スポーツ
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スポーツ 2021年09月10日 11時00分
阪神・矢野監督、佐藤と共に藤浪も二軍送りに? 不安要素ばかりの優勝争いにファンもため息か
ヤクルト戦の敗戦は、矢野燿大監督にとって、いつも以上に考えることがたくさんあったようだ。 9月9日、10点差を付けられて大敗した。スコアは3対13。被安打15、与えた四死球は8。しかし、矢野監督を悩ませたのは、試合内容ではない。終盤戦のキーマンになると見られていた選手たちがあまりにも不甲斐なかったからだ。佐藤輝明、藤浪晋太郎、高橋遥人のことである。 >>阪神・佐藤の新打撃フォームは失敗?「差し込まれまくりや」 金村氏が見抜いた問題点を指摘、今後のスランプも予想<< 「試合後、やはり、佐藤の二軍落ちが囁かれるようになりました」(在阪記者) 「やはり」と言うのには、ワケがある。9月7日の試合後、矢野監督は佐藤が“出番ナシ”で終わったことを質問され、 「(レギュラーを)奪い返せばいいんじゃないの!?」 と、強い口調で答えていた。 指揮官がムッとした理由は不振に苦しむ佐藤に対してではなく、聞かれたくない質問を浴びせた記者団にあるのだが、この時点で、多くのメディアが「二軍落ちの可能性アリ」を予想するようになった。 9日の佐藤は途中から出て、2打数2三振。これで、35打席連続ノーヒット。不振はかなり深刻である。 同日、矢野監督は佐藤の処遇について、質問された。間髪入れず、「今から考えようと思います」と答えたが、その表情は「聞かないでくれ」と言わんばかりだった。 二軍降格は間違いなさそうな雰囲気だった。 「前半戦、チームを牽引してきたのは、間違いなく佐藤です。佐藤が不振に陥り、元気がなくなってきたのと同時にチームも苦しくなってきました」(前出・同) 「矢野監督が一番期待していたのは、高橋でした。一軍に復帰して、いきなり先発登板させたのも、期待の表れ。その初回に5失点ですからね。2番手でマウンドに上がった藤浪も、2イニング目に別人になってしまい、3四球で2失点。二軍降格は佐藤だけではなく、藤浪も一緒ではないかと思われます」(プロ野球解説者) 首位阪神はヤクルト3連戦で巨人とのゲーム差を再び広げたが、エース・西勇輝も6月18日以降、勝ち星から遠ざかっており、チームの勝ち頭だった青柳晃洋も2試合連続で5失点を食らうなど、苦しい状況にある。 大山悠輔の復調はせめてもの救いだが、「佐藤を二軍降格させれば、チーム全体が動揺する」との声も多く聞かれた。 この大敗したヤクルト戦の途中、10日広島戦の先発投手として、西勇輝の名前が発表された。初回からワンサイドで負けていたせいか、スタンド席の阪神ファンの反応はイマイチだった。もし、広島戦も落とすようなことになれば、チームは完全に浮足立ってしまうだろう。 「佐藤が打てば、チームの雰囲気も好転するはず」(前出・同) ここ数日、佐藤は早出特打ちの自主トレを続けている。ティー打撃の様子を見る限り、体のキレは決して悪くないのだが…。「打たなければ」の思いが強すぎて、萎縮しているのでは? 16年ぶりの優勝を果たすには、佐藤が元気を取り戻すしかない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月09日 20時30分
ヤクルト・高津監督の継投策が敗戦招く?「なぜここで代えた」 不可解な判断に批判相次ぐ、今後の優勝争いにも暗雲か
8日に行われたヤクルト対阪神の一戦。「3-5」でヤクルトが敗れたこの試合で、ヤクルト・高津臣吾監督が見せた采配がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点で迎えた6回裏に飛び出た継投策。この回ヤクルトは先発・小川泰弘が先頭の糸原健斗を投ゴロ、続くマルテを二ゴロに打ち取るが、2死からサンズに中安を打たれ出塁を許す。すると、ここで高津監督は小川を下げ2番手・大下佑馬をマウンドに送り込んだ。 しかし、大下は2死一塁で打席に入った大山悠輔にフルカウントに持ち込まれると、6球目に投じたスライダーを捉えられ16号2ランを被弾。この一発で2点を勝ち越されたヤクルトは、その後打線が1点も奪えないまま敗戦した。 >>阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も<< 裏目に出た高津監督の継投策を受け、ネット上には「それなりに試合作ってた小川をなぜここで代えたのか」、「2死からヒット打たれたくらいで慌ててどうするんだ」、「大崩れしてたわけでもない小川を降板させた判断はよく分からない」といった苦言や批判が寄せられている。 