スポーツ
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スポーツ 2021年06月14日 11時15分
那須川天心「RIZINは大晦日が最後」最初で最後の変則マッチは世間的な話題に!
総合格闘技RIZINは13日、東京・東京ドームで『RIZIN.28』を開催した。RIZINとして東京ドームで大会を開催するのは初めて。セミファイナルでは、キックボクサーの那須川天心(TARGET/Cygames)が、大崎孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)、そして榊原信行CEOが「そう来たか!と思ってもらえると思う」と話していたミスターXこと所英男(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)の3人と1Rずつ対戦相手を変えて3Rを戦う変則マッチを行った。 バックブローは許されていたものの、あのフロイド・メイウェザーJr.戦以来となるキック封印マッチ。最初に出て来たのは大崎兄弟の弟、大崎孔稀。同じキックボクサーで21歳と若く、将来有望な選手として近年期待されている勢いがある選手だ。試合は両者ともに激しく打ち合っていたが、時間内に倒すことは出来ず。大崎にとって変則ルールとは言え、東京ドームという舞台で天心と拳を交えたのは大きい。 続いて出て来たのは、元K-1ファイターのHIROYA。74.3キロと今度は体重差が13キロもある選手である。天心は間合いを取りながらもプレッシャーを与えると、終了間際に右アッパーからのボディでダウンを奪う。これには場内だけではなく、テレビで見ていた視聴者からも反響が大きかったようで、SNS上ではかなり話題になっていた。 最後は、総合格闘技のレジェンド所英男とのドリームマッチが実現。いきなりバックブローの奇襲を受けるも天心は冷静に対応。倒すことは出来なかったが、来年ボクシングに転向すると発表している天心にとってはいい経験になったようだ。 試合後、天心は「なかなか対戦相手が決まらない中で勇敢に向かって、戦ってうれしかったです」と3選手に感謝の気持ちを伝えると、「本気でボクシングの世界チャンピンを獲ろうと思っています。みなさん、那須川天心に夢を託してください」と笑顔でアピールした。バックステージでは「RIZINは大晦日が最後になると思う」と話しており、RISEとともに、RIZINの顔だった天心は、今年の大晦日に開催される予定のRIZIN埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会をもってRIZINから卒業することになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月14日 11時00分
広島・栗林、プロ初失点でメンタルが崩壊? 敗戦後の意味深コメントに二軍降格を勧める声も
残り3試合は、全て消化試合に…。敵地・京セラドームでのオリックス第3回戦(6月13日)にサヨナラ負けを喫し、広島東洋カープはセ・リーグの最下位に転落した。 「この負け方は、尾を引きそうですね」 多くのプロ野球解説者、取材陣がそう口にしていた。 敗戦投手となったのは、ルーキーながらここまで22試合連続無失点記録を更新してきた栗林良吏投手。試合後、「良い流れを壊してしまって申し訳ない」とうなだれたように、精神的ダメージが残りそうな負け方だったのだ。 「9回表、3点を挙げて同点に追いつきました。今季は9回打ち切り制なので、延長戦はありません。オリックスの最終回の攻撃を抑えて引き分けに持ち込んでいたら…」(球界関係者) 敗戦ムードを一変させた9回表の集中打、その雰囲気をブチ壊しにしてしまったが、栗林を責めることはできない。低迷する広島をここまで支えてきたのも「クローザー・栗林」である。 「雨天中止などがあり、セ・リーグで広島だけが交流戦の日程を全て消化できませんでした。他5チームは休みとなりますが、広島だけはあと3試合をこなさなければなりません」(スポーツ紙記者) >>広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは<< 広島は交流戦も最下位だ。