スポーツ
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スポーツ 2020年06月18日 06時30分
中日打者がサヨナラ弾も、走塁中に膝から崩れ落ちる! まさかの原因に星野監督も困惑? 史上初の“代走サヨナラホームイン”
新型コロナウイルスによる3カ月の開幕延期を経て、6月19日に遂に開幕する今シーズンのプロ野球。開幕が3カ月延期されたことで調整に狂いが生じたことや、開幕後も毎週6連戦、場合によっては9連戦という過密日程が組まれていることにより、選手の怪我が多くなるのではと危惧されている。 >>巨人、開幕ローテ確実の戸郷に黄信号? 「どこかが壊れやしないか」堀内元監督が“アーム投げ”を危惧、大手術に迫られた選手も<< もちろん、各球団は選手の故障が発生しないよう注意を払ってはいるが、それでも試合中に突発的な怪我が起こることはある。今から約30年前のこの時期には、誰も予想していなかった中で選手が怪我を負った試合がある。 1991年6月18日、ナゴヤ球場で行われた中日対大洋の一戦。試合は大洋が9回表終了時点で「6-4」とリードしていたが、その裏中日は大豊泰昭、中村武志が2者連続ホームランを放ち土壇場で同点に。その勢いのまま突入した延長10回裏、彦野利勝がサヨナラホームランを放ち劇的な勝利を収めた。 敗色濃厚からの逆転劇にスタンドは大歓声。ところが、ヒーローとなった彦野が一塁ベースを回ったあたりで膝から崩れ落ちるように転倒。右ひざを押さえたまま立ち上がれなくなり、球場は一転して騒然となった。 予想外の事態を受けた審判は、公認野球規則に記載されている「1個またはそれ以上の安全進塁権が認められた場合、走者が不慮の事故のために、その安全進塁権を行使することができなくなったときは、その場から控えのプレーヤーに代走させることができる」という規則に準じ、中日・星野仙一監督に代走を要請。星野監督は控えの山口幸司を代走に送り、山口がベースを一周したことでようやく得点が認められることになった。 プロ野球では史上初となる“代走サヨナラホームイン”という出来事を招いた彦野だが、その理由については試合後の報道で判明する。彦野が放った本塁打は左翼フェンスをギリギリで超えるライナー性の当たりだったが、打球が届かないことを想定した彦野は全力疾走。それがあだとなり、もともと古傷を抱えていた右ひざを痛めてしまったという。 怪我の程度については、「2、3日もあれば大丈夫」と報道陣に語った彦野。しかし、その後病院で検査を受けたところ、右ひざのねんざで3週間の加療が必要と診断されてしまう。さらに、同戦から半月後に受けた精密検査で、右ひざの靭帯が断裂していることが判明。古傷と関係があったのかは定かではないが、「2、3日」と思っていた負傷が全治3カ月を要する大怪我となり、彦野はその後のシーズンを棒に振ることになってしまった。 彦野は怪我の影響もあり1992、93年と2年連続で不振に苦しむが、94年に「.284・6本・49打点・103安打」と復活しカムバック賞を受賞。その後は98年までプレーし同年限りで現役を引退した。引退後は55歳となった現在に至るまで野球解説者として活動しており、2012年から13年にかけては中日で一軍、二軍打撃コーチを歴任している。 日本のプロ野球より一足早く5月5日に開幕した韓国プロ野球では、開幕直後に肉離れを発症する選手が続出したことが伝えられている。ようやく迎えた開幕に選手が張り切り過ぎたことが理由ともされているが、予期せぬ怪我を防ぐためには熱くなり過ぎずに冷静にプレーすることも重要な要素となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月17日 22時30分
スターダムが遂に興行再開!全選手が抗体検査を実施「問題なし」と判断
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは16日、21日に東京・新木場1st RINGで『STARDOM is again. ~FC「My STARDOM」会員限定~』を開催すると発表した。 興行再開にあたり、スターダムは「いつも女子プロレス『スターダム』へのご声援ありがとうございます。3月24日の後楽園ホール大会より、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止しておりましたスターダム主催興行ですが、この度、開催が決定致しました。