スポーツ
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スポーツ 2011年10月26日 11時45分
クライマックスシリーズ直前! 原監督の「ミーティングやらない」発言の裏で…
原巨人が宮崎入りした(10月24日)。クライマックスシリーズ第1ステージ(以下CS)に備え、2泊3日の強行日程ながら“ミニキャンプ”を行うためである。 「選手以上に原監督の方が強行日程となりそうです。25、26日は韓国のLG、斗山と試合が予定されていて、その翌27日がドラフト会議ですからね。29日のCS初戦まで、『ドラフト候補のリスト』のことも考えなければならないので大変だと思いますよ」(関係者) だが、この宮崎での練習スケジュールでは『重要事項』が“欠落”していることも分かった。夜間ミーティングは「一切行わない」というのだ。近年、CSや日本シリーズに向け、直前・短期キャンプを行うのも珍しくなくなった。その目的はキャンプ形式の練習によって万全の調整を行い、チーム全体に緊張感を与えるためだ。過去、その直前キャンプを実施したチームは『対戦チームの攻略法』、つまり、夜間ミーティングにも重点を置いてきた。 「むしろ、ミーティングの方を重要視する監督もいました。短期決戦ですから、対戦投手をいかに攻略するか、相手打線の特徴を掴むかが勝敗を分けます。データとは、シーズンを通してスコアラーの報告通り巧くいったものもあれば、そうではないものもあります。その確認を…」(プロ野球解説者の1人) 極端な言い方をすれば、ミーティングを行わないのなら、本拠地球場や自軍施設で練習しても構わないわけだ。わざわざ、遠征して泊り込む必要もないだろう。宮崎入りした直後、報道陣の質問もこの点に集中した。原辰徳監督(53)は「(選手に)疑問があるなら、聞きに来なさい、と。それが本来のクライマックスシリーズ」と答えていたが…。 「ペナント最終戦を代打・長野のサヨナラ満塁弾で飾りました。それに、6連勝でペナントを終了させています。帳尻合わせと言っては難ですが、外国人選手も尻上がりに調子を戻してきました。故障者続出の東京ヤクルトとは対照的です」(前出・同) 本番直前で慌てるのは、確かに良くない。しかし、この余裕も気になる。東京ヤクルトには『8勝12敗4分け』と、今季は負け越している。ロードは31勝34敗7分け。3位チーム・巨人はアウェイ・神宮球場、第2ステージに勝ち上がったとしても、ナゴヤドームが決戦の地となる。 「村中(恭兵=24)がフェニックスリーグで復調の木佐氏を見せています。村中は故障で今季4勝ですが、うち3勝は巨人戦から挙げています。初戦は左腕・石川、2戦目に村中か、館山が先発するとそれぞれ予想されています。由規を故障で欠いても、増淵が中継ぎ待機すると聞いていますし、赤川だっています。故障者続出でも、巨人有利とは言い切れない」 CS進出を決めたパ・リーグ球団の偵察部隊は、セ・リーグの第1ステージを「五分五分」と予想していた。前出のプロ野球解説者はこう言う。 「ミーティングはやらないというのはあくまでも表向きで、本当は違うのでは。ヤクルトには苦手投手も多いので、その中身が露呈しないよう、そういう言い方をしたのかもしれません。原監督の陽動作戦では? 選手各位の外出にも(門限など)かなりの制限があるというし…」 中日対策にスコアラーを大量に割いたため、東京ヤクルトに対しては“自力”で勝ち上がらなければならなくなったという声も聞かれたが…。 ペナントレースが終了して約1週間も「間」を置くのはもったいない。一部メディアも指摘していたが、ペナントレース、CS、日本シリーズの日程が“間延び”するのは、せっかく盛り上がった野球熱に水を差すようなものだ。夜間ミーティングを「やる、やらない」の心理戦より、CSの日程を前倒しした方がファンはもちろん、選手も精神的にラクだと思うのだが…。※宮崎空港での原辰徳監督のコメントは共同通信社配信記事を参考にいたしました。
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スポーツ 2011年10月25日 15時30分
千葉ロッテはどうする? あの1位候補投手には「相性バツグンの球場」があった!
