スポーツ
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スポーツ 2020年06月14日 17時00分
ロッテ・佐々木、変則日程が追い風に? 松坂・マー君級の才能、「沢村賞」への一歩は踏み出せるか
佐々木朗希の対外試合デビューが、シーズン開幕以降になることが伝えられている。 春季キャンプから一軍に帯同し、先月の投げ込みでは160kmを記録するなど期待も大きかっただけに、実戦でのマウンドが遠ざかったのはもどかしいばかりだ。若き右腕の実力は未だに分厚いベールに包まれている印象だ。 ただ、19日からの開幕以降の日程によると、セ・パともに例年とは違い変則的な組み合わせとなっている。同一カード6連戦が組まれるなど、序盤から過密日程の中での戦いとなるパ・リーグにおいて各球団とも、投手陣のやりくりに頭を悩ますことは想像に難くない。また、開幕がずれ込んだことで各選手のコンディションの好不調なども今後、はっきりと表れてくるだろう。その状況を踏まえると、そう遠くない段階で佐々木の一軍登板が観られる可能性も決して小さくはない。 無論、プロデビューが待ち焦がれる理由は「160km」だけではない。 井口資仁監督から「全部(の球種が)厄介」と評される程の変化球のキレ、コントロール、さらにはフィールディングやプロの打者へ向かう気迫といった、投手としての総合的な能力がどれだけのものかが楽しみでならない。「令和の怪物」という異名を持つからには、全ての面において、高いレベルを期待してしまう。 近年を振り返ってみても、高卒1年目から数年にわたって成績を収めてきた投手は、「平成の怪物」松坂大輔、「神の子」とも称された田中将大のわずか二人だけであり、何れもルーキー時より強烈なインパクトを放ち続けた。佐々木の潜在能力の大きさを、そして真のポテンシャルを、その両投手と比較しながら想像し、匹敵するものと信じているファンが多いのは間違いないだろう。その二人に近づいた時、昨夏の日本中で物議を醸した県予選決勝での登板回避や、U-18W杯での負傷降板などの語られ続けるネガティブなエピソードも、遠い過去の話となるはずだ。 外出自粛期間にはSNSを通じて、自宅トレーニングなどの動画にも頻繁に登場し、ファンへのメッセージを送っていた。また、昨年の入団会見時、プロでの目標を問われると「沢村賞、日本一の投手に」と力強く語っている。求められているものや強固な自信など、プロとしての果たすべき使命を理解し、備わっていることは間違いない。 あとはマウンド上でそのポテンシャルを披露するだけだ。「怪物」が解き放たれる瞬間はもうすぐ、訪れる。(佐藤文孝)
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スポーツ 2020年06月14日 12時00分
渋野日向子“待ちに待った開幕”も暗雲…読みが外れた海外シード権の行方
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が6月3日、アース・モンダミンカップ(6月25〜28日、千葉・カメリアヒルズCC)の無観客開催を発表。新型コロナウイルス感染拡大で中止が続いた国内女子ツアーは、約3カ月半遅れ、第17戦目で開幕することになった。「人気者の“シブコ”こと渋野日向子にとっても、待ちに待った開幕。ですが、にわかに暗雲が立ち込めてもいるのです。全米女子プロゴルフ協会(LPGA)は去る5月20日、新型コロナウイルスの感染拡大によりツアー大会の中止や延期が続いている状況について対応策を発表。その中で、選手の2020年の出場資格を『次年度も持ち越す』と決めたのです。やむを得ない特例ですが、当然といえば当然。次年度適用は大方の予想通りでした」(スポーツ紙記者) そんな中、思いも寄らない措置があった。シブコが昨夏の全英オープン優勝の“アドバンテージ”を喪失してしまったのだ。「21年度の米ツアーの出場資格を争う予選会の中止も決定しました」(同・記者) 今年の出場資格を来年に持ち越すため、新たに資格取得のための予選会は行わないという。これも当然の措置かもしれないが、シブコの読みは外れたわけだ。「シブコは全英オープンで優勝し、20年の米ツアー出場の資格を得ました。しかし、まだアメリカで戦う覚悟ができていないことや、国内フィーバーに応えなければいけないことを理由に、その権利を行使しませんでした。