スポーツ
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スポーツ 2019年12月25日 17時30分
“テラスハウス”出演レスラー木村花が因縁のジュリアと“痛み分け”
スターダム『STARDOM YEAREND CLIMAX2019』▽24日 東京・後楽園ホール 観衆1,334人(超満員) 女子プロレスラー、ジュリアがアイスリボン離脱騒動からスターダムの後楽園ホール大会に突然現れたのは10.14大会。その後、ジュリアが正式に移籍を発表した時に、「スターダムにハーフは2人いらない」と会見場で、1990年代の女子プロレスを彷彿とさせる大乱闘を起こした、恋愛バラエティー番組テラスハウスに出演している木村花。ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーはその場で2人のシングル対決を決めてしまったのだから、さすがは1980年代中盤から90年代にかけて、全日本女子プロレス(全女)で、女子プロレス界を動かしてきた敏腕プロデューサーである。 この試合は、スターダムの2大タイトルマッチの一つ前に組まれたのだが、あの乱闘を見て、「この試合は見ておかないと」と思ったファンは多かったはず。この試合が始まる直前には、期待感溢れる声援が飛び交うだけではなく、ある意味、緊張感のような空気が後楽園ホールに流れていた。90年代の全女の会場は常にそんな空気感に包まれていたのを思い出す。 試合はジュリアが場外戦などで主導権を握るが、花も長身を生かした攻撃で対抗していく。技の攻防が途切れると、両者ともに感情を抑え切れず、張り手や髪を掴み合ったり、ヘッドバットを放つなどケンカマッチの様相を見せていたが、最後はジュリアがSTFに捕らえたところで、タイムアウト。2人にとって、15分1本勝負は短すぎた。試合後、髪を掴み合った2人だが、最後はグータッチ。闘ってみて感じるものがあったようだ。 花は「私的にジュリアに共感する部分があったというか、すべて理解できないわけじゃない。私自身も生え抜きじゃないし、居場所を求めてここに来たので。15分じゃ足りない。次は時間無制限で組んで欲しい。(グータッチは)またやろうなという意味のグーだから」とジュリアをライバルとして認めた様子。ジュリアも「ジュリアのことが好きで好きでたまらない木村花。きょう試合をしてジュリアと絡みたいんだなということが分かった。きょうが終わりじゃない。むしろ始まり。2020年、木村花にジュリアをたっぷり味わせてやりたい。お客さんたちにもジュリアをたっぷり味わってもらいます。アルベデルチ!またな!」と語り、感じることがあったと認めている。 ブシロード体制になり、この2人が新体制の象徴になっていく可能性は高い。来年は大会場でのビッグマッチを控えるスターダムにとって、岩谷麻優に続く突き抜けたスターを作りたいだけに、2人に懸かる期待は大きい。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月25日 11時40分
RIZIN那須川天心、日本人最強の相手は三浦春馬の親友!「一緒に大舞台に立ちたい」
大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される総合格闘技イベント『RIZIN.20』のセミファイナルで、“神童”那須川天心(TARGET / Cygames)と対戦するKNOCK OUT初代スーパーバンタム級王者、“伝統の継承者”江幡塁(伊原道場)が24日、都内のジムで公開練習を行った。 前日は天心が公開練習を行っており、対戦する選手が2日連続で公開練習を行う形となったが、江幡は落ち着いた表情で、1Rのシャドーと3分2Rのミット打ちを披露し、好調な仕上がりをアピール。江幡にとっては待ちに待った一戦なだけに、今回は気合いの入れ方が違う。今年8月に開催されたKNOCK OUTのワンデートーナメントでは、肘ありで負傷を負いながらも決勝で、小笠原瑛作に判定ながら完勝を収めている。大会前から覚悟が窺える言動はそのまま結果に繋がっている。 「KNOCK OUTを引っ張るために天心くんとはやりたい。