抽選クジは絶対に外せない…。今秋のドラフト会議の目玉・藤岡貴裕投手(東洋大)に関する新情報が飛び込んできた。 この時期、有力候補が希望球団を表明するのは珍しくない。そういったキナ臭い情報は交錯していないが、藤岡には「好きな球場」があることが分かった。ズバリ、QVCマリンだという。 「8月4日、千葉ロッテとの交流戦に登板し、『投げやすい』との印象を持ったようです。マウンドの高さ、土の固さ、バックネットの光景。ホームまでの距離感も『近く感じ、投げやすい』と話しており、彼のフィーリングにも合うらしく、この球場が好きだと話していました」(大学球界要人) この千葉ロッテ二軍との対戦で、藤岡は3回を投げ、「被安打0、与四球1、大三振3」と好投している。秋季リーグ戦前の調整登板だったため、自慢のストレートは140キロ台しか出ていないが、テンポ良く投げ込んでおり、千葉ロッテ関係者が改めてその実力を認めていた。 千葉ロッテはこの交流戦の行われた時点で、すでに「1位・藤岡」を表明していた。調整段階でも結果を残せた要因が「球場との相性の良さ」と分かれば、是が非でも「獲りたい!」と思うだろう。 しかし、1位指名は入札・抽選制…。千葉ロッテは10月20日、ドラフト候補のリスト作成のスカウト会議を行い、「1位・藤岡」を確認しているが、当然、他球団の1位リストから藤岡の名前は消えていない。一時期、その藤岡の入札には、他選手の1位表明をした球団以外の「9球団」が参加する可能性も伝えられていた。千葉ロッテ同様、最終決定に近いスカウト会議をどの球団も開いており、同日時点で、藤岡の1位入札の可能性があるのは、千葉ロッテと5球団。楽天、オリックス、埼玉西武、北海道日本ハム、横浜。いや、横浜は下りるかもしれない。 「白鴎大の好捕手・岡島豪郎を一本釣りする可能性も出てきました。強肩で、捕手をさせるのがもったいないくらいの俊足ですよ(笑)。同志社の小林誠司捕手に対しても、捕手難のチームが『外れ1位』で指名する可能性もあります。2人とも好捕手です。守備能力では能力は甲乙付けられませんが、打撃力は岡島クンの方が上かな…。横浜が競合を嫌い、単独1位を検討しているとの情報もあります」(在阪球団スカウト) 仮にこの情報通り、横浜が入札での競合を嫌った場合、藤岡への入札はパ・リーグ球団だけになる。つまり、千葉ロッテが抽選クジを外した場合、「大変な苦手投手」をつくってしまうのだ。1988年のドラフト会議で巨人は川崎憲次郎の抽選に外れ、後年の『巨人キラー』を輩出させた。その悲劇がQVCマリンを舞台に繰り返されたら…。 前年は斎藤佑樹の1位指名を早々に表明し、抽選で外れた。10勝確実の左腕先発を得るか、それとも難敵を作ってしまうのか? 1位の抽選クジには西村徳文監督が参加する予定だという。責任重大だ…。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2011年10月25日 11時45分
プロゴルファー石川遼が異例の声明「温かく見守って」
プロゴルファーの石川遼(20)のマネジメント会社が、報道各社にFAXで交際中の女性がいること関して、「2人のためにも、温かく見守っていただければ」と発表した。 今回の発表の背景には、不意の夜間の訪問や尾行など“社会常識の限度を超えた取材活動”が行われ困惑しているためだという。
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スポーツ 2011年10月25日 11時45分
データで予想! クライマックスシリーズ
10月18日、中日が2年連続のセ・リーグ優勝を果たした。パ・リーグも西武がオリックスと1ゲーム差で逆転のクライマックスシリーズ(以下CS)出場を決め、ついに両リーグの順位が確定しCS出場チームが出揃うこととなった。 この中から日本シリーズへ駒を進めることが出来る球団はどこになるのであろうか? 何しろ昨年のロッテのように、レギュラーシーズン3位の球団が日本一になる可能性も有り得るのだ。必ずしもレギュラーシーズン優勝チームが日本シリーズへ進めるとは限らないところが、CSの恐ろしさである。 今年で5年目を迎えるCSだが、特にセ・リーグの方は今回とそっくりの状況でレギュラーシーズンを終えた年があった事を覚えているだろうか。