埼玉西武と2試合、北海道日本ハムと1試合を行うが、対戦する両チームとも交流戦の優勝争いに絡んでいないため、“消化試合”となる。この「残り3試合」もペナントレースにカウントされるため、無駄にすることはできないが、広島ナインのモチベーションも気になる。 「栗林を休ませてやることができればいいんですが」(前出・関係者) そもそも、クローザーとは、色々な意味で図太くなければ務まらないものなのかもしれない。と言うのも、クローザーとセットアッパーは同じリリーバーであっても、ブルペンでの待機の仕方や調整法が異なるという。 「クローザーとセットアッパー、どっちが楽かと言えば、クローザーですよ。でも、精神面ではセットアッパーの方が楽かな?」 これは、リリーフ経験を持つプロ野球解説者のコメント。肉体的に辛いのはセットアッパーで、精神的に辛いのが9回の最後を任されるクローザーだという。 「セットアッパーは勝敗、点差に関係なく、首脳陣に『行け!』と言われたら投げなければなりません。クローザーは基本的に勝ち試合でしか投げませんから」(プロ野球解説者) 先発投手が走者を背負うと、ブルペンに待機していたセットアッパーの投手たちは肩を作り始める。しかし、首脳陣が「やっぱり投手を交代させない」と言えば、そこで投球練習を終了する。 投球練習をしても無駄に終わることが試合中に何度もあり、実際に登板していなくても、セットアッパーは肉体的な疲労を負うのだ。 「栗林は大学(名城大)、社会人野球(トヨタ自動車)を経由してプロ入りしました。経験豊富ですが、広島では新人です。先輩投手が肩を作っているそばで座っているので、気苦労もあったのでは」(前出・同) 栗林を休ませるとしたら、試合出場登録から外すのがベストだと思われるが、それはできないだろう。リリーバーの経験もある佐々岡真司監督は、どうやってブルペン陣を建て直すのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月14日 10時50分
東京女子プロレス山下実優&伊藤麻希がタッグ王座獲りに好調なスタート!
東京女子プロレスが12日、東京・北沢タウンホールで「スプリングツアー'21~The Bullet~」を開催。同17日の東京・後楽園ホールで、NEO美威獅鬼軍(沙希様、メイ・サン=ミッシェル)が保持するプリンセスタッグ王座に挑む山下実優、伊藤麻希の「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」が王座獲りに向け弾みをつけた。 この日のメインイベントで角田奈穂、らく組と対戦した「121000000」は序盤、らくの独特のペースに引き込まれたものの形勢逆転。10分過ぎ、山下がらくに串刺し式のハイキック、伊藤が飛びつきDDTを決めた。これはカットされたが、伊藤が角田を逆エビ固めで絞り上げている間に、山下が孤立したらくにアティテュード・アジャストメントを決めて3カウントを奪取している。 快勝した山下は「私はこのシングルのベルトを防衛して、シングルのチャンピオンだけど、やっぱり伊藤とタッグのベルトを絶対に獲りたい! 伊藤が大好きだから」とマイク。笑みを浮かべた伊藤は「そこまで言われると清々しいな! 伊藤も嫌いじゃないな、オマエのこと。獲れるよ、絶対に! 伊藤たちはどっちも強いから、絶対大丈夫!」と王座奪取に自信を見せた。 バックステージで山下は「ちょっとの間(タッグから)離れてたけど、結構いい感じじゃないかなと思います。声を掛け合って、試合でもできてたし。角田とらく、なかなかしぶとかったけど、声の掛け合い、連携でしっかり勝てたんじゃないかなと思う。6月17日に向けてはすごくいい試合を見せられたんじゃないかなって思います」とコメント。 伊藤は「みんなしぶとく食らい付いてくるね。我々にはね。来ないと潰し甲斐もないしね。いいよね。そうやって敵対心を持たれているのは。嫉妬されるの大好きだから。ドンドン前に進んでいってベルト獲って、もっと嫉妬される存在になりますよ、我々が」と話した。 なお、6月19日、東京・成増アクトホール大会で、山下と坂崎ユカがタッグを結成し、中島翔子、天満のどかと対戦することが決定。同大会にはNEO美威獅鬼軍も参戦する。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月13日 11時00分
