ロンドン五輪もいよいよ、7月27日に開会式を迎えます。そこで、本項では五輪に出場する美人アスリートたちをピックアップしていきます。
第1回では、女子サッカー・なでしこジャパンのDF、鮫島彩(25)を取り上げます。
鮫島は87年6月16日生まれ、栃木県河内郡河内町(現宇都宮市)出身。小1の時にサッカーを始めたが、中学時代はテニス部に入った。それでも、地元クラブの河内SCジュベニールに所属すると、頭角を現し、U-15の全国大会に出場。その実力が認められて、宮城県仙台市の常盤木学園高にサッカー留学。1年次からレギュラーに抜てきされ、第14回全日本高等学校女子サッカー選手権大会(05年)では準優勝を果たし、U-18で初めて日本代表に選出される。
高校卒業後の06年、東京電力女子サッカー部マリーゼ(福島県双葉郡広野町)に入団。プロ契約ではないため、東電福島第一原発で事務員の仕事をするかたわら、練習に励んだ。レギュラーの座を確保すると、U-20日本代表に選出され、08年には初めて、なでしこジャパンに招集された。
11年3月11日の東日本大震災によって引き起こされた福島第一原発事故により、マリーゼは活動自粛。鮫島は悩んだ末、WPS(アメリカ女子プロサッカー)のボストン・ブレイカーズに移籍。
そして、同年6月、「2011 FIFA女子ワールド杯」で全試合にスタメン出場し、優勝に大きく貢献した。
「ワールド杯」でのフィーバー後、同年9月、フランスのモンペリエHSCに移籍したが、今年6月に退団。
さる7月9日、なでしこリーグの2部に当たるチャレンジリーグのベガルタ仙台レディースに移籍したことが発表された(プロ契約)。仙台は今年2月にマリーゼが移管されたチームで、1年ぶりの古巣復帰となった。
鮫島は「チームの勝利、また東北のさらなる盛り上がりに貢献できるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願い致します」とコメントしている。
これまで、日本代表の国際Aマッチに45試合出場、2得点を挙げている。
なでしこジャパンの美人戦士といえば、とかく川澄奈穂美(INAC神戸)の名が挙がることが多いが、川澄はどちらかといえば、“カワイイ系”。鮫島はなでしこ1の正統派美人といえる。
五輪での金メダルが期待される女子サッカー。鮫島の活躍にも大いに注目が集まる。
(坂本太郎)
画像:鮫島彩オフィシャルブログ http://ameblo.jp/ayasameshima/