スポーツ
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スポーツ 2011年10月19日 15時30分
西武のクライマックス逆転進出の“影の立役者”ダルビッシュ 「心日本にあらず?」
プロ野球パ・リーグの3位争いはし烈を極め、10月17日時点で、4位だった西武が、18日に日本ハムに4-3で辛勝。3位のオリックスは同日、ソフトバンクに1-4で敗れ、わずか勝率1毛差で西武が逆転。144試合目で3位を決め、CS(クライマックスシリーズ)への出場権を得た。 この西武の逆転3位に影ながら貢献したのが、皮肉にも対戦相手の日本ハムのエース、ダルビッシュ有(25)だ。ダルビッシュは1週間前の11日の西武戦に先発し、完封で18勝目を挙げた。田中将大(22=楽天)、D.J.ホールトン(32=ソフトバンク)と最多勝争いをしていたダルビッシュ。ライバルの田中マー君が、16日に19勝目をマークしたため、ダルビッシュは最多勝獲得に向け、18日の西武戦に登板するものと思われていた。 ところが、ダルビッシュは最多勝を捨てて登板を回避した。表向きの理由は、「CSファーストステージの初戦に備えるため。若手にチャンスを与えてほしい」とのものだった。ここで大きな疑問が残る。18日に登板しても、CSファーストステージ第1戦(29日)には、中10日で十分な休養が取れる。逆に18日に投げないことで、中17日となり、登板間隔が開きすぎて不安が残る。かえって、投げておいた方がスムーズな調整ができたはずで、この回避理由には説得力が乏しい。ダルビッシュに代わり、この日、先発したのは今季未勝利(4敗)だった吉川光夫(23)で、あっさり西武に攻略されて、西武の逆転3位を許してしまった。 一方、オリックス対ソフトバンク戦では、マー君を追うホールトンが先発。ホールトンはオリックスを7回1失点に押さえ、19勝目を挙げてマー君に並んだ。オリックスとしては、自分のところには最多勝を狙うホールトンが来たのに、ライバルの西武戦ではダルビッシュが登板回避。予定通り、ダルビッシュが投げていれば、西武の勝ちを防いで、オリックスが3位となっていた可能性も高く、オリックスにとっては、ダルビッシュに恨み節のひとつでもいいたくなるだろう。 初の最多勝が目の前にぶらさがっていたのに、あっさり放棄したダルビッシュ。18日には「来季メジャーに挑戦決定」と一部メディアで報じられた。この報道にダルビッシュは即座に反応。ツイッターで「何も決まっていない」と反論した。 ダルビッシュが来季、メジャーへの挑戦を心に決めているのならば、最多勝のタイトルなど、どうでもいい話。もはや、チームにとっては消化試合となるゲームに登板するくらいなら、来季のためにも肩を休めた方がいいと考えてもいたしかたないところ。現時点でダルビッシュが来季、メジャーに挑むかどうかは定かではないが、逆転でCS進出を決めた西武にとっては、ダルビッシュ様様の結果となった。(落合一郎)
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スポーツ 2011年10月19日 15時30分
“ボクシング界のニュースター”井岡一翔がTBS大みそかの紅白裏番組に急浮上!
プロボクシングWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(22=井岡)の2度目の防衛戦が、12月31日の大みそかに大阪府立体育会館で開催されることが決まった。対戦相手は未定。 大みそかに防衛戦をやるということはどういうことなのか。井岡の試合を放送するTBSとの連動以外にほかならない。8月10日、井岡の初防衛戦のTBS系列での平均視聴率は関東地区で16.6%、地元の関西地区では19.2%の高視聴率をマーク。この好結果にTBSは、井岡陣営に今後の全面バックアップを約束していた。 これまで、TBSは大みそかのNHK「紅白歌合戦」の裏番組として、長年、格闘技イベント「Dynamite!!」の放送を続けてきた。しかし、同イベントを主催するFEGが、ほぼ死に体となったことで、番組を制作してきたTBSの格闘技班はすでに解散。「Dynamite!!」自体は、総合格闘技団体DREAMが主体となり、今年もさいたまスーパーアリーナで開催されることが決まっているが、大みそかの特番として放送される可能性は極めて低い。 そこで、浮上したのが井岡の防衛戦だ。前回の試合で高視聴率を弾き出したとはいえ、井岡の知名度はまだ亀田兄弟に劣る。しかし、8月のV1達成以降、井岡は民放各局のバラエティ番組に多数出演し、ボクシングに興味がない層に顔を売ってきた。これは、紅白に対抗するための布石ともいえる。TBSの発表が待たれるところだ。(落合一郎)
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スポーツ 2011年10月19日 11時45分
ネット裏情報 巨人が澤村をアテ馬にして胴上げ阻止
巨人が目の前での胴上げを阻止せんとし、最後の抵抗を見せ、3タテを食らわせた。中日サイドも「簡単には勝たせてはもらえない」と“覚悟”していたようである。 「阪神と巨人の3連戦(10月10〜12日)を見て、これまでの巨人とは違うブキミさを感じたようです。とくに11日が…」(球界関係者) 11日は新鋭・藤村(大介=22)のサヨナラ安打が飛び出した。しかし、この3連戦を偵察した中日関係者、並びにクライマックスシリーズ(以下CS)に備え、情報収集を始めた東京ヤクルトも難しい表情を浮かべていた。 「アレ!?」とライバル球団を驚かせたのは、スターティングメンバーが発表されたときだった。「2番ファースト、澤村」−−。 登板予定のない投手を使う“偵察メンバー”である。相手チームの先発投手を読みきれないときに使う古い作戦である。1回表の守備から、脇谷亮太(29=左打者)が一塁守備に入った。 対戦する阪神のこの日の先発は、メッセンジャー(30=右投手)。阪神ベンチはメンバー表を交換した時点で失笑していた。 「スポーツ新聞各紙が先発予想にメッセンジャーを立てています。一体、誰が投げると思ったんだ!?」(阪神側関係者の1人) 昨今、一塁を守っているのはこの脇谷と、高橋由、亀井。右打者ではフィールズ(28)といったところ。阪神が意表を突いて、左投手を先発させると思ったのだろうか。 「いや、巨人が慎重を期して臨んだんです。この日から左腕・小嶋(達也=26)が一軍登録されています。13日の横浜戦に先発し、4季ぶりの白星を挙げました。当初、小嶋が一軍復帰した際、各球団は『中継ぎ要員を補強した』と見ていたんです。『小嶋を先発で使う、勝つ力もある』と報告があったんでしょう」 CS決戦を控える中日、東京ヤクルトはそう見ていた。阪神はスタメン表を見た瞬間こそ笑っていたが、本心は違った。13日の小嶋先発は『真弓監督流の奇襲作戦』でもあった。それを勘づかれないために、3連戦の2日目で一軍登録したのだが、関西圏で活動しているプロ野球解説者はこう首を傾げる。 「小嶋は巨人戦で使うべきだった。巨人は初物(初対戦の投手)に弱い。小嶋は新人ではないが、一軍はご無沙汰だったし、小嶋で巨人に勝ったときの盛り上がりを考えれば…」 終盤戦に入って、阪神の士気が落ちたのは、選手起用の失敗もあったようだ。 また、原辰徳監督(53)はこの阪神3連戦で突然、「ガッツを呼べ!」と指示。左手首の剥離骨折で調整中だった小笠原道大(38)を試合前の練習に参加させた。「CSに間に合うか否か」を自分の眼で確かめたかったのだろうが、中日サイドは「東京ドームでの3連戦(14〜16日)は総力戦で来る」と、予感した。 「2位通過なら、CS第一ステージの主催権が取れる。原監督の『続投』の条件は3位ではなく、2位との声もないわけではありません」(前出・プロ野球解説者) 奇妙な噂もネット裏で流れている。落合監督の契約任期は「10月末まで」。CSファイナルステージ初戦は11月2日に始まり、日本シリーズは11月12日に第1戦が予定されている。落合監督の契約には、ポストシーズンマッチを戦うための延長事項が含まれているのだろうか。『ポスト真弓』の後任人事、原監督が3位でシーズンを終えたら…。セ・リーグのCSはキナ臭い様相となりそうだ。
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スポーツ 2011年10月18日 15時30分
“バラエティタレント”ボビー・オロゴンが日本ボクシングコミッションから厳罰受ける!?