今から3年前の2008年のシーズンなのだが、この年は阪神が9月になるまでずっと独走していて、優勝間違いなしと阪神ファンの誰もが信じて疑わなかった。しかし、レギュラーシーズン前半ずっと低迷していた巨人が、最大13ゲーム差を逆転して優勝を決める“メイクレジェンド”を達成した。 今年も小川淳司監督が正式就任したヤクルトが、昨年の勢いそのままに独走態勢を敷いていたが、最後の最後で失速して中日から最大10ゲーム差からの逆転優勝を許す形となった。 08年のCSでは、逆転優勝されたショックを引きずったままの阪神がレギュラーシーズン3位の中日に負けてしまう事となるのだが、今年はどうなるであろうか? 一方のパ・リーグなのだが、ソフトバンクがぶっちぎりの独走で優勝し、冒頭でも触れたように西武がオリックスとのデッドヒートを制して3位に滑り込んだ。2位の日本ハムも序盤の勢いからはやや失速して、気が付いたら3位の西武に3ゲーム差という位置まで接近されていた。 これに似た状況でレギュラーシーズンを終えた年はCS導入以降では無いが、強いて言えばこちらも08年シーズンが3位日本ハムと4位のロッテが0.5ゲーム差でCS出場の明暗を分けたという所で似ている。しかし、この年は1位西武と3位日本ハムのゲーム差がわずか4ゲーム差という、パ・リーグがなかなか混戦の年でもあった。 08年のシーズンは、両リーグとも順当にレギュラーシーズン優勝チームが日本シリーズへ駒を進めているのだが、今年も果たして、そうなるのだろうか? 日本シリーズ進出チームを決定するCSファイナルステージの結果ももちろん気になるだろうが、その前にレギュラーシーズン優勝チームへの挑戦権を得るCS第1ステージも、出場チームのファンを中心に注目を集めている。 ここで面白いデータがあるのだが、セ・パ両リーグとも、CS導入の07年以降、奇数年「07、09年」は1位VS2位がファイナルステージで対決するのだが、偶数年は3位の球団が第1ステージで2位の球団を破り、ファイナルステージは1位VS3位の対決となっているのだ。 先ほど触れたように、08年に巨人に13ゲーム差を逆転された阪神はCS第1ステージで3位の中日に敗れてしまうし、ロッテとのデッドヒートを制してCS出場を果たした3位日本ハムも、その勢いのままCS第1ステージで2位オリックスを破って、ファイナルステージまで駒を進めている。 そのデータに合わせると、奇数年である今年はセ・リーグは中日VSヤクルト、パ・リーグはソフトバンクVS日本ハムという、順当に1位と2位のCSファイナルステージということになってしまうのだが、さてどうなるのであろうか? しかしCSも5年目になると、そろそろこの法則が崩れる可能性も出て来る。そうなるとセ・リーグは中日VS巨人となるのだが、そもそもセ・リーグのCSファイナルステージは過去4度全て、このカードなのである。今年もまた巨人VS中日戦がファイナルとなるのだろうか? 過去4度の対決は両チーム2勝2敗の互角なのだが、CS元年の07年では2位の中日が1位の巨人を倒す下克上を達成している。もし今年もこのカードになった場合、巨人には07年のリベンジを期待したいものである。去年のロッテの再現を、今年はセ・リーグが達成したとしたら面白いかもしれない。 一方のパ・リーグだが、これはなんといってもソフトバンクの日本シリーズ進出しかないのではないだろうか。04年に始まったCSの前身のプレイオフを含めて、3度もレギュラーシーズンの勝率1位になりながらプレイオフやCSでことごとく日本シリーズを逃してきた。今年こそ、という意地が間違いなくホークスナインにはあるだろうし、また昨年はソフトバンクとロッテのゲーム差がわずか2.5ゲーム差だったため、致し方のないところはあったかもしれない。ところが今年は、2位の日本ハムとも18ゲームも差を付けた大独走優勝となっている。これで負けたら何のためのレギュラーシーズンだという気持ちをホークスナインは抱いているだろう。 もちろん、昨年のロッテのような番狂わせが起きる可能性は十分有りえるし、いくら過去のデータがこうだといっても、実際は始まってみないと何も分からない。11月のCS開幕が実に楽しみである。(伊藤博樹 山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2011年10月25日 11時45分
