スポーツ
-
スポーツ 2011年10月08日 17時59分
WBC参加問題巡り日本野球機構と選手会が対立も
13年に開催予定のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)への参加問題で、主催者(MLB=メジャーリーグ機構と同選手会)とNPB(日本野球機構)の交渉が難航している。 そもそも、この交渉が始まったのは、日本が参加に当たって不公平感を覚えていたからだ。前回の第2回大会(09年3月)の収益配分は、主催者が66%の約10億円に対し、優勝したNPBはわずか13%の約2億円に過ぎなかった。日本は次回大会に向け、収益配分の改善を求め、選手会は認められなければ参加しないことを決議している。 NPBと主催者の交渉は、8月から始まり、NPBはスポンサーやグッズに関する権利を主張したとみられている。しかし、交渉は難航し、主催者が回答期限とした9月までに合意に至らなかった。ただ、主催者は今後もNPBとの話し合いを継続する姿勢を見せ、その一方で、日本に代わる代替参加国探しに着手したことを明らかにしている。 この状況下で、10月7日、臨時の12球団オーナー会議が開かれ、今月中旬に楽天・島田亨オーナーらが渡米して、主催者との再交渉に臨むことが決まった。某球団首脳によると、12球団は参加に向け積極的になっているという。 こうなると、気になるのがNPBの妥協だ。主催者からの譲歩案を引き出した場合は、まだいいが、それもなく参加を決めた場合、主催者に降伏したことになる。そうなれば、NPBと選手会とに亀裂が入る恐れがある。今回の渡米に関し、選手会との意見調整は進んでいない。島田オーナーは「選手会の意向を確認することが必要。尊重して進めていきたい」とコメントしたが、選手会の意を汲まない形でNPBが参加を決めた場合、両者が対立する可能性もある。最悪、NPBが参加を決めながら、選手会がボイコットする危険性も出てくるのだ。(落合一郎)※関連記事日本プロ野球選手会がWBC出場ボイコットも…http://npn.co.jp/article/detail/68526915/
-
スポーツ 2011年10月08日 17時59分
オトナの都合も飛び交う!? 前代未聞「不祥事で高野連退会」の裏事情
前代未聞の「不祥事による脱退」である。出雲北陵高校(島根県)が10月3日付で島根県高野連から脱退した(6日/日本学生野球協会・審査室会議)。しかし、この脱退劇には“ウラ”がありそうだ−−。 今年5月、同校で野球部内暴力が発覚した。県高野連にも報告され、「3カ月間の対外試合禁止」の処分が下された(6月)。これを受け、同校は改めて高野連に頭を下げた。6月から向こう3カ月間も対外試合が禁止されれば、夏の甲子園大会予選にも出場できなくなる。県高野連は同校の猛省の言葉を受け、「島根県大会・開幕前日の7月14日までは」と対外試合禁止の期間を大幅に縮めたが、「暴力行為を働いた上級生数人は出場登録から外すこと」なる条件も伝えた。 ところが、である。同校はその暴力行為を働いた上級生をベンチ入りさせ、試合にも出場させていたのだ。この事実を知った高野連側は「指導に従わないなんて!」と激昂。出雲北陵高校は罪の大きさを認識し、『脱退』を申し出たのである。 「少子化の時代ですから、部員数が減って野球部を存続できなくなって高野連を脱退した学校はいくつかあります。不祥事による脱退? 81年末に日田林工(大分)と、特待生問題で騒ぎになった専大北上(岩手)が不祥事で脱退しています。でも、両校とも野球部を解散させたうえでの脱退でした。その後、同好会として再スタートを切り、反省と努力が認められ、再加盟しています」(協会関係者) この会見からしても、不可解な点はいくつか見られた。 