まず、関口がおかしな兆候を見せたのは、サッカーJリーグの話題。横浜FマリノスとFC東京、そして鹿島アントラーズが優勝争いをしていることを取り上げた際、FC東京のことをなぜか「FC」と呼ぶ。さらに、松本山雅(やまが)FCについても「まつもとさんが」と間違えてしまう。
そして、野球の話題になり、両リーグのMVPと新人王をフリップで紹介。その後、関口は「続いてはラグビーを…」と話を進めようとすると、アシスタントの唐橋ユミが「フリップありますね、まだ野球の」とツッコミ。これに関口は、「あ、何かあった?」と話し、プロ野球のFA選手や退団選手の動向が表記されたフリップを取り出す。
どうやら進行を忘れていた様子。張本勲氏も関口に釣られたのが、ウラディミール・バレンティン選手を「バレンタイン」と間違えて発言してしまった。
関口はこの話が終わると、「続いてラグビーでいいですか」と唐橋に質問。だが、ここでも進行を間違えていたようで、唐橋から「あとは球数制限のお話もちょっと聞きたいですね」とコメント。すると、関口は「球数制限、これだ」と日本高校野球連盟が1投手1週間500球以内とする旨が書かれたフリップを取り出した。この進行も、すっかり忘れていたようだった。
この関口のお粗末な対応に、「関口宏は大丈夫なの?」「痴呆が入っているかのような進行。正直心配」という心配の声が上がる。また、「安倍政権に文句ばかり言っているのに自身の対応はお粗末」「安倍批判以外は興味ないんじゃないの?」「安倍政権を支持する張本と一緒に出たくないのでは?」「安倍政権には正確性を求めるくせに自分は適当?」という皮肉や、「もっとしっかりやってほしい」「昔の関口宏はこんなんじゃなかった」「進行が覚えられないのは致命的」などの批判もあった。
かつて国民的司会者とまで言われた関口にしては、なんともお粗末な司会ぶりだった。