イチローのお願いでマリナーズが川崎獲得? 内野陣が大シャッフル…
ひょっとしたら、川崎宗則(30=ソフトバンク)は、新しいタイプの“メジャー三塁手”になるかもしれない。川崎はすでに海外FA権を取得しており、今オフ、師匠・イチローを追ってメジャーに挑戦すると目されている。 「イチローがマリナーズの山内溥オーナーにお願いしたとも聞いています。イチローのお願いなら断れないでしょう…」(球界関係者) 今オフ、遊撃手を補強しなければならないメジャー球団はいくつかある。ジャイアンツ、レッズ、カージナルス、ホセ・レイエスを慰留できなかった場合のメッツ…。しかし、マリナーズは二遊間タイプの内野手を求めていない。遊撃手のブレンダン・ライアンは長打力こそないが、守備範囲の広さには定評がある。セカンドには新鋭のダスティン・アックリーがいる。メジャーデビューは今季途中だが、2010年アリゾナ秋季リーグで4割強の打率を残し、首脳陣は「将来の看板選手」と期待を寄せている。今季、3番を任された試合もあった。 そのほかの内野手だが、俊足好打のショーン・フィギンズ、若手のカイル・シーガーなどがいる。フィギンズは何処でも守れるタイプなので、外野手でスタメン起用されることも多い。また、シーガーは将来のクリーンアップ候補で、現在は遊撃手の適正もテストされている。 遊撃手はライアンとシーガー、二塁手はアックリー。その両方でフィギンズが控えているのが現状だ。 「今オフ、マリナーズの補強ポイントは一塁と三塁です。『一塁兼DH』として、ブリュワーズのプリンス・フィルダーを狙っています」(メジャー解説も務めるプロ野球OB) 三塁・川崎−−。一般論として、メジャーの三塁は長打力のある強打者が守るポジションはされている。川崎は敏捷性、スピード感が特徴の内野手である。特異な三塁手としてメジャーデビューするかもしれないが、マリナーズの内野手事情も加味すると、メジャーの合理主義的な補強方法からしても、川崎の獲得は考えにくい。 しかし、こうも考えられる。エリック・ウェッジ監督は本塁打30本が期待できる三塁手の補強も求めているが、売り出し中のアックリーとシーガーの成長を前提に来季のチーム編成を進めれば、川崎獲得は決して不自然なことではない。 「アックリーとシーガーを同時にコンバートさせるのも面白いと思う。地元メディアではアックリーのセカンド、シーガーのショートに不安視する声もありますから」(米メディア陣の1人) 23歳のアックリーだが、学生時代は一塁手だった。フィルダー獲得が実現したとしても、指名打者に専念させ、若手のシーガーもマイナー時代まで守らせていた三塁に固定する。ライアンのショートは動かせないが、このシフトなら、自動的に二塁のポジションが空き、トバッチリで控えに降格する内野手も出ない。フィギンズは内野よりも外野手で多く試合に出たシーズンも過去にあったから、こちらも問題はない。川崎を「1、2番タイプ」の異色の三塁手として使うか、それともアックリーとシーガーをコンバートさせ、二塁手にするか…。こう考えると、マリナーズの川崎獲得の可能性はむしろ高いのではないだろうか。 「マリナーズの打撃面での補強ポイントは、長打力のあるタイプです。アックリーに二塁を守らせたのは、一塁と三塁の方を空けておいた方が、長打力のあるバッターが獲りやすくなるからです。イチローのお願いなら経営陣は断れないでしょうが、単純に川崎が控えにまわるということも…」(現地特派記者の1人) 米メディアのコンバート論に批判的な声も聞かれた。 アックリーとシーガーは09年ドラフト会議の同期生でもある。今は「イチローのチーム」だが、将来はこの2人がチームを牽引すると目されている。川崎獲得を想定したコンバートが実施された場合、イチローは10年後のマリナーズにも影響を残すことになる。 今はクライマックスシリーズを控えているが、川崎の脳裏にはイチローと同じユニフォームを着る来季のことも過っているのではないだろうか。※メジャー関連のカタカナ表記は『メジャーリーグ選手名鑑2011年版』を参考にいたしました。
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スポーツ 2011年10月24日 15時30分
プロレス入りしたはずのK-1ヘビー級王者・京太郎がプロボクサーに転向!
