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朝青龍氏もおいの土壇場の大技を称賛?「一本勝負終わり」 平幕・豊昇龍の大逆転勝利に驚きの声、休場明けの不安も払しょくか

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 20日に行われた大相撲9月場所9日目。今場所3勝目を挙げた平幕・豊昇龍(立浪部屋)の相撲内容がネット上で話題となっている。

 >>平幕・豊昇龍、敗戦後の無礼な振る舞いに怒りの声 「やっぱり血は争えないのか」朝青龍の悪癖が影響?<<

 前日まで「2勝4敗2休」の豊昇龍はこの日、同「4勝4敗」の平幕・若隆景(荒汐部屋)と対戦。立ち合いは若隆景の突き押しをいなしながら応戦したが、そこから左のおっつけ(自身の手や肘を使い相手の差し手を締めつける技術)を食らい土俵際に追い込まれてしまう。右を差せない豊昇龍は網打ち(相手の差し手を両手で抱え、体を開くと同時に相手を自分の後方へ振り切るようにひねり倒す決まり手)を合わせ何とかこの攻めをしのいだが、体勢がぐらついたところを押され再び土俵際に追い詰められた。

 すると、豊昇龍は押される勢いを利用して若隆景を背中にかつぐと、そのまま背負い投げで若隆景を地面に投げ倒す。これを見た行司は若隆景に軍配を上げたが、審判団の協議の末、軍配差し違えで豊昇龍の勝利に。決まり手となった「一本背負い」は、幕内では2017年1月場所で平幕・豪風が平幕・魁聖に決めて以来4年ぶりの珍しい決まり手だった。

 豊昇龍の逆転勝ちを受け、ネット上には「敗北寸前の状況から一本背負いを決めるなんて鳥肌立った」、「斜め後ろ取られて『終わったな』って思ったけどあそこから勝つとは…今場所で1番興奮した」、「内容は若隆景の優勢だったからやられた側は相当悔しいんじゃないか」といった驚きの声が寄せられている。

 同時に、「病み上がりとは思えないような豪快な相撲だ」、「昨日も熱戦を制してたし、途中休場の影響はそれほど無さそう」、「ここからの巻き返しも十分期待できそうな状態で安心した」と、コンディション面を絡めたコメントも複数挙がった。

 「今場所の豊昇龍は16日の5日目に急性へんとう炎を発症し、5~7日目の3日間を休場。その後19日の8日目に復帰しましたが、同日に臨んだ小結・逸ノ城との一番は取り直しの末の辛勝だったため、途中休場が尾を引いているのではと今後を懸念する声も少なからず挙がっていました。ただ、今回の相撲を受けコンディション面は持ち直していると安堵したファンも少なくないようです」(相撲ライター)

 豊昇龍の叔父として知られる朝青龍氏(元横綱)も相撲内容を評価したのか、20日に自身のツイッターに「一本勝負終わり」と投稿した今回の一番。取組後に「最後まであきらめなければ大丈夫」と語ったことが伝えられた豊昇龍の相撲は残り6日間も大きな注目を集めそうだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
朝青龍氏の公式ツイッターより
https://twitter.com/Asashoryu

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