スポーツ
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スポーツ 2012年09月12日 15時30分
“アニキ”阪神・金本引退に和田監督は安堵!?
“アニキ”の愛称で知られる阪神・金本知憲外野手(44)が、ついに今季限りでの現役引退を決意した。球団側には来季も契約を更新する意向もあったが、金本自身が身を引く覚悟を固めた。 今季の金本は6月に節目となる2500本安打、2500試合出場、1500打点を相次いで達成。474本塁打もマークし、歴代10位の田淵幸一(元西武)に並んだ。しかし、ここまで(9月11日現在)、109試合に出場、329打数85安打4本塁打26打点、打率.258と衰えは隠せず。ここ最近は若手優先起用により、控えに回ることも多くなり、規定打席からも外れた。 金本は広島・広陵高校、東北福祉大学を経て、91年のドラフト4位で地元の広島に入団。4年目の95年にレギュラーの座を奪い、以降、広島の中心選手として活躍。 02年オフにFA権を行使して阪神に移籍。04年に打点王、05年にMVPに輝くなど、03年と05年のリーグ優勝に大きく貢献した。 金本の象徴的な記録といえば連続出場。10年4月まで1492試合連続フルイニング出場、昨年4月まで1766試合連続出場の偉業を成し遂げた。 いずれの記録もその継続を阻んだのは、10年3月に痛めた右肩。その影響で、守備機会では満足な送球ができなくなり、フル出場ができなくなった。今季は右肩の調子も上向いていたが、それでも守備面で足を引っ張ることも多く、年齢的な衰えから引退を決断した。 生涯通算(11日現在)、2561試合出場(歴代9位)、2532安打(歴代7位)、474本塁打(歴代10位タイ)、1517打点(歴代8位)、打率は.258。 チームにとっては、精神的支柱ともいえる金本の引退は周囲に及ぼす影響も少なくない。しかし、その起用法に頭を悩ませ、気配りしながら使ってきた和田豊監督にとっては、これで悩みの種がなくなって安堵しているところだろうか?(落合一郎)
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スポーツ 2012年09月11日 15時30分
不振の巨人・村田 プライドはズタズタ! 決意の丸刈りも実らず代打送られる!
「優勝争いがしたい」と、横浜(現DeNA)から巨人に移籍した村田修一内野手(31)が不振に陥り、そのプライドもズタズタにされた。 9月7日のヤクルト戦(神宮)で5番に座った村田は1回表、無死一、二塁の場面で空振り三振。2回表の第2打席では一死一、二塁の場面で登場するも、三塁ゴロで併殺打に終わった。6日の阪神戦(甲子園)では、3度の得点圏で凡退しており、この時点で4-0とリードしていた巨人・原辰徳監督は、精彩を欠く村田を2回裏に早々に交代させた。 原監督は「ずっと出ずっぱりだから、明日元気に会おうということ」と語ったが、岡崎郁ヘッドコーチは「彼にとっても屈辱的な交代だと思う。明日、どういう姿でグラウンドに出てくるか楽しみ」と懲罰交代だったことを明らかにした。村田は不本意な交代させられた上、試合中に異例の帰宅命令が出て、自宅に帰らされる屈辱を味わった。 決意の村田は頭を丸めて、8日のヤクルト戦(新潟)に臨んだ。しかし、打ったのは二死走者なしの第4打席での左前安打のみで、走者を置いた3回の打席では凡打に終わり、チャンスではいぜんサッパリだった。 そして、9日のヤクルト戦(新潟)では2打席凡退の後の6回表、一死満塁の得点機に0-3とビハインドだったこともあり、高橋由伸外野手を代打に送られてしまった。横浜時代なら、絶対にあり得ない事態。7日の懲罰交代に続き、チャンスで代打を出されたことで、“ハマの4番”のプライドは切り裂かれた。 10日現在、村田は打率.261、11本塁打、51打点で、すべての部門で阿部慎之助捕手のみならず、坂本勇人内野手、長野久義外野手より成績は下回っている。得点圏打率は.242でリーグ・ワースト8位。期待に応えられない村田に、原監督の我慢も限界に達し、非情の采配に転じたのである。 しかし、こんな意見もある。「去年の村田の成績は打率.253、20本塁打、70打点。それを思えば、今年の村田は、それなりに頑張っているのではないでしょうか。去年の得点圏打率は.196で、両リーグ通じてワースト。もともと、チャンスに弱い選手なのですから、過剰な期待をする方が、そもそも無理な話です」(某スポーツ紙記者)。 万年最下位の横浜にいたから目立たなかっただけで、村田の勝負弱さは折り紙つき。人気球団に移籍したばかりに、勝負弱さが浮き彫りになってしまった村田。とはいえ、自ら望んで巨人に移ったからには、それもまた、いたし方ないところか。(落合一郎)