K-1ヘビー級の日本人エースで、K-1ヘビー級王者だった京太郎(25)が、プロボクサーに転向することが明らかになった。 京太郎といえば、K-1を主催するFEGの経営難で、K-1ヘビー級戦線の先行きが見えなくなったため、6・19両国国技館(全日本プロレス主催)でプロレスデビュー。総合格闘技でも活躍した船木誠勝と対戦し惜敗した。好感触を得た京太郎は6月28日には、全日本プロレスの合同練習に参加し、本格的なプロレス転向を表明していた。 その後も同団体との関係は続いていたが、運命的な出会いが京太郎の進む道を変えた。元WBA世界ライト級王者・小堀佑介(角海老宝石出身)の世界戦をプロデュースした、プロモーターの萩森健一氏から、「日本人の重量級では一番可能性がある」と説得され、その熱意に心を打たれた京太郎は悩んだ末、プロボクサーへの転向を決断した。 すでに、K-1ヘビー級王座はK-1に返上し、決別を決断。10月26日に角海老宝石ジムに入門する。同ジムは元WBA世界ライト級王者・小堀佑介や、元WBA世界ライト級王者の畑山隆則と名勝負を繰り広げた元OPBFライト級王者・坂本博之らを輩出した老舗だ。順調にいけば、年内にもプロテストを受験し、来春にデビュー戦を行う予定で、日本人初の世界ヘビー級王者を目指す。 国内ではK-1からボクシングへの転向は、8・31日本武道館でデビューしたアンディ・オロゴン(平仲)に続いて2例目となる。京太郎は自身のブログで、「自分から逃げずに真っすぐを見ていれば、10年後や20年後の自分にプラスになると信じています。日本人が外国の人とガンガン戦うところを見せます。ボクのことを見ていてほしい」と決意を語っている。(落合一郎)
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スポーツ 2011年10月24日 15時30分
姉さん女房でアスリートは出世する! 騎手・三浦皇成の手綱を引くほしのあき
先日、中央競馬の三浦皇成騎手との結婚を発表したタレントのほしのあき。関係者によると既に妊娠3か月目に入っており、来年5月頃には出産予定とのこと。今後は「体調に考慮しながら進めていきたい」とのことで、産休に入るのはもう少し先になりそうだと見られている。 かなりの年の差婚に、結婚生活は上手くいくのかと今後を不安に思うファンも出てきているが、今回の結婚はむしろ理想の形だとする意見がある。 昔から言われていることに、アスリートの場合は「姉さん女房の方が成功する」というものがある。野球選手のイチローしかり、松坂大輔投手しかり、いずれも年上の妻が仕事を辞めて夫のサポートに専念し、尽くすケースが大成する傾向にあるのだ。 成功を収めているアスリートは、幼い頃から競技中心の生活になりがち。己の体と技術が資本の職業であるため、特に成人してからは若い頃の体力を維持するためにもトレーニングなどを入念に行い、体力造りに専念するようになる。そのため、体調管理や栄養管理などにまで手が回らないという背景もある。この点をカバーしてくれるのが妻であり、特に包容力もあって仕事に理解を示してくれる大人の女性、“姉さん女房”が最適となるのだ。 事実、ほしのあきは三浦騎手との結婚を意識してから、彼の体調管理・体型維持のために栄養士資格を取得するなどして人知れず努力を重ねていた。実際に、公式ブログでも「食事や体調管理などに気をつけて、レースに集中できるように皇成さんを支えていきたい」と自らの決意を語っている。 ほしのあきと三浦皇成騎手の挙式・披露宴は彼の誕生日の12月19日に行われる予定。二人の幸せな今後に期待したい。
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スポーツ 2011年10月24日 15時30分
中島のポスティングに暗雲? 「落札金が安ければ出さない」説が浮上