同時に、「先月から持ち直してきたと思ったら、高津監督はまた勝負勘が鈍ってきてない?」、「高津のリリーフ運用が8月みたいな感じになるのは勘弁してほしいんだが」、「今日の継投がこれから後を引くことにならなければいいんだけど…」と、高津監督の今後の采配に懸念を持つコメントも複数挙がった。 「同戦の小川は降板直前まで『5.2回3失点・被安打5』と、ほぼQS(クオリティ・スタート/6回以上を投げ自責点3以下)の投球を見せていました。そのため、それまで試合を作っていた小川を回途中で急に降ろした高津監督の判断に不満を抱いているファンは多いようです。一方、今季の小川が大山に対して降板前時点で被打率『.600』とかなり打ち込まれていることから、大山相手に被打率『.000』と1本もヒットを許していなかった大下への継投は間違っていないという擁護も少なからず見られます。なお、今季のヤクルトは救援防御率が『3.27』(リーグ2位)と、高津監督の継投策もありブルペンがうまく機能していますが、8月は同『3.71』と数字が悪化。9月は8日試合前時点で同『1.93』と持ち直してきていたのですが、今回の継投ミスを受け、やはり高津監督の判断力には陰りが生じてきているのではと今後を不安視する声も散見されます」(野球ライター) 8日の試合を落としたことで、首位阪神とのゲーム差が3.5ゲームとなった3位ヤクルト。ここから差が詰まるのか、それともさらに広がるのかは高津監督の継投策にも左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月09日 18時30分
マーベラス9.10新木場大会は1試合で勝負!彩羽匠「マーベラスを絶対いい方向に持っていく」
女子プロレス界の“レジェンド”長与千種が代表取締役を務め、エース彩羽匠が率いる女子プロレス団体マーベラスが、10日に東京・新木場1stRING大会で開催する配信限定無観客大会の対戦カードを発表した。 先月の31日を以って、所属選手だった星月芽依、神童ミコト、響が電撃退団をしたことにより、所属選手が激減してしまったマーベラスだが、この大会では所属選手の底力を見せつけるべく、マーベラスAll in Only as for one game One game unlimited at timeとして、6人タッグマッチ時間無制限1本勝負、彩羽匠&門倉凛&井坂レオと渡辺智子&桃野美桜&宝山愛が対戦する。欠場中のKAORUとMariaも駆けつけるという。また当日は新体制についても発表される予定。マーベラスは「たった1試合ですが、選手スタッフ一同、精一杯をお届けします」としている。 現在、彩羽匠はスターダムの最強決定戦『5★STAR GP 2021』に参戦中だが、彩羽は6日の東京・後楽園ホール大会で、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王者、中野たむに勝利を収めた後、「マーベラスは今、そうですね…辛い状況なのかもしれないですけど、自分がこのリーグ戦に出た意味、ここで今どういう覚悟で立っているかっていうのを、このリーグ戦を通して証明していきます。マーベラスを絶対いい方向に持っていくので、今後とも応援の方、よろしくお願いします。ありがとうございました」とリング上でコメント。 バックステージでは「もちろんリーグ戦に出る前にこういうことになるとは思わなかったです。なので、リーグ戦が始まったと同時にいろいろ発表で賑わせちゃったと思いますけど、やっぱり残っている選手がいるので。その選手をいかにどう導いていくか。守ることも大事かもしれないですけど、自分は攻めに出て、その背中を残ってる後輩たちに見せていくことが一番だと思うので。そういった意味ではこのリーグ戦は一番、こうやってメディアの方たちもいっぱいいますし、背中を見せるのには一番いい試合なんじゃないかなと思います」と語っており、闘い続けることでマーベラスを前に進めていく意向だ。 新木場大会は、マーベラスの真髄が見られることだろう。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月09日 18時20分
「そういう時間があったから東京五輪で優勝できた」柔道・阿部一二三・詩、W金メダルを振り返る 兄妹ともに家族との時間を感謝