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スポーツ 2012年09月10日 15時30分
史上2人目の覆面レスラー議員が誕生! スペル・デルフィンが和泉市議選に当選
任期満了に伴う大阪府和泉市議選(定数24)が9月9日投開票され、沖縄プロレス社長で覆面レスラーのスペル・デルフィン氏(44)=無所属新人=が初当選した。 同市議選には29人が立候補。デルフィン氏はトップ当選のせきど繁樹氏(3753.116票)に次ぐ3552票を得て、堂々の2位で当選を果たした。 デルフィン氏は「地元やファンのみなさんの力で当選させていただいた。和泉市を日本一の町にしたい」と話した。覆面の着用については「できるなら覆面のまま活動したい。迷惑をかけるなら脱ぐが、覆面で活動することが和泉市の知名度アップにつながるはず」と語った。 覆面レスラー議員といえば、デルフィン氏のみちのくプロレス時代のライバルだったザ・グレート・サスケ氏が、03年4月に岩手県議となったのが史上初。デルフィン氏は2人目となるが、サスケ氏のようにかたくなに覆面着用にこだわるつもりはなく、状況次第では脱ぐ覚悟を固めている。ただ、デルフィン氏は20年以上、覆面レスラーとして活躍しており、素顔より覆面姿で議員活動するのが自然な流れだ。 今後、デルフィン氏は和泉市議としての公務を最優先するため、プロレスラー活動はセミリタイアする意向。 デルフィン氏の当選で現職の元現プロレスラー議員は、衆院議員の馳浩氏(自民党=元全日本プロレス)、東京・品川区議の木村健悟氏(元新日本プロレス)、東京・文京区議の西村修氏(国民新党=フリー)、埼玉・狭山市議の土方隆司氏(フリー)、北海道・芦別市議の若松市政氏(フリー)に続き6人目となった。(ミカエル・コバタ)
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スポーツ 2012年09月08日 17時59分
前代未聞! ヤクルト・バレンティンが史上初の規定打席不足の本塁打王へ
西武と日本ハムがし烈な優勝争いを繰り広げているパ・リーグをシリ目に、一方のセ・リーグは巨人の独走状態。その優勝ももはや時間の問題で、セの興味は広島、ヤクルトの3位争いと個人タイトル争いに絞られてきた。 その個人タイトルレースでは、9月7日現在、阿部慎之助捕手(巨人=33)が打率.317、打点83で2部門のトップに立っている。打率では2位の坂本勇人内野手(巨人=23)が.3104、3位のラスティングス・ミレッジ外野手(ヤクルト=27)が.3097と肉薄しており、最後まで分からない状況。しかし、打点は66で2位のウラディミール・バレンティン外野手(ヤクルト=28)に大差を付けており、こちらは当確といっていいだろう。 問題は本塁打王争いだ。現在のランキングは、1位・バレンティン27本、2位で阿部とトニ・ブランコ内野手(中日=31)が21本で並び、4位のミレッジが20本で続いている。こちらも、残り試合の少なさを考えると、阿部らが逆転するのは困難で、バレンティンの2年連続本塁打王が濃厚だ。 もし、20本台での本塁打王誕生となると、95年のパ・リーグの小久保裕紀(ダイエー)=28本=以来、セ・リーグでは61年の長嶋茂雄(巨人)=28本=以来の低レベルのタイトルホルダーとなるだけに、バレンティンにはせめてあと3本の上積みはして、30本台に乗せてほしいところ。 ただ、気になるのはバレンティンの打席数だ。セ・リーグの打率ランキングのどこを見ても、バレンティンの名は見当たらない。つまり、規定打席に達していないのだ。バレンティンは右臀部の肉離れで、8月2日に出場選手登録を抹消された。9月4日に復帰を果たしたものの、約1カ月間の欠場で、規定打席ははるか遠くに行ってしまった。 現在、バレンティンの打席数は318。ヤクルトの残り試合は26でシーズンの最終規定打席446までは、あと128打席が必要。これをクリアするには、1試合平均4.92打席立つ必要があり、クリーンアップを打っているバレンティンには現実的には不可能な数字だ。 バレンティンがタイトルを獲得すれば、2リーグ制となって以降、史上初の規定打席不足の本塁打王誕生という珍事となる。こんな事態を引き起こしてしまった、他のホームランバッターたちは情けない限りである。(落合一郎)
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スポーツ 2012年09月07日 16時00分
“ナックル姫”吉田えりが日本球界に復帰!