「対象部員がベンチ入りメンバーに登録されていたのを見抜けなかったのは、島根県高野連のミスです。『対外試合禁止3カ月』の処分を軽減してもらった際、『対象部員は外せ』と言い渡されたのに、出雲北陵高は登録しています。確信犯と言われても釈明できないはずです」(地元関係者) 事実を知った際、高野連は物凄い剣幕で怒っていたという。高野連の役員幹部にすれば、「指導に従わなかった」ことは「ナメられた」も同然。「除名処分だけでは済まないかも…」と、ちょっと大げさな言い方をする関係者、取材陣もいたくらいだ。しかし、6日の会見では、一転して同校に温情すら見せていた。 「加盟をしばらく外れるという感じで…。新しい野球部を作り直すというか」(事務局長) 再加盟にも含みを持たせた言い方だった。 また、出雲北陵高校側も同日、報道各社に改めて謝罪の意を伝えている。脱退を決めた理由について聞かれると、「反省するために」と答えたそうだ。脱退そのものが反省にはならないのだが…。 理解しがたい言動はほかにもあった。「指導を受けていたのに、当該部員をベンチ入りさせた理由は?」と聞かれ、同校は「保護者の意向」と答えている。 「野球部員を保護する」ため、暴力行為の詳細は明らかにされていない。その言葉の意味通り、今回の事件が一方的な暴力であったとしたら、加害者の試合不出場を心配する前に被害者を思いやるのが普通だ。「加害者の擁護」を申し出た保護者が“モンスター・ペアレント”だとしても、それを突き返すくらいの良識も学校にはあったはずだ。体裁を装うためのデマカセか? それとも、今回の『暴力事件』には、保護者が学校に乗り込まなければならないほど複雑な事情が絡んでいたのだろうか。 「高野連は除名の方向で話し合っていました。除名と脱退のどちらも厳しい選択ですが、同校に正式通告される前に、内容が同校に伝わっていたようなんです。同校は8月末で監督を解任していますし…。除名される前に脱退した方がいいと判断したんでしょう。『除名』ではなく、『脱退』ならば、近い将来、高野連に復帰できます」(前出・同) 高野連も「脱退表明した高校に追い打ちを掛けるようなことはしない」と判断したようだ。 高野連を脱退すれば、加盟校とは練習試合もできなくなり、野球部としての活動はかなり制限されてしまう…。 「甲子園大会が終わると、勝利した高校の内情に関する通報が急増するんです。そのほとんどが匿名ですが」(前出・同) 夏の準優勝校・光星学院の一部部員が「帰省中に飲酒した」なる事実も発覚した。こちらも“通報”によって明らかにされたという。飲酒、喫煙、暴力は野球部員でなくとも、処罰される。野球部員は特別ではない。指導者は高校野球がいかに注目度の高いか、そして、世間には他人の成功を妬む輩が多いかを教えてやるべきだろう。*写真はイメージ
-
スポーツ 2011年10月08日 17時59分
斎藤佑樹 勝っても払拭できないライバルの影
6試合ぶりの勝利に日本ハム首脳陣も安堵していたに違いない。10月6日の対楽天戦に先発した斎藤佑樹(23)が7回無失点と好投し(被安打4)、6勝目を挙げた。関係者によれば、斎藤は「あの試合」で“精神的スランプ”に陥っていたという。「あの試合」とは、06年夏の甲子園以来となった田中将大(23)との直接対決である。田中がプロ通算61勝、4年間の差(同日時点)を見せつけたものの、斎藤は「努力していくことの価値を見出すことができた。この差は決して大きくない。全く追いつけないものではないと思う」と、前向きに語っていた。しかし、実際は違った。『投手』としての力量差を圧倒されていた。 9月10日の直接対決後の斎藤について、ライバル球団のスコアラーがこう評していた。 