20年は国内ツアーと東京五輪に専念し、その後、21年度は資格取得のため予選会からしっかり戦う意向だったのです」(国内ツアー関係者) 東京五輪の延期が決定した時点で、シブコとそのスタッフは「まずい」と感じていたそうだ。しかし、シブコは日本女子ゴルフ界の“ドル箱”であり、彼女の出場を理由に協賛を決めた企業もあった。 一方、米ツアー挑戦の野心を持つ女子選手の一部は、「コロナ禍で入国困難になる」「入国できてもしばらくは隔離」などの海外ツアーの状況を知り、いち早く日本を脱出していた。「シブコは自身の立場を分かっていて、その責任感から海外に行きませんでした。今のところは、来年の東京五輪に出場してメダル獲得という目標があるので、モチベーションは下がっていません」(同) 夢の米ツアー挑戦が先送りになったのは気の毒だが、シブコの近くにいたいファンはひと安心。何よりも、無観客とはいえ、ようやく開催決定となった国内ツアーでの大活躍を楽しみにしていることだろう。
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スポーツ 2020年06月14日 11時00分
広島捕手の二塁送球が打者のバットに直撃! 予想外の光景に監督は猛抗議? 二塁送球が思わぬ事態を招いたプロ野球捕手
6月19日の開幕へ向け、2日から各地で練習試合が行われている今シーズンのプロ野球。多くの選手が本塁打や奪三振といったプレーを見せファンの注目を集めているが、中には思わぬ形でファンの話題となった選手もいる。その1人がヤクルト・嶋基宏だ。 >>ヤクルト・嶋の二塁送球がしゃがんだ投手に直撃! 3アウト後のプレーにファン困惑、「投手がサインを見落とした?」との見方も<< 嶋が話題となったのは、10日に行われた対日本ハム戦でのこと。3回裏2死一、三塁、ヤクルト先発・吉田大喜が打者から見逃し三振を奪うも、一塁走者の盗塁を受けて嶋は審判がストライクをコールするより先に二塁に送球。すると、二塁手が見やすいようにマウンドにしゃがんだ吉田の頭に送球が直撃。ネット上には「嶋の送球危なすぎる」、「当たったボールが大きく跳ねてたけど吉田大丈夫かな」といった反応が多数寄せられた。 送球が頭に直撃したことはもちろん、二塁送球が予期せぬ展開を呼んだこと自体にも複数の反応があった嶋のプレー。過去の試合でも今回の嶋のように、二塁送球で思わぬ事態を招いた捕手がいる。 2019年7月8日、ナゴヤドームで行われた広島対中日の一戦。8回裏、ここまで「3-1」と2点をリードしていた中日は、1死一塁、打者アルモンテという場面で一塁ランナーが初球から盗塁を敢行。これを見た広島捕手・會澤翼は、自身から見て左方向に動きながら二塁へ送球した。 しかし、位置を横にずらしたことが災いしたのか、會澤の送球は投げた瞬間にアルモンテが持っていたバットに直撃。ボールが三塁ファールゾーンを転々とする間に、一塁ランナーは悠々と二塁を陥れた。この光景を見た当時の広島・緒方孝市監督は守備妨害ではないかと審判に抗議したが、送球時にアルモンテの動作に不自然な点はなかったことから退けられている。 ナゴヤドームでは會澤の送球が思わぬ事態につながった2年前にも、捕手の送球が珍事を招いている。2017年7月30日に行われた阪神対中日の試合。3回表、2死からヒットで出塁した阪神・上本博紀が二塁へ盗塁。当然、中日捕手・杉山翔大は盗塁阻止のため二塁へ送球するも、二塁へスライディングする上本の首付近に送球を直撃させてしまった。 盗塁自体は成功させた上本だが、送球を受けてうずくまったため一時球場は騒然となった。ただ、上本は途中交代せずに最後まで試合に出場。試合後の報道では上本本人、球団トレーナー共に「大丈夫」と語ったことが伝えられ多くのファンを安心させている。 ここまでの試合では捕手がはからずも人や物に対して送球を直撃させてしまい話題となっているが、逆に誰もいない箇所に送球してしまい注目を集めた捕手もいる。2012年4月5日、札幌ドームで行われたオリックス対日本ハムの一戦。1回裏から無死一、二塁とピンチに陥ったオリックスだが、ここで迎えた日本ハム・糸井嘉男がバントを失敗し空振りに。この間に二塁ランナーが飛び出していたため、オリックス捕手・伊藤光は二塁へ投げてランナーを刺そうとした。 ただ、ボールが指に引っかかってしまったのか、伊藤の送球はすっぽ抜けて無人の三遊間へ転がってしまう。ボールが転がる間に一、二塁ランナーはそれぞれ進塁し、結果的に無死二、三塁とさらにピンチが拡大してしまった。結局、この回オリックスは2点を取られてしまい、試合にも「1-3」で敗れる結果となっている。 二塁送球はリード、キャッチングと並び捕手に求められる重要な能力の一つであるため、日々練習を重ねるプロの捕手はほとんど確実に狙ったところに送球する力を持っている。それだけに、今回取り上げた3名や嶋のプレーはどれも非常に珍しいプレーであるといえるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月14日 08時00分
