スポーツ
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スポーツ 2019年12月04日 17時00分
楽天・今江コーチ、元同僚・嶋と二軍で苦しんでいた? 今シーズン終盤の心境と移籍時の裏話に「泣ける」の声
今シーズン限りで現役を引退し、その後チームの育成コーチに就任した楽天・今江敏晃コーチ。その今江コーチが12月3日に自身のブログを更新し、来シーズンからヤクルトでプレーする元同僚の嶋基宏について言及した。 11月24日に開催された楽天のファン感謝祭に参加し、最後の楽天のユニフォーム姿をファンや選手に披露した嶋。同日に更新した自身のインスタでは「(ファン感謝祭では)たくさんたくさんたくさん写真撮ったので、少しずつ載せていきます!」と投稿、11月25日には今江と同様に今シーズン限りで引退した西宮悠介、11月29日には同じく引退した戸村健次と撮った2ショット写真をねぎらいのメッセージ付きで公開している。 その後、12月2日には今江コーチとの2ショット写真も掲載。「ロッテでプレーしてるときは口数も少なくちょっと怖くて、ホームのクロスプレーではいつもタックルをしてくるイメージでした!笑」、「最後の最後まで室内で打ってるのを見て僕ももっともっとやらないとと思いました!」と今江との思い出をつづっていた。 この嶋のインスタ投稿を受けてか、12月3日のブログで「嶋との思い出、たくさんあるなーー笑」と切り出した今江コーチは、「(2015年オフに今江コーチがロッテから)楽天に移籍が決まってすぐ、連絡くれて。新しい環境にスムーズに入っていけるようにと、アイツなりの配慮が嬉しかった」と告白。 また、「今年は夏以降は特に、俺もアイツもいろんな想いの中でやっていて… 全ては俺らにとっては必要なことと思うし、俺は引退したけど、アイツはまだやれるし、やらなくちゃいけない」と、嶋と共にほとんどの期間を二軍で過ごした今シーズンの終盤は、お互いに葛藤を抱えながら日々を過ごしていたことも吐露した。 「現役としてユニフォームを着れる、こんな素晴らしい事はない」と、嶋のヤクルト移籍について引退した立場から述べた今江コーチ。最後は「やれるだけ、続けて欲しい! そして、お互いに頑張ろう!」とエールを送っていた。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「戦友みたいな関係性がにじみ出てて泣ける」、「今江も嶋もベテランだから、二軍暮らしが長引くとそりゃ焦りが出てくるよな」、「いつかまた同じユニフォームを着てほしいな」といった声が多数寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について今江敏晃の公式ブログよりhttp://pakila.jp/imae/嶋基宏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shima37official
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スポーツ 2019年12月04日 11時40分
「順調です!」オリックス黒木優太、育成契約から再起を目指す!
オリックスは戦力外通告をした黒木優太投手と、来シーズン育成契約を結んだことを発表した。背番号は「54」から「124」となる。 黒木は2016年、立正大学からドラフト2巡目でオリックスに入団。2017年の春季キャンプの実戦では先発での起用も試されたが、空振り率が高いことなどが評価され、後ろに回った。ルーキーイヤーからセットアッパーとしてフル稼働し、この年のオールスターゲームにはドラフト1位の山岡泰輔とともに、ドライチ&ドラ2のコンビで監督推薦で初出場。後半になると、不調の平野佳寿に代わってクローザーを任されるが、プレッシャーだけではなく、前半戦の疲労も重なり打ち込まれてしまい再びセットアッパーに戻ったが、リズムを取り戻すことが出来なかった。しかし、1年目は55試合に登板し、6勝25ホールドを挙げるなど、ドラフト2位の即戦力としての役目は果たしたと言えるだろう。 昨年はなかなか本調子に届かず、セットアッパーは山本由伸が務めたこともあり、中継ぎとして39試合に登板。1勝1敗、17ホールドに留まった。今季は岸田護(引退)、吉田一将のように、先発も視野に入れた調整を行っていたが、春季キャンプの序盤に右肘内側靱帯の炎症で戦線離脱。キャンプをリハビリ組で送ることになってしまう。ファームの公式戦で実戦復帰を果たすも違和感は消えず、再び炎症を起こしたことから、右肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)に踏み切り、今シーズンは一軍登板が一度もなかった。 11月24日に京セラドーム大阪で開催された『Bsファンフェスタ2019』では元気な姿を見せており、話を聞いたところ、リハビリは「とても順調です」と話しており、表情も明るかった。焦って欲しくはないが、黒木の復活を心から待ちたい。(どら増田 / 写真・垪和さえ)