「変化球で打ち損じを誘う投球スタイルは変わっていないと思う。『打てそうで打てない』のが斎藤クンの持ち味だから。直接対決の少し前からストレートを使う割合が増えていたんだけど、10月6日の楽天戦ではスライダーを多投していました。今まで要所で使っていたのはツーシーム系の変化球。それがスライダーに変わりつつある」 さらに「6日の楽天戦はいつもよりスライダーのキレが増していた」とも語っていた。それが勝因でもある。 『スライダー』は田中のウイニングショットでもある。斎藤も高校時代から投げてきたが、プロでは“持ち球の1つ”といった程度。スライダーの精度が『投手評価』の全てではないが、斎藤は直接対決後、この球種について考え、改良を重ねていたという。 こんな指摘も聞かれた。 「普通、力量差を痛感したら必死になりますよね? 斎藤は身体を動かす前に考えるんですよ。スライダーの精度? 腕の振りと握り方を変えただけ。投手としてレベルアップしたわけではない」(球界関係者) 期待の裏返しから出た苦言ではあるが、確かに斎藤が必死に練習しているところや、自分を追い詰めている姿は見たことがない。ランニングにしても、途中でスピードを緩めるなどベテランのようなマイペースぶりだ。斎藤に物足りなさを感じる関係者が多いのはそのせいだろう。 斎藤と田中の両方に面識があり、直接対決を観戦した高校野球関係者がこう言う。 「2人の体つきが全く違いました。田中は大きくなり、斎藤はスマートなまま。『4年間の差』とはこんなに大きいのか、と」 プロの世界は身体だけではやっていけない。また、頭脳だけでも生き残れない。 斎藤を語る前に田中をもっと評価すべきなのかもしれない。斎藤はここまで18試合に登板し、6勝。4年前の田中は28試合に登板し、11勝を挙げた。一概に比較できないが、短期間で変化球をレベルアップさせたその頭脳に「必死さと筋肉も加われば」と、関係者が嘆くのも当然だろう。※斎藤佑樹の9月10日の談話は共同通信の配信記事を参考にいたしました。
-
-
スポーツ 2011年10月08日 17時59分
〜ミル・マスカラス来日40周年記念試合〜 「もうあと40年頑張ります」
「仮面貴族FIESTA2011」〜ミル・マスカラス来日40周年記念試合〜が7日後楽園ホールで行われ、ミル・マスカラス、実弟ドス・カラス、初代タイガマスクが夢のトリオを結成しウルティモ・ゲレーロ、CIMA、タイガーマスク組と対戦した。 満員(1250人)となったホールにスカイハイのテーマが鳴りひびくと時代が40年前にタイムスリップ。花道にはかつての少年ファンが首にカメラをぶら下げ殺到し入場するマスカラスをもみくちゃにした。 試合はマスカラスの一挙足一投足に魅了された。初代タイガーからタッチをうけ登場するとゲレーロをグランドに持ち込みコークスクリューシザーズの連発で主導権を握り、CIMAをロープに振り十八番のフライングクロスチョップ。力比べでは左腕を腰に充て右腕一本でゲレーロを圧倒。ドス・カラスと兄弟揃ってのフライングクロスチョップに場内は最高潮に達した。最後のボルテージはドスがCIMAを押さえつけ初代タイガーが4代目タイガーをメキシカンストレッチに捕らえると、マスカラスはコーナー最上段からゲレーロめがけフライングボディーアタック、ピンフォールを奪った。 試合後マスカラスは「もうあと40年頑張ります」とマスク越しの目が笑っていた。○ミル・マスカラス ドス・カラス 初代タイガーマスク(17分13秒フライングボディアタックから片エビ固め)●ウルティモ・ゲレーロ CIMA タイガーマスク(アミーゴ・タケ)
-
スポーツ 2011年10月07日 15時30分
結婚報道の広島・マエケン デートに夢中で成績不振?