僕はこのベルトの価値を他団体のトップと試合をして、勝ち続けることで、上げていきたいし、KNOCK OUTに上がりたいと思う選手を増やしていきたいんです」 KNOCK OUTのベルトを手にしたことで、新日本キックでの「打倒ムエタイ」とは別の意味で、他団体の日本人トップ選手と闘いたい野望が芽生えたと言ってもいいだろう。その一発目が、最も闘いたい相手だった天心になったのだからたまらない。天心は初期のKNOCK OUTを引っ張って来た。江幡は新生KNOCK OUTの代表として、天心と新旧KNOCK OUTエース対決をRIZINのリングで“最強”の相手として、対峙するのだ。 「駆けつけてくれるという声ももらってます。一緒に入場したりとか。(三浦)春馬も頑張っている時期だし、僕も大舞台というチャンスを掴んで頑張っている、僕もあいつも頑張っているので、(兄の)睦も含めて3人で大舞台に立とうと思っています。当日の状況になってみないとどうなるかわからないですが、僕の希望としては、3人で晴れの舞台にという形ができればいいなと思っています」 TBS系列『人生最高のレストラン』に俳優の三浦春馬が出演した際、人生最高の一品として『江幡家のガパオライス』を紹介しており、双子の世界チャンピオン、江幡睦、塁兄弟を紹介したことがキッカケとなり、3人が古くからの親友であることが明らかにされた。天心に比べると「日本人最強」とは言え、世間的な知名度はまだ低いだけに、三浦が一緒に入場するようなことがあれば、一気に知名度が上がり、この試合の注目度や期待値も上がるのは間違いない。 「毎回サポートはしてくれています。普段も時間があれば計量の時の送り迎えもしてくれます。彼も同じく夢を追いかけている身としてサポートの仕方を心得ているので、近くにいると安心するし、物事に集中出来る環境を作ってくれます。春馬は今回の決定についてはとても喜んでくれていました。『塁のキックボクシングがたくさんの人の目に留まると思うと興奮する』と言ってくれています。僕より相手の研究しているなんて話も聞きます。本当に嬉しいですね」 今回も三浦、睦、そして伊原信一会長はもちろん、トレーナーたちの全力サポートのもと、“神童”の対角線に立つ。コンディションは絶好調、普段とは異なるルールへの対応も万全とのこと。今年の大晦日はついに“神童”ハンターが現れるかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月25日 11時30分
ロッテ、楽天との「選手交換」は失敗? 他球団も一目置く小野・ハーマンに囁かれる不安材料とは
千葉ロッテマリーンズと東北楽天ゴールデンイーグルスは、選手交換の打ち合わせをしたのだろうか。 千葉ロッテが美馬学を、楽天が鈴木大地をフリーエージェント交渉で獲得し、両球団は人的補償の手続きに必要な28人のプロテクト名簿も交換した。その直後に発表されたのが、千葉ロッテのエース・涌井秀章投手が金銭トレードで楽天に移籍したという一報だった。加えて、人的補償が両球団の間で行われ、楽天は千葉ロッテの中継ぎ陣を支えた酒居知史投手を、千葉ロッテは“未完の大器”小野郁を選んだ。 さらに、である。千葉ロッテが前楽天のフランク・ハーマン投手の獲得も行った。 「千葉ロッテは酒居を失いましたが、それと前後して、元広島の中継ぎ投手、ジャクソンも獲得しています。ハーマンを得たことでプラスに転じました」(プロ野球解説者) ハーマンはおもにセットアッパーとして活躍してきた。2019年も50試合に登板し、21ホールドをマークした。貴重な勝ちパターンでの中継ぎ投手であり、楽天が契約を延長しなかった時、ライバル球団も「何かあったのか!?」とざわついたほどだ。 「クローザーの松井裕樹が2020年から先発に転向します。新クローザーはまだ確定していないため、救援タイプのピッチャーは一人でも多い方が良いはず。同じく外国人投手で残留が決まったブセニッツと役どころがかぶるとはいえ、ブセニッツ一人よりはハーマンもいてくれたほうが安心なんですが。それを補うのが千葉ロッテから来た酒居となります」(前出・同) お互いに弱点を補う「選手交換」がされたわけだが、その戦力が活躍するかどうか、その課題を背負わされたのは、千葉ロッテの方だ。 小野は14年10月のドラフト会議で2位に指名され、将来を嘱望されていた。