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スポーツ 2019年12月04日 11時35分
広島・菊池、筒香とチームメイトに? 大谷とも対戦するア・リーグ球団が“両獲り”を画策か
行き先は、カナダに変更? 広島が菊池涼介のポスティングシステム申請の手続きを終えた。日本時間の12月3日22時より、菊池に興味を持つメジャーリーグ30球団は交渉可能となった。 「交渉開始と同時に連絡を入れてきた球団はなかったそうです。広島の球団スタッフの口ぶりから察すると、『米国の代理人に後のことは委ねた』といった感じでした」(スポーツ紙記者) 興味深い情報も入ってきた。ひと足先にポスティグシステムの手続きを完了させた筒香嘉智(28)と菊池が「チームメイトになる」可能性が出てきたのだ。 「米FA市場を見ると、強打の二塁手が何人かいて、当然、彼らは大型契約を勝ち取ろうとしています。菊池を狙うのは、そういったマネーゲームに参加できないチームになります」(米国人ライター) 二塁手の獲得を考えていて、資金豊富ではない球団…。これまで、現地メディアが「菊池にアタックする」として伝えてきたのがワシントン・ナショナルズ。しかし、菊池がボスティングシステムの手続きが完了したという一報が伝えられたのとほぼ同時に、急浮上してきたチームもあった。トロント・ブルージェイズだ。 ブルージェイズは、メジャー30球団のなかで、唯一、カナダのオンタリオ州トロント市に本拠地を置き、球場は世界初の開閉式ドーム・スタジアム「ロジャーズ・センター」だ。両翼100メートルの広い球場だが、「ホームランが出やすい」とされている。 「人工芝の球場なので、守備能力の高い菊池なら、すぐに適応できるはず」(前出・同) しかし、ブルージェイズに関しては、別の報道もあった。ブルージェイズは「打てる外野手」の補強を最優先事項に挙げており、ここにさほど資金力が豊富ではない事情も重なって、「日本から新たに挑戦してくる筒香を獲得リストの上位に入れている」という。 米メディア『フォーブス』によれば、「筒香にはヤンキースも興味を示している。本腰を入れているのはブルージェイズ」と伝えていた。前出の米国人ライターがこう続ける。 「筒香に興味を示している球団はほかにもありますが、守備が巧くないとマイナス面も報じられています。一発はないが、走攻守の総合力でアキヤマ(秋山翔吾)を推すメディアもあります。ブルージェイズは筒香の獲得に失敗したら、アキヤマにアタックすると予想されています」 ブルージェイズは筒香、菊池双方に対し、ほぼ同時にアタックするようだ。2人は代理人(エージェント会社)が異なるので“事前の打ち合わせ”は無いと思われるが、ともに侍ジャパンを牽引してきた仲。「いっしょにやろう!」なんてことになるかもしれない。カナダで再会、秋山も同時交渉してくれたら、日本のファンは衛星放送のブルージェイズ戦を絶対に見る。ブルージェイズはアメリカン・リーグだから、二刀流・大谷翔平対侍ジャパンの対決も実現するのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年12月03日 22時30分
カブキ・ウォリアーズ、毒霧使わずシャーロットに勝利!/戸澤は敗北
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間3日、アメリカ・テネシー州ナッシュビルのブリヂストン・アリーナで主要ブランドのロウを開催した。 WWE女子タッグチャンピオンチーム、カブキ・ウォリアーズのアスカ&カイリ・セインが“女王”シャーロット・フレアーと2対1のハンディキャップ戦で対戦した。 試合前、アスカは「誰やと思ってんねん。うちら全然勝てるし、アホか。無理無理無理無理!!!」と大阪弁で言い放って余裕を見せると、試合ではアスカがヒップアタック、カイリがスライディングDで攻め込みカブキ・ウォリアーズが主導権を握る。数で劣るシャーロットはスライディングキックやダブル・スピアーを決めて反撃するも、最後はアスカがシャーロットにフィギュア・エイトを決められたところで、交代していたカイリがトップロープから、インセイン・エルボーを炸裂させて3カウント。