米独立リーグ、マウイ・イカイカに所属する“ナックル姫”こと吉田えり投手(20)が、日本球界に復帰することが分かった。 昨今、野球だけではなく、その巨乳ぶりに注目が集まる吉田は、6月にマウイに入団。昨季まで、米独立リーグでは1勝しか挙げていなかったが、今季は開幕から3連勝。その後、6連敗を喫したものの、8月22日(現地時間)、米カリフォルニア州でのサンラファエル・パシッフィックス戦に先発。5回を投げ、1安打2失点に抑え、2か月ぶりの4勝目をマークした。 マウイでは今季、11試合に登板、4勝6敗、防御率5.56の成績だった。同球団との契約が満了するため退団するが、9月10、11日には石川・金沢市民野球場で、石川ミリオンスターズ対マウイの国際交流戦が行われ、これが同球団での最後の雄姿となる。 今後は、5月まで在籍した関西独立リーグの兵庫ブルーサンダーズに復帰する予定で、来週にも契約する見込み。兵庫は後期リーグ戦を、12日以降に17試合残している。そこで、米国でパワーアップした吉田のプレーが披露されることになる。 すでに、8月末に帰国している吉田は、9月6日付のブログでは、「こんにちは。なかなか更新できなくてすみません。日本に帰ってきてから、約1週間が経ちました。アメリカでやり切ったからか、少し無気力になってたけど、お母さんの手作りご飯を食べて、元気いっぱいやる気いっぱい。荷物の整理、部屋の掃除をしっかりと終わらせて、あとは毎日体動かして練習してました。まず、来週の石川に向けて、頑張らなきゃです(後略)」と記している。 再び、日本で吉田のプレーが見られるのは楽しみである。野球もさることながら、投げる度に、ユサユサと揺れる胸にも、要注目です。(落合一郎)
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スポーツ 2012年09月07日 11時45分
三浦知良、目標は「サッカーのワールドカップ」
“キング・カズ”ことサッカーJ2横浜FCの三浦知良選手(45)が都内で6日、『dinos 新商品「シェイプビート コア5000」発表会』に出席。「僕はサッカーのワールドカップを夢見てずっとやってきたので、サッカーのワールドカップに出たいというのは今でも目標」などと心境を語った。 シェイプビート コア5000は、ディノスと伊藤超短波が共同開発した家庭用EMSマシン。電気シグナルにより筋肉を収縮運動させ、業務用レベルのハイスペックで理想のシェイプを実現という。同商品のイメージキャラクターに就任したカズは、トレーニングですでに伊藤超短波の機器を使用したことがあり、「すごいですよ」と感想を紹介。「1日、2日では結果は出ませんけれども、長くやっていれば必ずいい方向へ向かうのではないかという実感はあります」とメッセージを送った。 また、カズは練習を休んでいた原因を「首と背中」の痛みと明かした。前日から別メニューで練習に参加しており、「すぐにチームに合流は難しいのですが、早く試合に出たいので、慌ててはいけないのですけど、早く治るように努力します」という。W杯に出場するフットサル日本代表への参加要請については、「誇りに思いますし、モチベーションになります」と語った。併せて、サッカーでも、フットサルでもW杯は頂点であり、「競技者にとってはどちらも重い」とし、「まずは横浜FCでしっかりケガを治して試合に出る」ことが一番の目標などと語った。(竹内みちまろ)
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スポーツ 2012年09月05日 16時10分
『なでしこ』がWBC問題も解消させた?