一部週刊誌で広島東洋カープの若きエース、マエケンこと前田健太(23)が来年1月に入籍すると報道された。当のマエケンはこの報道に対して、シーズン中とあって多くは語らずも、否定はせず。暗に記事を認めたと解釈してもいいのだろう。 お相手は元東海テレビアナウンサーで現在はフリーの成嶋早穂さん(26)で、彼女は結婚に備え、所属先のセントフォースを先月退社したという。 マエケンといえば、2月の宮崎キャンプ中にタレント・相原ななさんとのお泊りデートを写真誌にスクープされた。その際、マエケンは自身のブログで「大切な人がいるのに、ボクの軽率な行動で傷つけた…」とコメントし、相原さんとは浮気で、他に本命がいることをほのめかしていた。 その本命が成嶋さんだったわけだ。浮気発覚後、成嶋さんは激怒したそうだが、マエケンが「2度と浮気はしない」と誓って、関係は修復。この度、めでたくゴールインとなったもようだ。 ところで、そのマエケン。昨季は初の2ケタとなる15勝をマークし、セ・リーグの最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを総なめで獲得し、沢村賞も受賞。年俸も1億円を突破した。しかし、今季はイマイチ振るわず。現在9勝で、何度も2年連続の2ケタ勝利にトライしているが、足踏みが続いている。 マエケンとて、グラウンドから出れば、遊びたい盛りの若者。結婚前提の彼女ができたとなると、デートに夢中になって、少々野球がおろそかになってもいたしかたないところか…。身を固めての1年目となる来季こそは、エースの称号にふさわしい成績を残してほしいものだ。(落合一郎)
-
-
スポーツ 2011年10月06日 11時45分
低迷する巨人 ファンにも見放された?
セ・リーグの優勝争いからほぼ脱落した巨人が、お恥ずかしいワースト記録を樹立した。 10月4日に東京ドームで開催されたプロ野球セ・リーグ公式戦の巨人対横浜の観客動員数が3万2584人にとどまった。これは、88年の同球場の開場以来、巨人の主催試合としてはワースト記録。これまでのワーストは、観客動員が実数発表となった05年の9月20日、ヤクルトとの試合で3万3378人。この年は巨人が5位に沈んだ年で、この試合は完全な消化試合。動員が悪かったのも当然といえた。 ただ、4日の試合は少々事情が違う。この日の段階でまだ、巨人には優勝の可能性も残っており、順位はCS(クライマックス・シリーズ)出場圏内の3位。2位の中日には3.5ゲーム差を付けられており、4位の阪神には5.5ゲーム差を付けていた。ともに、CSに出場できても2位と3位では天と地ほどの差がある。2位チームにはCSファーストステージにて、本拠地での開催権が与えられるからだ。入場料収入だけではなくテレビの放映権収入も入る。 本来なら、東京ドームでのCS開催実現に向け、ファンの気合も入るところだが、球団の意に反して、史上ワースト記録の更新。いくら、対戦相手がダントツ最下位の横浜とはいえ、ひどい状況だ。翌5日の同球場での横浜戦も、前日とほぼ同数の3万2716人にとどまり、史上ワースト2位の記録となった。これは、多くのファンが今季の巨人を見放したなによりの証拠。 少ない観客に緊張感をなくしたかのごとく、巨人はこの2日間、最下位・横浜に手痛い連敗を喫した。2位・中日には5.5ゲーム差を付けられてしまい、もはや、2位浮上は手が届かないところに行きつつある。残り試合はわずか11。巨人の巻き返しは厳しくなってきた。(落合一郎)
-
スポーツ 2011年10月04日 15時30分
西田隆維のマラソン見聞録 第15話「赤坂5丁目ミニマラソン」