一度は使ってみたいプロレスの言霊 「クリアすべき問題がある」発言者・ジャイアント馬場
結局、最後まで実現することのなかった昭和最大のドリームマッチ、ジャイアント馬場vsアントニオ猪木。猪木からの再三にわたる挑戦に対して、馬場は対戦拒否の構えを崩さなかった。 その理由とはいったい何だったのか? 未完のままで終わってしまったジャイアント馬場とアントニオ猪木のライバルストーリー。 日本プロレスの若手時代に対戦があるものの、エース格に成長した猪木が馬場への挑戦を表明したときには、団体幹部により「時期尚早」と却下され、それ以降は一方的な猪木の挑発を馬場が受け流すという図式が、10年以上にわたって続けられてきた。 馬場自身にまったくその気がなかったわけでもなく、例えば1975年に全日本プロレスが開催した「オープン選手権」は、猪木の参戦を想定したものだったという(もっとも猪木参加となれば、馬場と対戦する前に強豪外国人たちをぶつけて、潰してしまおうという裏の意図もあったらしいが…)。★夢の対決に向け1億円を提示!? ついぞ直接対決が行われることはなかった馬場と猪木だが、それでも対戦の機運が盛り上がった瞬間は確かにあった。 ’79年8月26日、日本武道館で開催されたプロレス夢のオールスター戦。8年ぶりに再結成された馬場と猪木のBI砲が、アブドーラ・ザ・ブッチャー&タイガー・ジェット・シンの狂悪コンビを下すと、勝利後のリング上で猪木が「2人が今度、リングで会うときは闘うとき」とマイクアピール。馬場もこれに「よしやろう」と応じて、互いにリング上で抱き合った。 しかしながらその後の馬場は、対戦について問われてもオールスター戦以前と変わることなく、(猪木との対戦実現の前に)「クリアすべき問題がある」とにべもなかった。 では、このクリアすべき問題とはいったい何だったのか? 当然、テレビ放映権(全日は日本テレビ、新日はテレビ朝日との専属契約)や興行権は問題になろう。そして何よりも大きいのが、どちらが勝利するのか…。 プロレスマスコミは、こうした点に切り込むことはなかった。なぜなら当時、馬場の意に沿わない質問をすれば即座に取材禁止になるような空気があり、また、仮に聞いたところで“真剣勝負”を信じるファンが大多数だった時代に記事化することは難しく、結局、この話はいつしか立ち消えとなってしまった。 しかし、オールスター戦直後には、水面下において馬場が対戦に前向きな姿勢を見せていたと、その交渉にあたった栗山満男氏(当時のテレビ朝日系『ワールドプロレスリング』プロデューサー)は著書などで語っている。 その内容はというと、ファイトマネー1億円の提示に対しては、馬場から「税金対策の意味からも、1000万は新日から受け取るとして、残り9000万はテレ朝から借り入れという形にしてもらいたい」との要求があったとする具体的なもの。 馬場が猪木に負ければ全日の存続は困難で、解散の後に新日に吸収合併されることも想定。馬場自身は引退して、ハワイ暮らしをするプランも話していたという。 だが、これら栗山氏の証言が真実だとすれば、先に掲げた問題はいずれもクリアされることになる。高額ファイトマネーと引き換えに勝敗や興行権を新日と猪木に委ね、全日解散後にテレ朝のバックアップが約束されれば、日テレとの間には道義的な問題が残るだけである。 再三にわたる猪木の無礼に謝罪を求めたとしても、対戦実現のためなら猪木は喜んで頭を下げただろう。また、全日の興行に関わってきたプロモーターや関係者などの問題は残りそうだが、これも新日が興行を増やすなどして対応できそうではある。 しかし、馬場は栗山氏との交渉から間もなく、理由も言わずに対戦の白紙撤回を申し出たという。★最もクリアできなかった問題 この件を察知した日テレが好条件を提示した、または日テレから膨大な違約金を請求された、やはり猪木への不信感が拭えなかったなど、理由はいろいろ推察できるが、もう一つ、きっと事前に馬場が相談していたであろう相手がいる。 