一軍ではまだ結果を出していないが、二軍では主にクローザーとして登板しており、19年まで2年連続でイースタンリーグのセーブ王に輝いている。「一軍と二軍の壁」をぶち破れずにいるわけだが、ロッテ首脳陣はどんな方法を使って覚醒させようとしているのか、まだ具体策は聞こえてこない。 筆者が別目的でイースタンリーグを取材した時のことだ。たまたま、楽天戦だった。対戦チームの打撃コーチが小野を指して、「すげえなあ、あいつ」と脱帽していた。そんな相手チームからも一目を置かれる若手が「一軍の壁」に悩んでいるのだから、根深い課題を抱えているのかもしれない。 また、ハーマンについても、こんな情報が聞かれた。 「ハーマンと契約を更新しなかった理由ですが、『扱いにくい』と判断されたからでした。登板準備などの試合中の調整、練習メニューについて、細々と、なぜこれをやらなければならないのかを説明しなければならないんです」(球界関係者) ハーマンはハーバード大学卒のインテリだ。納得するまで質問を続け、楽天首脳陣を困らせてきた。千葉ロッテに行っても、その性格は変わらないだろう。 FAで移籍した鈴木、美馬が高いモチベーションでいるのは当然だが、涌井は「見返してやる!」の思いを高めている。対して、千葉ロッテは小野を一軍戦力にできなければ、この大量な選手交換は失敗に終わってしまう。2020年、井口資仁監督の手腕が試される。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年12月24日 22時30分
アントニオ猪木氏が“聖地”後楽園ホールに帰って来る!神、降臨!
元プロレスラー“燃える闘魂”アントニオ猪木氏が、来年2月28日に東京・後楽園ホールで開催するプロレスリング・マスターズ『燃える闘魂60周年メモリアルマッチ』に“参戦”することが発表された。 猪木氏が現役時代、数え切れないほど試合を行ってきた後楽園ホールに帰ってくる。公式に同所でリングに上がったのは、今年の4月26日に愛弟子である藤波辰爾が主宰するドラディションの後楽園大会に、藤波とトークをする形で上がっているが、今回は自身のメモリアルマッチを開催するとあって、一味違う雰囲気となりそうだ。 国会議員を引退し、体調面が不安視されている猪木氏だが、最近は精力的に、かつての新日本プロレス関係者や弟子たちと会食の場を設けており、その模様をSNSなどでも見ることができる。猪木氏の試合を最も実況し、東京ドームの過去最多動員(実数では現在も破られていない)を記録した引退試合でも一夜復活で実況を務めたフリーアナウンサーの古舘伊知郎も、『報道ステーション』(テレビ朝日系)のメインキャスター就任とともに疎遠になっていたようだが、今年に入り、猪木氏サイドの方から古舘の事務所に連絡があり、古舘が謝罪をする形で和解をしたことを先月、古舘がラジオで明らかにしている。 今大会は、猪木氏の弟子であり、故・橋本真也氏、蝶野正洋とともに“闘魂三銃士”の一角を担った武藤敬司がプロデュースするとあって、国内外に幅広いネットワークを持つ武藤が、師匠のデビュー60周年記念試合にどんなメンバーを集めるのか大いに期待したい。猪木氏とゆかりのある懐かしい顔ぶれがきっと揃うはずだ。振り返れば30年前に新日本が神奈川・横浜アリーナで開催した猪木氏のデビュー30周年記念大会では、タイガー・ジェット・シンとのドリームタッグを結成し、故・ビッグバン・ベイダー氏&アニマル浜口氏と対戦。セレモニーには故・アンドレ・ザ・ジャイアント氏、スタン・ハンセン氏など、かつての好敵手が勢揃いし、夢のひと時を過ごすことが出来た。 カードや概要は年明けにも発表される見込みだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月24日 22時00分
大成功を収めた世界大会