ドロ沼の最下位から復調し、クライマックスシリーズ進出を決めた埼玉西武ライオンズが『新たな難題』に直面している。中島裕之内野手(29)との話し合いである−−。 中島は昨年オフ、ポスティングによるメジャー挑戦を訴えたが、球団がそれを拒否。両者は一時期、「(入札を認めると)言った」「言わない」の“水掛け論”にまで発展したが、なんとか、2011年度の契約更改までこぎ着けた。しかし、その契約更改後の会見でのこと。中島は「フロントが、来年はポスティングを真剣に考えると言ってくれました」と公言。わざわざ会見でそう伝えたのは、「今度は認めるとは言っていない」とフロント幹部に反論させないため、マスコミとファンを“証人”になってもらいたかったからだろう。 プロ野球解説者の1人がこう続ける。 「今季、3年目の浅村(栄斗)を起用したのは、中島がいなくなった後を見越してのこと。球団もそれなりの覚悟はできるといると思います」 しかし、中島に逆風が吹き始めている。今回も西武はポスティングによる米挑戦に「待った」を掛けるかもしれない。 「今オフ、遊撃手の補強を考えている米球団はジャイアンツ、メッツ、レッズ、カージナルス。他の大物遊撃手ですが、『メッツのホセ・レイエスがFAになる』との見方が支配的で、そのレイエス獲得に失敗したチームが中島、ソフトバンクの川崎(宗則)の獲得を検討するのではないでしょうか」(米国人メディア陣の1人) ポスティングに参加する米球団は確実に現れそうである。 遊撃手を補強したいこの米4球団だが、メッツ以外は「今オフの補強資金が潤沢ではない」と聞く。レイエスの年俸は1100万ドル(契約更改当時のレートで約9億3000万円)。中島の推定年俸は2億8000万円だ。レイエスがFAになる時期に合わせてポスティングを表明し、“割安感”をアピールする方法も考えられるが、レイエスの去就が決まってから、「3割20本の好打者」として売り込みを掛けるかもしれない。落札後の交渉を有利に進めるため、中島サイドはポスティングを表明する時期を見極めることになる。 しかし、西武球団は今回もポスティングには積極的になれないという…。 「中島の落札金? 西岡(剛=ツインズ)の成績が参考にされると思われます。米スカウトはまだ日本人遊撃手に対し、懐疑的です。西岡は遊撃、二塁の両方の守備に着きましたが、辛辣な評価もないわけではありません。日本人内野手で守備力を評価されたのは、今のところ、井口(資仁)の二塁守備だけです」(前出・同) 中島獲得に「高い落札金を払いたくない」というのが、米球界側の本心のようだ。西岡の落札金は533万ドル(約4億2000万円/当時)。契約は3年925万ドル(約7億4000万円)だった。米メディア陣の1人は、中島の落札金をこう予想する。 「中島はこちらでも評価されている選手の1人です。ただ、西岡は首位打者、121得点をマークしたシーズンのオフに米挑戦しました。中島の成績は安定していますが、インパクトに欠けます。落札金で西岡を上回ることはないと思いますよ。具体的な金額? 300万ドル台でしょう」 1ドル80円として、2億4000万円といったところか…。「落札金が西岡以下になる」との現地の予想は、すでに西武側も掴んでいるという。 「300万ドル? 西武が2億円台で3番バッターを手放しますかねえ…。でも将来、海外FA権を行使されたら、補填金はゼロです。非常に厳しい選択です」(球界関係者) 西武は松坂大輔を見送った際、約60億円のビッグマネーを得た。中島は今年6月に国内FA権を取得したが、メジャー挑戦が可能となる海外FA権は早くても「来季」。西武球団としては「せめて西岡と同じか、それに近い金額」を当て込んでいたのではないだろうか。3億円以下でも『落札金』を取るか、それとも、『戦力』として中島を残留させるか、非常に迷うところである。 「中島の落札金が西岡を下回るとの情報は球団も掴んでいます。最終結論はこれからですが、3億円以下なら手放さないとの見方も確かにされています。ドラフト会議で有望遊撃手を指名できたら、中島を見送るとの情報も交錯していますが」(球界関係者) 西武は「ポスティングにかける」とは言っていない。「真剣に考える」と言っただけだ。「真剣に考えた結果、かけられない」と言っても、嘘をついたことにはならない。しかし、そういう姑息な対応をすれば、中島はもちろん、他西武選手もフロントに対する不信感を強めるだろう。今年も西武のオフは大揺れとなりそうだ。※メジャー関連のカタカナ表記は『メジャーリーグ選手名鑑2011年版』を参考にいたしました。
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スポーツ 2011年10月24日 11時45分
ももいろクローバーZが全日本プロレスのリングに乱入!?
