていますが、『何が面白いのか』と競技を蔑むような言葉を選んでしまうことで、敵を作ってしまっています。
本当は愛国主義者で心優しい一面もある張本氏だけに、言葉のチョイスの不味さによる誤解と炎上が残念ですね」(スポーツ関係者)
2019年も炎上が続いた張本氏。楽しみにしている人も多いが、そろそろ「大人」になってもらいたいものだ。