スポーツ
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スポーツ 2021年08月03日 20時30分
球界の助っ人退団ドミノはロメロが最後ではない?「去りそうな選手は他にもいる」後半戦への致命傷を負いそうな球団は
これまでNPBではオリックス(2017-2019,2021-)、楽天(2020)でプレーし、昨季までに「426試合・.264・96本・264打点」という通算成績を残していたロメロ。3日、そのロメロが退団することを複数メディアが報じた。 >>ドジャース・筒香にまさかの巨人入りが急浮上? “事実上の戦力外”に「炭谷の放出は布石か」憶測飛び交う<< 報道によると、ロメロはコロナ禍で家族が来日できずにモチベーションが上がらないことから球団に退団を申し出たといい、これを受けた球団も本人の意思を尊重しウェーバー公示申請の手続きを行ったとのこと。また、球団の福良淳一GMが「残念ですが家族のことなので仕方がない」と、ロメロの決断に惜しみつつも理解を示したことも伝えられている。 今季のロメロは前半戦が終了した7月14日時点で「20試合・.169・3本・9打点」と数字はいまひとつ。ただ、昨季までの4年間はいずれも2ケタ本塁打、そのうち3年間(2017-2018,2020)は20本塁打をクリアするなど安定した成績を残していた。 ロメロの退団を受け、ネット上には「急な退団はショックだけど、それだけ悩んでたってことだよね…」、「本人の苦悩を考えると可哀想としか言えない、不調だったのも家族の不在に思い詰めてたからだろう」、「正直凄く悲しいけど、自分も同じ状況なら同じ決断をしたと思う」と悲しみや同情の声が寄せられている。 同時に、「これで助っ人の途中退団は今季5人目か…まだまだ人数は増えてしまうんだろうか」、「このままだと助っ人退団の連鎖はまだ続くんじゃないか」、「チームを去りそうな助っ人選手は他にもいる、一刻も早く対策しないと皆出て行っちゃうぞ」と今後への懸念も複数見受けられた。 「今季の球界ではこれまでに楽天・コンリー(5月6日)、オリックス・ディクソン(5月20日)、巨人・スモーク(6月17日)、西武・メヒア(7月26日)がそれぞれ家族の来日が難しいことを理由にNPBでのプレーを断念し退団。また、7月31日にはDeNA・シャッケルフォードが自身の公式ツイッターに投稿し、外務省へ向けて『私やプロ野球の外国人選手が求めているのは家族が入国すること』と家族が来日できるように対応を求めたことも話題となっていました。そのような状況の中で今回ロメロが退団し、『もう自分も我慢の限界だ』とさらに退団者が出るのではと懸念しているファンは少なくないようです。こうしたファンの間では前述のシャッケルフォードや、7月中旬に一時帰国し現在まで再来日していないロッテのマーティン、ハーマンが次なる退団者になるのではとみられています。マーティン、ハーマンはコロナ禍以前からNPBでプレーしていますが、シャッケルフォードについては今季がNPB1年目で単身赴任が続いているので、そのストレスが限界寸前に達しているのではと危惧されています」(野球ライター) 一部からは「家族の来日がままならないと補強にも悪影響が及ぶ」との声も挙がっている現状。今後NPBや政府が何らかの対応に動くことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてシャッケルフォードの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Shackeldaddy
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スポーツ 2021年08月03日 14時55分
ボクシング女子・入江、歴史的金メダル獲得に「凄い快挙」「浜ちゃんも喜んで買ってくれる」浜田雅功との約束にも期待の声
3日に行われたボクシング・女子フェザー級決勝で、入江聖奈が金メダルを獲得した。 >>村田諒太、五輪開催是非は「アスリートに決める権限はない」 山下泰裕会長は安心安全を強調<< 2012年ロンドン五輪から正式種目に採用された女子ボクシングではこれまでメダル獲得がなかった日本。歴史の扉をこじ開けることが期待された入江は初戦となった7月24日の1回戦を「5-0」で判定勝ちすると、同26日の2回戦、同28日の準々決勝でも勝利し日本女子初のメダル獲得を確定。その後、同31日の準決勝も「3-2」と僅差で制し決勝へ駒を進めた。 2019年の世界選手権を制したネスティ・ペテシオ(フィリピン)と激突した決勝。試合前に自身の公式ツイッターに投稿し「オリンピックラスト勝負、楽しんできます!」と意気込んでいた入江は、得意の左ジャブを生かした積極的な攻めで第1ラウンドを「5-0」とリード。第2ラウンドはペテシオの手数に押され「1-4」と劣勢になったが、最後の第3ラウンドでは距離を取りながら的確に左右のストレートやボディを繰り出し、トータル「5-0」の判定で見事に試合を制した。 