馬場元子夫人だ。このとき馬場41歳、元子夫人は39歳。不惑を過ぎたばかりの夫が隠居を言い出したときに、いくら金の不自由がなさそうだとはいえ、妻は素直に納得するものだろうか。 70歳まで生きるとしても余生は30年。これを隠居として過ごすよりも「もうひと頑張りしなさい」とケツを叩くのが、世の大半の奥方ではないか。 長年にわたり愛する夫のことを悪く言ってきただけに、猪木の軍門に下ることが、損得抜きで嫌だったということも十分あり得る。 むろん、まったくの推測には過ぎないが、もしそうであったなら馬場としても「嫁に反対されたから」とは言いづらく、白紙撤回の理由を言明しなかったことにもつながってきそうではある。ジャイアント馬場***************************************PROFILE●1938年1月23日生まれ。新潟県三条市出身。身長209㎝、体重135㎏。得意技/16文キック、ジャンピング・ネックブリーカー・ドロップ。文・脇本深八
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スポーツ 2020年06月13日 11時00分
死球が引き金で暴行劇に発展! ボコボコにされた投手にもまさかの批判? 近鉄助っ人と西武・東尾の大乱闘事件
6月19日の開幕に向け、2日から各地で練習試合が行われている今シーズンのプロ野球。練習試合で飛び出た本塁打やタイムリー、奪三振といったプレーに多くのファンがネット上に反応を寄せているが、中には「死球の数がちょっと多すぎる」、「まだ練習試合なのに死球当てるのは勘弁してくれ」といった死球への反応も少なくない。 2~7日の34試合で計23個、1試合平均で「0.68個」と、昨シーズンのリーグ全体の1試合平均である「0.37個」を上回る数字となっている死球。今から約35年前のこの時期には、その死球を巡り大乱闘が勃発した試合がある。 >>既に2度当てられた選手も! 恐れられていた事態が現実に? プロ野球練習試合で死球禍が勃発したワケ<< 1986年6月13日、西武球場(現メットライフドーム)で行われた西武対近鉄の一戦。この日西武の先発を務めたのは、ここまで4勝5敗と黒星が先行していた東尾修。勝てば勝敗が五分に戻る同戦は5回表までに3点を失いながらも、「1-3」の5回裏に味方打線が4点を挙げ逆転したため勝利投手の権利を手に入れた。 しかし、リードをもらった直後の6回表に事件が起こる。この回、東尾は1死の場面で迎えたデービスに対し、右ひじへの死球を与えてしまう。すると、この死球に激怒したデービスがマウンド上の東尾へ突進。東尾は逃げずにデービスとやり合うも、複数回のパンチに加え蹴りまで浴びせられてしまった。 直後に両チームの選手が両者を目がけて殺到してきたことにより、両者のやり合いはチーム同士の大乱闘に発展。乱闘が収束した後デービスは暴力行為により退場処分となるが、東尾はデービスの暴行で顔面打撲、右足首ねんざ、右ヒジ内側裂傷と複数箇所を負傷してしまった。 しかし、傷だらけの状態にもかかわらずなんと東尾は続投。9回に1点を失ったものの、最後まで投げ切り完投で5勝目を挙げる気迫の投球を見せた。 試合後の報道によると、デービスは「正当防衛だ。東尾のようなコントロールのいい投手がどうして何度も危険な球を投げるんだ。狙って当てたんだ」と怒り心頭だったとのこと。そのデービスに西武側は告訴も辞さないほど激怒していたというが、パ・リーグが「出場停止10日間+制裁金10万円」、近鉄が「自宅謹慎4日間」とそれぞれデービスに処分を科したことで怒りの矛を収めたという。 ここまでの経緯を見るとデービスに100%非があるように見えるが、当時は被害者である東尾にも批判の声が挙がっていたという。というのも、東尾は“ケンカ投法”とも称された内角を強気に攻める投球スタイルの持ち主で、20年間の現役生活でプロ野球記録となる165個を記録したほど死球の多かった投手。そのため、「今まで散々やってきた報いだ」といった声は多かったという。ちなみに、東尾は東尾で当時は「何で死球ぐらいで頭を下げなきゃいけないのか」と考えていたと後年に出演したテレビ番組の中で明かしている。 死球は投げた投手に実害はないが、当てられた打者には大怪我のリスクがある危険な球。今回取り上げた出来事のようなアクシデントが起こる可能性もあるため、来たるシーズンではなるべく数が増えないことを願いたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月12日 19時30分
