スポーツ
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スポーツ 2021年09月22日 17時00分
球界OBが梅野の軽率配球を批判も「ケチつけるのはそこじゃない」の声 直前の守備ミスの方が致命的だった?
野球解説者の大矢明彦氏(元横浜監督)、大久保博元氏(元楽天監督)が、21日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。阪神のプロ8年目・30歳の梅野隆太郎のプレーに苦言を呈した。 >>阪神首脳陣は中野を「教育せなアカン」 金村氏が“ミス上等”のプレー態度に苦言、リーグ最悪の守備にファンもため息<< 今回の番組で大矢氏と大久保氏は、同日に行われ阪神が「3-2」で勝利した阪神対中日の一戦を解説。その中で、「2-0」と阪神2点リードの6回裏に同点に追いつかれた際の梅野のリードを問題視した。 この回の阪神は2番手・小川一平が1死一、三塁とピンチを招いたところで降板すると、3番手としてマウンドに上がった及川雅貴が2死二、三塁から京田陽太にセンター前ヒットを打たれ2失点。及川が打たれた球は初球で内角147キロのストレートだった。 この場面について大矢氏は、「二塁、三塁になっていきなり初球の真っすぐインサイドを使った。若い投手(及川はプロ2年目・20歳)が投げてくるっていう時には、コントロールよりも自分の力で打者に向かっていくんですよね。それが往々にしてこういうコントロールミスにつながる」と発言。及川は力に任せて抑えにいこうとしたことが裏目に出たのではと指摘した。 大矢氏は続けて、「梅野の方が一緒に自分も燃えちゃって、『行け行け!』みたいな真っすぐになっちゃった。とてももったいない点の取られ方だなという感じがした」とコメント。梅野も及川と同じく、力押しの配球で勝負を焦ったように見えたと苦言を呈した。 大矢氏の後に話を振られた大久保氏は「インコースに投げさせた意図はボール球だとは思う」と、梅野は内角速球をボールゾーンに投げさせ打者の腰を引かせる、いわゆる“見せ球”を意図してサインを出したのでは推測。ただ、「僕確率を出したことがあって。インコースの投げ損ないとアウトコールの投げ損ない、どっちが打たれる率高いですかって出したら、インコースの投げ損ないの方がはるかに長打率、安打率が高くなったんです」と、投手が制球を誤ると打たれるリスクが高い選択だったと指摘した。 両氏の発言を受け、ネット上には「確かに初球からインコースのストレートで攻めるのは安直すぎると思った」、「一打同点の場面で相手も打つ気満々なんだから、ボール球の変化球とかから入るべきだったのかな」、「試合自体は勝ったけど、梅野は今日の配球を反省して次戦以降に活かしてほしい」といった反応が寄せられている。 一方、「ケチつけるのはそこじゃないだろ、その前の木浪のプレーの方が梅野より酷かったぞ」、「梅野が内角速球を投げさせたことよりも、直前に木浪が二塁に投げなかった方がよっぽど問題」、「梅野のリードは結果論でまだ仕方ないとは思える、でも木浪の守備については擁護できない」と、この試合に「7番・二塁」で先発していた木浪聖也を絡めたコメントも複数挙がった。 「一部ファンから木浪の名が挙がる背景には、同点打を浴びる直前の6回裏1死一、二塁で飛び出たプレーが関係しているようです。木浪は打席の福留孝介が放ったボテボテの二ゴロを捕球しましたが、この場面は一走・加藤翔平の二塁封殺、あわよくば併殺を狙って二塁ベースカバーに入った遊撃・中野拓夢に送球するのがセオリー。ところが、木浪はなぜか一塁に送球し、福留はアウトにしたものの加藤には二塁進塁を許しました。二塁封殺なら直後の京田のタイムリーは1失点、併殺ならその時点で中日側の攻撃終了だったということもあり、梅野よりも木浪のプレーの方が問題だと憤っているファンも少なくないようです」(野球ライター) 21日の試合は「2-2」のまま迎えた9回裏1死三塁に、木浪が決勝の犠牲フライを放ったことで阪神が勝利。ただ、木浪は試合後に「守備でしょうもないミスをしてしまって」と、6回裏のプレーを猛省したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月22日 11時30分