10月1日、TBS系特番『オールスター感謝祭2011秋』に出演、番組名物コーナーの『赤坂5丁目ミニマラソン』に参加した。 今回、20年番組を盛り上げてきた総合司会の島田紳助さんが件の話で芸能界を引退。そのため、番組自体のマイナーチェンジ(司会者の変更)を余儀なくされた。その“お陰で”僕が抜擢された格好になった訳だが、実際に正式なオファーがあったのは番組放送の1週間前という慌ただしさ。まさしく「ぶっつけ本番」的な状態であったと言える。 とはいえ、1週前の日曜日に「僕一人による試走」があり、本番では4周走るコースを取りあえず1周だけ触れていた。 それにしても、『赤坂5丁目ミニマラソン』のコースはタフであった事は隠しようがない。スタート直後、いきなり下り、下りきったら今度はスタジオまで延々、登りが待っている。1周は約800メートルらしいのだが、それを4周。僕が今まで経験したコースでナンバー1か2に位置する難しい走路であった。 さらに追い打ちをかけたのが、「ハンデ」だ。僕は引退して、健康ジョグしかしていないというのにハンデキャッパーは僕を現役選手と同じ扱いに設定。エリック・ワイナイナと同様、最終ランナーとして、最も重いハンデを背負う事になった。 正直に言ってこれはキツイ。ハンデの内容は『オールスター感謝祭2011秋』当日まで分からなかったが、これまでの統計から言ってトップランナーから約3分のビハインドは確実。これを3.2キロでカバーリングしなくてはいけないというのは、今の僕には不可能と言わざるを得ない。 そして、『オールスター感謝祭2011秋』当日。案の定、僕が懸念していた通り、ビハインドは統計通りで僕とワイナイナはトップランナーから3分のハンデが決定。まあ、これは想定内なので半分諦めていたが、厄介だったのは「セミプロ」といっていい猫ひろしさんと宇野けんたろう君とのハンデだ。彼らとのビハインドが1分取られたのは大きすぎた。 僕は「赤坂山」を走るのは2回目。しかも1周しか走っていないので、4周走る実感がまるで無い。一方、僕以外のランナーは何度も「赤坂山」を経験している。しかも彼らは「この日」の為に、調整が万全。一発勝負の僕とは大違いだ。 さて、番組がスタート。ご存じの通り、番組はクイズ形式で展開される。僕は初めてなので、真面目にクイズに取り組んでいたが、僕の横に座っていた猫さんや宇野君は余裕シャクシャク。「勝負の時」に備え、「ストレッチをしながらクイズに答えている」のだ。 これには驚きを隠しきれなかった。僕にはクイズに答えるのが一杯一杯。ストレッチまで気が回らない。彼らがこの「ミニマラソン」に、どれだけ本気なのかが理解出来た。 20時30分になり、いよいよ「戦闘モード」。21時頃、スタートということで、参加者がウォーミングアップをし始めた。僕は、(僕の)前の席に座っていた森脇健児さんと以前から交流のある東国原英夫さんとアップをスタート。この中で森脇さんが「4〜5年前は、(マラソン参加者)がもっとゆったりウォーミングアップをしていた」と話していたほど。それ程まで、ピリピリしたムードが漂っていたのだ。 そしてスタート−−。最終ランナーの僕とエリックは最大で3分前にスタートしたランナーを追いかける。僕は初参加とはいえ、優勝(優勝賞金は50万円)を狙っていたので、最初から突っ込んで(飛ばして)入った。僕はスタート直後の下りで勢いをつけ、次に襲いかかる登りへ対応しようと考えた…が、試走した時に感じた通り「赤坂山」はキビシイ。登りではエリックに付いていくのがやっとであった。 結局、エリックと並走する形で1週目を終了。このままでは、マズイと思いつつも、やはり登りがネックだ。2周、3周とエリックと並走することしか出来ずじまいだった。 そして最終周−−。本来ならば、ここでスパートしたいところだが、もはや僕には「足が残っていなかった」。足が前に出ず、エリックに付いていく事はもとより、完走することすら危ぶまれた格好となった(結果は11位)。 応援してくださった視聴者の方々には、申し訳なく思う。ただ、次回はきちっと身体を作って参加したいと思うので、今度こそ結果にこだわりたいと思う。せっかく、「元日本代表」とTBSさんが紹介してくださっているのだから、それに恥じないよう頑張りたい。 <プロフィール>西田隆維【にしだ りゅうい】1977年4月26日生 180センチ 60.5キロ陸上長距離選手として駒澤大→エスビー食品→JALグランドサービスで活躍。駒大時代は4年連続「箱根駅伝」に出場、4年時の00年には9区で区間新を樹立。駒大初優勝に大きく貢献する。01年、別府大分毎日マラソンで優勝、同年開催された『エドモントン世界陸上』日本代表に選出される(結果は9位)。09年2月、現役を引退、俳優に転向する。9月3日スタートのラジオ番組「週刊 西田隆維(りゅうい)」(FMたちかわ)のメーンパーソナリティ。