中日・門倉前コーチ、トラブルは失踪騒動以前にも?「一切応じるつもりはない」球団が呆れ果てた強欲ぶりとは
現役時代にNPBでは中日(1996-1999)、近鉄(2000-2003)、横浜(2004-2006)、巨人(2007-2008)でプレーし、「302登板・76勝82敗2ホールド10セーブ・防御率4.36」と突出した数字ではないが一定の実績を残した47歳の門倉健氏(前中日二軍投手コーチ)。その門倉氏が起こした失踪騒動は、多くのプロ野球ファンに衝撃を与えた。 門倉氏は中日二軍練習を無断欠勤した5月15日から、スマホと財布を自宅に置いたまま行方不明・音信不通状態に。これを受けた家族は翌16日に愛知県警に捜索願を提出し受理された。その後、門倉氏から球団二軍マネージャー宛てに「5月15日をもって一身上の都合により退団させていただきます」との退団届が郵送され、球団は門倉氏本人の筆跡と家族に確認してもらった上で26日に受理・退団を発表。このあたりから各メディアが失踪騒動を大きく報じ始め、多くのファンから心配の声が寄せられた。 >>元中日・門倉コーチ失踪、犯人は「中日関係者じゃないか」小木の発言に批判相次ぐ「笑い話にしていいの?」<< 事態はその後2週間ほど進展がなかったが、6月7日に門倉氏の妻が門倉氏の公式ブログを通じ、本人が6日夜に無事に自宅に戻ってきたと報告。帰宅後の門倉氏は病院でうつ病と診断され、「私たち家族すら失踪の理由やこれまでの経緯を聞くことが出来ない状態」だという。 失踪から帰宅するまでの間、複数のメディアから金銭問題や女性関係が背景にあるのではと報じられていた。真相についてはまだ明らかとなってないが、ネット上には「女性関係のトラブルは聞いたこと無いけど、金に関しては昔球団を怒らせてたな」、「もしかしてFAで揉めてた頃から金に困ってたのか?」と、金銭問題との関係を疑う声は少なくない。 「門倉氏には現役・横浜時代の2006年オフ、球団と契約でもめけんか別れした過去があります。門倉氏は同年チームトップの10勝を挙げたこと、FA権を保持していることを材料に、球団に年俸アップ(同年の年俸は推定7500万円)での複数年契約を要求。ただ、あまりにも強気な条件を吹っ掛けたのか、球団側は『10勝しても10敗する投手はいらない』、『交渉には今後一切応じるつもりはない』と激怒し同年12月初旬に交渉を打ち切り。その後、門倉氏は12月中旬に『2年総額2億円(推定)プラス出来高』という条件で巨人にFA移籍しました。なお、門倉氏は巨人入りが発表される直前に参加した少年野球教室で、子どもたちを相手に『みんなプロになりたいんだろ。チャンスはあるよ。でも、横浜はやめとけよ』と横浜への不満をにじませたことも伝えられています」(野球ライター) 巨人入団後の門倉氏は、2年通算で「23登板・1勝7敗2ホールド・防御率5.28」とほとんど結果を残せず。その後、2008年オフに巨人から提示された減額制限(25%減)を超える減俸契約を受け入れず、自由契約という形で退団となっている。 「巨人入団時・退団時ともに金銭面へのこだわりを見せた門倉氏は、その後韓国・KBO(2009-2011)や社会人クラブ(2012)でプレーした後、NPB復帰をめざし2012年11月のトライアウトに参加。そこでオファーをもらえなかったことで、当時39歳の2013年1月に現役引退を表明しています。当時は『完全燃焼するまで野球をやりたい気持ちの表れだ』と巨人退団後の現役続行を好意的にみるファンが多数を占めていたのですが、失踪騒動を機に『収入源を失いたくないからいつまでも現役にしがみつこうとしたのでは』と見方が変わってきています」(同) 門倉氏の妻は7日のブログの中で、失踪騒動の経緯説明について「まずは本人の回復をを待って、改めて、その機会を設けさせて頂ければと思います」(原文ママ)と記している。本人の口から真相が語られるのは果たしていつになるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について門倉健氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/kadokura-ken/