“闇堕ち”スターライト・キッドが渡辺桃をモモ☆ラッチ葬でスターダム5★STAR初優勝に前進!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが20日、東京・後楽園ホールで『5★STAR GP 2021 後楽園大会』を開催した。 第7試合では、クイーンズクエストのリーダー渡辺桃と、STARSから大江戸隊に闇堕ちしたスターライト・キッドが対戦。この試合に勝てば決勝進出へ優位に働くとあって、両者は意地の張り合いを繰り広げていくが、終盤、桃が蒼魔刀を放つと、後ろからも決めて前からももう一発と連発。桃はさらにスリーパーからテキーラサンライズを狙う。これをキッドが切り返すも桃は丸め込む。キッドが飛びつこうとしたところに桃がハイキックを決めるとBドライバーが炸裂。これを返したキッドが蹴りを交わすとタイガースープレックスを放つ。ここを切り抜けた桃がピーチドライバーを狙うと、セコンドの大江戸隊が乱入。その隙にキッドがモモ☆ラッチを決めて丸め込みカウント3。キッドが勝ち点2をスコア。決勝進出に前進した。桃は最終戦のジュリア戦が不戦勝のため、12点で終えるため、キッドの結果を待つことになる。キッドは因縁の岩谷麻優と最終戦に対戦することが決まっている。 試合後、大江戸隊の同門であるフキゲンです★が、キッドが保持するハイスピード挑戦をアピール。フキゲンの飼い主である小波が「おいキッド、最近調子がいいようだな。うちのフキゲンは今日ハイスピードジーニアスに勝って、新たな夢ができたそうだ。その夢はハイスピードを巻いて、グラビアで東スポの一面を飾ることだ!お前ら、フキゲンのグラビア見たいよな?OK、満場一致で見たい人がいる。キッド、ハイスピード、フキゲンにやらせてやってくれ!」とフキゲンの気持ちを代弁。キッドは「フキゲン、大きな夢を持つことはいいことだ。OK、もちろんチャンピオンとして受け入れてやるよ。でも、私は9.25大田区の最終戦で岩谷麻優に勝ち、決勝に進み、優勝するという未来がもう見えてるんだよ。だから、日程はまた後日。よろしく、フキゲン」とこれを受諾した。 バックステージでキッドは「ついに渡辺桃から自力スリー。レッド・スターズ守ったぞ。このスターライト・キッドがかき回しまくって最高に面白くなってるんじゃないの?お前らもそう思うだろ。なあ。次は最後、岩谷麻優。見てるか、岩谷麻優。9.25大田区、もう岩谷麻優の輝く場所は、ないんじゃないの?ハイスピードはこの5★STARが終わってからだな」と岩谷戦に向けて気持ちを切り替えている。 レッド・スターズは、桃とキッドに決勝進出が絞られた。◆スターダム◆『5★STAR GP 2021 後楽園大会』2021年9月20日東京・後楽園ホール(観衆632人=満員/コロナ対策限定人数)▼5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦(20分1本勝負)●渡辺桃【10点】(9分24秒 モモ☆ラッチ)スターライト・キッド【11点】○(どら増田 / 写真・©︎ブシロードファイト)
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スポーツ 2021年09月22日 11時00分
エンゼルス・大谷、103年ぶりの快挙達成は絶望的? 監督の意味深発言は本人にも自覚アリか
103年ぶりの快挙は見られない? エンゼルスの大谷翔平選手が1918年のベーブ・ルース以来となる「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」達成をかけて先発マウンドに上がったのは、9月19日だった(日本時間20日)。好投が実らず、快挙達成は“次回持ち越し”となったが、エンゼルスのジョー・マドン監督が「同日の投手登板が今季最後になる」可能性を秘めていたことが分かった。 「実は、試合前にそういう内容の話をこぼしていたそうです。ネタモトはエンゼルス戦を中継している専門局BSウエストです」(米国人ライター) >>エンゼルス・大谷、二刀流はそろそろ潮時? 現地メディアの指摘に監督も不満を吐露「私には伝えてくれなかった」<< 「投手出場」において、大谷とマドン監督の間には、必ず行われるルーティンがある。 