ソフトB・工藤監督、甲斐の“ファインプレー”で命拾い? 規則違反寸前で「あっ!」、ベンチでのドタバタ劇に反響
11日に行われたソフトバンク対オリックスの練習試合。試合の中継画面に映し出されたソフトバンクベンチ内の様子が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>ソフトB・和田、工藤監督からの“金言”を明かすも思わぬ注目? 「ストレス溜めこんでるのか」監督の変貌ぶりに驚きの声<< 話題となっているのは、「5-10」とソフトバンク5点ビハインドで迎えた9回裏。この回ソフトバンクの先頭打者は甲斐拓也だったが、工藤公康監督は明石健志を代打として準備させていた。しかし、工藤監督は明石の代打起用を審判に伝えておらず、球場アナウンスでは甲斐の名前がコールされた。 明石が代打に送られたためベンチ内に座っていた甲斐は、自身の名前がコールされたのを聞き「あれ?」という表情で首をかしげる。その直後、後ろの席に座っていた工藤監督の方を振り向き何やら言葉をかけた。 すると、工藤監督は「あっ!」というような様子で慌てて立ち上がり、審判に明石の代打起用をジェスチャーで伝達。中継ではベンチ内の音声まではひろわれていなかったが、甲斐は工藤監督に「審判に代打伝えましたか?」というような旨を伝えたようだ。 工藤監督のジェスチャーは間に合い、球場アナウンスでは改めて明石の名前がコールされた。その後も特に混乱はなく、試合は「5-10」とオリックス勝利で終了した。 甲斐と工藤監督の一連のやりとりを受け、ネット上には「工藤監督完全に代打失念してて草」、「すんでのところで甲斐が教えてくれて工藤監督は助かったな」、「監督が代打を伝え忘れる場面は初めて見た、現場の選手からしても珍しい事だったのかな?」、「甲斐に話しかけられた後の工藤監督の慌てぶりは見てて面白かった」、「もし伝え忘れたままならどうなったんだろう?アウトとかになるのかな?」といった反応が多数寄せられている。 プロ野球における公式ルールを定めている公認野球規則には、「代わって出場したプレーヤーは、たとえその発表がなくても、次のときから、試合に出場したものとみなされる」、「打者ならば、バッタースボックスに位置したとき」との記載がある。今回のケースに照らし合わせると、仮に工藤監督が審判に代打を申告し忘れたままであったとしても、明石が打席に入った時点で打者交代は成立していたということになる。 ただ、野球規則には「監督はプレーヤーの交代があった場合にはただちにその旨を球審に申告し、あわせて打順のどこに入るかを明示しなければならない」とも記載されている。規則内にはこの一文に反した際の罰則などは特に設けられてはいないが、もし今回伝え忘れていれば対戦相手のオリックス側から抗議を受ける可能性もあったといえるだろう。 機転を利かせて工藤監督の伝達ミスを未然に防いだ甲斐。工藤監督にとっては、同戦で一番の“ファインプレー”になったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月12日 17時00分
西武・森の送球を二遊間が“スルー”! 大量失点に繋がったミスが物議、「普段やってないから迷った?」との声も
11日に行われた西武対楽天の練習試合。この試合に出場した西武のスパンジェンバーグ、呉念庭のプレーが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>西武・森、CS敗退後に猛バッシング? MVPに輝いたシーズンとの明暗、屈辱をバネに26年ぶりの快挙を果たせるか<< 問題となっているのは、4回裏2死一、三塁の場面。西武は2番手として登板した田村伊知郎が1点を失い、なおも打席に昨シーズン33本のホームランをマークした強打者の楽天・ブラッシュを迎えるピンチの状況。ここで一塁ランナーが盗塁を仕掛けてきたため、西武捕手・森友哉は盗塁阻止を狙い二塁へ送球した。 しかし、二塁・スパンジェンバーグ、遊撃・呉はどちらも二塁ベースカバーに入らず。結局、森の送球は二塁後方でスパンジェンバーグがなんとか捕球したが、一塁ランナーには楽々と盗塁を許してしまった。 すると、このプレーの直後に田村がブラッシュに3ランホームランを浴び、後続打者の浅村栄斗にも2者連続となるソロホームランを被弾。