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スポーツ 2021年06月12日 17時30分
豪快な2戦連発は打棒完全復活? 不安の声が途絶えない山田哲人のバッティング本領発揮か
復調の兆しか、それとも「取り戻した」のだろうか。 東京ヤクルトスワローズの山田哲人は、6月9日の千葉ロッテ戦で本塁打を含む3安打を記録し、チームの勝利に貢献している。特に3回に飛び出したレフトへの本塁打は目の覚めるような一発であり、ここまでの不調を吹き飛ばすような当たりにも感じられた。ロッテ先発岩下が投じた真ん中高めの147kmの直球を真芯で捕らえ、鮮やかな放物線を描いている。「ホームランというイメージよりも、自分のスイングをすることを心掛けた」とコメントの通り、山田本来のバッティングそのものと言える一振りだった。 また、前日の最終打席でもファウルで粘った末、レフトスタンドへライナーで運ぶなど長打力の健在ぶりを発揮、ロッテとの2ゲームを終えた時点でリーグ4位となる14本塁打を積み上げている。 今季は開幕直後に新型コロナウイルス関連の「特例2021」での欠場があった以外は、ここまで常時出場を続けている。だが、.249(6月9日終了時)と伸び悩む打率などを見ても、背番号1に対するファンの懸念は拭えないままだ。昨年、シーズンを通してのコンディション不良に悩まされ、僅か94試合の出場に止まっており、今季も春先にゲーム前の練習を休むなど、未だ体調への不安が囁かれている。 今季のスワローズは若き4番村上宗隆や、セ打率2位の塩見泰隆、サンタナやオスナの両新外国人も好調と、しっかりとした打線の軸が揃っていることが阪神、巨人に次ぐ3位を走る原動力となっている。今後、山田の状態次第でチームの勢いはさらに増すことは間違いなく、シーズン中盤戦以降、上位2チームを追いかけ優勝争いに加わる為には、キャプテンの復調は絶対条件だ。 交流戦後半の千葉ロッテとのカードで見せたバッティングは、夏場へ向け、復調を予感させるに十分なほど山田らしい当たりと言えるだろう。そしてコメントの通り、「自分のスイング」を取り戻した時、山田自身と共に、燕軍団はさらに上昇気流に乗って行ける。 現在28歳、選手としてのピークはまだ先にあると期待を込めるファンも多い。球界を代表するスラッガーとして、スワローズの顔として山田哲人の打棒完全復活を願わずにはいられない。代名詞でもある「トリプルスリー」は決して、過去のものではないはずだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年06月12日 11時00分
巨人復帰決定の山口、ファンに手放しで喜ばれてはいない? 球界OBも「ストイックに追い込んではない」致命的な問題を指摘
2019年オフに巨人からトロント・ブルージェイズにポスティング移籍し、今季は2月からサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下マイナーでプレーしていたプロ16年目・33歳の山口俊。10日、その山口と契約合意したことを巨人が発表し複数メディアも相次いで報じた。 山口は3日に自身の公式インスタグラムで「日本に帰国することを決断しました」とNPBに復帰する意向を表明していたが、報道によると巨人は山口から日本に帰国した5日から獲得へ向けた交渉をスタート。チームが2019年オフにポスティング移籍を容認してくれたことに山口が恩義を感じていたこともあり。交渉は10日までにスムーズにまとまったという。 山口は巨人時代(2017-2019)に通算「60登板・25勝14敗1ホールド1セーブ・防御率3.47」をマークし、2019年には最多勝(15勝)、最多奪三振(188個)、最高勝率(.789)の三冠を獲得した実績を持つ右腕。ただ、ネット上には復帰を喜ぶ声の一方、「実績は申し分ないけど、今後活躍するかと言われると怪しい」、「マー君や平野でも苦しんでるのに、山口なんかがいきなり結果残せるわけない」と冷ややかな声も少なくない。 