4年に一度、フルコンタクト空手の最高峰を決める全世界空手道選手権大会が、去る11月9、10日の両日にわたって開催された。世界101カ国の国と地域から、強豪たちが頂点を目指して集結。日本人選手にとって負けられない大会ではあるが、打倒日本を目標に掲げた世界の精鋭たちが大きな壁となって立ちはだかる。 外国人選手、特にヨーロッパ勢は長い手足を活かした攻撃を得意とし、近年は精神的にも日本独自の忍耐や強い信念を身につけてきている。今大会でも日本人選手を圧倒する場面が多く見られたが、最後まで緑健児代表の負けじ魂を継承し、見事に優勝を果たしたのは、島本雄二選手と南原朱里選手だった。 そこで、空手母国の威信を守った日本人の男女2人に、特別インタビューを敢行。まずは、世界大会2連覇の偉業を成し遂げた島本選手に話を聞いた。※ ※ ※――優勝した瞬間は、どんな気持ちでしたか?島本 うれしかったですが、正直、ほっとしました。やはり大会前は相当なプレッシャーがありました。――前回の優勝から今大会まではどうでした?島本 非常につらい4年間で、気持ちを持ち続けるのが大変でした。前回は無我夢中でしたが、今回は勝つことのみを考えてきました。――危機を感じた試合はありましたか?島本 対戦した全選手が強くて大変でしたが、中でも加藤大喜選手との試合は危なかったですね。技、精神面で優れた選手です。もちろん決勝のマズール選手も強くてキツかったです。――セコンドには白血病の治療中の鈴木国博さん(第8回世界大会王者)がつきましたが、力になりましたか?島本 鈴木先輩には治療中にもかかわらず、アドバイスをいただきました。また、地元広島のサポートの方々から勇気をもらいました。自分一人ではなく、まわりの協力があってこその優勝です。――後輩たちに伝えたいことや今後の空手について目指すことは?島本 闘ってきた姿で、息子や生徒たちに何かを伝えられたらと思います。これからの大会への挑戦についてはゆっくり考えたいですが、自分のできる範囲でフルコン空手を広めていきたいと思います。 女子では南原朱里選手が、念願の初優勝を果たした。――優勝した瞬間はどうでしたか?南原 本当にうれしかったです。4年前の準優勝から1年間は負けが続いて、自分でも気持ちがネガティブになってしまい、つらい時期がありました。でも、周囲の応援のおかげで、夢が世界チャンピオンであることを思い出しました。――脚を痛めてしまったそうですが…。南原 前日に肉離れになってしまい、島本選手のサポーターにケアしていただき、試合を続行することができたんです。試合中はアドレナリンが出るので、痛みは感じませんでした。――強敵はいましたか?南原 全試合がしんどかったですね。4年前は何も考えずに闘っていましたが、今回は自分の欠点などを見据えて稽古してきたので、一戦、一戦に冷静な気持ちで挑めました。――後輩たちに伝えたいことはありますか?南原 続けていくこと、諦めないことが大事。諦めずに頑張れば夢がかなう。私自身、負けたことにも意味があったと思いますので。――今後の目標について教えてください。南原 フルコンタクト空手の認知度を上げていきたいです。そして、また来年の5月の大会に向けて頑張っていきたいと思います! 最後は緑健児代表に、大会総評を。緑 南原朱里は4年前の悔しさをバネにして挑み、肉離れというアクシデントを乗り越えて優勝しました。島本雄二は2連覇という重圧の中、覚悟を持って挑んだ結果の優勝です。2人とも4年間の努力の賜物ではありますが、日本人選手が男女とも優勝できたのは、大勢の方の応援が後押ししてくれた結果でもあります。 両選手の活躍は、これから空手を志す子供たちの目標になるでしょう。2021年にはポーランドで、フルコンタクト空手の世界大会が開催される予定です。 今大会は大勢の強豪が参加したこともあり、両日で1万人以上の観客を動員して大成功を収めました。現在、新極真会への加盟国は101カ国ですが、さらに110〜120カ国と参加国を広めていきます。そして、ますます国内外で空手を盛り上げたいと思います。全試合本戦決着の完全優勝で大会2連覇を達成した島本雄二緑健児代表と世界大会を制した島本雄二、南原朱里4年前よりも力強さを増し、悲願の初優勝を遂げた南原朱里構成●飯塚則子 試合写真提供●新極真会
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スポーツ 2019年12月24日 20時24分
ヤンキース・田中、“ピッチクロック”への危機感を吐露「死活問題」 6年連続2ケタ勝利の投手でもキツいルールとは