今大会はスターダム公式ファンクラブ『My STARDOM』有料会員限定にて、6月17日朝10時より先着順にて販売開始となります。チケットの販売枚数に限りがありますので売切れの際はご容赦ください」とコメント。 なお、今大会の模様はスターダム公式動画配信サービス「スターダムワールド」にて後日配信されるとのこと。また、スターダム参戦選手やスタッフへの抗体検査を実施。健康状態に問題なしとの医師の判断があったことを明らかにした上で、新型コロナウイルス感染症状況下におけるイベント実施の対策状況が整ったため、今回の開催決定に至ったと説明している。 今大会は、先月23日に亡くなられた木村花さんの追悼興行ではなく、通常の大会として開催されるという。花さんの追悼興行は、引き続き良きタイミングを見て開催を決定していく意向だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月17日 19時30分
阪神・藤浪「これ無駄じゃないですか」 コーチに反抗的な態度も? 恩師が入団当初のエピソードを告白、復活へ向けた助言も
元阪神で野球解説者の中西清起氏が、16日放送の『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神・藤浪晋太郎について言及した。 >>金村義明氏、阪神・藤浪に「西武にトレードしてやれば」二軍降格で辛らつな提案 「欲しいチームなんてあるのか」と賛否<< 2004~2015年にかけ阪神で一軍、二軍投手コーチを歴任し、プロ入りしたばかりの藤浪晋太郎を2013年から2015年の3年間指導している中西氏。番組では当時の指導方針や現在の藤浪の課題について語った。 藤浪が阪神に入団した当初から、「これは違うなと(思った)。キャッチボールを見てても『怖いな、すごいな』というボールを投げていた」と評価していたという中西氏。向こう3年間は体作りをさせながら一軍で投げさせるという方針の下、「外から見れば過保護と思われるくらいの球数制限」を課した上で起用していたという。 藤浪を指導する中では、「合理的で賢い子だったので、『この練習は何のためにするのか』ということを理解させた上でやらせなきゃいけなかった」という苦労もあったという中西氏。藤浪は時には「これは無駄じゃないですか?」と反抗することもあったというが、そのたびに「(今は)無駄かもしれないけど、お前が5年後、10年後にスランプに陥った時に『あっ、(中西コーチが)こういう事言ってたな』って思う時がくるから」と言い聞かせていたという。 こうした指導のかいもあり藤浪は2013~2015年の3年間で計35勝を挙げるなど活躍したが、中西氏が退団した翌2016年から2019年にかけては計15勝と一転して低迷。不振にあえぐ現在の藤浪に対し、中西氏は「力を目いっぱい入れないと抜くことは覚えられないので、まずは目いっぱい(投げて)いかないと。(今は)脱力、脱力と思い過ぎて、逆にリリースの瞬間まで力が抜けてる」と指摘した。 中西氏は続けて、「無駄なこと(教え)を吸収し過ぎて、頭でっかちになってるところがある」とも指摘。「無駄なところ(教え)を削っていって、シンプルに(練習を)やっていかないと」と、指導や助言を取捨選択して練習に取り組んだ方がいいとアドバイスした。 今回の放送を受け、ネット上には「中西は藤浪を大成させるために相当気を配ってたんだな」、「今の低迷ぶりを見ると、藤浪が反抗してもしっかりと手綱を握れる中西の存在は相当大きかったんじゃないのか」、「中西が今でもいたら藤浪の不振も無かったのかな」、「食事会でのコロナ感染やその後の練習遅刻についてはどう思ってるのかも聞きたかった」、「最近の藤浪はコロナ感染やら遅刻やら良くないニュースが続いてるから、中西さんにはその辺りにも喝を入れてほしかった」といった反応が多数寄せられている。 「中西氏は2015年、チーム投手陣が防御率、失点数ともにリーグ5位と振るわなかった責任をとる形で同年限りで退団。その翌年の2016年から藤浪の成績が下降しますが、一部ファンの間には『それまで指導していた中西氏がいなくなったから低迷したのでは』との見方もあります。また、中西氏も自身の退団後から低迷を続ける藤浪を心配しているようで、退団後から現在に至るまでたびたびメディアを通じて課題を指摘しています」(野球ライター) 2020年も3月下旬に新型コロナウイルスに感染、5月末には練習に遅刻し二軍降格と苦境が続く藤浪。それでも、中西コーチは教え子の復活を強く願っているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月17日 18時00分