「選手会が折れるぞ」−−。プロ野球選手会・労組がこれまでの主張を一転させ、来年3月のWBCへの参加を表明した。9月4日、選手会は大阪市内で『ミーティング』を行い、前日午後、NPB側から連絡のあった「日本野球機構内に事業部を設置する」なる提案について話し合った。それを経て、選手会長・新井貴浩(35=阪神)は、甲子園球場で臨時会見を行い、「ファンも(WBCを)楽しみにしていたし、選手も楽しみに…」と発表。午前中からマスコミ各社にも漏れ伝わっていたように、選手会側が折れたのである。 「WBCインク(米・大会主催者)とNPBが話し合って確認した『WBCのロゴを使わなければ、その大会スポンサー料、興行収益は日本のもの』という従来の収益配分は変わっていません。参加を決意してくれたのは嬉しい限りですが、選手会が態度を一変させた理由が分からない」 しかし、4日の選手会ミーティングが始まる前から「選手会が折れる。参加表明に一変」の情報は各メディアに流れていた。 「某メディアが、選手会が不参加を表明した直後に(7月20日)、一般アンケートを行いました。『収益の不平等配分に抗議する選手会を支持』の回答が一番多かったんです。ファンの後ろ楯を得た以上、選手会は折れないと見る関係者も少なくありませんでした」(プロ野球解決者の1人) メジャーリーグ報道に携わる米国人ライターに、この一報を伝えたところ、興味深いコメントが返ってきた。 「米国では『日本は参加しない』と“断定形”で伝えられていたんですが…。でも、優勝国の不参加が現実となれば、過去2大会の意義もなくなってしまいます。アジア方面の新たな一次予選会場も、経済発展の著しい中国に移すなんて話も出ていました。日本はアジアでの主導権を失う寸前でした」 また、NPB関係者の1人は「下田(邦夫)事務局長の最終説明で誠意が伝わった」と話していたが、選手会を動かしたのはそれだけではないようだ。 「ロンドン五輪ですよ…」(関係者) メダリストによる銀座パレードが大変な盛り上がりを見せたのは説明するまでもないだろう。ロンドン五輪による日本国内の大きな経済効果は見られなかったが、経済界は「スポーツの国際大会における反響の大きさ」を再認識したという。「プロ野球が国際大会を自ら放棄すれば、他競技に出資することも」と、現在の野球興行に関わる企業から撤退を示唆する声も囁かれていた。興行収益が減ることになれば、選手の年俸にも影響しかねない。選手会は“大人の判断”もしたようだ。 「なでしこジャパンは昨年のワールドカップ決勝戦後、東日本大震災の支援にお礼を述べる横断幕を掲げ、大きな反響を呼びました。WBCの侍ジャパンは引き続き、支援をお願いする立場にもなるし、国際大会を放棄すれば、プロ野球界の復興に対する誠意も疑われてしまう」(前出・同) なでしこのメンバーがWBC問題も解決させたということか−−。 WBC参加問題は、各方面に影響を与えた。大会スポンサー、メーカーなどの対応に追われたNPBはもちろんだが、「新井貴浩の不振はその精神的負担では?」という、笑うに笑えない話も聞かれた。 「選手のなかには、不参加表明後、地元後援会や懇意にしている知人等から叱られた者もいたそうです。彼らも精神的に参っているのは間違いありません」(前出・プロ野球解説者) NPB役員は疲労困憊、選手会は精神的にボロボロ…。震災復興のためにも『侍ジャパン』には健闘してもらいたいが−−。
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スポーツ 2012年09月05日 16時10分
日本プロ野球選手会のWBC不参加表明から撤回までの経緯
別掲の通り、1年以上にわたり、すったもんだしたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)出場問題は、最終的に日本プロ野球選手会側が折れて、落着した。 9月4日、選手会の新井貴浩会長(35=阪神)が、甲子園球場(兵庫県西宮市)で会見し、来年3月に予定される第3回WBCへの不参加を撤回した。 本項では選手会が不参加を表明してから、撤回に至るまでの経緯を説明する。まず、昨年7月22日、選手会は臨時大会を開き、WBCに出場しないことを全会一致で決議した。その理由はWBCの収益配分の不公平感。09年3月の第2回大会で配分された収益は、MLB機構とMLB選手会が66%の約10億円に対し、優勝したNPB(日本プロ野球機構)はわずか13%の約2億円に過ぎなかった。前回、日本のスポンサーからは約9億円の収入があったとみられ、選手会は配分の見直しを要求していた。 NPBと主催者であるWBCI(ワールド・ベースボール・クラシック・インク)との交渉は、昨年8月からスタート。NPBは複数回渡米し、話し合いの場をもったが交渉は難航した。そんななか、NPBは問題解決がされていないのにかかわらず、昨年12月1日にWBCへの参加を一方的に表明。選手会との対立が浮き彫りとなっていた。 1年経っても一向に進展しない事態に、選手会は7月20日、全会一致で不参加を改めて決議。現状打破のため、NPB・島田利正国際関係委員長(日本ハム代表)が渡米し、8月13日(日本時間14日)にWBCIと交渉。NPBは問題となっている収益配分の是正や、スポンサー権、グッズ販売権をNPBに帰属させるよう求めたが、WBCIから却下されていた。 しかし、島田氏は“おみやげ”を持ち帰っていた。収益配分の見直しや、スポンサー収入等は改善されない代わりに、WBCのロゴを使用しない形で、日本が独自で「侍ジャパン」として宣伝活動することを認めさせていた。これを材料に、NPBと選手会の事務折衝が水面下で行われ、この度、合意に達した。 NPBはすでに発足している「侍ジャパン」を利用したビジネス展開を目指す事業部局を設置し、4年40億円の収益確保を見込んでいる。これまでの大会で、日本企業からWBCIに入っていたスポンサー料やグッズ収入が、直接NPBに入ることで、選手会側が歩み寄り、不参加を撤回した。(落合一郎)
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スポーツ 2012年09月04日 15時30分
イチローの犠牲になった? ヤンキースが福留にクビ通告!