まず、登板の2、3日前に体調を確認する。「二刀流」なので、野手出場による疲労を配慮しなければならない。大谷は“出たがり”なので、「行けます!」としか言わないそうだが、マドン監督がそれをなだめ、他先発投手のローテーション間隔などを説明し、話し合って登板日を決めている。 「投手出場した試合後も、2人は話し合いをしています。通訳や投手コーチなども同席しますが、登板による疲労の度合い、翌日以降の野手出場や次回登板のおおよその時期について協議してきました」(前出・同) 疲労の蓄積が故障につながると、エンゼルスは判断している。 マドン監督は19日の試合開始前、BSウエストの取材を受け、今季の大谷の好調さについて説明し、「試合後に体調がどうなのか、聞く。彼とはいつもそうやって話し合って決めてきた。だが、彼の話をフィードバックして先に進むつもり」と“意味シン”な物言いで発言を締めたそうだ。 要するに、これまでのように話し合って次回登板日を決めるのではなく、いったん持ち帰って、考えてから次回登板日を決めるというわけだ。 「もともと、大谷の先発予定日は17日でした。右腕に痛みがあったので同日の登板が回避され、19日になりました。17日の先発が回避された時点で『今季の投手登板はもう無い』といったニュアンスが広まりました」(現地関係者) 19日だが、大谷は8回に二死満塁のピンチを空振り三振で切り抜けた瞬間、ガッツポーズを見て雄叫びも上げていた。どちらかと言うと、大谷は大きなアクションを見せるタイプではない。そのイニングでの降板は事前に通告されていたので、「これが今季の最後」と思い、感情を抑え切れなくなったのかもしれない。 「マドン監督が話し合いを続けてきたのは、大谷を故障から守るためです」(前出・同) しかし、マドン監督は「あと2回、(大谷が)先発ができるのなら、来季は150イニング以上投げられる」とも語っていたそうだ。 このセリフも意味シンだ。次回登板があるとして、順調にその準備が進めば、26日(現地時間)のマリナーズ戦が1回目となるが、通常の先発投手と変わらない間隔での登板は、体力消耗のリスクも負う。記録のために無理をさせる起用法も考えにくい。 もうひと踏ん張り、9勝止まりよりも、10勝到達で快挙を達成してもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月22日 10時50分
大仁田厚FMW-Eが前代未聞の全試合電流爆破マッチの大会を開催!
原点に回帰した大仁田厚がFMW-E旗揚げ第4戦「SKY HIGH」(10月24日、神奈川・鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)で、高木三四郎(DDTプロレス/サイバーファイト社長)とタッグを組み、ミスター・ポーゴ、アブドーラ・小林(大日本プロレス)組と対戦することが決まった。試合形式は未定とのこと。 遡ること21年前、大仁田は念願であった長州力との電流爆破デスマッチ(00年7月30日、横浜アリーナ)の直前の同月13日、DDTの東京・渋谷clubATOM大会に参戦し、高木とシングルでノーロープ有刺鉄線デスマッチで激突した。高木にとっては、これがデスマッチ初体験だった。当時の大仁田は自身が創設したFMWから離脱し、たった一人で強大な敵・新日本プロレスと闘い抜き、引退していた長州の引きずり出しに成功した。そんな時に大仁田と高木はインディペンデント魂をもって、小規模な会場で相まみえた経緯がある。 その頃のことが脳裏をよぎった大仁田は「あの時の有刺鉄線デスマッチは感動しました。もう一度、俺たちも原点に戻り、あの頃の自分に、ガムシャラに何かをつかみたいと思った時代に戻ってみませんか?10月24日、鶴見爆破アリーナでお待ちしています」とラブコールを送った。この投げかけに対し、高木は「長州戦を2週間後に控えているにも関わらず、自分と闘っていただいた。その試合が『コロッセオ』(日本テレビ)、『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日)で流され、私はプロレスラーとして世間に認知されるようになりました。今回の大仁田さんからのタッグ要請、私に断る理由などありません。