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「ロンドン五輪〜美人日本代表を探せ!」第3回〜陸上短距離・福島千里

 リアルライブ読者の皆さま、こんにちは。

 注目のロンドン五輪開幕がいよいよ目前に迫りました。美人アスリートたちをピックアップする本コーナー、今回は女子陸上短距離界のエースである福島千里(24)を取り上げます。

 福島は88年6月27日生まれ、北海道中川郡幕別町出身。帯広南商業高等学校を経て、北海道ハイテクノロジー専門学校情報システム科に進学。09年に卒業後は同校の職員として、競技活動を続けています。

 中学、高校時代の福島は決して目立った存在ではありませんでした。頭角を現してきたのは08年から。同年4月28日、織田記念陸上女子100mにおいて、11秒36で日本タイ記録をマーク。同年6月29日、日本陸上競技選手権大会では女子100mで、11秒48の記録ながら同大会で初優勝を遂げた。

 これらの記録が評価されて、同年の北京五輪女子100mの日本代表に選出された。同種目の五輪日本代表は女子では実に56年ぶりだった。8月の北京五輪本番では11秒74と不本意な記録で、1次予選で敗退した。

 北京五輪後も福島は止まることはなかった。同年9月のスーパー陸上では11秒70のタイムで優勝。これは、国内で開催された陸上競技国際大会では、女子100mで日本女子史上初の優勝となった。

 09年は日本記録の更新ラッシュとなった。同年5月3日、静岡国際陸上競技大会では、女子200mで23秒14の日本新記録を樹立。同年6月7日、鳥取で開催されたスプリント挑戦記録会で、女子100mにおいて、第1レースで11秒28、第2レースで11秒24と1日に2回日本記録を更新。同年8月16日、ベルリンで開催された世界選手権女子100mでは、敗れはしたものの、2次予選まで進出。世界選手権での女子100mでの2次予選進出は日本女子では史上初、五輪を含めても32年ロサンゼルス五輪での渡辺すみ子以来、77年ぶりの快挙となった。

 10年に入っても、福島の飛躍は続いた。4月29日の織田記念陸上女子100mで、11秒21で日本記録を更新(現在の自己ベスト)。5月3日、静岡国際陸上競技大会女子200mで、22秒89の日本記録をマーク(現在の自己ベスト)。同年11月22日、中国・広州でのアジア競技大会では女子100m、200mで金メダルを獲得しアジア最速女王となった。

 11年8月28日、韓国・テグでの世界選手権では100m、200mともに準決勝まで進出。世界選手権での準決勝進出は100mでは日本女子初、五輪を含めても32年ロサンゼルス五輪の渡辺以来、200mでは世界選手権、五輪を通じて日本女子初であった。そして、12年6月、日本選手権で100m、200mで2年連続2冠を達成し、ロンドン五輪代表となった。

 福島の魅力といえば、速さだけではない。愛くるしいルックスと天然系のかわいさで、男性の視線をクギづけにしている。アジア最速女王の福島が、日本女子として初めて五輪の決勝レースで走ることを願ってやまない。
(坂本太郎)

画像:福島千里オフィシャルブログ http://ameblo.jp/chiasto0627/

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