アイドルグループ ももいろクローバーZが23日東京・両国国技館で行われた全日本プロレスに「グレートクローバーZ」としてリングに乱入した。 世界タッグ王者グレート・ムタ、KENSO組の応援マネージャーとしてリングに登場したグレクロは顔面にペイントし全員で毒霧を噴射するなど観客のド肝を抜いた。リングサイドに移動したグレクロは途中MAZADAと派手な場外乱闘も繰り広げる。 グレクロの応援空しく王者組は敗れ、KENSOはグレクロに八つ当たり。これに怒ったムタはKENSOに毒霧を見舞い、グレクロと引き上げた。グレクロの5人は今後の参戦も約束。今後の動向が注目される。(アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2011年10月24日 11時45分
采配当たってニンマリの巨人・原監督 内海投手もまた“インチキ最多勝”なのか?
中日・吉見一起投手(27)がネット上で、“インチキ最多勝”として大バッシングを受けた。吉見投手は10月19日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)で、自軍がリードした場面の5回表からリリーフ登板し、2回を無失点に抑えた。先発投手から勝ち投手を譲渡されるような形で18勝目をマークし、最多勝を確定させた。この手法が「ずるい」「せこい」などと批判されたのだ。 消化試合とはいえ、タイトル争いの行方が注目された巨人の最終戦は、22日に東京ドームで開催された(横浜戦)。ここで、巨人・原辰徳監督(53)が最多勝を狙う内海投手を先発させれば、「さすが巨人」と言われるところだったが、先発したのは澤村拓一投手(23)。澤村投手には200イニング投球回が懸かっており、原監督はまずはその記録達成を優先させたのだ。 澤村投手は200イニング投球回ちょうどの3回1/3を投げて降板。セ・リーグの新人では、67年の江夏豊(阪神)以来の200イニング投球回を達成したが、村田修一内野手(30)にソロホームラン2本を打たれ自責点は2。防御率は1点台から2点台に上げてしまい、66年の堀内恒夫(巨人)以来となる新人での防御率1点台は逃した。その後、山口鉄也投手(27)が2/3回を投げ、満を持して内海投手が5回表から登板。 19日の吉見投手と同じ回からの登場となったが、違うのは得点経過。吉見投手は自軍のリードがあったが、この場面は0-2で巨人のビハインド。投げている間に自軍が逆転してくれなければ、内海投手に白星は付かない。そして、1-2で巨人がリードされていた9回裏に奇跡が起きる。すでに内海投手には代打が送られ、この回に逆転しなければ、内海投手が勝ち投手になることはできない。無死満塁で指名されたのは代打・長野久義外野手(26)。首位打者争いのトップに立っていた長野外野手は、打率を落とさないために、スタメンからはずれていたが、ライバルのマット・マートン外野手(阪神=30)が、この日この時点で、3打数無安打で打率を下げたことを受けて登場。長野外野手はここで代打逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、巨人が逆転勝利。これで、内海投手の最多勝タイが決定、長野外野手自身も首位打者をグッとたぐり寄せた(24日の阪神最終戦でマートン外野手が逆転する可能性も残されている)。まさしく、絵に描いたようなストーリーで、原監督はニンマリだったに違いない。 さて、得点経過の違いこそあれ、吉見投手同様に救援で最多勝をもぎ取った内海投手だが、吉見投手を“インチキ最多勝”と批判した人たちは、内海投手も同じく“インチキ”と呼ぶのだろうか? 日本のプロ野球界では消化試合で個人タイトル獲りに、監督が協力するのは日常茶飯事。別に彼らだけではない。なにより、2人が上げた今季の成績は立派なものである。(落合一郎)