MLBのヤンキースは9月3日(日本時間4日)、傘下3Aのスクラントンでプレーする福留孝介外野手(35)に自由契約とすることを通告した。同日は同チームのレギュラーシーズン最終戦当日だった。スクラントンは3Aのプレーオフ進出が決まっているが、福留は不要と判断された。これで、福留の今季は終了した。 福留は昨オフ、インディアンスからFAとなり、今年2月、ホワイトソックスと1年契約を結んだ。しかし、守備固めでの起用が多く、24試合に出場、41打数7安打4打点0本塁打、打率.171と低調。6月に右脇腹を痛め、故障者リスト(DL)入り。故障はいえたものの、同月22日(同23日)、戦力外通告を受け、後に自由契約となった。 その後、7月13日(同14日)にヤンキースとマイナー契約を交わした。ヤンキースでは正左翼手のブレット・ガードナー外野手が故障で今季絶望となり、福留獲得は、その保険的な意味合いがあった。 ところが、同月23日(同24日)に電撃発表されたマリナーズ、イチロー外野手のトレードで事態は一変。ガードナーの穴はイチローが埋める形となり、福留は3Aで不慣れな一塁に回されることが多くなった。スクラントンでは39試合に出場、打率.276、2本塁打、16打点の成績で、メジャー枠が拡大する9月になっても、上からお呼びは掛からなかった。 イチローが仮にヤンキースに移籍しなければ、福留がメジャーでプレーする可能性は十分あった。それだけに、まさにイチロー入団の犠牲になったといっていいだろう。 福留は「これで納得いくシーズンだと言っていたら、どうしようもないし、納得いくことはないけど、でもそれは今の自分の力なのかもしれない。(今後のことは)何も考えていない。なるようにしかならない」とコメントしている。 メジャー5年目のシーズンを、不本意な成績で終えた福留。日本復帰を含め、その去就が注目されるところだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年09月03日 11時00分
爆発寸前!? 白鵬と日馬富士の不仲
秋場所の綱取りが楽しみ、いや、心配だ。 史上5度目の千秋楽全勝対決にもつれこんだ名古屋場所は大関日馬富士(28)が横綱白鵬(27)を一方的な相撲で敗り、1年ぶり3度目の優勝を飾った。これで来場所、綱取りに挑むことになるが、この日馬富士と白鵬の大相撲史に残る鍔迫り合いで改めて浮き彫りになったのが、2人の不仲ぶりだ。 「事前の予想では、圧倒的に白鵬有利説が強かった。過去の対戦成績で22勝11敗と大きくリードしていただけではなく、先場所千秋楽、白鵬は7勝7敗の日馬富士に負けていますからね。ところが、いざフタを開けてみると日馬富士の圧勝で、白鵬は寄り切られた後、ダメ押しを食って土俵下まで転げ落ちています。そのときの白鵬のムッとした表情に、この2人のただならぬ雰囲気を感じた関係者は多かったのでは」(担当記者) この日馬富士と白鵬、同じ春日山・伊勢ケ浜一門(旧立浪一門)に属し、同じモンゴル出身で年齢も1歳違いということもあって、下積み時代は真っ黒になって稽古した仲。 「そんな2人がだんだんおかしくなったのは、白鵬が横綱に駆け上がり、朝青龍と激しく対立するようになってからです。日馬富士は朝青龍の一番の子分で、白鵬が横綱になったとき、自分も大関になるからと太刀持ちを断った話はあまりにも有名。この名古屋場所前も元朝青龍と会食し、白鵬なんかに負けるな、とハッパを掛けられたと聞いています」(部屋関係者) そう言えば、2人は場所後の過ごし方、調整法も対照的。日馬富士は、「綱取りのためにも休んでいる暇はない」と、千秋楽の3日後にはもう北海道の月形温泉に移動し、伊勢ケ浜部屋の合宿に参加。さらに、青森の鰺ヶ沢合宿を経て8月4日から北海道・東北を回る夏巡業に合流した。これに対して白鵬は千秋楽の翌日にはモンゴルに帰国。夏巡業から日馬富士に借りを返す秘策をじっくり練っていたが…。 因縁の根は深いだけに、秋場所の第2ラウンドもただではすまない。
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