カイリにとっては、変則マッチながら格上のシャーロットからうれしい初勝利を奪った。 この試合では、毒霧を使わずに、巧みなチームワークでカブキ・ウォリアーズが勝利を収めたことが特筆すべきポイント。アスカだけでなく、カイリも顔面にペイントを施すなど“カブキ化”が止まらない。 日本人スーパースター“スタミナモンスター”戸澤陽が、196cmの長身を誇るドリュー・マッキンタイアとシングル対決した。体格で勝るマッキンタイアはヒザを突いたファイティングポーズで戸澤を挑発し、「リングから出ていけ」と忠告。 すると戸澤は一度リングを降りるそぶりを見せたが、不意打ちのドロップキックからトペ・スイシーダを決めて攻め込んだ。しかし、体格差で勝るマッキンタイアが戸澤を捕まえてアラバマスラムを決めると、最後はカウンターのクレイモアを炸裂させ、マッキンタイアがあっさりと3カウントを奪取。観客はため息をつくしかなかった。戸澤にとって対ヘビー級はロウで闘っていく上で、大きな課題になるだろう。(どら増田 / 写真・©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
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スポーツ 2019年12月03日 19時32分
新日本・オカダ、見た目に反して“ビビり”だった? 『スッキリ』マンスリーレギュラー初出演を報告、今後も新しい一面に期待
新日本プロレスに所属するプロレスラーで、3日に『スッキリ!』(日本テレビ系)のマンスリーレギュラーに就任すると発表されたオカダ・カズチカ。同日午後に自身のツイッターを更新し、同番組出演の感想をつづった。 今回オカダがマンスリーレギュラーを務めるのは、毎週火曜日に映画や音楽などの情報を取り上げる「WEニュース」のコーナー。オカダは前日2日にリスの絵文字と共に「汐留にカネの雨降らせに東京戻ってます」とツイート。同番組に出演することを匂わせ、ファンの間で話題を呼んでいた。 初回の登場となったこの日、オカダはコーナーの企画として現在公開中のホラー映画『ドクター・スリープ』、アニメーション映画『幸福路のチー』の2作品を鑑賞。鑑賞前は「(怖いと感じるものは)今のところ見当たらない」、「僕は生まれた時にしか泣いたことがない」とそれぞれの映画に対し強気のコメントを残していたが、鑑賞中は怖さからか画面から目を背けたり、涙が出たのか目尻を小指で押さえたりと意外な姿を見せていた。 番組終了後、午後0時33分にツイッターを更新したオカダは、「ビビってないし、泣いてない!」と映画鑑賞時に自身が見せた反応について“釈明”。同時に、「また来週のWEニュースであいましょう」と、次回放送の視聴も呼び掛けていた。 今回のツイートを受け、ネット上のファンからは「朝からご苦労様でした!ホラー映画にビビるオカダさん面白かったです」、「来週もオカダさんの新たな一面が見られるのを楽しみにしてます」、「リアルタイムで見れないから毎週必ず録画します」といった声が多数。 また、「忙しい中しっかりメディアに出てくれて頭が下がる」、「今日も高知で試合なのに、その前に東京でテレビ出演をこなすのはすごい」、「試合と生放送の調整は大変だろうけど、体調に気をつけて頑張ってほしい」と、試合が控える中でのメディア出演をねぎらう声も数多く寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用についてオカダ・カズチカの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/rainmakerXokada
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スポーツ 2019年12月03日 17時30分
ライガー最後の大阪大会であいさつ「初めてIWGPジュニアを獲ったのも大阪」