オンラインで9日に開催された「味の素(株)『ビクトリープロジェクト®』東京2020オリンピック競技大会におけるアスリートサポート活動報告会」に、東京五輪柔道男子66キロ級金メダルの阿部一二三と、妹で同女子52キロ級金メダルの阿部詩が出席。兄妹ダブル金の原動力となった家族の存在について語った。 >>全ての画像を見る<< 東京2020オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーである味の素は、今大会で日本オリンピック委員会(JOC)が設置した栄養サポート拠点「JOC G-Road Station」に協力し、食事を提供。本イベントでは、「JOC G-Road Station」における取り組みや、大会前から行われていた阿部兄妹や空手日本代表選手へのサポート内容が紹介された。阿部兄妹はイベント後半に登場し、今大会に向けて実践してきた栄養面の取り組みとともに金メダルの原動力となった家族との時間について語った。 一二三は6歳から、詩は5歳からそれぞれ柔道を始め、ともに競技開始直後から五輪での金メダル獲得を夢見ていたという。五輪金メダルが夢から目標に変わった時期について一二三は、「17歳のころにシニアの大会で日本一になった時」、詩は「中学1年生(の時)」と話した。 目標実現に向け日々試合やトレーニングに励む中で、時には結果が伴わないこともあったが、そんな時に励みになったのが、兄妹ともに父・浩二さんの言葉だったという。一二三は「負けたりした時でも、(父は)『お前が一番強い』っていう前向きな言葉(をかけてくれた)。『ここがダメだったな』っていう反省はしっかりするんですけど、『でもお前が一番強いから』という前向きな言葉を常にかけてもらってました」と、父とのやりとりを明かした。 詩も「(試合で負けても)怒られたりは全くしなくて。『ここがダメだったな』、『こういうふうにしたらもっと勝てたんじゃないか』という反省を(試合会場からの)帰りの車内で父と話して、次の練習にその課題を持って行って練習するという感じでした」と、仲の良い親子の関係性がうかがえるコメント。 試合会場や行き帰りの車内だけでなく、母・愛さんや兄・勇一朗さんも含めた家族5人の食卓でも、柔道の話が熱を帯びることがしばしばだったという阿部家。一二三は「家族全員で一つの目標に向かって頑張ってこれたっていうのはすごく大事だったなっていう(思いはある)。それがあったから、今の金メダルがあるんじゃないかなというのは思ってます」と語り、詩も「みんな(家族5人が)そろわないことはあまりなかったので、すごくいい時間だったなというか、そういう時間があったからこそ東京五輪で優勝できたんじゃないかなと思います」と、家族への感謝を口にした。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月09日 18時05分
DeNA・大貫、破竹の5連勝に名パートナーあり! 伊藤の頭脳が引き出す変幻自在のピッチング
ベイスターズ3年目右腕で、昨年はチーム唯一の2ケタ勝利をマークした大貫晋一。練習試合、オープン戦、教育リーグで計5試合に登板して順調に調整し、開幕から当然のようにローテーション入りした。カード頭の先発として起用されたが、4月27日のカープ戦、5月4日のドラゴンズ戦で連続して大炎上。その後も状態は上がらず、5月26日のバファローズ戦で1回1/3、5失点KO。1勝5敗の成績でファームでの調整となった。 再登録された6月27日のタイガース戦からは本来のピッチングを取り戻し、9月8日のジャイアンツ戦まで7戦に先発し5勝無敗。防御率は1.52と抜群の安定感を誇っている。 好成績の裏には女房役・伊藤光の存在がある。序盤戦は好調だった昨年、大貫の両サイドを丁寧に突くピッチングスタイルと球界屈指のフレーミング技術を持つ戸柱恭孝のコンビで結果を出していたが、今シーズンは戸柱の不振もあり、復帰してからの7戦中6戦で伊藤光とバッテリーを組んだ。大貫の登板後のコメントでは「ヒカルさんが力強く引っ張ってくれた」、「ヒカルさんのリードのおかげ」と感謝をほとんどのゲームで口にしている。 三浦大輔監督は大貫復活の要因を「春先と違ってしっかりと強く腕を振れているし、両サイドやインコースに投げきれている。それまでは腕が縮こまって真ん中低めにワンバウンドしたりしていたが、今はしっかりライン出しができている」と分析した。それを引き出しているのはパ・リーグ出身で、強気なリードが信条の伊藤光の存在も大きい。 8日の試合でも三浦監督は「ヒカルのリードを信じて、バッテリーで抑えた」とジャイアンツ打線を沈黙させた伊藤光のリードを称えていた。もちろんファームで腕の振りのチェックやメンタルの整え方、さらに三塁側のプレートを踏むなど大貫の細やかな努力もあるが、ベテラン伊藤光のアシストも間違いなく復活に一役買っている。 写真・取材・文/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年09月09日 15時30分
西武・辻監督の試合後コメントに怒りの声「前々から分かってた」 炎上投手への苦言が物議、過去の快進撃が忘れられない?