「今季の巨人は現時点(10日試合前時点)で先発防御率がリーグ3位(3.35)、救援防御率が同4位(3.62)と先発、リリーフのどちらも他球団を圧倒するほどのクオリティは有していません。そのため、先発として複数のタイトル獲得経験があり、リリーフとしてもDeNA時代(2006-2016)に『24ホールド111セーブ』をマークした山口は一見すると心強い存在のようにも思われます。ただ、MLBでの山口は昨季『17登板・2勝4敗1ホールド・防御率8.06』と打ち込まれており、今季もマイナーで『5登板・0勝3敗・防御率6.17』と不振。加えて、今季MLBからNPBに復帰した楽天・田中将大がここまで先発として『2勝3敗』、オリックス・平野佳寿もリリーフとして『3ホールド4セーブ』と今一つの数字にとどまっていることもあり、山口も復帰後はそれほど活躍しないのではとみているファンは少なくないようです。なお、田中・平野の苦戦はMLBとNPBの間での使用球やマウンドの硬さの違いが一因とも言われていますので、山口も今後どれくらいの早さで適応できるかが成績を左右しそうです」(野球ライター) >>「出ていけ!」ブルージェイズ・山口に現地ファン激怒 2戦連続の大炎上、「中継ぎで使う方が悪い」日本のファンは反発<< 入団後の山口は自主隔離期間を経て20日にもチームに合流予定と伝えられているが、二軍で調整登板などをこなす必要があるため一軍マウンドに上がるまでには時間を要すると言われ、五輪中断明けの8月中旬まで一軍登板がずれ込む可能性も指摘されている。すぐに戦力としての運用ができない点も期待が盛り上がらない一因なのかもしれない。 また、2012~13年にかけDeNAコーチとして山口を見てきた高木豊氏(元大洋・横浜他)は、9日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画で「(コンディションがいいとは)見受けられない。太っちゃった(ように見える)もん」、「(報道などで)映し出される風貌などを見てると、そんなにストイックに追い込んではない(印象)」と、山口のコンディションは万全のようには見えないと指摘している。そのため、2019年のような投球を取り戻せるかは極めて不透明な状況ともいえそうだ。 NPB復帰意向の表明から1週間ほどで古巣復帰が決まった山口。それだけ期待を寄せられていることの表れともいえるが、果たして今後チームを救うような活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ山口俊の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shun.yamaguchi_official
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スポーツ 2021年06月11日 20時30分
ソフトB・松田、新記録樹立も冷ややかな声「本人が凄いわけじゃない」 危機的状況の表れ? パ史上1位の三塁出場に不満集まるワケ
10日に行われたソフトバンク対広島の一戦。「1-1」で両チーム引き分けとなったこの試合で、ソフトバンクのプロ16年目・38歳の松田宣浩がパ・リーグ歴代最多となる三塁出場記録を樹立した。 2005年ドラフトで希望入団枠としてソフトバンクに入団した松田は、翌2006年から昨季まで三塁手として1712試合に出場。2015〜20年にかけ、6年連続でリーグ最多の三塁出場をマークしていた。 今季も正三塁手としてスタメン起用され続けている松田は、前日9日に有藤通世氏(元ロッテ監督)が保持していたパ三塁歴代最多出場記録(1774試合)に並ぶと、10日も「9番・三塁」としてフル出場したことで三塁手としてはパ史上最多記録となる1775試合出場を達成。試合が成立した5回裏終了時に記念のボードを手渡された松田は、無観客の外野スタンドにボードを掲げるなどファンに感謝を示していた。 