新日本プロレス『ワールドタッグリーグ2019』▽2日 大阪・大阪市中央体育館 サブアリーナ 観衆1,277人 来年1月の東京ドーム2連戦で引退する新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーが、現役生活最後となる大阪での試合を2日、大阪市中央体育館で行った。この大会以降、“いまのところ”大阪での試合は他団体も含めて入っていないそうで、これが大阪ラストになる可能性が極めて高い。試合後にはあいさつの場が設けられた。 ライガーが出場した試合はオカダ・カズチカと飯伏幸太による来年1.4東京ドームの前哨戦となった。IWGPヘビー級チャンピオンのオカダはSHO&YOHと組み、飯伏はライガー&タイガーマスクのジュニア勢と組んだ。 このカードは最終戦となる広島グリーンアリーナ大会まで連日同じ組み合わせとなっているが、ライガーとオカダはこれまでなかなか対戦する機会がなかった。引退間近になって対戦機会が増えるのはまれなケース。今後のジュニアヘビー級を引っ張っていく若いSHO&YOHにとって、平成のジュニアヘビー級を引っ張ってきたライガーとこの時期に対戦するのは貴重な機会だろう。 この試合で、ライガーはオカダに掌底を見舞うなど飯伏のアシストに徹し、最後はボマイェからのカミゴェの必殺フルコースで、飯伏がSHOから3カウント。前哨戦を制している。 試合後、マイクを握ったライガーは「大阪のみなさん。本日は本当にありがとうございます。僕は、来年の1月4日、5日の東京ドームで引退します。なので大阪で試合をするのは、今日が最後になります。思い返せば初めてIWGPジュニアのベルトを獲ったのも、ここ大阪でした(1989.5.25大阪城ホール大会での馳浩戦)。僕の母親も(大阪の)柏原出身です。大阪はやはり思い出のある土地です。来年1月に引退しますが、それまでもうしばらくブッ飛ばしますので、応援よろしくお願いします。きょうはありがとうございました」とあいさつすると、入場テーマ曲『怒りの獣神』が大音量で流れ、手拍子とライガーコールが交差する中、ライガーはリングを後にした。 ライガー引退までいよいよ1カ月。1.5東京ドームの相手は果たして誰になるのか?引退ロードからまだまだ見逃せない。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月03日 17時00分
ヤクルト、今オフ新設GM人事にファン反発 小川前監督の辞任直後の起用に「最下位監督なのに」批判噴出
2018年から今シーズンまでの2年間、ヤクルトの監督を務めていた小川淳司前監督。その小川前監督が、ヤクルトの編成部門を取りまとめるゼネラルマネージャー(GM)に就任することを複数メディアが報じている。 報道によると、今回のGM起用は小川前監督がドラフト戦略や助っ人補強などチーム作りに取り組むシニアディレクター(SD)を、2014年から2017年までヤクルトで務めていたことが理由であるとのこと。また、ヤクルトがGM職を設けるのは球団史上初ということも伝えられている。 小川前監督が転身するGMは、現在西武(渡辺久信GM)、ソフトバンク(三笠杉彦取締役GM球団統括本部長)、楽天(石井一久GM)、日本ハム(吉村浩取締役チーム統括本部長兼GM)、オリックス(福良淳一GM兼チーム編成部長)の5球団が役職として設置している。 このうち、西武・渡辺GMは2年間のSD生活を経て今年1月に、オリックス・福良GMは監督退任直後に就任した育成統括GMを経て、今年6月にそれぞれ現在の役職に就いている。こうした他球団の事例を考えると、今回の人事にも不思議な点はないように思われる。 しかし、今回の一件に対しネット上のヤクルトファンは「低迷を招いた張本人なのに即GM転身とかファンをなめすぎ」、「こんな訳の分からない人事をしていると来年も最下位になるぞ」、「球団フロントはなぜ小川をGMに起用したのかファンに説明しろ」と球団の人事に反発。 同時に、「成績不振の責任取って監督辞めた人がGMに就任するなんてあり得ない」、「小川さんのことは嫌いじゃないけど、さすがにこれは恥ずかしくないのかと思う」、「宮本ヘッドは潔く退団したのに、なぜ小川は自分だけのうのうと戻ってくるんだ」といった、小川前監督への批判も多数寄せられている。 「今シーズンのヤクルトは5月14日から6月1日まで16連敗を喫したことなどもあり、最終成績は『59勝82敗2分・勝率.418』で借金23の最下位。この成績不振の責任をとる形で、小川前監督と宮本慎也一軍ヘッドコーチがそろって退任となりました。ただ、宮本ヘッドがそのままチームを去った一方で、小川前監督は球団の意向を受け入れGMとして残留。オファーを出した球団フロント、そしてオファーを受けた小川監督の両方に不信感を抱いているファンは少なくありません」(野球ライター) 小川前監督を功労者としてGMに迎えたが、ファンからは反発の声が上がってしまった今回の人事。果たして、小川前監督改め小川GMは、現在の評価を覆すような結果を出すことができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年12月03日 11時31分
日本ハム・斎藤佑、「ショートスターター」の不自然さ 13年前からのスタイル変更を強いた球団側の思惑とは