8日に行われた西武対ソフトバンクの一戦。「0-9」で西武が敗れた試合後に伝えられた西武・辻発彦監督のコメントがネット上で物議を醸している。 西武はこの日来日3年目の助っ人・ニールが先発したが、初回に栗原陵矢のタイムリー、中村晃の犠牲フライでいきなり2点を先制されると、その後2回に4点、3回に3点を失うなど大炎上。一方の打線はソフトバンク先発・千賀滉大に「7回無失点・被安打4」と封じられると、2番手・古谷優人、3番手・森唯斗からも得点を奪えず大差で完封負けを喫した。 試合後、辻監督は「最初にやられたら、千賀相手にそりゃきつい。決まっちゃったね、3回で全て」と、ニールが「2.2回9失点・被安打11・四球2」と大炎上し早々にKOされたことが試合を決定づけてしまったと苦言。同時に、「(今後はコーチ陣と)話し合うけど、こういう状態では使えない」と、今後の起用法を見直すと示唆したことも伝えられた。 >>西武・辻監督に怒りの声「明らかな判断ミス」 勝機を潰した継投策に批判、本人は試合後に開き直り?<< 辻監督のコメントを受け、ネット上には「辻監督が怒るのも当然、見ている側としても何しに出てきたんだって思うくらい酷かったし」、「後半戦の千賀(防御率0.67)を考えると1点でも厳しいくらいだったのに、いきなり2点取られて大崩れするようじゃどうしようもない」、「シーズンも佳境の段階でこんな投手を使う余裕は無いし、戦力構想から外して二軍に落とした方がいいよ」といった反応が寄せられている。 一方、「『こういう状態』なのは前々から分かってたことでは?」、「ニールは後半戦1回も好投してないのに使った方が悪い」、「辻監督は去年までのニールと今年のニールは全くの別人ということにいつになったら気がつくのか」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「2018年オフに西武に入団したニールは、2019~20年に『38登板・18勝9敗・防御率4.11』をマーク。しかし、今季は同戦前時点で『10登板・1勝5敗・防御率4.71』と黒星が大きく先行しており、後半戦に限っては『3登板・0勝2敗・防御率6.32』と1勝もできずに打ち込まれ続けています。そのため、明らかに調子がよくないニールをなぜ起用したのかと辻監督に不満を抱いているファンも少なくないようです。辻監督が起用を決断した理由は不明ですが、ニールは2019年6月~20年7月にかけ球団助っ人では最多タイ記録となる13連勝をマークした実績があるため、当時の投球を取り戻してほしいという思いを諦めきれていない可能性も考えられます」(野球ライター) 2019年オフに結んだ2年契約が今オフで切れるため、一部では「このままなら今季限りでクビだな」という声も挙がっているニール。二軍降格となると残留へ向けたアピールの場が減少することにもなるが、辻監督は不振が長引く助っ人を今後どのように扱っていくのだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月09日 11時30分
新日本G1開幕戦で棚橋弘至とオカダ・カズチカの王道対決が実現!IWGP王者の鷹木信悟は石井智宏と初戦
新日本プロレスは最強戦士決定戦『G1クライマックス31』開幕戦となる大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)2連戦の公式戦カードを発表した。今年もAブロックとBブロックの公式戦が交互に開催される。▼9月18日(土)Aブロック開幕戦 Aブロック開幕戦のメインイベントは、鷹木信悟と石井智宏のかつてNEVER無差別級王座戦で激しい闘いを繰り広げていた両雄が激突。石井にとってはIWGP世界ヘビー級王座の挑戦権を得るまたとないチャンスなだけに、勝っておきたいところ。セミファイナルでは、内藤哲也とザック・セイバーJr.が対戦。この試合は7.23大阪大会でも実現しており、前回は内藤がザックをデスティーノで破っているが、9.5埼玉・メットライフドーム大会のIWGPタッグ王座戦ではタイチ&ザックが内藤&SANADAらを3WAYマッチで制しているだけに、内藤はIWGPタッグをまた狙う意味でも負けられない。さらに第4試合は、矢野通とKENTAの異色対決が実現。第3試合は、グレート-O-カーンとタンガ・ロアが初出場同士による注目の初シングル戦を行う。