大仁田さんの隣に立ち、大仁田さんと闘ったあの頃の気持ちを取り戻したいと思います!10月24日、よろしくお願いします」と快諾し、両者のタッグ結成が決定した。 これを受けて、大仁田は「高木さん、2人で魂が燃え上がるようなデスマッチをやろうぜ!ポーゴよ、小林よ!雁首揃えて出て来い。返答無用。10月24日、鶴見爆破アリーナ、逃げるなよ!」としてメインカードを即決した。9月12日、鶴見大会のメイン(大仁田VSポーゴ)終了後、大仁田とポーゴは握手を交わして、ポーゴが退場。その後、小林が乱入し、有刺鉄線バットで大仁田を攻撃。すると、ポーゴが再び現れ、大仁田に裏切りのビッグファイアーを放ち、ポーゴと小林は結託する可能性をもうかがわせていただけに、それが実現する形だ。 大仁田と高木はDDTの8月21日、富士通スタジアム川崎大会などでも組んでいるが、高木のFMW-E参戦は初となり、2人だけの純粋タッグとなるとレアケースで、どんな化学反応を示すのか? ポーゴと小林のコンビが果たして機能するのか注目が集まる。また、大仁田は10.24鶴見の全試合(6試合を予定)を電流爆破デスマッチで行うことを決め、「米国に行く前に、FMW-Eのアピールをしたい!」と意気込んだ。同大会では「女子電流爆破プリンセス・トーナメント」2試合(鈴季すずVSマドレーヌ、世羅りさVSライディーン鋼)も予定されている。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月21日 22時30分
アメリカ進出の大仁田厚「AEWよ、これがメイド・イン・ジャパンの本当の電流爆破じゃ!」
悲願の全米殴り込みが決まった大仁田厚が、米国のメジャー団体AEWに対抗心をメラメラと燃やした。 すでに大仁田は現地10月31日(日本時間11月1日)に、米国で“メイド・イン・ジャパン”の電流爆破デスマッチを敢行することを発表していたが、その試合会場がニュージャージー州トレントン・サンダー球場になることが決定。同球場は昨年までMLBニューヨーク・ヤンキース傘下(2A)だったトレントン・サンダーが本拠地として使用している由緒あるスタジアムで、大仁田は“米国のライバル”マット・トレモントと電流爆破デスマッチでシングルマッチを行う。試合の模様はIWTVにてPPV生中継される。 今回の興行は、大仁田が共同代表を務めるFMW-E(エクスプロージョン)と米国のハードコア団体H2Oが全面協力して開催するもので、大会名は「DESTINY(運命)」と冠された。米国での電流爆破は17年8月5日(現地時間)、別団体CZWにより、ニュージャージー州フライヤースケートゾーンにて、大仁田、雷神矢口、保坂秀樹組VSトレモント、リッキー・シェーン・ペイジ、ダニー・ハボック組の一戦で史上初めて行われた。だが、電流爆破の技術者を現地の業者が担当したため、その破壊力は物足りないものに終わっていた。 その後、今年3月7日(同)、AEWがフロリダ州でケニー・オメガVSジョン・モクスリーによるAEW世界選手権を有刺鉄線電流爆破デスマッチで実施したが、大仁田が日本で行っている電流爆破と比べると迫力に欠けた。それを受けて、大仁田のSNSには米国のみならず、海外のファンから「オーニタのホンモノの電流爆破が見たい」とのメッセージが殺到。 その要望に後押しされる形で、大仁田は爆破に特化した新団体FMW-Eを7月4日に鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で旗揚げ。試合をインターネット配信したところ、視聴者の6割が北米のファンで、今度は「ライブでオーニタの電流爆破を見たい」とのリクエストが多数寄せられていた。そこで、大仁田側がH2Oと交渉した結果、米国での電流爆破デスマッチの実現が決まった。対戦相手のトレモントは9歳の時に、映像で見た大仁田にあこがれてプロレスラーとなり、ハードコアファイターとして活躍。昨年10月に引退していたが、この一戦のために引き寄せられるかのように復帰する。トレモントにとっては大会名通り、まさに“運命”の一戦と言える。大仁田陣営は4年前の轍を踏まぬため、今回は万全を期して専任の電流爆破の技術者を米国に帯同させる。まさしく“本家本元”の電流爆破が初めて米国に輸出されることになる。 