“バラエティタレント”で格闘家としても活躍するボビー・オロゴンが、JBC(日本ボクシングコミッション)から厳重な処分を受ける可能性が出てきた。 ボビーは10月15日、東京・ディファ有明で開催された総合格闘技ジム「グラバカ」の創立11周年記念興行に選手として出場。DREAMでも活躍するミノワマンと対戦し、5分1ラウンドを時間切れで引き分けた(判定決着なしのルール)。 ここで問題となったのは、ボビーがJBCのセコンドライセンスを保持している点だ。ボビーは弟のアンディ・オロゴン(平仲)が、プロボクサーに転向したのを機に、平仲ジム所属としてセコンドライセンスを取得。8・31日本武道館で行われたアンディのデビュー戦では、セコンドについた。 JBCではライセンス保持者が他の格闘技興行に関わることを禁止しており、ボビーの行為が、このルールにふれたもの。 現在、JBCでは平仲ジムに報告書の提出を求めているが、JBC・森田健事務局長は「初めてのケースなので驚いている。軽い処分にはならないと思う」と厳罰を示唆。ライセンスの取消や長期停止等の重い処分が下される可能性もある。 ここで問題となるのは、ボビーがこのルールを把握していたかどうか。元々、外国人のボビーが、JBCのこの厳格なルールを承知していなかった可能性もある。知っていて試合をしたなら厳罰もやむなしだが、知らずにやったのであれば、温情措置の余地があってもいいのではないか。 すべての格闘技興行が低迷するなかで、日本ボクシング界にとっては、知名度のあるアンディのボクサー転向は明るい話題だ。そのセコンドに人気者のボビーがつくとなれば、これまた興行的にもプラスにはたらくはず。報告書の内容にもよるが、外国人であることを考慮し、JBCには寛大な処分を下すという判断もありかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2011年10月18日 11時45分
『2012年問題』イチローとマリナーズが異例の契約前倒し交渉
イチローを凝視せよ−−。米国メディアがマリナーズ・イチロー外野手(37)の周辺を探り始めた。その関心の高さは『11年連続200本安打』が掛かっていたシーズン中以上と言っていいだろう。 イチローの代理人、トニー・アタナシオ氏がマリナーズの要請に対し、「11月下旬、遅くとも12月上旬までには会う」と回答した。マリナーズがアタナシオ氏に会談を申し入れた目的は1つ。2012年のシーズン終了と同時に満了する契約内容についてだ。 07年オフ、イチローは『5年9000万ドル』の大型契約を勝ち取った。当時のレートで約110億円。年俸22億円は歴代4位の高額となった。もっとも、MVP1回、首位打者2回、盗塁王1回、ゴールドグラブ賞10回、シルバースラッガー賞3回、新人王と、高額年俸に相応しい成績を残してきたのも事実である。 「メジャーでは複数年契約を交わす大物選手に対し、契約最終年の途中で契約期間を更新するのは珍しくありません」(メジャー中継の解説も務めるプロ野球OB) しかし、1年半も更新の打ち合わせを前倒しする話は、あまり聞いたことがない。 米国メディア人の1人がこう言う。『10and5veto』をマリナーズが意識したせいもあるらしい…。『10and5veto』を平たく説明すると、10年間メジャーでプレーし、そのうち5年以上同じチームに在籍すると、自動的に『トレード拒否権』が与えられる。イチローは10月4日(現地時間)にこの権利を取得した。 「11年のシーズン(今季を含め)が経ましたが、その間、憶測も含め、米メディアはイチローの放出、不要論、強豪チームとのトレード説を報じてきました。こちらが知り得た情報では、イチローは何回か、優勝争いのできるチームへの移籍を考え、一部にその相談もしていました。でも、マリナーズ残留は彼自身が選択したことです。単なる形式かもしれませんが、契約更新の話し合いの第一歩として、球団は『10and5veto』の取得したイチローに残留の意志を確認したかったんでしょう」 代理人との会談の目的は、2012年満了の契約の更新についてだ。さらに米メディアは「マリナーズは適当な年俸額、契約年数について、決めかねている」との情報も掴んでいるそうだ。 「要するに、今季の打撃不振が影響しているんですよ」(前出・米国人メディア) 今季の成績は打率2割7分2厘、安打数184本。メジャー11年目で初めて打率3割を切った…。この打撃低迷について、前出のプロ野球OBもこう懸念する。 「2通りの意見が出ています。今季の不振を一過性とする声と、加齢によるレベルダウンを指摘する向きです。