オープナー専門のピッチャーって、ナニ!? 北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹が契約更改に臨み、現状維持の1600万円でサインした。その直後に行われた会見で出たセリフは、悲哀を感じさせるものだった。 「きっと皆さんが見ている景色はあの頃なんだろうなあ、と。僕自身もスピード、キレ、コントロールを含めて(あの頃に)近づけるように。また、あの時のようなブームを起こせるような活躍をしていきたいです」 斎藤の置かれている立場は、説明するまでもないだろう。契約更改は「戦力外通達」が行われる時期のあとだから、来年も現役を続けられるわけだ。斎藤の言う「あの頃」とは、2006年夏の甲子園大会のこと。炎天下の甲子園で、無尽蔵のスタミナで快速球を投げ続けた雄姿は高校野球史に強く刻まれた。しかし、斎藤はあの頃のような先発完投型のピッチャーを目指すのではないという。オープナー専門の「ショートスターター」に活路を見出そうとしている。 ちょっと、ヘンじゃないか? オープナーには、「専門」はいない。リリーバーを大量投入する戦略で、2018年に米タンパベイ・レイズが先発投手のコマ不足を逆手に編み出した苦肉の策だ。しかし、これが的中し、先発マウンドに上ったリリーバーが1、2イニングを投げた後に、本来の先発投手を送り込むスタイルで、単に先発投手のコマ不足を補う“リリーバー総動員”型のものに発展していった。 「米球団の多くがオープナーを模倣するようになりました。オープナーが登場して2年目の2019年、ショートイニングであっても、先発が務まるリリーバーとそうでないリリーバーに2分されるようになりました」(米国人ライター) 今季の斎藤はショートスターターとして何度かチャンスをもらったが、それを生かせなかった。メジャーリーグ報道で言えば、「オープナーの務まらないタイプ」である。 厳しい言い方をすれば、メジャーリーグには「ショートスターターの専門投手」はいない。救援投手として試合途中からマウンドに上る本来の仕事もしっかり務め上げている。ショートスターターは「時々」だから効果的なのだ。ショートスターターが先発ローテーション入りしたら、その後にロングリリーフの専門ピッチャーか、2番手で本来の先発ピッチャーが投げることになる。そういう継投策も米球界では定着しているが、 「メジャーでは失点の生じる可能性が高いとされているのが、試合開始直後の1回、2回。先発投手を2番手で使うオープナー作戦なら、『確実にゼロで抑える』が絶対条件」(前出・同) とのこと。斎藤はかなり高い目標を掲げたことになるが…。 パ・リーグに詳しいプロ野球解説者がこう続ける。 「今季の日本ハムは守備位置を極端に寄せるなど、メジャーで流行りの作戦を多く取り入れていました。オープナーもその一つですが、こちらを採用した目的は、成績の伸び悩んでいるピッチャーを覚醒させるため。栗山監督の愛情ですよ」 斎藤は会見で「同級生の存在は刺激になりますし、数多く活躍している選手がいるからこそ」と答えている。同級生・田中将大の活躍を出したイジワルな質問が出て、無理やりに言わせたものだ。しかし、田中は06年の甲子園での悔しさをバネにしたから、今日がある。06年の甲子園を励みにするのは結構だが、いっそ、忘れるか捨てるべきでは? その方が活躍できるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年12月02日 22時30分
藤波ジュニアLEONAが鈴木秀樹と第1試合で初対決!リアルジャパン12.5後楽園
リアルジャパンプロレスは、5日に東京・後楽園ホールで開催する『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.4』の記者会見を都内のホテルで行った。 既にメインイベントでは、レジェンド選手権試合として、王者の藤田和之に船木誠勝が挑戦するタイトルマッチが決定している。このカードは「出し惜しみをしない」ストロングスタイルプロレスのブレない姿勢が貫かれた夢のカード。藤田はPRIDEで、船木はパンクラスやヒクソン・グレイシー最後の相手を務め日本人で最も追い込むなど、お互いに総合格闘技のスキルは高い。その原点であるストロングスタイルプロレスで、どんな試合を行いどちらが最後にベルトを持っているのか興味深い。 今回の会見では、藤波辰爾の長男で、今年10月に1年3か月におよぶ長期欠場から復帰を果たしたLEONAが、第1試合で鈴木秀樹とシングル初対決を行うことが決定した。