また、9.4メットライフドーム大会で復活を果たし、『G1』3連覇を狙う飯伏幸太は、EVILらとハウス・オブ・トーチャーをバレットクラブ内に結成した高橋裕二郎と第2試合で対戦する。▼9月19日(日)Bブロック開幕戦 Bブロックの幕開けは、新日本プロレスを引っ張って来た棚橋弘至とオカダ・カズチカのドーム級のカードがメインイベントで実現。前回は、2019年7.9アメリカ・ダラス大会で開幕した『G1』公式戦で対戦し、オカダが勝利を収めている。USヘビー級王者として好調の棚橋と、『G1』に再起を懸けるオカダ。ファンからも待望論の高いカードだっただけに、結果だけではなく内容に注目したい。セミファイナルは、後藤洋央紀とタイチが対戦。9.5メットライフドーム大会で行われたIWGPタッグ3WAY戦の前には、激しい前哨戦と舌戦を繰り広げた両雄。シングルでもタイチが頭角を現しているだけに、後藤の意地も見たいところ。第4試合は、昨年準優勝のSANADAが3年ぶりに『G1』出場のタマ・トンガと激突。シングルプレーヤーとしてタマがSANADAを相手にどんな試合をして来るのか注目だ。第3試合は、9.4メットライフドーム大会でオカダを下し絶好調のジェフ・コブと初出場で期待が集まるチェーズ・オーエンズが対決。コブがバレットクラブ相手にパワーを見せつけるのか、はたまたオーエンズがテクニックで勝るのか注目したい。第2試合は、ハウス・オブ・トーチャーを結成したEVILが、シングルでも上を見据えているYOSHI-HASHIと対決。YOSHI-HASHIにとって初戦は大事な一戦だ。 両ブロックともに開幕戦から好カードを連発しているだけに、大阪2連戦から見逃せない。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月09日 11時00分
巨人・菅野が期間限定でクローザーに? ビエイラ抹消で転向説が急浮上、原監督が苦悩する課題解決にも追い風か
リリーバーの総動員か、それとも、エースの意地にチームの運命を委ねるべきか…。 DeNAにも連敗を喫した9月8日の試合後、宮本和知投手チーフコーチが発言のニュアンスを変えた。試合前、守護神・ビエイラが2試合連続でベンチ入りから外され、そのことを聞かれ、「ちょっと疲れている部分がありますから」と説明していた。 ところが、である。ビエイラが一軍登録も抹消されることが判明。同コーチは「大事を取って」と、言い直したのだ。 >>巨人・ビエイラが敵打者を挑発?「煽ってるとしか思えない」阪神ファン激怒、巨人ファンからは“過剰反応”と反論も<< おそらく、「大事を取って」の発言は本当だろう。ビエイラは試合前の練習をこなしている。「9月下旬から天王山になりそう。同24日からの阪神との3連戦で優勝の行方が決まるのでは」(プロ野球解説者) 24日からの3連戦が大一番になるとの読みは、阪神サイドからも出ていた。 最終決戦に向け、守護神を万全の態勢で臨ませたいとする采配は間違っていない。とは言え、それは最終決戦の舞台まで巨人が優勝戦線に踏み止まっていることが大前提となる。 ビエイラ不在は大きなハンディだ。「リリーバーの総動員」を予想する声も各方面から聞かれた。 「中川皓太を9回に登板させる継投策になると思う。デラロサはまだ本調子ではないので」(ベテラン記者) それだけではない。先発ローテーションに入っている投手の配置換えもありそうだ。 「菅野智之の暫定クローザーも一部で囁かれていました」(前出・プロ野球関係者) そもそも、原辰徳監督は今季の不振の原因は、球速が落ちたことだと思っている。年齢的なものではなく、投球フォームが変わったことによる悪影響であり、 「クローザーとして、1イニングを全力投球させれば、復活のきっかけにもなるのでは」 とも進言されているそうだ。 「ビエイラの再登録が可能になるのは、10日後。菅野が先発ローテーションを2回外れるだけ。先発陣への影響は無視できません」(前出・同) 菅野にもエースとしてのメンツがある。このままチームに貢献できないままシーズンを終えてしまえば、精神的ダメージが残る。そのダメージは来年のペナントレース開幕まで続く。そう考えると、菅野の暫定クローザーは、決して悪い話ではないだろう。 「菅野がリリーバーとして連投できないのなら、その時は中川で9回を締めてもらえば良い。今は打線全体が不振なので、僅差のゲーム展開は避けられません。ヘタに『リリーバーの総動員』なんて言ったら、チームが浮足立ちます。代理のクローザーは誰になるのか、しっかり決めておいた方が良い」(前出・同) 巨人が最も必要としているのは、連敗で沈みがちなチームの雰囲気を変える起爆剤だ。「エースの臨時登板」、新外国人選手の一軍昇格よりもインパクトがある。原巨人は最終決戦まで生き残ることができるだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月08日 20時30分