人気ユーチューバーグループの「トクサンTV」が12月23日にアップした動画に、米メジャー・ヤンキースの田中将大が登場。現在、メジャーで導入へ向けた動きが進んでいる「ピッチクロック」について言及した。 「ピッチクロック」とは、投手は20秒以内の間隔で投球を行わないと1ボールが加算され、打者は20秒間の残り5秒までに打席に入っていないと1ストライクが加算されるルールのこと。メジャーでは2015年からマイナーリーグで採用され、メジャーリーグでも今年春のオープン戦で試験導入されている。 田中は2日に行われた『ウブロ(※時計ブランド)×田中将大 チャリティーイベント〜Pray for CHIBA〜』にゲストとして出席。このイベントをトクサンTVが取材・動画撮影しており、さらにイベント後の囲み取材でトクサンTVのメンバー・トクサンが直接質問に成功したことにより、今回のチャンネル出演が実現することとなった。 「田中投手が投球間隔(ピッチクロック)で何か意識されていることはあるんですか?」とトクサンから質問を受けた田中は、「(ピッチクロックは)本当に投手にとっては死活問題」と制度に対する危機感を吐露。 続けて、「どこからが20秒なのか。投手が早く投げようと思っても、打者が時間かけてるケースもあるし」と、ルールが本当に機能するのか疑問を投げかけた。 既に制度が導入されているマイナーで投げた経験があるという田中は、「やっぱり(投球は)せわしなくはなりますね」と、制度の影響で投球がバタついてしまったことを告白。 また、「捕手から返球を受けた時点で時計が動き出すので、打者がちんたら準備してたらちょっとキツいですね」と、マウンド上で感じた具体的なデメリットについても明かした。 「一球一球自分の考えを整理して、どういう意図を持って次の一球を投げるのかっていうのはしっかり考えて投げたいですね」と語った田中。投球間隔を気にすることなく、時間をかけて自分の投球を行いたいという思いをにじませていた。 今回の動画ではこの他にも、イベントに参加した子供たちとキャッチボールをしたり、笑顔を交えながら質問に答える田中の様子を見ることができる。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「田中の他にも死活問題って考えている投手は多そうだな」、「シャーザー(※ナショナルズの投手)も猛反対してたし、仮に導入してもうまくいかない気がする」、「そもそも20秒っていう数字は本当に現実的なのか?」といった反応が数多く寄せられている。 12月11日にメジャーリーグ機構が発表した来シーズンの新ルールには含まれていなかった「ピッチクロック」だが、果たして今後レギュラーシーズンで本格導入されることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について『トクサンTV』公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCfkM3u-0uSKADDitZLpXcfA
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スポーツ 2019年12月24日 18時00分
鳥谷敬退団で阪神監督候補に浮上した藤川球児
球児がトラを仕切る。そんな近未来像が見えてきた。 去る12月10日、阪神のべテラン・藤川球児(39)が契約更改に臨み、6000万円増の2億円(推定)で一発サインした。今季は56試合に登板し、4勝1敗16セーブを記録。クローザーのポジションも奪い返し、満を持しての昇給提示だった。バラ色のオフに気をよくしたのか、藤川が気になる発言をしたのは、更改後の会見だった。「一番乗りで補強したチームが勝ちましたからね。パ・リーグもどんどん補強し始めているし」 これは“球団批判”と言っていい。 今オフの阪神は、早々と国内FA市場には参戦しないことを表明。現役メジャーリーガーのジャスティン・ボーアを獲得はしたが、藤川は「積極的な補強も必要」と訴えたのだ。「補強と育成の両方が必要だ、と。今季の巨人は補強に成功し、その結果、優勝を手にし、若手を試合で起用できた点も見逃せません。それを目の当たりにした藤川は、契約更改の席上でも補強の必要性を訴えたのです」(在阪記者) 藤川の会見終了直後、谷本修球団本部長が記者団に囲まれた。