阪神・藤浪晋太郎が事実上の無期限二軍で「制裁トレード」へ
人間、何をやってもうまく行かないときは、誰にでもある。まさに今、そんな“ドツボ”にはまっているのが、阪神の藤浪晋太郎(26)だ。 藤浪は今年3月27日、新型コロナウイルスの陽性反応が検出されて入院。全国的に行動自粛が求められていた中で、合コンに行って罹患し、猛烈なバッシングを受けた。 そんな藤浪が「無期限の二軍降格」を通達されたのは5月28日。この日、藤浪は練習に遅刻し、矢野燿大監督(51)の逆鱗に触れた。同日の練習参加も許されず、翌日から懲罰として二軍で調整を命じられていたが、立場をさらに悪くさせるアクシデントにも見舞われた。「6月3日のソフトバンクとの二軍戦に登板した藤浪でしたが、2イニング目に突然、球速が落ち、3イニング目には心配した二軍投手コーチや捕手がマウンドに行って様子をうかがうほどでした」(在阪記者) 検査の結果は、軽度の右胸筋挫傷。これで、再起のチャンスを生かしきれないどころか、さらに立場を悪くしてしまった。「試合後、平田勝男二軍監督に聞くと、『そりゃ心配だよ!』と藤浪の故障を気づかう言葉を発したものの、怒っていました。メディアにではなく、藤浪にでしょう。しばらくは懲罰的な意味で投げさせない予定でしたが、『腐らせたらダメ』と平田二軍監督は温情をかけたのに…」(関係者) 故障の陰には、焦りの気持ちもあっただろう。だが、これまで藤浪をかばってきた人たちも態度を変えつつあるという。「すべて空回りですよね。環境を変えるべきトレードの話は『出ては消えて』を繰り返していました」(同) 藤浪のしくじりに対し、こんな意見も聞かれた。「一歩間違えたら、チームは崩壊する」と――。「ひと昔前、球界には罰金制度がありました。支払う時は周囲に冷やかされるが、それでおしまいでした。でも、球界に賭博疑惑が起き、『罰金制もよろしくない』と指摘され、なくなりました。野球で失態を取り返すという抽象的な措置に変わり、そのため、1回のミスを永遠に引きずるような環境に変わってしまいました」(球界関係者) 今後、たとえ先発ローテーションに復帰したとしても、今回のミスを永遠に指摘され続けるのだ。「今後の処遇、再生法を巡って意見が分かれています。その議論が感情論になりかけているので、チームがバラバラにならなければいいのですが」(同) ミスを取り返すと口で言うのは簡単だ。自分を変える手っ取り早い手段が“トレード”である。
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スポーツ 2020年06月17日 17時30分
新日本NJC開幕!永田裕志と鈴木みのるが激しい前哨戦
新日本プロレスは16日、32選手が参加するトーナメント『ニュージャパンカップ2020』(NJC)開幕戦など5試合を、CSテレ朝チャンネル2で生中継、動画配信サービス新日本プロレスワールドで世界生配信した。 第3試合では、トーナメント1回戦で対峙する棚橋弘至とタイチ(6月22日)、飯伏幸太とザック・セイバーJr.(6月22日)、永田裕志と鈴木みのる(6月17日)、上村優也と金丸義信(6月17日)が、それぞれカルテットを組んだ前哨戦がラインナップ。 試合は鈴木軍がダーティーファイトで棚橋の左ヒザを集中攻撃。7年振りのシングル対決となる永田とみのるは、時代が平成から令和になっても激しい攻防を繰り広げる。この自粛期間中に体が大きくなったヤングライオンの上村が奮闘を見せるも、金丸がウィスキー瓶で一撃を加え、最後は鈴木がゴッチ式パイルドライバーで万事休す。試合後、因縁の深い永田と鈴木は番外戦を展開。この2人の対戦は、今年のNJC1回戦の中で最も注目すべきカードと言っでもいいだろう。 試合後、みのるは「タダで帰れると思うなよ、永田。腕、足、そしてお前の選手生命……ここで終わりだ。ぶち殺してやる…!」。と永田を挑発。明日が待ちきれない様子だった。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月17日 17時00分
巨人、開幕ローテ確実の戸郷に黄信号? 「どこかが壊れやしないか」堀内元監督が“アーム投げ”を危惧、大手術に迫られた選手も