ロッテ・マーティンが敵投手の決め球に降参? 三振直後の異例行動に驚きの声「ナイスガイ過ぎる」
7日に行われたロッテ対オリックスの一戦。「3-4」でロッテが敗れたこの試合で、ロッテの来日3年目助っ人・33歳のマーティンが見せた振る舞いがネット上で話題となっている。 >>ロッテ・鳥谷、今季限りでチームから追放? 突然のベテラン野手獲得で憶測の声「使う余地は無くなる」<< 注目が集まったのは、「3-1」とロッテ2点リードの4回表にマーティンが見せた振る舞い。この回ロッテはオリックス先発のプロ2年目・20歳の宮城大弥を攻め、無死一、二塁のチャンスを作り1死後にマーティンが打席に入る。しかし、マーティンは宮城がカウント「2-2」から投じた5球目のチェンジアップに全く反応できず見逃し三振を奪われてしまった。 この直後、マーティンは三塁側の自軍ベンチへ戻ろうと一歩踏み出すと同時に、マウンド上の宮城に対し笑顔でサムズアップのジェスチャーを送る。この振る舞いを受けた宮城は、右手を帽子に当てながらマーティンへ会釈を返した。 マーティンの振る舞いを受け、ネット上には「マーティンめっちゃ笑顔で宮城くん褒めてる、三振後にこんなことするのは初めて見た」、「『今のはやられたぜ』って感じのニコニコっぷりで見てるこっちもほっこりする」、「ちゃんと会釈返した宮城も礼儀正しくて好感が持てるな、どちらもナイスガイ過ぎる」といった反応が寄せられている。 同時に、「マーティンは宮城と特に仲いいとは聞かないが、なんで堂々と褒めたんだろうか」、「試合序盤に宮城から二塁打打ってるから、その分相手を褒めれるような心の余裕があったのかもしれない」、「得意にして宮城から完璧な三振奪われたから、『成長してるじゃないか』って思いも込めてジェスチャーを送ったのか?」と、宮城にジェスチャーを送った背景を推測するコメントも複数挙がった。 「同戦のマーティンは1回表1死二、三塁で迎えた第1打席で、宮城から先制の2点タイムリー二塁打を放っています。試合開始直後にいきなり結果を残したことが、その後の見逃し三振を笑顔で受け入れられるほどの心の余裕をもたらしたのではとみているファンは少なくないようです。なお、マーティンは宮城と特に親交があるわけではありませんが、今季の対戦成績は第3打席前時点で『.429・1本・5打点』と好相性。その宮城が裏をかいた球で見逃し三振を奪ってきたことで、素直にリスペクトの念を抱いたのではという見方もされています」(野球ライター) 宮城が「5回3失点・被安打8・四球4」で降板したため、7日の対戦は見逃し三振を奪われた第3打席が最後となったマーティン。次に宮城とぶつかるのは28~30日に予定される対オリックス3連戦のいずれかになるとみられるが、次回対戦でどのような振る舞いを見せるかも注目の的となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月08日 19時30分
阪神・マルテ、“よそ見”で余計な失点を招いた?「やる気無いなら二軍に行け」劣勢で犯したお粗末なミスに批判
7日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。「0-12」で阪神が敗れたこの試合で、阪神・マルテが見せたプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-5」と阪神5点ビハインドの6回表に飛び出たプレー。この回から2番手としてマウンドに上がった馬場皐輔が、1死から宮本丈にヒットを許す。1死一塁となった後打席には坂口智隆が入ったが、馬場は初球を投じる前に一塁へ牽制球を投げた。 ところが、一塁を守っていたマルテはこの牽制球をグラブに当てながら後逸し、これを見た一走・宮本に三塁への進塁を許してしまう。思わぬ形でピンチを背負った馬場は2死一、三塁とした後、村上宗隆にタイムリーを浴び1点を失った。 >>阪神・矢野監督にマルテが激怒?