西武は4回表までに「9-2」と7点をリードしていたが、4回裏に計5失点を喫し一気に2点差に。最終的には「12-8」で勝利したものの、大勝ムードが一気にしぼんでしまう形となった。 二遊間がお互いにカバーに入ろうとして送球をお見合いしてしまうケースはたまに見られるが、今回のようにどちらもカバーに入らないというケースは異例。二遊間の連係ミスを受け、ネット上には「初歩的なミスで大量失点って最悪だろ」、「普通にカバー入ってればアウトっぽいタイミングだったから余計にもったいないな」、「何でどっちがカバーいくか決めてないんだよ」、「どっちも普段やってないポジションだから判断に迷ったのかな?」といった反応が多数寄せられている。 「今回のミスが出た時に打席に立っていた右打者のブラッシュは、昨シーズン放った33本のホームランのうち23本を左翼方向に放っている打者。引っ張り方向へ強い打球を打ってくることが予想されるため、遊撃の呉は守備位置を三塁側に寄せてヒットゾーンを狭めるなど気を配っておく必要があります。そのため、今回の場面では二塁のスパンジェンバーグがカバーに入るべきだったといえるでしょう。ただ、スパンジェンバーグは外野を本職とする選手で、呉もプロ1年目の2016年以外はシーズンで遊撃を守っていません。急造の二遊間だったということを考えると、連係ミスが出たのは致し方ない面もあるかもしれません」(野球ライター) 正二塁手・外崎修汰が腰の張り、正遊撃手・源田壮亮が右足甲の打撲により共に欠場していた同戦。本来のレギュラーである両名が出場していれば、今回の連係ミスも起こらなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月12日 11時45分
楽天・涌井、先発ローテ入りは確実? 「甘く見過ぎていた」他球団の評価も一転、2年続いた不振から復活なるか
データも大切だが、野球は「感情のスポーツ」である。 東北楽天ゴールデンイーグルスの涌井秀章投手が“復活”した。 埼玉西武戦に先発し(6月10日)、4回被安打2失点ゼロと好投したのは既報通りだが、他のパ・リーグ各球団は「甘く見すぎていた。要注意」と、現在、涌井対策をやり直しているという。 「楽天に移籍して、ある程度はやれるんだろうなとは思っていましたが。真っ直ぐのキレ、スピードが去年とは全然違う。ここまで復調するとは予想外でした」(在京球団スタッフ) 昨季の成績は、3勝7敗。防御率も4・50と振るわず、年齢的にも「このまま落ちていく」というのが、金銭トレードが成立した昨年オフ時点での評価だった。 しかし、他球団のスコアラーが「ヤバイ」と直感したのは、4イニング目の投球内容だった。三塁に走者を置き、迎えるバッターは、目下、赤マル急上昇中の新外国人選手・スパンジェンバーグ。涌井は外角低めに小さく沈む変化球を投じ、遊ゴロに仕留めてみせた。その変化球がいかに鋭角に曲がっていたか、それは、バッターボックスに投げ捨てられたバットが折れていたのを見て、分かったという。「真っ直ぐもこんなに速かったっけ?」の声も、西武ベンチから囁かれていたそうだ。 「2017年オフ、メジャーリーグ挑戦を前提にフリーエージェント権を行使しましたが、交渉のテーブルにも着けず、結局、千葉ロッテに帰還しました。同年で彼の後ろ楯でもあった伊東勤監督(現中日ヘッドコーチ)の退団し、『涌井が浮いている』という話は何度か聞いたことがあります」(スポーツ紙記者) 残留後の2年間は勝ち星よりも「負け」の方が多い。昨季は夏場の大事な時期に“リフレッシュ”を兼ねて、二軍での再調整も通達された。 「不振の原因がモチベーションによるものなのか、それとも、年齢的衰えなのか。2年続けて不本意な成績で終わったことで、涌井の評価は厳しいものになりました」(球界関係者) この調子で行けば、涌井の先発ローテーション入りは確実。「2ケタ勝利も」というライバル球団偵察部隊の評価からしても、復活は間違いなさそうだが、こんな声も聞かれた。 「涌井の胸中には『古巣を見返してやる』という思いはないみたい。オープン戦から好投が続いていますが、コメントも淡々としたものばかり」(前出・スポーツ紙記者) 07年、北京五輪・野球競技のアジア地区予選でのことだった。NPBスタッフに聞いた話だが、当時の星野仙一代表監督は本大会を戦う正規メンバーを絞り込まずに予選会場入りした。