オリックス時代を知るコーチは『動体視力が落ちた』と言っていましたが」 マリナーズは「残留してほしい」と願っているのは間違いない。だが、メジャーは『実績』ではなく、『現在』で年俸額、契約年数を決める。低迷した今季の打撃成績が新年俸の参考材料となるため、「大幅ダウンは必至」との見方が支配的だ。ジャック・ズレンシクGMは「チームにとっては重要な存在」と言ったが、エリック・ウェッジ監督のコメントが興味深い。 「来季の(打順)1番は決めていない。いずれにしてもチームが強くなる方法で考えたい」 今季の出塁率は3割1分。過去10年の通算が3割7分6厘だから、「1番・イチロー」を確約しなかったのも当然だろう。しかし、イチローは1番の打順に強いこだわりを持っている。歴代監督が戦況によって3番を打たせたこともあったものの、イチローはその采配にも否定的な見解を口にしている。これが別選手であれば、首脳陣批判でペナルティーも発生していたはずだ。ウェッジ監督は『最優秀監督』に選ばれた名将である(07年/インディアンズ)。当時の報道によれば、「規律を重んじ、ワガママな選手を厳しく処罰する」とあった。同監督を招いたGMは「リーダーシップに期待している」と就任会見で語っていた。打順を巡る歴代監督とイチローの衝突を思うと、イチローに“1番降格”の引導を渡せる指揮官とも考えられるが…。 「イチローの希望金額、契約年数を確認し、球団として、どこまで歩み寄れるかがポイントになります。今季の成績では大幅ダウンは必至です。来季前半戦の成績を見て、球団は具体的な数字を提示するつもりでは」(米特派記者の1人) 年数については「2、3年」と予想する声が多かった。 蛇足になるが、この情報を提供してくれた米国ライターが「マリナーズとの契約延長の交渉が破談した場合、イチローは日本に帰るのか?」と聞いてきた。日本帰還説の根拠を聞き直すと、どうも、中日監督に就任する高木守道氏の「イチロー、福留、川上を獲りたい」なるリップサービス(9月23日)が誤って伝わっていたらしい。 今オフ、イチローは2013年以降のアウトラインを描こうとしている。※メジャー関連のカタカナ表記は『メジャーリーグ選手名鑑2011年』を参考にいたしました。 ジャック・ズレンシクGM(Zduriencik )については、「ズレンシック」、「ザーエンシク」と表記するメディアもありましたが、本編は現地特派記者団の表記に従いました。
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スポーツ 2011年10月18日 11時45分
西田隆維のマラソン見聞録 第17話「第88回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会」
10月15日、東京・立川にある昭和記念公園で『第88回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会』が曇天の中、開催。参加40校がそれぞれの思いを胸に戦いに臨んだ。 僕は、メーンパーソナリティを務めている『週刊西田隆維』の放送局が立川(FMたちかわ)にある事から当日は朝からレポーターとして昭和記念公園入り。予選会の模様を『FMたちかわ』の番組内でレポートした。 僕自身、前回の当連載で伝えたが、箱根の予選会は大学1年時に一度経験しただけ。その後は今回のように予選会を注視した事が無く、今回の大会はある種、衝撃的であった。 というのも、僕が経験した当時よりも遥かに大会の質(レベル)が上がっている。20キロを10人の平均が62分以内でないと、本戦への切符を手にする事が出来ない。僕の大学生時代よりもキチンとした指導力(選手目線で語れば調整力になるが)が無いと予選突破は不可能という訳だ。 さらに驚いた事は、僕が予選会直前にかつての仲間(は何人か大学の監督になっている)から取材した情報といざ、大会の結果が異なっていた、という点だ。大会結果は後述するが、情報と結果が異なるという事は、大会全体のレベルがアップしており、尚且つ各学校の力も拮抗しているという事なのだ。 事前情報だと日本大は当確でそれに続くのが上武大、帝京大、城西大…と聞いていた。逆に危ぶまれていたのが、山梨学院大、順天堂大…だが、蓋を開けてみれば、どうしてどうして。順当なのは上武大だけ(優勝)で、後は良くも悪くもイレギュラーな結果と終わった。 個人記録にしても驚かされた。優勝は山梨学院大のO・コスマスで、まあこれは予定通り。問題は2位以下で上位10傑中、予選突破が出来なかった日大勢が何と3人(佐藤佑輔、G・ベンジャミン、田村優宝)も登場。