女子では史上初、男子を含めても1964年東京五輪の桜井孝雄さん(バンタム級)、2012年ロンドン五輪の村田諒太(ミドル級)に次ぐ3人目の金メダリストとなった入江の活躍を受け、ネット上には「凄い快挙だ! 金メダルおめでとうございます!」、「最後までどっちに転ぶか分からなかったけど勝ちきってくれて感無量だ」、「最後まで前に出続ける姿に見てる方も熱が入った」と喜びの声が寄せられた。 また、入江が2021年6月13日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)にゲスト出演した際、番組MC・浜田雅功に金メダル獲得なら10万円程度のマットレス(無印良品)をプレゼントすることを約束してもらっていることを引き合いに、「金メダルだけじゃなくてマットレス獲得も確定じゃん!」、「入江さんは公約果たしたから、浜田さんにも約束を果たして欲しいな」、「最高の結果を出したから、浜ちゃんも喜んで買ってくれるんじゃないか」と今後の展開に期待する声も挙がった。 試合後のインタビューでは「実際に(金メダリストに)なってみると実感が湧かなくて、ちょっと(後で)金メダル何回も見たいと思います」と笑顔で語った入江。出身の鳥取、そして日本の歴史を塗り替える金メダル獲得は、本人にとっても想像以上の結果になったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について入江聖奈の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/seeenaaa09
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スポーツ 2021年08月03日 13時25分
レスリング銀・文田、会見でのコメントが「かわいい」「ここまで好きとは」と話題 過去にも自分へのご褒美に“猫島”訪問
1、2日に行われたレスリング・男子グレコローマンスタイル60キロ級で銀メダルを獲得し、3日に一夜明け会見に臨んだ25歳の文田健一郎。会見内でのコメントがネット上で話題となっている。 >>吉田沙保里、聖火リレー裏側を明かす「今思い出しても鳥肌」長嶋、王、松井ら球界のレジェンドと共演<< 前日の決勝で敗れた後は大粒の涙を流したが、一夜明け会見では冒頭に「銀メダルという結果を得られたのは、応援してくださった方のおかげだなって改めて実感しています」と晴れやかな表情で口にした文田。その後の質疑応答では今大会にかけてきた思いや、次回大会である2024年パリ五輪へ向けた決意などについて語った。 注目が集まっているのは、会見の最後に受けた「大会が終わって、今一番何がしたいですか?」という質問への回答。文田は「いろいろやりたいことはあるんですけど、まずは少し休養を取りたいです。東京五輪の代表として丸2年やってきて、その2年はずっと高いモチベーションでやれてたわけじゃなくていろんなことがあって…それでも自分の中で競技と向き合ってやってきたので、ちょっと(競技から)離れて、少し自分にご褒美あげたいです」と、心身のリフレッシュがしたいと口にした。 続けて、インタビュアーは「猫カフェに行く予定はありますか?」と質問。これに文田は「はい。こういう(コロナ禍の)状況ですし大会前は全然行ってなかったので、ちょっと癒やされに、猫欲を満たしに行きたいって思います」と笑顔で語った。 文田の発言を受け、ネット上には「自分へのご褒美が猫に会いにいくことなのはかわいい」、「猫の話題になった瞬間に笑顔になっててすごいお茶目だな」、「前々から猫好きとはいわれてるけどここまで好きとは」、「これまで控えてた分目一杯猫に癒されてほしい、そして3年後パリへ向けてさらに飛躍してほしい」といった反応が寄せられている。 「文田は幼いころから無類の猫好きであること、天性の柔軟性を生かした反り投げを得意技とすることなどから“にゃんこレスラー”の異名を持つ選手として知られています。今回会見の場で猫関連の質問が出たのも、猫好きの情報が有名なことの証でしょう。文田は遠征の多さなどもあり自分で猫を飼うことはできていないものの、猫カフェや多くの猫が暮らす土地を巡り癒やしや活力を得にいくこともしばしば。2017年9月には前月に世界選手権を制した自身へのご褒美として、猫の島として知られる福岡の相島、藍島を2泊3日で訪問したことも話題を集めました。猫カフェ通いについては五輪が近いことやコロナ禍により昨年から自粛中だったといいますが、この度五輪での戦いが終わったことで久しぶりに足を運ぶようですね」(スポーツライター) 日本男子勢では1984年ロサンゼルス五輪の宮原厚次さん(52キロ級)以来となる、グレコローマンスタイルでの金メダル獲得にあと一歩届かなかった文田。今大会の悔しさと猫を糧に、3年後のパリ五輪でリベンジを果たすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月03日 11時30分
エンゼルス・大谷の右手親指故障は深刻か 歴史的快挙達成に黄信号、本人・球団も詳細をひた隠し?