-
スポーツ 2011年10月04日 11時45分
『サブロー奪回』発言で一変! 巨人ベテラン勢が複数年契約を要求へ
大村三郎外野手(35)の『千葉ロッテ帰還』が現実となれば、巨人の“エリート幹部生”の契約にも影響が出そうだ。 10月2日、千葉ロッテが新フロント人事を発表した。その席上で重光昭夫オーナー代行が「昨年勝ったメンバーがほとんどいないのは異常な状態。今年出て行った人は、呼び戻せるなら呼び戻したい」と、衝撃的な発言をしたのは既報通り。具体的な選手名こそ「タンパリングになるから」と伏せたが、最下位に沈んだ戦況について質問された際、「とくにサブロー(=現巨人・大村)が出て行った後、悪くなったんじゃないか」とも語っている。話の前後からして、その『呼び戻す選手』が大村なのは間違いない。 報道陣から『オーナー代行発言』を伝え聞いたときの大村の反応が興味深い。「今はジャイアンツの一員なんで…」とは返したが、古巣が自身を奪回しようとしているのは本当に知らなかったようである。古巣に帰還したいのか否か…。真意は分からないが、大村はすでにFA権を取得している。 「今回の重光オーナー代行の言動について、巨人から正式に抗議されたら、千葉ロッテは頭を下げるしかありません。他球団も今回の言動は軽率だと見ています」(前出・同) タンパリング同然の言動に抗議するかどうかはともかく、今の大村は二軍暮らしだ。「帰りたい」と言うのなら、巨人の戦況にはさほど影響は出ないはずだが…。 「もともと、大村のトレードは(瀬戸山体制の)千葉ロッテ側が持ち掛けてきた話です。巨人が興味を示したのは打撃不振の戦況だけが理由ではありませんでした」(読売グループ幹部の1人) 高橋由伸外野手(36)の存在も影響していた。高橋は今季が4年契約の最終年で、当然、原監督以下首脳陣も『完全復活』に期待していた。だが、今季84試合に出場した10月2日時点での成績は、打率2割5分4厘、本塁打13、打点29。「物足りない」というのが正直な心象だろう。「野球に対して、チームの勝利に対し、もっと貪欲な姿勢を見せて欲しい」とも思っているそうだ。 「高橋は持病の腰痛以外にも、怪我の多い選手です。それにいったん故障すると、復帰までが長い…。いくら幹部生候補と言っても、今の高橋では複数年契約を再び勝ち取るのは難しい。大村を獲得したころ、高橋は『(試合に)出たり出なかったり』でした。打撃力だけではなく、守備面でも全く不安のない大村は、魅力的な戦力に映りました。しかも、選手会長の経験者だから、チーム牽引役を託せる…。その大村が本当にいなくなるのなら、高橋は契約更改を有利に進められます。他の巨人外野陣を見渡しても、ラミレスも今年は複数年契約の最終年です。守備に難があるうえに、打撃力にも陰りが見え始めてきました。ベテランの谷(佳知=38)も残留が確実となるでしょう」(前出・同) 巨人は外野手層の厚いチームだが、「スピードプレーヤー」のタイプばかりだ。長打力のあるのは、ラミレス(37)と長野久義(26)、矢野謙次(31)くらいで、内野守備にまわった亀井義行(29)にも一時期ほどの輝きはない。大村の帰還するのなら、高橋への期待値は大きくなる。そうなれば、契約更改の席で高橋は複数年契約を要求するのは必至だ。ラミレスに対しても『残留の方向』で話し合わなければならないだろう。 「ラミレスは年俸よりも複数年にこだわる方です。『残留させるなら、単年』と聞いていましたが、大村がいなくなれば、ラミレスも強気な交渉に一変するでしょうね。高橋も『3年』を要求してくるかしれない」(前出・同) 大村はチーム選手会長の肩書を持ったまま、巨人に放出された。その去就は、移籍先の『幹部生候補・高橋』の契約更改にも多大な影響を与えそうである。
-
スポーツ 2011年10月03日 15時30分
ボクシング亀田 警視庁に目を付けられた!