藤川の発言をぶつけられると、「エヘヘ」と苦笑い。別に怒っているようでもなかった。藤川と球団の間で意見が一致した部分もあったのだろうか。「一歩間違えたら内部批判であり、育成を推し進めている矢野燿大監督の否定にもなりかねません。悪くとらえられなかったということは、球団が『どう思う?』と藤川に話を振ったのかもしれません」(球界関係者) この藤川の契約更改と前後して、阪神ナインに「ある情報」が寄せられていた。直接か、人を介してかは不明だが、「鳥谷敬の去就が決まった」と…。正式発表はまだ先になりそうだが、この情報が阪神ナインに一斉に広まり、鳥谷へのエールと同時に「もう阪神の選手ではないんだ」と、惜別の思いを新たにしたという。 藤川はこのマル秘の一報を聞き、「自分がもっと前に出てチームをまとめていかなければ」という思いを強くしたのかもしれない。「藤川は自主トレシーズンになると、若手投手を連れて行き、いろいろとアドバイスを送っている先輩の1人です。若手投手からの信頼も厚く、特に’16年に福原忍、’17年に安藤優也の両ベテランリリーバーが引退してからは、ブルペン全体のまとめ役でした。40歳の能見篤史もいますが、投手陣をまとめているのは藤川です」(同) 現在の阪神でニラミを利かせられるのは42歳のベテラン福留孝介とキャプテンの糸原健斗で、リーダー的な性格なのは梅野隆太郎だと言われている。しかし、糸原は27歳、梅野は28歳と若く、福留は外様だ。 他に、岡﨑太一が人望、人柄で抜きん出ているが、今季は一軍での試合出場がない。名コーチになるかもしれないが、鳥谷のような「将来の監督候補」「生え抜きの幹部生」となると、野手では適齢期の人材が見当たらないのだ。「鳥谷がいなくなり、近い将来、監督を託せる生え抜きもいなくなってしまいました。球児に白羽の矢が立てられたと見るべきです」(前出・在阪記者) また、今回の“補強必要論”に阪神ナインも「よく言ってくれた」と、好意的に受け止めているそうだ。「藤川時代」の到来だ。 その藤川の野球観について、こんな話も聞かれた。クローザーの座を奪い返した努力はもちろんだが、ハイスペックな野球頭脳の持ち主でもあるという。「藤川が並みのピッチャーではないと印象づけたのは、阪神に復帰した’16年シーズンです。金本知憲監督(当時)は『先発で調整していればリリーフもできる』とし、その方向で調整させました。そして、先発で結果が出せなかったから藤川はスゴイという話になったんです」(前出・球界関係者) どういうことか。藤川は野球の怖さを知り尽くしたベテランだ。1球でゲームを崩壊させてしまう恐怖も体験してきたから、ピッチングも慎重になる。そのため、際どいコースに投げ、カウントが苦しくなっていく。その姿が若手に影響を与えた。 先発でのピッチング、失敗を見て、逆にナインたちは「勉強になった」と感心したそうだ。「リリーバーに返り咲き、直球がまた速くなりました。自主トレ期間中の走り込みは相当の量ですし、近年の阪神は監督ばかりに注目が行くので、落ち着いてしっかりと自分の調整もできたようです」(前出・在阪記者) クローザー復活にもハイスペックな野球頭脳が活かされていた。全盛時の球速はないが、バッターボックスから見た感覚では当時に近いものがある。フォークボール、カーブを多投し、ストレートを速く見せるテクニックも駆使している。「故障経験があるから、調整に関する引き出しもたくさんあります」(同) 新幹部候補生としては、うってつけの人材なのだ。「フォークボールの投げ損ねを故意に投げ、若い梅野、坂本誠志郎の捕球技術の高さをベンチにアピールしたこともあります。そんな気の遣い方もできる」(同) 藤川は’98年のドラフト1位で、松坂世代だ。鳥谷の流出は痛いが、捕手出身の矢野監督は藤川の投球テクニックを知っている。投手が仕切るのはよろしくないとする考えもあるが、藤川には人望もある。藤川の代名詞“火の玉”復活で、トラの再建は加速しそうだ。
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スポーツ 2019年12月24日 17時30分
「えっ?紅白ってCMないんですか?」那須川天心、最強の相手を前に絶好調!