大仁田は「AEWの時、俺は応援メッセージは送ったが、AEWが独自に電流爆破の用意をして、俺は全くかかわっていないんだ。だけど、結果的にしょぼい爆破でファンがガッカリしたことに、俺も残念で責任を感じてしまっていた。でも、AEWのしょっぱい爆破のおかげで、全米のファンが俺を再評価してくれた。こうなったら、今度こそはオリジナルの電流爆破で全米のプロレスファンを驚かせてやるよ。『AEWよ、これがメイド・イン・ジャパンの本当の電流爆破じゃ!』ってものを見せてやるよ」と意気込んだ。 アメリカのファンは、今からリアル電流爆破を楽しみにしているという。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月21日 19時30分
朝青龍氏もおいの土壇場の大技を称賛?「一本勝負終わり」 平幕・豊昇龍の大逆転勝利に驚きの声、休場明けの不安も払しょくか
20日に行われた大相撲9月場所9日目。今場所3勝目を挙げた平幕・豊昇龍(立浪部屋)の相撲内容がネット上で話題となっている。 >>平幕・豊昇龍、敗戦後の無礼な振る舞いに怒りの声 「やっぱり血は争えないのか」朝青龍の悪癖が影響?<< 前日まで「2勝4敗2休」の豊昇龍はこの日、同「4勝4敗」の平幕・若隆景(荒汐部屋)と対戦。立ち合いは若隆景の突き押しをいなしながら応戦したが、そこから左のおっつけ(自身の手や肘を使い相手の差し手を締めつける技術)を食らい土俵際に追い込まれてしまう。右を差せない豊昇龍は網打ち(相手の差し手を両手で抱え、体を開くと同時に相手を自分の後方へ振り切るようにひねり倒す決まり手)を合わせ何とかこの攻めをしのいだが、体勢がぐらついたところを押され再び土俵際に追い詰められた。 すると、豊昇龍は押される勢いを利用して若隆景を背中にかつぐと、そのまま背負い投げで若隆景を地面に投げ倒す。これを見た行司は若隆景に軍配を上げたが、審判団の協議の末、軍配差し違えで豊昇龍の勝利に。決まり手となった「一本背負い」は、幕内では2017年1月場所で平幕・豪風が平幕・魁聖に決めて以来4年ぶりの珍しい決まり手だった。 豊昇龍の逆転勝ちを受け、ネット上には「敗北寸前の状況から一本背負いを決めるなんて鳥肌立った」、「斜め後ろ取られて『終わったな』って思ったけどあそこから勝つとは…今場所で1番興奮した」、「内容は若隆景の優勢だったからやられた側は相当悔しいんじゃないか」といった驚きの声が寄せられている。 同時に、「病み上がりとは思えないような豪快な相撲だ」、「昨日も熱戦を制してたし、途中休場の影響はそれほど無さそう」、「ここからの巻き返しも十分期待できそうな状態で安心した」と、コンディション面を絡めたコメントも複数挙がった。 「今場所の豊昇龍は16日の5日目に急性へんとう炎を発症し、5~7日目の3日間を休場。その後19日の8日目に復帰しましたが、同日に臨んだ小結・逸ノ城との一番は取り直しの末の辛勝だったため、途中休場が尾を引いているのではと今後を懸念する声も少なからず挙がっていました。ただ、今回の相撲を受けコンディション面は持ち直していると安堵したファンも少なくないようです」(相撲ライター) 豊昇龍の叔父として知られる朝青龍氏(元横綱)も相撲内容を評価したのか、20日に自身のツイッターに「一本勝負終わり」と投稿した今回の一番。取組後に「最後まであきらめなければ大丈夫」と語ったことが伝えられた豊昇龍の相撲は残り6日間も大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について朝青龍氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Asashoryu
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スポーツ 2021年09月21日 17時30分