ボクシングの亀田3兄弟が所属する亀田ジムが、10月1日、JBC(日本ボクシングコミッション)から、同ジム主催試合で暴力団組員が観戦していたとして、厳重注意を受けた。 指摘された興行は8月31日に、東京・日本武道館で亀田ジムが主催した試合。この興行のメーンイベントでは、WBA世界バンタム級王者の長男・興毅が、挑戦者の同級8位=デビッド・デラモラ(メキシコ)を3-0の判定で破り、2度目の王座防衛に成功した。この興行をリングサイドで暴力団組員が観戦したとして、警視庁からJBCに報告されていたのだ。これで、亀田ジムは警視庁から、目を付けられた格好だ。 亀田ジム側はJBCに対し、「チケットは一般に売り出したもの。暴力団組員には売っていないので分からない」と反論し、暴力団との関与を否定した。同ジムの言い分が本当なら、同情すべき点もある。暴力団組員がチケットを一般のプレイガイドで購入したり、堅気の人から譲り受けた場合、ジム側としては、それを防ぐ手立てはないからだ。 そもそも、ボクシングに限らず、興行の世界は従来から、その筋の人とは切っても切れない関係にある。プロモーターがその筋の人とつながりがあるケースは多いし、主催者が大量にチケットをさばくため、暴力団関係者に割引価格で販売することは少なくない。興行を打つためには、その勢力とかかわらざるを得ない部分もあった。 しかし、社会の情勢は変わった。世は暴力団の排除へと動いている。ボクシング興行でも、「暴力団関係者の入場お断り」の看板を掲げることを、必須にする必要に迫られてきたのかもしれない。(落合一郎)
-
-
スポーツ 2011年10月03日 11時45分
ビーチバレー 浅尾組は悲願のツアー初優勝ならず
JBVツアー2011ビーチバレーペボニアカップ最終日が、2日お台場海浜公園で行われ決勝で浅尾美和・楠原千秋組と田中姿子・溝江明香組が激突した。浅尾組は第1セット21対19で奪われたが2セットは21対19で取り返し、フルセットの大熱戦となったが最終第3セットは15対9で敗れ初Vに一歩届かなかった。 浅尾は「久しぶりに決勝まで進出したので勝ちたかったですが、フルセットまで行ったので負けてしまい悔しいです。ただ来週は川崎大会があるので手応えがあります」と力強く話した。また「次週の川崎大会でまた千秋さんと組んでもらってたくさんの事を学んで結果をしっかり求めていきたいです」と初Vに向けてアピールした。(アミーゴ・タケ)「JBVツアー2011第6戦 東日本大震災復興支援大会 ビーチバレーペボニアカップ 試合結果」【男子3位決定戦】●青木/白鳥 1(17-21,21-16,13-15)2 ○朝日/今井 [58分] 【女子3位決定戦】●金田/村上 1(21-18,16-21,9-15)2 ○浦田(聖)/西堀 [66分] 【女子決勝戦】○田中/溝江 2(21-19,19-21,15-9)1 ●浅尾/楠原 [59分] 【男子決勝戦】●井上/長谷川(徳) 0(13-21,13-21)2 ○西村/Moca [37分] ※[]内は試合時間