合宿練習を行い、最後に「落選者を告げる」というサバイバル形式だったが、その予選初戦の2日前、星野監督が呼んだのは涌井だった。しかし、涌井はなかなかやって来ない。あまりにも遅いということで星野監督が呼び直すように告げると、涌井は「落選した」と思い込み、部屋に“籠城”していたそうだ。星野監督は手を叩いて大笑いしたが、マイナスに捉えた関係者も少なくなかった。 「ピッチングに関しても、そう。『打たれるんじゃないか?』って警戒し、いつもストライク・ゾーンのギリギリを狙って投げています。それが決まればスゴイですが、ストライクカウントを悪くして、自滅するケースも多々あります」(前出・関係者) 10日の好投の要因は、強気な攻め。コメントは淡々としていても、涌井の胸中には「このままでは終われない、見返してやる」の強い思いもあるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年06月12日 06時30分
新庄剛志が巨人の目論見を粉砕! 常識外れの打撃に長嶋監督もあぜん? 計算づくめで呼び込んだ敬遠球サヨナラ打
6月19日の開幕に向け、2日から各地で練習試合が行われている今シーズンのプロ野球。練習試合では選手の調整機会を確保するために、「後攻チームが勝っていても9回裏を行う」、「投手への代打をDHとする」といった、普段の公式戦ではあり得ない特別ルールが採用されることも多くなっている。 横浜スタジアムで4日に行われた楽天対DeNA戦では、特別ルールにより「先攻DeNA・後攻楽天」という通常とは真逆の形で試合が行われ、後攻の楽天が敵地なのにサヨナラ勝ちを収めるという珍事が起こっている練習試合。今から約20年前のこの時期には、この楽天対DeNA戦を上回る異例のサヨナラ劇が起こった試合がある。 1999年6月12日、甲子園で行われた阪神対巨人の一戦。「4-4」と両チーム同点のまま迎えた延長12回裏、阪神は1死一、三塁と絶好のサヨナラ機を演出。ここで打席には同戦で3安打、8回裏には同点ホームランも放っていた新庄剛志が入った。 新庄がここまで猛打賞を記録していたことやベースが1つ空いていたことを考慮した巨人ベンチは、新庄を敬遠し勝負を避けることを選択。この回からマウンドに上がっていた巨人・槙原寛己は、指示通りに1球目を外角のボールゾーンへ投げた。 しかし、槙原が続けて投じた外角への2球目を、新庄は思い切り踏み込みスイング。打球が三遊間を転々と抜けていく間に三塁ランナーがホームインし、試合は「5-4」で阪神がサヨナラ勝ち。敬遠球を打つというセオリー無視の打撃が生んだまさかの結末に球場から大歓声が沸き上がる一方、打たれた槙原や巨人・長嶋茂雄監督はあぜんとした表情のままグラウンドを後にした。 現在でもしばしば“球史に残る名場面”として取り上げられるこの一打。ただ、新庄は単なる思いつきではなく計算して敬遠球を打ったと、2020年4月16日放送の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)の中で明かしている。 新庄によると、同戦の3日前の試合で敬遠された際に「これは打てるな」と思い翌日から敬遠球を打つ練習をしていたといい、当時の野村克也監督もこの練習を見ていたとのこと。その後、同戦で新庄が打席に入る前に「敬遠球を打ちたい」と目でアピールしたところ、野村監督が了承してサインを出してくれたため練習の成果を発揮するに至ったのだという。 予想外のサヨナラ打で注目を集めた新庄は、試合後のヒーローインタビューでも注目を集めている。インタビューの中で新庄は「明日も勝つ!」とファンに高らかに宣言したが、同戦が行われた6月のチームは翌13~30日の11試合で「3勝8敗」と低迷した。また、新庄は同年9月10日巨人戦後にもヒーローインタビューで「明日も勝つ!」と口にしたが、チームは翌日からまさかの12連敗を喫している。 今回取り上げたサヨナラ打をはじめ球界に様々な話題を提供した新庄は、昨年11月12日に自身のインスタ、公式ユーチューブチャンネルを通じて現役復帰を宣言し再び話題となっている。宣言以降は居住するインドネシア・バリ島でNPB入りに向けトレーニングを継続しつつ、自身の公式インスタグラムでしばしば生配信を行うなどファンとも交流。また、練習量を増やすことを目的に、新型コロナウイルスの影響を考慮しつつ日程が決まれば日本に帰国することも4月28日に伝えられている。 5月上旬には、3球団が獲得に向け調査を行っているとも伝えられている新庄。NPB復帰が実現すれば、今回の敬遠球サヨナラに匹敵する話題を集めることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月11日 19時30分