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、16日に自身のブログに投稿。巨人の高卒2年目投手・戸郷翔征について言及した。 >>元巨人・堀内氏「投げこみが足らんな」 ソフトバンク戦10失点の戸郷に苦言、「去年の日本シリーズみたい」の声も<< 戸郷は同日に行われたロッテとの練習試合に先発し、「5回無失点」と好投。これにより、球団では1987年の桑田真澄以来となる高卒2年目以内での開幕ローテーション入りがほぼ確実になったとみられている。 同日の登板を「先発ローテーションを考えてのことだったと思う」と推測した堀内氏は、「間隔で言えば戸郷にとっての開幕は広島戦だろう」と6月23~25日の対広島3連戦で今シーズン初登板を迎えるのではと予想。 その上で、「開幕となれば相手も生活がかかってるんだ 目の色を変えて向かってくるだろう。しかも相手は広島だ」、「これまでのいいピッチングを真に受けちゃいかんぞ。気持ち新たに気を引き締めていくこと」と気を緩めずにシーズンを迎えることを願った。 戸郷に期待を寄せた堀内氏だが、その一方で「腕を後ろに引きすぎるフォーム」を心配しているとした。戸郷の投球フォームは腕を後ろに引く際に肘を伸ばし、その後も肘を曲げないまま腕を振るいわゆる“アーム式”と呼ばれる投げ方だが、堀内氏は「あんな後ろから投げてきてしかもフォークを多投する。体が1年もつのか どこかが壊れやしないか」と故障につながることを危惧していた。 今回の投稿を受け、ブログのコメント欄やネット上には「怪我さえ無ければ2ケタは勝てると思うので、1年間怪我無く頑張ってほしいです」、「故障しやすそうなフォームって言うのは分かる、肩にすごい負担かかってそうだし」、「そもそも高卒2年目でまだ体が出来上がってないだろうから、首脳陣には余裕を持った起用をしてほしいなあ」といった反応が多数寄せられている。 「アーム投げは肘をなるべく曲げずに肩を大きく使って腕を振る投げ方ですが、“肩やひじへの負担が大きく故障につながりやすい”、“ボールの出所が打者に見えやすいので打たれやすい”といったデメリットがあるためプロでは大成しない投げ方と言われています。一例を挙げると、2015年夏の甲子園で準優勝投手になった仙台育英・佐藤世那は当時からアーム投げでしたが、翌2016年から入団したオリックスでは3年間一軍登板なし。この間にはサイドスローやアンダースローへの転向にも挑戦しましたが効果は出ず、2018年のオフに戦力外となりました。翌2019年からは横浜の社会人チームでプレーしていますが、高校時代から抱えていたという右ひじの痛みによりトミー・ジョン手術を余儀なくされています」(野球ライター) 今シーズンは開幕が3カ月遅れた影響で、序盤から6連戦が続く過密日程が組まれている。投手陣には例年以上に疲れがたまることが予想されているため、戸郷は右肩、右ひじを含めた体のケアにどれだけ時間を割けるかが成績を左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年06月17日 11時35分
ロッテ・佐々木、来週末に一軍デビュー? 井口監督の意味深な言葉、ドラ2佐藤との新人バッテリーもあるか
特別に行われた巨人対千葉ロッテの一戦(6月16日)には、ペナントレース序盤戦のキーワードがいくつか隠されていた。 「一軍に帯同してトレーニングを続けてきたので、このまま帯同します」 千葉ロッテの井口資仁監督が言った。開幕一軍メンバーに関する質問に対し、そう答えたのだが、千葉ロッテは3人の新人と支配下登録を勝ち取ったばかりの選手1名、3年目の安田尚憲、新加入の鳥谷敬を一軍帯同させている。 今年のペナントレースは連戦が続くため、出場選手登録数が現行の29人から31人に拡大された。現在、「野手17人」が“一軍”に帯同しており、その31人の一軍登録メンバー中、「投手が14人」というのは、他球団に比べて少ない。記者団はそういう状況を指して、「このまま、野手と投手の人数を変えないのか?」と質問したのだ。「井口監督は一軍に帯同している現メンバーで開幕戦に臨むと断言しました」(取材記者) そのやや少ない投手14人の中には、令和の怪物・佐々木朗希も含まれている。佐々木の開幕一軍が明言されたのだ。 「この後、千葉ロッテは福岡に移動します。当然、佐々木も連れて行きます」(前出・同) そうなると、近いうちに佐々木のデビューマウンドも実現されるわけだ。 日程表を見ると、千葉ロッテはソフトバンクと3連戦を行った後、本拠地・ZOZOマリンに帰還する。怪物のお披露目マウンドに相応しいのはビジターよりもホームだ。ということは、23日からのオリックス6連戦のいずれかで「デビューする」と考えられるが…。 「営業的なことを考えれば、27日の土曜日か、28日の日曜日です。