大晦日に総合格闘技イベント『RIZIN.20』に参戦するキックボクサーの“神童”那須川天心(TARGET / Cygames)が23日、千葉県松戸市内のジムで公開練習を行った。 今回、天心はこれまでやってきた日本人選手の中で“最強”と言う呼び声の高い“伝統の継承者”江幡塁(伊原道場)と、RIZINキックボクシング特別ルールで対戦する。3分3Rで決着がつかなかった場合は、エキストララウンド1Rを行い完全決着するまで闘う。地上波全国生中継も決定と舞台は整い、後は当日を待つばかり。 公開練習では、ウォーミングアップからのシャドーを2分2R、ミット打ちを2分1Rずつ披露したが、「試合では見せません」という三角蹴りを披露するなど、9月のRISEワールドシリーズ決勝戦から負傷により、欠場していた天心のキレは以前と変わらず。本人も常々話しているように「心配はない」ようだ。 公開練習後には、恒例の会見が行われ、「僕にしては珍しく結構間が空いたので、一段落着けたと思う。ダメージも抜けて、非常に調子も良い。今回は体重も56kgと久々に適正体重に近いので、非常にワクワクしてます」と好調をアピール。江幡塁に関しては「弱点をみつけた」そうで、8月のKNOCK OUT東京・大田区総合体育館で、江幡が天心と同じくサウスポーの小笠原瑛作と王座決定戦を行った試合を何度か見る中で、イメージが出来てきた様子。新技の公開も考えているという。 テレビ的には、NHKの『紅白歌合戦』もライバルとなるが、「紅白歌合戦の歌が終わってCMに入った時にチャンネルを回してRIZINを見てもらえれば」と話すと、報道陣から紅白(NHK)はCMがないことを知らされ、「え?紅白ってCMないんですか?やばいな。そういうこととかバカ丸出しだな、知らなかった」と大爆笑。いつも笑いが起こる天心の会見だが、それだけ充実しているということ。 「格闘技を広めるために格闘家でない那須川天心も出していますが、格闘技を観たことがなくても僕を見たことがあるという人たちに年末、『そう言えば那須川天心が出てるから格闘技見よう』と思ってもらえるのが僕の一番の願いです。今までそういうことをやってきたので、今回大晦日でそれを爆発させたいです」 バラエティー番組への露出が増えている天心の願いは、“タレント”那須川天心をキッカケに、“神童”那須川天心の試合を見てもらうこと。今回の日本人頂上決戦でこれを証明したいという。デビュー以来、無敗で走り続けて来た天心。裏の紅白には、プロボクサーで“意識をする存在”井上尚哉が特別審査員で出演する。いろんな意味で今回も負けられない闘いになった。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月24日 17時00分
サンフレッチェ広島の新ユニにカープファンまで激怒? チームカラー「紫」が消えた理由に反発の声集まる
サッカーJ1・サンフレッチェ広島が、23日に発表した来シーズンのアウェイユニフォームデザインが物議を醸している。 問題となっているのは、新アウェイユニフォームに採用された色。サンフレッチェはJ1では唯一チームカラーが紫のチームで、昨年まではホームユニフォームはもちろん、アウェイユニフォームもシャツの襟元や側面に紫が配色されていた。 ところが、クラブは23日、来シーズンはユニフォームを手掛けるスポーツ用品メーカー『ナイキ』の意向で、他のJ1チームである鹿島アントラーズ、浦和レッズと共に「日本の国旗からインスピレーションを得て、各チームオリジナルのホワイトとレッドを採用」したデザインとなったことを公式サイト上で発表。 発表文の下部に掲載された新アウェイユニフォームの画像を見ると、シャツとソックスは白、パンツは赤を基調としたデザインとなっており、紫の配色が用いられているのはシャツ左胸部分にあしらわれたクラブエンブレムのみ。また、当該画像ではそのクラブエンブレムも赤枠で囲われていた。 なお、公式サイトには、「サンフレッチェ広島は広島東洋カープのチームカラーの赤からインスパイアされたサルサレッドを採用しています」と、今回採用された赤がプロ野球・広島東洋カープに由来するものであるという説明文も記載されていた。この一文が問題となったようだ。 本来のチームカラーである紫ではなく、カープと同じ赤がユニフォームデザインに採用されたという今回の一件。これを受けてネット上のサンフレッチェファン、カープファンからは、「自分たちのチームカラーを蔑(ないがし)ろにするのは意味不明」、「カープが赤だからウチも赤ってファンをバカにしてるのか」、「無関係のカープをユニの色変えるダシに使うってどういう神経してんだよ」、「チームカラーが赤の鹿島・浦和に忖度したとかならもうフロントは信用出来ない」とクラブ側に対する批判が殺到。 