ベーブ・ルース以来となる「2ケタ勝利、2ケタ本塁打」まで、あと5勝。エンゼルス・大谷翔平選手を休ませてやることはできないのだろうか。 7月28日(現地時間、以下同)のロッキーズ戦の途中、ファールボールが右手親指にぶつかり、8月1日の先発登板を回避。翌2日へのスライドも発表されていたが、エンゼルスはそれを訂正した。「早くても8月5日か、6日。確定ではない」と。 ジョー・マドン監督は「(怪我が)悪化したわけではない」と補足していたが、右手は二刀流の源であると同時に、“ウィークポイント”もある。故障を抱えてながらの出場は完治を遅らせるだけではなく、投打ともに好調さを狂わせてしまいそうだ。 >>エンゼルス・大谷に“日本復帰説”が急浮上? 球団が目論む球宴級のフィーバー、実現は鬼門から始まる後半戦次第か<< 「大谷は右投げ左打ちです。右手で投げて、右手でバットを振るので、右手を怪我したら、野球ができません」 日本のプロ野球解説者の見解だ。 右手親指にボールが直撃した28日だが、大谷は37号3ランを放っており、翌29日は盗塁も決めている。“ハツラツ・プレー”が続いていたので、日米双方のメディアも登板回避の発表があるため、気がつかなかった。 米国人ライターがこう続ける。 「故障した状況が、よく分からないんですよ。エンゼルスも発表してくれないし…。大谷は指名打者で出場していたので、味方野手が守備についている間、ダグアウト(ベンチ)に座っていました。ファールが跳ね返り、エンゼルスのベンチに飛び込んできたそうです。大谷は2列目のベンチにいて、とっさに両手で頭部をふさいだ時にぶつかったそうです」 その瞬間、大谷は声を上げていない。跳ね返った打球の方向に大谷がいたことは分かっていたが、マドン監督やチームメイトも大事に至らなくて良かったと思い、またグラウンドに目を向けたそうだ。 右手親指の負傷がマドン監督に報告されたのは、試合後だったという。 8月1日、1試合2併殺の屈辱も味わった。負傷後から同時点までのバットマン成績は、4試合2安打1打点。ホームランはゼロだ。「バットを振ること自体、さほど影響はない」との報道もあったが、やはり、実戦でボールを打つ衝撃に負傷箇所が“悲鳴”を上げているようだ。 「大谷は自分から『休ませてくれ』とは絶対に言わないタイプです」 NPB時代を知る日本人メディアがそう言う。マドン監督は球団が登板回避を決めなければ、大谷は先発マウンドに上がっていたかもしれない。 「負傷箇所について、大谷はノーコメント。試合後のオンライン会見も身体のケアやミーティングを理由に辞退しています」(前出・米国人ライター) 米メディアによる報道、現地関係者に連絡を取った限りでは、8月第一週の週末登板が可能だとしても、短いイニングになるとのこと。また、「投手・大谷」は味方打線の援護に恵まれないケースも少なくない。2ケタ勝利に関しては「ギリギリで届くかどうか」というのが大方の予想だ。 1918年以来となる2ケタ勝利、2ケタ本塁打達成は見たい。「痛い」「休ませてくれ」とは絶対に言わない大谷のサムライ・スピリットも応援したいが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月03日 11時00分
侍ジャパン甲斐拓也がアメリカから劇的サヨナラ打で準決勝進出!「栗林のピッチングが呼び込んだ」
東京オリンピック野球の決勝トーナメント準々決勝が2日、神奈川・横浜スタジアムで行われ、A組1位通過の日本代表・侍ジャパンは、B組1位通過のアメリカと対戦した。準々決勝、準決勝で敗れた場合は、敗者復活ブロックに回り、下剋上をめざすことになるが、侍ジャパンとしては、早く決勝進出を決める意味でも、ここでアメリカを一度叩いておきたいところ。 先発は侍ジャパンが東北楽天の田中将大、アメリカがS.バズがそれぞれ務めた。 先制したのは侍ジャパンだ。3回に二死から、巨人の坂本勇人が二塁打で出塁すると、3番のオリックス吉田正尚がタイムリー。広島の鈴木誠也、東北楽天の浅村栄斗が四球を選び、二死満塁から福岡ソフトバンクの柳田悠岐がタイムリーを放ち、侍ジャパンが2点をリードする。 しかし4回、アメリカは一死から、カサスが四球で出塁し、フレイジャーがレフトへ適時二塁打。フィリアに死球を与えると、コロスバリーに同点タイムリー。さらに二死一、二塁から、アレンが勝ち越しの適時二塁打を放ち逆転されてしまう。ここで稲葉篤紀監督は田中を諦めて、阪神の岩崎優にスイッチし、岩崎は無失点で切り抜ける。