同じく予選落ちした亜細亜大の宮川尚人も5位にランクするなど、実にベスト10人中4人が予選落ちした学校の選手であった。特に3人がベスト10入りした日大は総合11位…これは一体、どういう事なのかと思いたくなる結果だ。 ちなみに個人成績上位10傑中、同じ学校から2人以上、選ばれたのは上武大の9位氏原健介、10位佐藤舜だけ。総合2位の山梨学院大はコスマスが前述の通り優勝。しかし後は続かなかった。同様に総合3位の国士舘大学、総合8位の中央学院大、総合6位の帝京大がそれぞれ1人ランクさせるのが精一杯という結末であった。 こうなると、僕は本戦の学連選抜チームのメンバーに興味が沸く。予選会ベスト10に入った4人は当然、メンバー入りするだろう。特殊区間の5区、6区は捨てたとしても、残りの8区間にこの4人が登場するとなると、他大学にとっては相当な脅威になる事、必至である。 日大の佐藤は予選会日本人トップの2位。この男を本戦のエース区間起用するのか−−はたまた、予選会では終盤失速したものも、自力があるベンジャミン(日大)を起用するのか−−。亜大の宮川は復路で起用するのか、それとも往路で起用し、前半(往路)で勝負を賭けるのか−−。確か、学連選抜チームの(箱根駅伝での)最高順位は4位であったと思う。今年はそれを上回る力が集まりそうなので、本戦(箱根駅伝)はこの選抜チームを中心に観戦したい。 さて、予選会の総括はその辺にして、今度は「レポーター西田」を総括したい。いや、『週刊西田隆維』は本当に自由にやらせてもらっている、としみじみ思った。予選会は原稿があったのだが、これをレポートするのは至難の業であった。『FMたちかわ』のアナウンス部長・三谷啓子さんからは「一部、注意点はあるが全体的には合格点を与えられる」と言われたが、どうもアヤシイ。本当にそう思っているのだろうが…。 それにしても『週刊西田隆維』を支えてくれているみなさんに、改めて自由に番組をやらせて頂いている事を感謝します。 その事を事務所社長に伝えたら「今頃、分かったのか、このタコが!」と、こっ酷く怒られたのは言うまでもない…。《予選会成績・学校》(1)上武大10時間12分8秒(2)山梨学院大10時間12分43秒(3)国士舘大10時間13分38秒(4)東京農業大10時間13分58秒(5)神奈川大10時間14分3秒(6)帝京大10時間14分18秒(7)城西大10時間13分55秒(差し引きタイム2分45秒)(8)中央学院大10時間15分22秒(差し引きタイム45秒)(9)順天堂大10時間16分14秒(差し引きタイム3分25秒)…以下予選落ち(10)法政大(11)日本大(12)専修大(13)亜細亜大(14)大東文化大《予選会成績・個人》(1)O・コスマス(山学大)59分26秒(2)佐藤佑輔(日大)59分28秒(3)伊藤正樹(国士大)1時間0分4秒(4)G・ベンジャミン(日大)1時間0分15秒(5)宮川尚人(亜大)1時間0分16秒(6)藤井啓介(中学大)1時間0分16秒(7)田村優宝(日大)1時間0分21秒(8)蛯名聡勝(帝京大)1時間0分26秒(9)氏原健介(上武大)1時間0分28秒(10)佐藤舜(上武大)1時間0分31秒<プロフィール>西田隆維【にしだ りゅうい】1977年4月26日生 180センチ 60.5キロ陸上長距離選手として駒澤大→エスビー食品→JALグランドサービスで活躍。駒大時代は4年連続「箱根駅伝」に出場、4年時の00年には9区で区間新を樹立。駒大初優勝に大きく貢献する。01年、別府大分毎日マラソンで優勝、同年開催された『エドモントン世界陸上』日本代表に選出される(結果は9位)。09年2月、現役を引退、俳優に転向する。9月3日スタートのラジオ番組「週刊 西田隆維(りゅうい)」(FMたちかわ)のメーンパーソナリティ。
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スポーツ 2011年10月17日 16時40分
破局報道はどこへ!? 巨人・澤村と日テレ森アナが結婚へ
17日、プロ野球・巨人の澤村拓一投手が、日本テレビの森麻季アナと結婚することを球団が発表した。日取りなどは未定。 澤村と森アナは今週発売の「週刊ポスト」が破局と報じているが、報道とは逆に晴れてゴールインとなった。 澤村投手は中央大学卒業後、プロ野球・巨人軍へ入団。新人の今季は11勝を記録し、ローテーションの一角として活躍している。
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スポーツ 2011年10月17日 15時30分
次期監督問題でBクラス決定の阪神・坂井オーナーが巨人・ナベツネ会長発言に困惑!