また、「承認したクラブ側も悪いが、それ以上にこんなふざけたデザイン出してきたナイキが悪い」、「カープを理由に出せば納得するとでも思ったのか?」、「そもそも3チームが同じような配色・デザインなのもおかしい、手抜きすぎだろ」と、ユニフォームを手掛けたナイキを非難するコメントも複数寄せられている。 発表直後からネット上では炎上状態となっている今回の一件だが、果たして今後デザインの変更・撤回といった動きが起こることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてサンフレッチェ広島の公式サイトよりhttps://www.sanfrecce.co.jp/
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スポーツ 2019年12月24日 11時58分
阪神・大山、最悪“4番剥奪”もある? OBも苦言の弱点、このままなら助っ人補強も“不発”か
阪神は日本人の4番バッターを育てるのか、それとも、現役メジャーリーガーのジャスティン・ボーアを中核にした打線で、優勝を狙うのか…。2020年は大山悠輔にとって、まさに勝負の年となりそうだ。 「ボーアを獲得し、お膝元である関西のメディアは『バースの再来』とも報じました。左打ちの大砲、ドッシリとした体付き。まあ、近年、獲得した外国人スラッガーが不甲斐なかっただけに、ファンだけではなく、矢野燿大監督も期待しています」(ベテラン記者) 守備位置の問題もあるが、矢野監督の理想は大山、マルテ、そして、ボーアの3人を同時にスタメン起用し、さらに糸井、福留の両ベテランがその脇を固める打線を理想としているそうだ。そのボーアの打順だが、4番と5番の両論があり、矢野監督もまだ決めていない。 「大山を4番で使い続けるか、それとも、いったん打順を下げて勉強させるか。ただ、大山のモチベーションが下がるようなことがあったら、ヤバイですね。大山はマルテ、ボーアの両外国選手とポジションがかぶりますから」(球界関係者) そもそも、大山が酷評される理由は4番バッターとしての成績が宜しくないことに尽きる。他球団の日本人4番バッターと比較すると、その差は一目瞭然だ。 ※ ※ 4番出場 本塁打 打点 打率巨人・岡本 134試合 31 94 2割6分5厘DeNA・筒香 131試合 29 79 2割7分2厘広島・鈴木 140試合 28 87 3割3分5厘阪神・大山 139試合 14 76 2割5分8厘 ※ ※ 本塁打の数を見れば分かる通り、確かに大山の成績は物足りない。しかし、こんなデータも見つけた。「得点圏打率」だ。 大山が3割1分8厘の好成績を残しているのに対し、岡本・2割5分7厘、筒香・2割7分2厘、鈴木・2割8分5厘と平凡な数字に終わっている。「チャンスに強い4番」なのだが、セ・リーグで一番頼りないように扱われているのは、なぜか? ベテラン・福留孝介が契約更改でこぼしたセリフにヒントがあった。 「大山に申し訳なかった。自分がしっかりしていれば…」 2019年の福留は5番に入ることが多かった。つまり、大山のすぐ後の打順だ。19年シーズンは福留も打撃成績を落としている。福留は自分が好成績を残していれば、4番の大山を生かすことができたと言いたかったのだろう。確かに、「コワイ5番バッター」がいれば、対戦投手は4番バッターに脅威を感じるものだ。この大山の後ろにボーアが入って、好成績を残せば、阪神打線の破壊力は一気に増すはずだ。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「大山は苦手コースがいくつかあって、そこに放ると、ファールにしかならないんです。だから、2ストライクまではすぐに追い込めるし、このレベルにいるうちは、大山の後ろにボーアがいて活躍しても怖くありません。全ては、大山がレベルアップできるかどうかです」 矢野監督が「4番大山」を決断できない理由も、このへんにありそうだ。ボーアを4番にして、大山の打順を下げるのも一つの案だろう。伝統球団でもあるだけに、4番の重責は大きい。いずれにせよ、阪神は、2020年も「外国人スラッガー次第」というアブナイ図式になりそうだ。投打を含め、外国人選手は8人態勢で臨むそうだが、8人分の年俸を合わせて1人の超大物を獲得したほうが、矢野監督は安心できるのでは? (スポーツライター・飯山満)
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