1980年代の新日本プロレスでは、若手同士による第1試合からピリピリと張りつめた空気感の中、派手さはないがプロレスの基本であるレスリングを中心にした試合が行われており、LEONAも鈴木もUWFインターナショナルなどで活躍した宮戸優光氏のもとで指導を受けていたこともあり、先輩にあたる鈴木のビル・ロビンソン氏直伝であるヨーロッパスタイルのレスリングに対して、LEONAがどこまでついてこられるのかがポイントになるだろう。 LEONAは「こうしてまたリアルジャパン、ストロングスタイルプロレスの中で自分の試合が組まれたということは、自分にとってもすごく意義を、そしてすごく特別に感じるものもあります。今回、鈴木秀樹さんとのシングル。これまで同じ道場に通って練習をしたということはありますが、鈴木さんとは違うタイミングでの入門ということもあり、そして、リングで対戦の形では触れ合うことはこれまでありませんでした。鈴木選手のリングでの強さ、レスリングに対する信念、そして、その日、ボクに対する気持ち、そういったものを自分のファイトを通して正面から鈴木選手にぶつけたいと思います。もう一度真正面からプロレスに向かい合うこのタイミングにこの対戦カード、自分にとって意義のあるカードとして当日、思い切ってプロレスをしたいと思います。10月27日、ドラディションの大阪で(獣神サンダー・)ライガーさんときっと最後になるかもしれない対戦をして、そのとき自分よりキャリアのある選手と向かい合うときに、遠慮であったり、そういったものをするべきではないと。怒りであったり気持ちであったり、もちろん技術もそうですけど、それをぶつけてこそプロレスだと。攻撃であったり言葉であったり、そういったもので自分自身すごく心に感じるものがありました。だからこそこの闘い、本当に正面からプロレスのリングで勝負したいと思います」と、今回の一戦への意気込みを語っている。 当日は全6試合が組まれているが、メインの次に注目されるべき試合は間違いなく、この第1試合になる。鈴木とLEONAによるストロングスタイルプロレスのオープニングマッチを堪能させてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月02日 20時46分
元ロッテ・里崎氏に「炎上商法か」と批判 前楽天・西巻の戦力外理由、「ピー音」で匂わせ釈明も「それなら最初から言うな」の声
元ロッテでプロ野球解説者の里崎智也氏が、自身のユーチューブチャンネルにアップした動画の内容がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、先月29日に公開された『【FAは悪じゃない!】鈴木大地、美馬学選手がFA!現役時代に一生分の給料を稼ぐことは必須条件である!』というタイトルの動画。この動画の中で里崎氏は、今オフ楽天を戦力外となった高卒2年目野手・西巻賢二(現ロッテ)の戦力外理由についてピー音を入れて説明し、説明が終わった後に「これはちょっと外に出せないんですよ」と意味深な一言を口にした。 すると、この動画をきっかけに、ファンの間では里崎氏がピー音で隠した西巻の戦力外理由について、「素行不良過ぎて球団の手に負えなくなった」、「首脳陣にたてついたから見せしめとして追い出された」などと口にしたのではと憶測が飛び交う事態に。また、こうした根拠のない憶測をもとに、西巻を批判する声も噴出した。 こうした事態に気付いた里崎氏は、今月1日にアップした『【減額制限はメリットが大きい】里崎智也が減額制限の本質を語る!』というタイトルの動画冒頭で謝罪。同時に、「リアルすぎる話は世の中に出さない方がいいと思った」、「西巻選手にとってマイナスな話ではない」と釈明した。 しかし、今度はこれらの釈明を受け、「言い訳するくらいなら最初から言うな」、「マイナスじゃない話ってどんな話だよ、西巻じゃなくて石井GMとか首脳陣に非があるのか?」、「邪推されるような話を勝手にされて西巻も大迷惑だな」、「じゃあ本当の理由はなんだよ、マイナス面じゃないなら話せるだろ」と里崎氏へ批判が殺到。 同時に、「変なこと匂わせたのも再生回数稼ぎたかっただけだろ」、「現役選手をダシに使った炎上商法なのでは?」、「こうした考えが及ばない部分が監督・コーチに呼ばれない理由なんだろうな」といった呆れ声も多数見受けられた。 2日19時時点のチャンネル登録者数が約19.3万人と、プロ野球ファンを中心とした視聴者の支持を得ている里崎氏のユーチューブチャンネル。ただ、今回の軽率な発言に関しては、受け入れられない視聴者も多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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