スターダム5★STAR GP彩羽匠がウナギ・サヤカとの異色対決を制す!「変なヤツじゃなかった」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが16日、東京・後楽園ホールで『5★STAR GP 2021 後楽園大会』を開催した。 第7試合では、5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦、ウナギ・サヤカと彩羽匠が対戦。ここまでウナギの2勝3敗1分の5点に対し、マーベラスのエース彩羽は3勝1敗1分の7点と決勝進出有力候補だが、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者の林下詩美、SWA世界王者の朱里との公式戦を残しており、得点を積み重ねておきたいところ。 彩羽はマーベラスのMariaをセコンドに威風堂々と入場。続いてフューチャー・オブ・スターダム王者のウナギが入場した。両者握手を交わすもウナギが蹴り上げたため、これにキレた彩羽がハイキックを放ったところで試合開始のゴング。彩羽はウナギの腕を捻り上げると、蹴りで場外へ落とす。 「上がって来い!」とリング上から挑発した彩羽は、ウナギがリングに戻るとスリーパーで捕獲。これはウナギがエスケープする。ウナギも反撃を試みるが、彩羽はキックのコンビネーションで圧倒。再びスリーパーへ。ウナギはこれもエスケープ。彩羽は打撃を緩めない。ウナギもカカト落としなどで反撃していくが、彩羽はカウンターで長与千種直伝のニールキックを決める。 コーナーに登った彩羽は、スワントーンボムもカウントは2。両者はエルボーの応酬に。彩羽はカウンターでキックを放つもこれを丸め込むウナギ。しかし、彩羽は右ハイを放つとパワーボムからライガーボムでカウント3が入り、勝ち点を9に伸ばした。試合後、彩羽はウナギの健闘を称えてからバックステージへ。 バックステージで彩羽は「粘ったね。ウナギ」と言うと、「変なヤツというのはTwitterで分かってたので、覚悟はしてたんですけど、まだキャリア何年目ですか?3年弱。最初、見た目だけかなと思ってたんですよ。まだ技が少ない中で攻め所は分かってるなと思いました」とウナギを高評価。続けて、「自分も落ち着いてはいられないんで。2点をしっかり取らなきゃいけない立場だったし、前の試合で、上谷選手が11点になってヤバイなって思ったんで。もっと早く畳みかけようと思ったら、10分も試合しちゃいました(苦笑)。でもファンの人が言うほど、変なヤツじゃなかったです。ちゃんとしたプロレスラーでした」とコメント。ケガから復帰後、久々の連戦となっているが、疲れは「全然ないです。大丈夫です」と笑顔で控室に入っていった。 彩羽匠の終盤戦が楽しみである。◆スターダム◆『5★STAR GP 2021後楽園大会』2021年9月16日東京・後楽園ホール▼5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦(20分1本勝負)●ウナギ・サヤカ【5点】(10分34秒 エビ固め)彩羽匠【9点】○※ライガーボム(どら増田)
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スポーツ 2021年09月21日 15時30分
日本ハム戦でのOB解説に怒りの声「失礼過ぎる」 井口監督の継投策を小馬鹿に? 試合終盤のコメントに批判相次ぐ
20日に行われた日本ハム対ロッテの一戦。「0-1」で日本ハムが敗れたこの試合で解説を務めた田中幸雄氏(元日本ハム)の発言が、ネット上で物議を醸している。 >>日本ハム・斎藤佑樹の投球に「一軍復帰は絶対無理」呆れ声 致命的な欠陥を露呈? 球界OBも辛らつ指摘「どれも棒球」<< 問題となっているのは、「0-1」と日本ハム1点ビハインドの9回裏に飛び出た発言。この回は試合前時点でリーグトップの33セーブをマークしているロッテ守護神・益田直也の登板が予想されたが、井口資仁監督は益田ではなく国吉佑樹を起用。すると、マウンドに上がった国吉を見た田中氏は「おっ? チャンスじゃないですか?」と、付け入る隙がある投手だという旨をコメントした。 ただ、日本ハムはその後国吉を攻め1死一、二塁のチャンスを作ったものの、ここで打席の佐藤龍世が空振り三振、続く石井一成が左邪飛とそれぞれ凡退。結果的には得点を挙げられず敗北した。 