元楽天監督・大久保氏、指導者になる気は無かった? 西武・渡辺監督からの突然の誘い、決断まで2週間を要した葛藤を明かす
元楽天監督・大久保博元(デーブ大久保)氏が10日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。西武GM・渡辺久信氏について言及した。 渡辺氏とは現役時代に西武で共にプレーした経験があり、互いに「デーブ」、「なべちゃん」と呼び合うなど親交が深い大久保氏。本動画では渡辺氏が西武監督に就任した2007年シーズンオフにあった、大久保氏の一軍打撃コーチ就任を巡るやりとりを明かした。 1995年の現役引退後は野球解説者として活躍するかたわら、タレントやプロゴルファーとしても活動していた大久保氏。個人の活動が充実していたため指導者への意欲はほとんど無かったといい、渡辺氏の監督就任が報じられた際は「(コーチとして)声がかかっちゃうんじゃないかなあ。なんて断ろうかなあ」と危惧していたという。 そのような中、講演のため滞在していた鹿児島で渡辺氏から連絡を受け、「打撃コーチやってくれねえかな」と要請を受けたという大久保氏。渡辺氏から必要とされたこと自体は嬉しかったが、「嬉しいのが100%、困ったのも100%」と複雑な心境だったとのこと。そのため、「(自分には)向いてないですよ。自分は今タレントもやってるから、『タレントなんかやってる奴がコーチできるかよ』ってファンは思いますよ」と伝え一度は返事を保留したという。 保留中の大久保氏は要請を受けるか悩みながらも、「自分が断った場合(渡辺氏は)次を探さなきゃいけないから、『早く答え出せよ』って思ってるだろうな」と渡辺氏を心配していたとのこと。しかし、要請から1週間後に渡辺氏にもう少し考える時間が欲しいと連絡を入れたところ、渡辺氏は「全然いいよ。気にしないでくれよ」と逆にいたわってくれたという。 それからさらに1週間後、元西武監督・東尾修氏が手掛ける焼肉店で渡辺氏と食事をする約束があったが、渡辺氏から食事をする前に会って話をしようと言われた大久保氏。ただ、この時には既に要請を受ける決心を固めていたといい、渡辺氏に「なべちゃん、(コーチを)やらせてください。迷惑をかける(と思う)けど」と伝えたという。 自身の言葉を受けて渡辺氏から、「迷惑なんかじゃないよ。仲間じゃねえか」、「やってみなきゃ分からないからやってみろよ」と決断を後押しされた大久保氏。その後渡辺氏の指示により、同年の秋季キャンプから指導者生活がスタートしたと語っていた。 今回の投稿を受け、「指導者になりたくてもなれない選手がほとんどなのに、やりたくないっていうのは珍しいな」、「チームが低迷したら選手だけじゃなく首脳陣にも批判がいくから、即決っていうのはなかなか難しかったんだろうな」、「その後楽天の監督まで登りつめるほど指導者として出世するのに、最初は嫌がってたっていうのは意外」、「2008年に西武は日本一になったから、結果的にはコーチ就任は正解だったんじゃない?」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に西武(1984-1997)、ヤクルト(1998)、台湾・嘉南(1999-2001)でプレーした後西武(2004-2013)で監督・コーチを歴任した54歳の渡辺氏と、西武(1985-1992)、巨人(1992-1995)で現役生活を送った後西武(2008,2010)、楽天(2012-2015)で指導者を務めた53歳の大久保氏。両者は1985年から1992年にかけて共に西武でプレー。指導者としては2008、2010年は味方として、2012年から2013年にかけては敵味方に分かれて戦っている。 渡辺氏が監督、デーブ氏が一軍打撃コーチに就任した2008年、西武は4年ぶりのリーグ優勝・日本一を果たしている。歓喜の瞬間を味わえたという意味では、大久保氏がコーチ要請を受けたことは正解だったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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