4回には坂本が元オリックスのディクソンからタイムリーで同点に追いつくも、5回には同じく阪神の青柳晃洋が登板し、カサスに3ランを打たれて3点差に。その裏、侍ジャパンは3番手カーターから鈴木が待望の一発。一死三塁から広島の菊池涼介が適時内野安打で1点差に。 6回から福岡ソフトバンクの千賀滉大が登板。千賀は公式戦や強化試合の不安を払拭するピッチングで2イニングを無失点に抑える。8回は横浜DeNAの山崎康晃が無失点でつなぎ、その裏、侍ジャパンはアメリカの守備のエラーもあり、二死三塁のチャンスを作るも坂本が三振で無得点に。最終回は中日の大野雄大が今大会初登板。大野も無失点で抑えて、最後の攻撃につなぐ。アメリカは東京ヤクルトのマクガフが登板。吉田正をセカンドゴロに打ち取ると、鈴木は四球で出塁。浅村がライト前でつなぐと、柳田がセカンドゴロの間に鈴木がホームインで同点に追いつく。菊池は三振に倒れてタイブレークへ。 侍ジャパンは10回、広島のクローザー栗林良吏が3試合連続でマウンドに向かう。無死一、二塁から始まるタイブレークは、先頭のフレイジャーを空振り三振、フィリアをセカンドゴロに打ち取ると、コロスバリーをレフトフライに斬って取り無失点で抑える。アメリカはジャクソンがマウンドへ。侍ジャパンは東京ヤクルトの村上宗隆に福岡ソフトバンクの栗原陵矢を代打に送り、栗原は初球で送りバントを決めて、一死二、三塁で、福岡ソフトバンクの甲斐拓也がバッターボックスへ。甲斐は初球でライトフェンス直撃打を放ち、侍ジャパンが7対6でサヨナラ勝ち。準決勝進出を決めた。準決勝は4日に韓国と対戦する。 試合後、田中は「最高の結果になったと思う。味方が先制した後に逆転を許してしまったので、流れを悪くしてしまったと思う。次に向けて前を向いて準備をしていきたい。バッテリーで話して、反省点は一致したので、今日の結果は自分にとって悔しいけど、次の登板に向けて準備をしていきます」と前を向くと、サヨナラ打の甲斐は「稲葉監督の話を聞いて、打席に入ったら内野が5人いたので、初球から思い切っていこうと思った。栗林のピッチングが呼び込んだと思うし、全員が諦めずに戦った結果だと思います」と10回を無失点に抑えた栗林のピッチングを称賛した。(どら増田 / 写真・錦野早苗)
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スポーツ 2021年08月02日 19時30分
体操種目別ゆか・村上が史上初のメダル獲得、“笑顔の演技”に反響「凄まじい精神力」「間違いなく歴史に名を刻んだ」
2日に行われた体操・女子種目別ゆか決勝で、村上茉愛が銅メダルを獲得した。 >>内村航平、物議となった発言振り返る「そこから二転三転があった」 東京五輪に向け自分や関係者を鼓舞<< 1964年東京五輪で団体銅メダルを獲得して以来、団体・個人ともにメダルから遠ざかっていた日本女子勢。その歴史に終止符を打つことが期待された村上は、7月25日に行われた予選で13.933点をマークし、上位8名で争う決勝に8位で進出。その後同27日の団体決勝では14.066点、同29日の個人総合決勝では14.000点をマークするなど調子を上げ種目別の決勝を迎えた。 決勝では8名中6番目に演技を行った村上はメダル圏内へ14.166点以上が求められる中、H難度の大技「シリバス」(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)を決めるなど安定した演技を見せ3位タイの14.166点をマーク。その後残る2名がいずれもこの点数を超えることができなかったため、アンゲリナ・メルニコワ(ROC)と共に銅メダルに輝いた。 日本女子個人では史上初、団体を含めても57年ぶりのメダル獲得という快挙を成し遂げた村上の活躍を受け、ネット上には「やった! 村上選手銅メダルもぎとった!」、「間違いなく女子体操の歴史に名を刻んだ、本当におめでとうございます」、「女子個人初のメダルとは知らなかった、それだけ困難なことをやってのけたのは凄すぎるよ」と喜びの声が数多く寄せられている。 また、メダルがかかる演技中に時折笑顔を見せていた点についても、「笑顔で演技する姿がとても楽しそうで自分も楽しい気持ちになった」、「これまで以上の点数を出さなきゃいけない状況で笑えるのは凄まじい精神力だ」、「とにかく楽しく演技しようっていう気持ちが伝わってきた、それも銅メダル獲得に繋がったんじゃないかな」といった感嘆の声も挙がった。 試合後のインタビューでは「これ以上ないくらいの出来で3番(銅メダル)だったので、これは自分で受け止めてすごく満足したいと思います」と笑顔で語った村上。日本女子勢の歴史を変えた演技は、本人にとっても会心の出来だったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月02日 17時30分