田中氏の発言を受け、ネット上には「今のコメントは国吉を馬鹿にしてるように聞こえて不快だった」、「代役守護神の国吉、起用を決断した井口監督のどちらも舐めてて酷すぎる、正直二度と聞きたくないレベル」、「日本ハムホームの試合だから多少の贔屓は仕方ないとはいえ、あまりにも相手に失礼過ぎると思う」、「選手のことを根拠もなくただ貶すのは解説者としてどうなのか」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「益田と比較してチャンスがあるのは事実だろ、目くじら立てるほどじゃない」、「最近点取られてない益田が出てこなかったから自分もチャンスあるぞって気持ちだった」、「ちょっと言葉足らずな感じはあるけど、別に叩かれるような発言とは思わない」と、田中氏に理解を示すコメントも複数挙がった。 「試合後、井口監督が『体もあれなので、今週はやめておこうと(考えた)』とコンディション面を考慮し登板を回避させたことが伝えられている益田ですが、今季防御率は『1.69』で9月は同『0.00』と絶好調。一方、国吉は今季防御率『1.13』、9月は同『0.00』と数字では益田に匹敵するものの本来の役割はセットアッパーで、守護神としての登板は20日の試合で今季2度目でした。そのため、田中氏は守護神経験が浅い国吉なら益田と比べて攻略の余地があると考え『チャンス』と発言したものと思われます。ただ、チャンスと考える理由については特に言及しなかったこともあり、一部のロッテファンは敬意に欠けていると捉えてしまったようです」(野球ライター) 国吉は益田に比べ制球力に劣る面があり、K/BB(奪三振数÷与四球数で表される投手の制球力を示す指標。一般的に3.50以上なら優秀とされる)でも国吉は「1.17」、益田は「4.08」と数字に大きな開きがある。田中氏はこのあたりも含めてコメントすれば物議を醸すようなことはなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月21日 11時30分
新日本G1タイチが同期で同い年の後藤洋央紀に快勝!「何回やっても楽しいよ」
新日本プロレスは19日、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で最強戦士決定戦『G1クライマックス31』Bブロック開幕戦を開催した。 第5試合では、後藤洋央紀とタイチが激突。9.5メットライフドーム大会のIWGPタッグ王座戦の因縁を引きずる両者は、熱がまだ冷めてないかのように意地をぶつけ合う。終盤、タイチは“タイチ式俺が田上”を初公開。後藤はなんとか返すが、最後はタイチが横綱式カチ上げエルボーからのブラックメフィストでカウント3。白星発進に成功している。 バックステージでタイチは「腰やっちゃった。ああ、いて!(ディーバのあべみほが心配そうにタイチの腰にアイスパックを押し当てる)後藤のヤロー、技……いててててて、何だ、あれ?いやあ、効いたぜ、あれ。なんだっけ、あれ?若い頃使ってた技。なんだっけ?(首に腕を引っかける動きをしながら)こんなことするやつあるだろ?おめえら、何にも知らねえのか、コノヤロー!何年やってんだ、この仕事!効いたぜ。なんでお前が、あんな若い頃使ってた技出してくるか知ってるぜ。オレら、同期だもんな。同期で同い年。田口も。だから昔から、後藤、田口、お前らとやるの、実は楽しいんだ。楽しんでやってんだ。意識してやったんだろ?、昔のこと、オレはよく知ってるからな。効いたぜ。明日もう、ダメかもしんないな。休場だ。親方と話し合うことしないとな。後藤、なんだかんだ言ってるけどよ、楽しいぜ、お前とやってて。デビューしたとこは違うけどよ、おんなじ年月、同じ人生の数だけ歩いてんだ、コノヤロー。後藤、田口、もっと言えば中邑真輔。もう1人、同期いたな。でも、あえて名前出さんぞ、調子乗るから。そいつのことは忘れた。来年オレら、20年じゃねえか。おっさんだな、ついに。何回やっても楽しいよ、後藤。どっちかが先にオヤジになって、老いぼれて、田口、中邑、勝負だ。誰が生き残るか。こんな 20 年迎えてオレら。楽しいよ。楽しめたよ。初戦からお前でよかった。だけどよ、やっちまったな。まあ、いい。(ゆっくり立ち上がりながら)一日一番。不惜身命。朝も稽古、夜はケイコ……誰だ、ケイコって?ただ単に(『G1』に)出てるわけじゃねえんだ。タッグ王者の(『G1』)制覇、見たことあるか?やってやるよ。それとな、鷹木ブー。