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ソフトバンク、高橋・甲斐野の“マウント合戦”に大反響 共に新人王候補、7年ぶりの「特別表彰」を予想する声も

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甲斐野央

 24日、本拠地・福岡ヤフオク!ドームで『ファンフェスティバル 2019』を開催したソフトバンク。このイベントの最中に別室でトークを展開した高橋礼、甲斐野央の両名が話題となっている。

 注目を集めているのは、イベントに参加していた高橋、甲斐野がいったんグラウンドを離れ、球場内の別室に設けられた特設ブースでトークをしていた時の一幕。『FOXスポーツ&エンターテイメント』(CS)や『パ・リーグTV』(ネット)で中継されたこのトークの終盤、今シーズンのパ・リーグ新人王の獲得に向け、投票権を持つ全国の記者へ中継画面を通して自己アピールをするようMCから求められた両名は、高橋、甲斐野の順番で即興のプレゼンを行うこととなった。

 今シーズン、プロ2年目の高橋は「23登板・12勝6敗・防御率3.34」、プロ1年目の甲斐野は「65登板・2勝5敗26ホールド8セーブ・防御率4.14」といった数字をそれぞれマーク。両名ともに、新人王の有力候補と目されている。

 先陣を切った高橋は「先発として2ケタ勝ったっていうのはすごく大きな印象、アピールになると思ってるので」とまずは自身の評価ポイントをアピール。続けて、「まあ防御率も(甲斐野とは違って)3点台なんで」と目配せをしながら甲斐野を“口撃”しブースの笑いを誘うと、「ぜひ、僕に清き一票を」と笑いながら投票を呼び掛けた。

 一方、後を受けた甲斐野も負けじと「私は(プロ)1年目でございます。こちらにいるの(高橋)は(プロ)2年目でございます」、「防御率はちょっと良くなかったんですけど、防御率はちょっと横にそらしてですね、試合数とかを見ていただけたら」と応戦。最後は高橋と同じく「僕に清き一票をよろしくお願いします」と訴え、これに高橋も笑みを浮かべていた。

 この一幕を受け、ネット上のファンからは「仲の良さが伝わってきて微笑ましい」、「清き一票をって政治家の選挙かよ(笑)」、「高橋は防御率、甲斐野は登板数でマウント取り合ってて面白い」などと大きな反響が寄せられた。

 一方、「新人王じゃない方にも特別賞が出そうだな」、「どっちもいい成績だし、7年ぶりの特別賞は十分可能性ありそう」、「高橋が新人王、甲斐野が特別賞と予想した」といったコメントも複数見受けられた。

 「同一リーグ内にハイレベルな成績を残した選手が複数名いた場合、新人王に選出されなかった選手はリーグから特別表彰を受けるケースがあります。パリーグにおける直近の事例は2012年で、この時は新人王にロッテ・益田直也が選出された一方、ソフトバンク・武田翔太が『優秀新人賞』という形で表彰されています」(野球ライター)

 セ・パ共に新人王は26日に発表されるが、果たしてこの両名は新人王、もしくは特別表彰を受けることになるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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