侍ジャパンいよいよ今夜!運命のアメリカ戦は田中将大が先発!
東京オリンピック野球の決勝トーナメントであるノックアウトステージが1日、神奈川・横浜スタジアムで行われる。A組1位の日本(侍ジャパン)は19時から、B組1位のアメリカといきなり最強対決を行うこととなった。 侍ジャパンは東北楽天の田中将大が、アメリカはS.バズが先発と発表された。 「日本代表に選んでいただき、とても光栄に思います。再び日の丸を背負って戦えることに、喜びと同時に責任も感じています。前回出場した北京オリンピックでは悔しい思いをしたので、今回は金メダルを獲得できるように頑張ります」と選出時にコメントしていた、マー君こと田中将大がいよいよオリンピックに出陣だ。 昨年までバリバリのメジャーリーガーだっただけではなく、代表経験も豊富。国際試合に燃えるタイプなだけに、ここは期待したいところ。田中の後は「選んでいただき身が引き締まる思いです。選ばれたのがゴールではなく、金メダル獲得に貢献することが使命であり、ゴールです。自分ができる最大限のパフォーマンスを発揮して、応援していただいている人達に感動を与えられるような投球をします。全身全霊で頑張ります。応援よろしくお願いします」と話していた中日の大野雄大や、追加で選出された福岡ソフトバンクの千賀滉大らの登板が期待されるが、公式戦、練習試合と千賀の状態がイマイチだっただけに、どこまで調整がされているのか注目だ。 アメリカチームには、投手陣に韓国戦で勝利を挙げているソフトバンクのニック・マルティネス、元オリックスのブランドン・ディクソンが名を連ねている他、打線で脅威なのは横浜DeNAの主砲、タイラー・オースティンが東京オリンピックのオープニングラウンドでも打率.444と絶好調。横浜スタジアムは現在、オースチンにとってホームグランドなだけに、乗せてしまうと厄介なことになるのは言うまでもない。 中継ぎ陣に失点が目立つ侍ジャパンなだけに、アメリカ戦は最小失点かつ、大量援護点で準決勝に進出したい。敗者復活もあるが、日程に余裕を持たせることにより、万全な状態でエースのオリックス、山本由伸を再び登板させたい。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年08月02日 17時00分
オリンピックブレイクにチャンスを掴め! DeNA、3年目の大砲・伊藤が必死のアピール
オリンピックで中断中のプロ野球。ベイスターズはパ・リーグ相手にエキシビションマッチを戦っている。九州でのホークス戦の前には三浦大輔監督が「後半一軍の確定はまだ決めていない。結果を出して応えてくれないと。みんな競争です」と強調したように、前半戦の最下位から巻き返しを図るため、新戦力の台頭に期待していた。 そんな中アピールに成功しているのが3年目の伊藤裕季也だ。エキシビションの初戦のホークス戦でスタメン出場し、レフトにタイムリー2ベースを放つと、2戦目は4番に入り1安打1打点。仙台に戦いの地を移した30日も1安打をマークすると、31日には2回にタイムリー、5回には「追い込まれていたので食らいついていった結果、本塁打になりうれしいです!」と崩されながらもレフトスタンドに運ぶソロホームランに満面の笑みを見せた。もちろん打撃がストロングポイントだが、サード、セカンド、ファーストと内野の守備もそつなくこなしており、ピンチのときにはいち早くピッチャーに声をかけに行くなど、立正大学時代に主将を務めたキャプテンシーでもアピールしている。 ルーキーイヤーの2019年は14試合に出場し、打率.288、ホームラン4本、OPS.929と上々の数字を残し、2年目の飛躍が期待された昨年だったが、出場はわずか5試合とほぼファームで過ごすシーズンに。さらにチームは去年のドラフトで牧秀悟を獲得。右のスラッガーでセカンドを守る存在に伊藤は「同じようなタイプを指名するということが、僕に対しての評価。