無観客試合なので観客動員数には直結しませんが、ナイターよりも週末のデーゲームの方が佐々木も緊張しないでしょう」(プロ野球解説者) 佐々木がいつ出てくるのかまでは井口監督は教えてくれなかった。しかし、こんな予想も囁かれるようになった。 「ドラフト2位の佐藤都志也(東洋大学/右投左打)の評判が良い。『打てる捕手』になれる逸材で、オープン戦、練習試合でも一発を放っています。1位・佐々木と2位・佐藤の新人バッテリーが見られるかもしれない」(前出・同) 千葉ロッテはこの佐藤にも大きな期待を寄せている。筆者も某出版社刊のプロ野球選手名鑑の編著に関わったが、NPB、球団から提供されたデータ資料には「佐藤は捕手、外野手の両方で登録する」と“誤植注意”の但し書きがされていたのだ。肩の強さに加え、俊足であることはドラフト候補に名前が挙がっていた当時から伝えられていた。 井口監督がこの佐藤を外野手でも出場させる意向があることから“誤植注意”がされたわけであり、新しい選手を売り出すという点において、今は佐々木よりも“佐藤優先”となるかもしれない。 「佐々木が先発した試合で、佐藤が期待されている打撃面でアピールできれば…。井口監督が野手を多めに登録してペナントレースに臨む意図は、佐藤を捕手から外野に試合途中にコンバートさせることも想定しているからかもしれません」(前出・同) 令和の怪物と、外野手兼任という新しいタイプの捕手。井口采配がファンを楽しませてくれそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年06月17日 11時00分
オリックス開幕投手の山岡「少しでも役立てていただけたら」高性能マスクを寄贈
オリックスは、2年連続でオリックスの開幕投手を務めることが決まっている山岡泰輔投手が、高機能マスク約200万円分を大阪市民病院機構を通じ、大阪市内の医療従事者の方々に寄贈したことを発表した。 山岡は「6月19日に2020年のプロ野球が開幕します。日本中のみなさん、そして何よりも医療従事者の皆さんの頑張りがなければ、僕たちはここまで来ることはできませんでした。“とにかく精一杯のプレーをする”それが僕たちにできる一番の恩返しだと思います。しかし、まだまだ完全に終息したわけではありません。少しでも役立てていただけたらと思い高機能マスクを送らせていただきました。今後も、シーズンが終わってからになるとは思いますが、自分ができることを続けていきたいです」とコメント。 山岡について、西村徳文監督は13日に京セラドーム大阪で行われた阪神との練習試合に、開幕前の最終登板をしたことを受けて、「期待は大きいですし、最後まで行ければ一番いいが、球数的なものを考えないといけないので、それはこっちで考えてやってく。しっかりやってくれるんじゃないか。信頼を置いていますから」と、「開幕戦は最後まで投げたい」と完投することを口にした山岡に対しての揺るがぬ信頼を明らかにしている。 医療従事者への感謝の気持ちを胸に、山岡は楽天打線と対峙することだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月16日 22時30分
ノア鼓太郎とカズのJr.戦決定!中嶋勝彦提唱の無差別級トーナメントは14選手出場
プロレスリング・ノアは14日にABEMAで中継されたTVマッチ『NOAH “GO FORWARD”Day1』で、GHCナショナル王者の中嶋勝彦が、同王座の挑戦権を懸けた無差別級のトーナメント開催を提唱したことを受けて、14選手参加のトーナメントが決定した。19日に1回戦、20日に2回戦、準決勝、決勝まで行われ、両日ともにノア特設アリーナから動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで配信される。▼GHCナショナル選手権次期挑戦者決定トーナメント1回戦谷口周平 vs 諸橋晴也吉岡世起 vs 覇王大原はじめ vs マサ北宮小峠篤司 vs 稲村愛輝征矢学 vs 岡田欣也モハメド ヨネ vs ロッキー川村レネ・デュプリ vs 仁王※このGHCナショナル選手権次期挑戦者決定トーナメントでは、引き分けの場合、両者失格の特別ルールを採用となる。※優勝者は21日にABEMAで中継されるTVマッチ『NOAH “GO FORWARD”Day2』で、勝彦が持つナショナル王座に挑戦する。 また、21日のTVマッチでは、14日に小峠篤司を相手にGHCジュニアヘビー級王座の防衛を果たした鈴木鼓太郎の前に現れ、挑戦表明したカズ・ハヤシ、これを鼓太郎が即諾したため、この2人によるタイトルマッチも決定。さらに、スペシャル8人タッグマッチとして、丸藤正道&武藤敬司&望月成晃&X vs 杉浦貴&桜庭和志&ケンドー・カシン&NOSAWA論外も発表された。頭文字がMの優秀な選手を集めるという武藤、丸藤、望月の新ユニットに、早くも新メンバーが加入する模様。武藤とカシンの絡みにも注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月16日 19時30分