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<< 松田の新記録樹立を受け、ネット上には「中村(紀洋氏/元近鉄他/パでは1565試合出場)や今江(敏晃/楽天二軍打撃コーチ/同1536試合出場)ら名三塁手を上回っての1位は凄すぎる」、「ここ10年で日本一7回の強豪チームでずっとレギュラー張ってるのはとにかく素晴らしいの一言」、「三塁歴代1位のミスター(巨人・長嶋茂雄終身名誉監督/2172試合)を超えるチャンスも全然あるんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「おめでたいのは確かだが、それだけ後継者がいないってことだから複雑」、「別に本人が凄いわけじゃない、後釜として出てくる人材がいないだけ」、「松田の記録が伸びるよりも、有望株が松田からポジション奪う方がよっぽど嬉しいんだが…」といった冷ややかなコメントも複数見受けられた。 「松田は打撃では昨季まで通算287本塁打を記録し、守備でもゴールデングラブ賞を8回(2011,2013-2019)受賞するなど三塁手として攻守で実績を残しています。ただ、昨季は『.228・13本・46打点』と打撃3部門全てで2019年(.260・30本・76打点)から数字を落とし、今季も10日終了時点で『.245・7本・27打点』と衰えは隠せなくなってきています。もちろん、球団も“ポスト松田”を見据えリチャード(2017年育成3位)、増田珠(2017年3位)、野村大樹(2018年3位)といった三塁手をドラフト指名しているのですが、増田、野村は二軍で打率2割台前半と低迷。リチャードも本塁打(8本)・打点(32打点)こそリーグトップですが、打率は2割中盤と今一つ確実性に欠けています。ですので、今回の新記録は松田を脅かす若手が長らく出てきていないことの表れだと今後に危機感を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 新記録樹立翌日の11日・ヤクルト戦も、「9番・三塁」でスタメン起用されている松田。歴史的な三塁手となったベテランからポジションを奪う若手はいつ現れるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月11日 18時45分
日本ハム・栗山監督にファン激怒 敗戦招いた足早継投に「ブルペンの弱さ知らないのか」と批判 球界OBからチームに悪影響と指摘も
10日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に、野球解説者の田尾安志(元楽天監督)が生出演。日本ハム・栗山英樹監督の采配に苦言を呈した。 今回の番組で田尾氏は、同日に行われ日本ハムが「2-4」で敗れた日本ハム対阪神の一戦について解説。その中で、敗戦を招く形となった栗山監督の継投策を問題視した。 日本ハムは先発・アーリンが4回まで無失点投球だったが、5回2死一、二塁から中野拓夢にタイムリーを浴び1点を先制されたところで、栗山監督はアーリンを降板させ2番手・井口和朋を投入する継投策に入る。その後井口、3番手の河野竜生は無失点だったものの、4番手以降の投手(宮西尚生、玉井大翔、西村天裕)が7~9回にそれぞれ1失点し敗戦を決定づけてしまった。 アーリンが「4.2回80球1失点・被安打6・奪三振5」となった時点で降板させた栗山監督の判断について、田尾氏は「(降板が)早すぎますよ」と苦言。「先発って監督が何人か決めてるわけでしょ? (だから)先発にはそのゲームを託すくらいの気持ちで投げさせてあげたい(ところ)ですよ」と、もう少しアーリンを信頼すべきではなかったかと指摘した。 田尾氏は続けて、「アーリンももっと投げたかったと思いますよ。『こんな代えられ方したらどうしたらいいんだ』って言いたくなってると思うんですよ」とコメント。アーリンは先発した4試合中3試合で勝利投手の権利がかかる5回終了までにマウンドを降ろされているため、かなりのフラストレーションをためているのではと推測した。 また、田尾氏は「(今回の継投は)他の投手も見てますからね。『なんだ、うちの監督はこんなとこでもう代えるのか』って(いう感じで)ね。これは監督の評価落ちますよ」とも発言。アーリンの早めの降板に対して、他の投手陣が反感を抱いたとしてもおかしくはないと主張していた。 >>元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ<< 田尾氏の発言を受け、ネット上には「アーリンはここまで早めに降ろされてばっかだから絶対ムカついてるぞ」、「防御率がとんでもなく悪いわけじゃない(3.79)し、もう1、2イニングぐらいは投げさせても良かったと思う」、「そもそもブルペンがイマイチなのに早めに継投打つ意味が分からない」といった反応が多数寄せられている。 「アーリンを早めに降板させた理由について、栗山監督は試合後『連敗している中で早めに投手をつぎ込もうと思った』と語ったことが伝えられています。チームは前日まで阪神に2連敗を喫していたので、栗山監督は何とか3タテは阻止したいという思いで早めの継投に打って出たようです。ただ、今季の日本ハムは救援防御率がリーグ最下位(4.37)とブルペン陣が不安定ということもあり、試合後のコメントにも『まさかブルペンの弱さを知らないのか』とファンからの批判が集まっています。また、今回のような早めの継投を続けると先発のモチベーション低下、ツケを回される中継ぎの故障増加といったリスクが増加すると懸念する声も少なくありません」(野球ライター) 阪神に3タテを食らい、交流戦成績は全体11位の「5勝9敗・勝率.357」となっている日本ハム。10日の継投結果を受けて栗山監督が、11日からのDeNA3連戦でどのような継投策を見せるのかは要注目といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月11日 15時30分
前高砂親方の違反行為、貴闘力氏が暴露していた? 外出禁止下の外食で退職へ、愛弟子・朝乃山の処分にも影響か
日本相撲協会が5月場所(同月9~23日)前に定めていた外出禁止期間中に、複数回キャバクラに通っていたことが問題視されている大関・朝乃山(高砂部屋)。その朝乃山が協会に引退届を提出したこと、さらに朝乃山のもともとの師匠である錦島親方(前高砂親方/元大関・朝潮)も協会のガイドラインに違反したことを理由に協会を退職する意向であることを11日に複数メディアが報じた。 報道によると、朝乃山は11日に行われる協会臨時理事会を前に引退届を提出。これを受け協会は引退届を不受理とした上で、4~6場所の出場停止処分を理事会で下すとみられている。なお、最大期間と予想される6場所出場停止処分が下った場合、朝乃山は大関から三段目まで番付が降下することが濃厚だ。 また、錦島親方も朝乃山と同じく、外出期間中にルールを破って外食などをしていたとのこと。この件について協会のコンプライアンス委員会から調査を受けた錦島親方は退職届を提出し、協会は11日の理事会で受理する見通しだという。 今回の一件を受け、ネット上には「同時期に師匠と弟子が同じような違反するなんて前代未聞だ」、「錦島親方が若い衆と居酒屋行ってたっていう貴闘力の動画での話は事実だったのか」、「違反の事実から処分内容まで大体貴闘力の暴露通りだな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「師匠の退職届は受理、弟子の引退届は未受理って方向なのはなんか納得できない」、「阿炎と同じ形をとるつもりなんだろうが、一時的に下位に落としても時間経てば戻ってくるから意味がない」、「見せしめの意味も含めて受理して辞めさせた方がいい、番付降下で済ませたら他の下位力士にとってもいい迷惑だ」と、朝乃山の引退届が不受理とみられていることへの不満も複数見受けられた。 >>キャバクラ通いの朝乃山、師匠もルールを破り外出か 貴闘力氏が暴露、協会側も違反行為を把握済?<< 「錦島親方の違反の件については、元関脇・貴闘力氏が5月25日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画で暴露しています。動画で貴闘力氏は『親方がそういうことをやってるのに、朝乃山(だけ)がそうなる(罰を受ける)のはかわいそうな話。(だから)朝潮さん、多分処分されると思う』と錦島親方が立場を失うのではと推測していましたが、退職届が受理されればその通りの展開となります。