このままではどんどん抜かれていくし、チャンスも減っていく」と危機感を募らせ「刺激になりますし、負けられない強い気持ちが自分の中で出てきた」と、ライバル心を燃やしていた。しかしオープン戦から結果を出せずに競争に敗れ、今シーズンはファームで8ホームランを放ちながらも打率は.212と低く、一度も一軍昇格はなかったが、異例のシーズン中のエキシビションマッチという千載一遇の好機に結果を出している。 4日からの函館遠征にも帯同することが発表された伊藤。残り5試合でさらに爪痕を残し、後半戦は一軍の戦力としての期待がかかる。 取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年08月02日 15時35分
巨人ファン、五輪ドミニカ戦に「思わず舌打ちした」 元助っ人の特大アーチに複雑な声、当時の“トラウマ”は今なお根深い?
1日に横浜スタジアムで行われた五輪男子野球決勝トーナメント1回戦・ドミニカ共和国対韓国戦。「4-3」で韓国が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人(2015)でのプレー経験を持つドミニカのフランシスコの特大アーチだった。 注目が集まったのは、「1-1」と両チーム同点で迎えた4回表無死一塁。この日第2打席に入ったフランシスコは、韓国先発のイ・ウィリがカウント「0-1」から投じた外角のストレートを強振。快音を残した打球は勢いよくセンター方向へ伸び、バックスクリーン上の電光掲示板を直撃する特大の勝ち越し2ランとなった。 フランシスコは打球を放った直後に打席内で自軍ベンチに向け小躍りするようなパフォーマンスを見せた後、バットを放り投げてダイヤモンドを一周。本塁に生還する直前にも再び小躍りパフォーマンスを見せるなどかなりの喜びを表していた。 >>巨人、対侍ジャパン戦はドラ1試験の場だった? 苛立ち募らせる原監督は指名基準見直しも検討か<< フランシスコの特大アーチを受け、ネット上には「打った瞬間いったかなとは思ったけど、電光掲示板まで飛ばすとは驚いた」、「電光掲示板に当てるとか怪力過ぎだろ、今大会全体で1番飛んだんじゃないか?」、「打った後にめっちゃ踊ってて笑える、本人的にも相当手応えあったんだろうな」といった反応が寄せられている。 一方、古巣の巨人ファンからは「こういう当たりは所属当時に見たかったんだが」、「巨人時代に1本も打てずにクビになった選手とは思えないほどの当たりだな」、「あまりにも当時の印象が悪すぎて、打った瞬間に思わず舌打ちしたのは自分だけじゃないはず」と複雑な声が挙がった。 「現在34歳のフランシスコは、当時27歳だった2015年4月にMLB通算48本塁打をマークした長打力を見込まれ巨人入り。一軍初出場となった同年5月2日・阪神戦ではいきなり来日初安打・初打点をマークしました。しかし、翌3日以降は4試合で2安打、9三振とほとんど数字を残せず同7日に二軍に降格。さらに、二軍では“腰痛を理由に練習をせず7月には一時帰国”、“二軍選手や首脳陣に挨拶すらしない”、“球団女性職員をナンパし断られると逆ギレ”と数々の問題行動を連発。結局一軍再昇格はないまま『5試合・.167・0本・1打点』という成績でシーズンを終え同年オフにクビになりました。巨人時代はとにかく悪い部分ばかりが目立っていたということもあってか、今回の特大アーチを受け複雑な心境に陥っている巨人ファンは少なくないようです」(野球ライター) フランシスコの一発で2点を勝ち越したドミニカだったが、その後「3-1」で迎えた9回裏に韓国に3点を奪われサヨナラ負けを喫している。この結果を受け、一部巨人ファンからは「フランシスコがヒーローにならなくてよかった」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月02日 13時20分
陸上走り幅跳び・橋岡、歴史的な入賞に「最後の最後で凄い底力」今後に期待の声 横浜流星似イケメンでSNSでも話題