「俺の場所はここじゃない」 金村氏が暴露、記者から聞いた二軍幽閉への不満に驚きの声<< マルテの後逸を受け、ネット上には「明らかな怠慢プレーだ、何を呑気によそ見してるのか」、「馬場は普通に胸元当たりに牽制投げたのに、捕り損ねて足を引っ張るなんてガッカリ」、「マルテのしょうもないミスで追い込まれる形になった馬場がただただ可哀想」といった批判が寄せられている。 同時に、「今日のマルテは打撃でも全くやる気が感じられなかった、明日以降もこれなら使わない方がマシ」、「打撃も守備もダメなら一軍で使う意味が無いから、首脳陣は厳しい決断を下して喝を入れてもいいのでは」、「劣勢で気を抜いてたのかは知らんが、攻守でやる気無いなら二軍に行け」と、スタメン剥奪や二軍降格を求めるコメントも複数挙がった。 「一塁手は一塁にランナーがいる場合はベースに足をつけた状態で、投手の動きに目を配りながらグラブを胸元付近に構えておくのがセオリー。しかし、今回のマルテは馬場が牽制球を投げる直前までマウンドではなく自分のグラブを見ており、そこから慌ててグラブを出すもボールを捕れずに後ろにそらしてしまいました。そのため、一連のプレーは注意力が散漫だったマルテに全責任があると考えているファンが多いようです。マルテが集中を欠いていた詳しい理由は不明ですが、5点ビハインドという状況から試合へのモチベーションを失っていたのではという見方もされています。なお、マルテは後半戦の一軍復帰試合となった8月31日・中日戦こそ『5打数2安打・3打点』と結果を出しましたが、9月は7日試合前時点で『.250・0本・1打点』と今ひとつ。7日の試合では守備ミスに加え、打撃でも『3打数無安打・3三振』と全くいいところがなかったことからか、首脳陣は懲罰の意味も込めて起用法を見直すべきではいう意見も少なくありません」(野球ライター) 後半戦は首脳陣の方針で半月ほど二軍暮らしが続き、自身の公式インスタグラムに「もう準備はできている!」と投稿するなど不満をあらわにしていたマルテ。一部からは「せっかく一軍に上がれたのに気を抜いてたら意味無いぞ」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用についてマルテの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/jmarte19
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ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
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スポーツ
【新日本プロレス】ライガー「僕は人に恵まれた」産みの親・永井豪氏「長い間活躍してくれた」感謝の念に包まれて獣神はリングを去る
2020年01月13日 06時30分
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.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
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「ホームランを40本打つ」日本ハム・清宮、手術を乗り越え勝負の3年目へ 先行する同期村上に並べるか
2020年01月12日 11時00分
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新日本が年間日程を発表!G1は初の秋開催、夏は新企画検討中か?
2020年01月12日 06時30分
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西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
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日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
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「まだ諦めない」飯伏幸太、ドーム2連敗も“多方向”から巻き返しへ!
2020年01月11日 06時30分