「やってられるかボケェ!」 元楽天・田尾監督、元中日・星野監督のチームに怒り爆発“絶叫エピソード”を明かす
元楽天監督で現在は沖縄のプロ球団・琉球のシニアディレクター兼打撃総合コーチを務める田尾安志氏が、15日に自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に中日(1969-1982)で活躍し、引退後は中日(1987-2001)、阪神(2002-2003)、楽天(2011-2014)の3球団で監督を務めた故・星野仙一さんについて言及した。 本動画で田尾氏は元広島で野球解説者の岡義朗氏、元阪神で野球解説者の藪恵壹氏と共に、「プロ野球界で一番怖かった人」をテーマにトーク。話の中で田尾氏は星野さんの名を挙げた。 >>顔面変形、審判暴行...昔はもっと強烈だったプロ野球監督の“鉄拳制裁”<< 1976年から1982年にかけて選手時代の星野さんと共に中日でプレーした田尾氏は、「星さんが開幕(戦)で投げてて途中で代えられた時、ベンチに戻るなり湯飲みを投げ割って『うわあ…怖いなあ…』と思った」と自身の体験談を披露。これ以外にも、当時は怒ると球場内通路のドアやベンチ内の扇風機をしばしば殴ったり蹴ったりしていたことを明かした。 田尾氏の話を受けた藪氏は、星野さんは阪神監督時代にも怒るとベンチ内で自身の前の座席を蹴り上げていたと振り返った。一方、岡氏は自身が阪神でコーチを務めていた際に見聞きした中日監督時代の星野さんのエピソードを披露した。 具体的な日時は明かしていないが、ある試合で岡氏が三塁コーチャーを務めていたところ、自身の目の前を星野さんが「こんな弱いチームでやっとられるかボケェ!」と怒り心頭で通り過ぎていったことがあるという。 また、別の試合では星野さんの命を受けた中日バッテリーが阪神・岡田彰布(元阪神・オリックス監督)への死球を画策するも失敗。翌日の試合前練習で2人の姿がないことを不審に思った岡氏が中日スタッフに尋ねると、スタッフは「当てなかったから(2人とも)二軍に落ちました」と星野さんの逆鱗に触れたことが理由と答えたという。 血気盛んなエピソードが次々に飛び出した星野さんに対し、田尾氏はプロ入り前は「こんなおっさんが(なんで)試合の時にあんなにカッカするんだ」と疑問に思っていたとのこと。ただ、プロ入り後は「(プロでは)1つ勝つ、1つ負けるってこんなに大きなことなのか」と星野さんの怒りは勝利への執念によるものだったことに気付いたといい、岡氏、藪氏も共に同調するようにうなずいていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「楽天監督時代は結構穏やかな印象だったけど、その前はそんなに血気盛んだったのか」、「死球当てれなかった選手を即二軍落ちって凄いな、今の時代ならパワハラとか言われそう」、「中日監督時代は鉄拳制裁も日常茶飯事だったって言われてたな」、「それだけ1つの勝利に心血を注いでた監督だった、ここまで熱気のある監督はもうしばらく出てこないだろう」といった反応が多数寄せられている。 「今の若い世代には穏やかな表情が多かった楽天監督時代のイメージしかないかもしれませんが、星野さんは現役のころから中日・阪神監督時代にかけては“燃える男”、“闘将”などと呼ばれたほどの激情家。自身が納得のいかないプレーをした選手には、鉄拳制裁も辞さないほど厳しい監督でした。ただ、これらの行動は全て試合で勝つための行動で、過去に受けたインタビューの中では『俺のプレッシャーに負けるような奴がここぞの時に踏ん張れるか』との思いで選手を叱咤激励していたと語っています」(野球ライター) 中日(1988,1999)、阪神(2003)、楽天(2013)を全てリーグ優勝に導き、楽天では球団史上初の日本一も成し遂げた星野さん。球界を彩った名監督の情熱的な姿は、元同僚たちの心に今も強く残っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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