10月16日、巨人が3位以内を確定させたため、阪神の4位が決定。これに伴って、真弓明信監督(58)の引責辞任が決まった。 「Bクラスなら真弓監督解任」をすでに決めていた阪神は、その後任候補として、外部からなら現日本ハム監督の梨田昌孝氏(58)、現中日監督の落合博満氏(57)、内部昇格なら生え抜きの和田豊打撃コーチ(49)、OBで元2軍監督の平田勝男氏(52)らをリストアップしていた。 そこに、巨人のナベツネこと渡辺恒雄球団会長(85)が余計なコメントを発したため、阪神・坂井オーナーが困惑してしまったのだ。14日、ナベツネ会長は阪神の監督人事にふれ、「落合クンなら、阪神を強くできる。アレは名監督だから。坂井さんともこの話をしたんだけど、やっぱり巨人と阪神でがんばろうと。そうじゃなかったら、プロ野球がね、ドンドン、人気が落ちる一方だよ。やっぱり巨人、阪神ががんばってどっちかがいつも優勝に絡む、という状況じゃなかったらダメだよ」と熱弁を奮ったのだ。 これに過敏に反応したのが、坂井オーナーだ。ヨソの球団幹部に、次期監督候補の名を挙げられ、「ナベツネさんは、ひどい。失礼だ。腹立たしい」と不快感をあらわにした。そりゃ、ごもっともな話だ。坂井オーナーとしては、「ヨソの球団の人事に口を出さないで」と言いたいところで、阪神としてははなはだ余計な話だ。 ところで、その阪神の後任監督人事は16日時点で、梨田氏が有力になったといわれている。阪神と同じ、関西を本拠とした近鉄育ちで、近鉄、日本ハムの2球団でパ・リーグを制覇した指導力が評価されているという。ただ、梨田氏が監督を務める日本ハムはCS(クライマックスシリーズ)進出が決まっており、勝ち抜けば日本シリーズに出場することになる。梨田氏が指揮を執っている間は、安易には動けない。(落合一郎)
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スポーツ 2011年10月17日 11時45分
インディアンズ残留も! 『福留の奪還失敗』で高木新中日は4番不在?
高木守道・新監督(70)の構想は大きな転換を求められるだろう。高木氏が「イチロー、福留、川上を獲る」とコメントしたのは、9月23日。イチローの名前が出たことで“リップサービス”の様相もあったが、「福留(孝介=34)、川上(憲伸=36)の帰還は規制路線」と見られていた。 「福留は4年契約(カブス−インディアンズ)が満了し、川上について肩痛や体調不良も囁かれているものの、何よりも、OBを大事にするという球団の新方針があります。2人を呼び戻す方向性に異論は出ていません」(チーム関係者) 昨年オフの時点でも、福留は日本帰還について前向きとも取れる言動も見せていた。しかも、落合博満監督がいなくなる。両者の間に衝突はないものの、「退団したときと同じ指揮官の下では抵抗がある」とこぼしていたそうだ。また、母校・PL学園の大先輩で兄貴分だった立浪和義氏のコーチ入閣も実しやかに囁かれている。古巣帰還における障害は全くない。ところが、である。福留は米球界に残留するというのだ。 「このまま帰還したら、メジャーで通用しなかったと思われる。それだけはイヤだ、と…」(現地関係者の1人) 福留は07年オフに『4年4800万ドル』の大型契約をカブスと交わし、その契約は今季途中に移籍したインディアンズに引き継がれた。今のところ、インディアンズは福留側と交渉を始めていないが、今オフは米FA市場に大物選手が少ない。そのため、インディアンズは「代わりの選手を獲るのは難しい」と判断し、「福留に興味を示すメジャー球団もいくつか出てきた。 「もともと、インディアンズが福留をトレードで獲得したのは、レギュラー外野手が故障したためでした」(前出・米メディア陣の1人) 福留の今季の打率は2割6分2厘、本塁打8、打点35。数値的には「並み」だが、移籍後はスタメンに名を連ね、守備面でもチームに貢献してきた。 