鷹木ブー、お前、去年、『G1』はオレに負けてんだよ。そんなこと、なかったとは言わせねえぞ、鷹木ブー。お前もよく覚えとけ。なかったことにすんじゃねえぞ。わかったな。全勝優勝……」と同期への思いを散々話した上で、全勝優勝を誓った。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス31』2021年9月19日大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)観衆 2188人▼『G1クライマックス31』Bブロック公式戦(30分1本勝負)●後藤洋央紀【0点】(18分30秒 片エビ固め)タイチ【2点】○※ブラックメフィスト(どら増田)
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スポーツ 2021年09月21日 11時00分
楽天・田中、後半戦未勝利は東京五輪のせい? 今シーズン最悪の投球で米球界復帰にも暗雲か
千葉ロッテはマジックナンバー点灯間近。優勝戦線の行方が見えてきたせいだろう。パ・リーグ上位チームから、クライマックスシリーズ(以下=CS)に関する話題も聞かれるようになった。 「CSに進出できる3位までに食い込めば何とかなるんじゃないか。短期決戦は『勢い』が大事。投手力の強いチームはゲームビジョンが組み立てやすいので有利になります」(プロ野球解説者) そんなCSも含めた終盤戦のキーマンになると思われていた投手が、勝てなくなってしまったのだ。東北楽天の田中将大投手だ。 >>楽天・田中、MLB時代のクセが抜けていない? 負け越し原因を経験者・藤川氏が指摘、被打率の低さから疑問も<< 「球種がバレているのか、狙い打ちされた印象です」(前出・同) 9月20日のソフトバンク戦で田中が日本復帰後のワーストとなる5失点で敗戦投手になったのは、既報通り。心配なのは、後半戦5試合に先発しているが、いまだ勝ち星を挙げていないことだ。 「田中は“秋に強いピッチャー”なんです」(米国人ライター) 米メディアの多くがそう評していた。楽天・石井一久監督もシーズン後半に近づくにつれ、調子を上げていく田中に期待していたのではないだろうか。 「田中は2019年までの米ポストシーズンマッチに8試合先発し、防御率1・76。歴代1位の被打率1・56(40イニング強)を誇っていました。『終盤戦に強い、短期決戦になったら、絶対に負けない』と言われてきました。20年ポストシーズンマッチでは炎上してしまいましたが、20-21年オフ、ニューヨークのファンが、ヤンキースが田中を強く引き止めなかったことに怒ったのはそのためです」(前出・同) 楽天の順位は3位。4位ソフトバンクとのゲーム差は「3.0」(9月20日時点)。「逃げ切れる」と予想する声も多いが、田中が勝てないままでは、肝心のCSで勝ち上がるのは難しいだろう。 米ア・リーグ中部地区のスカウトが、現在の田中をこう評していた。 「日本球界に復帰してからはスライダー系の変化球を低めに決め、打ち損じを誘うピッチングをしています。ここ最近は変化球を狙ったところに投げられなくなったようですね」 田中が登板する試合だが、実はいまだ米球界の関係者の姿がチラついている。米球界再挑戦の可能性があるからで、これに対し、NPBは「田中は2度、ポスティングシステムを経験することになるのか? ルール上は問題ないけど」と、頭を抱えていた。いや、一人の選手が同制度を複数回利用することは想定されていなかったのだ。 「そうなった時は、一応考えます」 そんな風に言葉を濁す関係者も少なくなかった。今の調子ではルール改正の必要はないが…。田中が復活すれば、ペナントレース優勝決定後のCSも楽しみがある。 「ボールの違和感が残っているのでは」(球界関係者) NPB公式球が馴染んでいないというのは考えにくい。しかし、田中は侍ジャパンのメンバーであり、東京五輪に招集された際は別メーカー製のボールを使用しなければならなかった。五輪公式球との違和感が不振の原因か? パ・リーグの終盤戦が盛り上がるかどうかは、田中の復活次第だ。(スポーツライター・飯山満)
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