一部では退職によって『錦島』の年寄名跡が空くため、年寄株不足が問題視されている協会は喜んで受理するとみられていますね。なお、朝乃山については昨年7月の阿炎(2020年7月場所中のキャバクラ通い発覚、その後3場所出場停止に)と同じく、協会は引退届提出を反省の証と見なし、引退勧告は行わずに出場停止処分にとどめるとみられています。この点についても貴闘力氏は同動画内で『阿炎は三役(で3場所)だから、大関ってなったら温情込めて(も)4場所(以上)』と処分内容を予想しつつ、『(休場明けの)阿炎は7勝、7勝で、力のある奴はすぐに(番付)上がってくる』、『(朝乃山も)十両(以下に)落ちたら全部勝って上がってくるよ』と出場停止処分にそれほどの効果はないと主張しています」(野球ライター) 一部では「錦島親方は退職届を出すことで朝乃山を延命させようとしたのでは」との声も挙がっている今回の一件。朝乃山に下される処分は果たしてどのような内容となるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
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スポーツ 2021年06月11日 11時10分
故障者続出の巨人にもはや上がり目はない? 復帰間近の坂本・山口に不安な情報、大逆転での3連覇は絶望的か
原巨人の悪い流れを断ち切ることができるのは、キャプテン・坂本勇人内野手しかいないのか…。 オリックスとの交流戦に敗れ、首位・阪神とのゲーム差は「6」。交流戦最後のカードとなる6月11日からの千葉ロッテ戦に勝ち越すことができなければ、「トラの独走、ペナントレースは終了」と見て間違いないだろう。 オリックスに零敗した10日の試合前、こんな指摘も聞かれた。 「セ・リーグ? 焦っているのは阪神の方です。『追われることの重圧』を感じています。巨人は菅野に続いて、坂本も近日中に復帰してきますし、山口俊投手の帰還も決まりました。打撃不振で二軍調整中の丸も復調しつつあるようです。巨人が追撃態勢を整えつつあるので脅威を感じています」(プロ野球解説者) 「追われることの重圧」について語る関係者は少なくなかった。 しかし、エース菅野智之投手は復帰登板(6日)を白星で飾ることができなかった。ここで勝利していれば、投打の主力選手の不在中をしのいできた選手たちも「いける!」と思い、追撃ムードも一気に高まったはずだった。 >>巨人エース・菅野のクローザー転向を提案? 高木氏の主張に「もったいなさすぎる」賛否、過去の前例から期待の声も<< この後、チームの雰囲気を変えるチャンスがあるとしたら、坂本、山口の復帰戦だけだ。 「単にチームに合流するだけではなく、坂本は得点に絡むヒットを打って、山口は勝利投手にならなければなりません」(球界関係者) あえて、マイナスの情報を伝えるが、再契約した山口俊だが、「渡米する前と比べ、太った」(前出・同)という。米球界のタイト・スケジュールに合わせ、意図的に体重を増やしたのかもしれないが、スタミナ面への懸念と同時に、 「楽天の田中将大でさえ、日米の公式球、マウンドの硬さに適応できませんでした。いきなり一軍登板となる可能性も高いので…」 なんて声も聞かれた。 原辰徳監督は先発での起用を明言したが、「日本の環境に慣れるまではリリーフで」と指摘するプロ野球解説者もいないわけではない。 「坂本、丸、梶谷、菅野、小林が故障や不振で二軍落ちし、チームをまとめてくれる選手がいなくなりました。阪神をまだ追いかけていること自体、上出来では?」(ベテラン記者) 一般論として、優勝経験の多いチームは勝ち方を知っている反面、諦めるのも早いという。選手、関係者は否定するかもしれないが、2019年に原巨人が中盤戦以降で流れを掴んだ途端、前年覇者の広島は淡々とした試合運びが続き、覇気も失った。 今シーズンが終わった時、坂本が帰還する今日からの千葉ロッテ3連戦が分岐点と位置づけられるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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