「今季のインディアンズは機動力が弱点でした。走れる選手は秋信守(右翼)、中堅のサイズモアだけと言っても過言ではなかったのに、この2人が揃って故障者リスト入りしてしまいました。福留の勝負強い打撃力はもちろん、守備範囲の広さも首脳陣は評価していました」(前出・同) 福留を認めている1人のマニー・アクタ監督の残留も正式に発表された。 話は8月下旬に逆上るが、米国人メディアはクリス・アントネッティGMに「秋、サイズモアが復帰したら、福留はどこを守るのか?」と質問している。その際、同GMは「左翼コンバート」を示唆したという。つまり、再契約の方向性も同時に示したのである。「左翼・福留、中堅・サイズモア、右翼・秋」の外野布陣構想−−。右翼手の福留はカブスで中堅に入ったことはあるが、左翼の経験はない。福留は出場機会に飢えていただけに、守備位置にはこだわらないはずだ。 その渦中の福留は8日に帰国した。待ち構えていた報道陣に「米国優先か?」と質問され、「いや全然。メジャーから何もないかもしれないし、日本から何もないかもしれない」と笑っていたそうだ。 中日OBのプロ野球解説者がこう言う。 「メジャーに挑戦する際(07年オフ)、タイトルを獲ってくるくらいの意気込みを語っていましたよ」 それ以上は教えてくれなかったが、「メジャーで納得する成績を残してから、古巣に帰還する」と考えているようだ。もっとも、水面下では中日以外の日本球団も接触をはかっているとの情報もないわけではないが…。 現中日4番のトニ・ブランコは09年オフに2年契約を交わした。『落合シンパ』であり、一部報道にもあるように落合監督が他球団の指揮官に横滑りするのなら、「一緒に行く」なんてことにもなりかねない。福留の帰還が先のばしにされ、ブランコも流出するようなことになったら…。高木新監督は打線強化の難題を抱えてのスタートとなる。※メジャー関連のカタカナ表記は『メジャーリーグ選手名鑑2011年』(廣済堂出版)を参考とし、福留選手の成田空港でのコメントは共同通信社配信記事より抜粋いたしました。
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スポーツ 2011年10月15日 17時59分
巨人・渡辺会長の了承を取らなければ球団売却できない横浜の現実
横浜ベイスターズが球団を売却することが確実となった。 横浜球団を保有するTBSホールディングス(HD)が、複数の企業と球団売却の交渉を続けている件について、巨人の渡辺恒雄球団会長(85)が口を開き、TBS・HDが来季も球団を保有する可能性について、「まずないと思う。TBSはもう限界だ。どこかに売るよ」と明言。その時期に関しては、「今月中に(売却先が)決まるんじゃないか」とキッパリ語った。 具体的な売却先については、「どこかというのはギリギリのところでTBSも考えている。ごく少数の幹部で考えているから、ボクもとやかく言えないし、言わない」と明言を避けた。ただ、渡辺会長は「TBSにも言ってあるから、大丈夫だと思う。品位ある企業が買うということだ」と話した。 売却先の候補とみられるゲームサイト「Mobage(モバゲー)」の運営会社ディー・エヌ・エー(DeNA)については、「出会い系とかやってたらダメ」とクギを刺し、企業としての品位を強調する渡辺会長。 渡辺会長といえば、かつて、オリックス・ブルーウエーブと近鉄バファローズが合併した際、新球団保有に名乗りを挙げたライブドアを潰してしまった過去がある。その理由を「ポルノをやっていたから」と最近になって語っている。 確かに国民的スポーツであるプロ野球の球団を保有する親会社が、健全な企業かどうかは重要なことではあるが、球団内の判断だけではなく、いちいち、他球団の渡辺会長のお伺いを立てなければならないというのでは、横浜球団もたまったものではない。(落合一郎)