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大関・貴景勝、突然のテーピングに心配の声 現役親方も「体の張りが全くない」と指摘、 古傷が爆発寸前で早くも休場危機?

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貴景勝

 二子山親方(元大関・雅山)が13日に自身のツイッターに投稿。12日から行われている大相撲9月場所で、カド番大関・貴景勝が連敗スタートを喫した要因を指摘しネット上で話題となっている。

 二子山親方はこの日、自身のツイッターに「普段痛がらない貴景勝が7月場所の逸ノ城戦で首が相当痛そうな感じだった」、「今場所は勝星が上がってないから言う訳ではないが、体の張りが全くない」と投稿。貴景勝は先場所2日目の平幕(現小結)・逸ノ城戦で首を痛め3日目から途中休場したが、この故障が連敗スタートに影響しているのではないかと指摘した。

 今場所の貴景勝は12日の初日に平幕・北勝富士、13日の2日目に平幕・霧馬山とそれぞれ対戦したが、どちらも立ち合いで圧力をかけられないまま引いてしまい押し出しで敗れている。本人は今場所前に「もう治っているし、怪我はもう関係ない」と首の故障は問題なく回復した旨を語ったことが伝えられているが、二子山親方は場所前の調整も満足にこなせないほど、貴景勝の首の状態は思わしくないのではとみているようだ。

 >>照ノ富士快進撃の裏で体たらくな上位陣へ不満噴出 勝ち越し決定はまさかのゼロ、「貴景勝の離脱が痛すぎる」と嘆きも<<

 二子山親方の投稿を受け、ネット上には「確かにこの2日間を見る限りでは明らかに力が入ってない気がする」、「2日とも立ち合い当たった後すぐに下がってるから、まだ首の痛みは消えてないのか」、「カド番だから多少の無理はするつもりかもしれないけど、潔く休場して来場所での大関返り咲きをかけるのも一手では」といった反応が寄せられている。

 一方、「首の負傷はもちろんだけど、今日テーピング巻いてたのも気になる」、「首だけじゃなく両ひざにも痛みを抱えてそうで心配」、「もし首もひざも痛いってなったら勝ち越しは相当きついぞ」とひざへの不安を指摘するコメントも複数挙がった。

 「貴景勝は初日の北勝富士戦では特にテーピングは巻いていませんでしたが、2日目の霧馬山戦では両ひざにテーピングを施した状態で出場。貴景勝は2019年に右ひざ、2020年に左ひざの靭帯をそれぞれ痛めていますが、これらの古傷も今場所に悪影響を及ぼしているのではと考えているファンも少なくないようです」(相撲ライター)

 2日目の取組後の報道によると、体の状態については「大丈夫です」と詳細は語らなかったという貴景勝。14日の3日目は因縁の逸ノ城が相手だが、周囲の不安を払しょくするような取組を見せることはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
二子山親方の公式ツイッターより
https://twitter.com/futagoyama_sumo

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