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DeNA、石田と戸柱は相性バッチリ! 来シーズンは仲良しタッグ増加で「最後は笑顔に」

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石田健大、戸柱恭孝

 「2年目に1年間バッテリーを組んでいたときは、いい結果が出た。僕を引き出してくれる人」と石田健大は戸柱恭孝を評し、「うれしいですね。頼りにしている面は、僕にもあります」と戸柱は石田を称えた。横浜みなとみらいの商業施設「MARK IS」でのスペシャルトークショー(8日)で明かしたエピソードだ。

 2016年、開幕からローテーションの一角として頭角を現し始めた2年目の石田は、ルーキーながら正捕手の座を手にした戸柱と組んだ。石田が先発した25試合中24試合でバッテリーを組み、石田は9勝4敗と好成績。翌年もコンビで6勝中4勝をマークするなど、データを見ても相性がいいことが分かる。

 プライベートでも「2人でもご飯(に)よく行きます」というほどの仲の良さも好成績につながっているのだろう。石田は「先輩ですがたまにタメ語になったりするほど、なんでも言える」という間柄だといい「2人だと会話が弾み、4時間あっという間にたってしまう。アホみたいに野球の話をしている」と話すと、戸柱も「飲んだら2人ともふざけています」とうなずいた。俗に言う「阿吽の呼吸」は、この関係性から作り出されているようにも思える。

 2人は初の横浜スタジアムで開催されたクライマックスシリーズ・ファーストステージにも出場。初戦で先発した石田は「声援が半端なかった。地に足がつかない感じでふわっとしてた。想像以上の声援でビックリした」とし、2戦目でマスクをかぶった戸柱も「負けたら終わりで緊張した。勝てたんでいい経験ができた」と振り返った。戸柱は今後について「組む機会が減ってきた。頑張らないと」口に。伊藤光の加入もあり、2018年は25試合、今年は45試合に出場機会が限られてきている現状を憂慮した。

 戸柱は、来季の目標を「笑顔で終われるように」と色紙に書き込んだ。「優勝、日本一。10勝、20ホールド、1セーブ」とした石田と、来シーズンはどれだけバッテリーを組めるのか。今季2度達成した2人でのお立ち台を、何度見られるのか。2020年シーズンを楽しみに待ちたい。

写真・取材・文 / 萩原孝弘

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