2日に行われた男子走り幅跳び決勝で、橋岡優輝が6位入賞を果たした。 >>ソフト、卓球が軒並み高視聴率 各テレビ局の“救世主”となったオリンピック中継<< 1936年ベルリン五輪で田島直人さんが銅メダルを獲得して以来となる同種目でのメダルが期待された橋岡。7月31日に行われた予選では、1本目の試技で8メートル17を記録。決勝進出に必要な8メートル15を一発で上回り、全体でも3位の好記録で決勝へと駒を進めた。 決勝当日は試合前に自身の公式インスタグラムのストーリーに「今日はアツいですね」と投稿するなど、来たる決勝へ向け気負った様子などは見せていなかった橋岡。迎えた本番では試技1本目こそファウルだったものの、2本目に7メートル95、3本目に7メートル97をそれぞれマークし入賞(上位8名以内)を確定させた。 ただ、橋岡は上位8名で争われる4本目以降の試技では4本目にファウル、5本目で7メートル94と記録を伸ばすことができず。それでも、逆転を狙った6本目にこの日最高の8メートル10を飛び、8メートル21以上が必要だったメダル圏内には届かずも6位入賞という結果をたぐり寄せた。 日本勢としては1984年ロサンゼルス五輪の臼井淳一さん(7位)以来37年ぶりに同種目入賞を果たした橋岡の活躍を受け、ネット上には「メダルは獲れなかったけど本当に頑張った! お疲れ様でした!」、「本人はもちろんメダルを取りたかっただろうけど、入賞でも歴史的なことだから胸を張ってほしい」、「橋岡はまだ22歳だから、今日の経験を糧にこれからもっと凄い選手になってくれることを期待してる」といった労いの声が数多く寄せられている。 また、最後の6本目でこの日最高の記録をマークした点についても、「最後の最後でメダルに迫る記録を出すとは凄い底力だ」、「踏切板踏み越してファウルで終わるの心配してたけど、きっちり合わせてくるあたり勝負強いな」、「ラストまで攻め抜いての6位は本当に大健闘だと思う」という称賛の声が挙がった。 橋岡は父・利行さんが棒高跳び、母・直美さんが100メートルハードルと三段跳びの元日本記録保持者とアスリートの血が色濃く流れているサラブレッド選手。また、ネット上では以前から「横浜流星似のイケメン」と端正なルックスも話題を集めていた。 試合後のインタビューでは「もう少しうまくやれてたという後悔もある」と、メダルに届かなかったことへの悔しさをにじませた橋岡。今大会の悔しさをバネにこれからどのような飛躍を遂げるのかは、今後も多くのファンから注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について橋岡優輝の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/h_yuki123
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RIZIN堀口恭司が大怪我で、大晦日の朝倉海戦が中止に!
2019年11月15日 06時30分
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オリックス育成D6位、大下誠一郎と仮契約!フルスイングが持ち味
2019年11月14日 22時30分
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巨人・原監督、FA美馬への“直接交渉”に「考え直せ」の声 補強ポイントには合致、それでも巨人ファンが反発しているワケ
2019年11月14日 19時00分
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巨人エース・菅野“乗馬好きモデル”と交際発覚で「思わぬ腰痛」悪化加速が心配…
2019年11月14日 18時00分
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オリックスD4位152キロ右腕、前佑囲斗が仮契約!背番号はヨシノブの「43」
2019年11月14日 17時30分
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阪神・福留、2006年WBC“伝説の一打”の裏側語る 準決勝の韓国戦、代打前の心境に「ハートが強すぎる」の声
2019年11月14日 13時01分
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御嶽海ピンチ! 早くも2敗で大関取りに黄色信号…“オレ流”巻き返しなるか
2019年11月14日 11時50分
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巨人、今オフもFA補強が必須? 原監督だけじゃない、チームを長年悩ませる“弱点”とは
2019年11月14日 11時30分