スポーツ
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スポーツ 2020年06月04日 18時30分
DeNA・倉本のファールボールが同僚に直撃! 「申し訳ないけど笑った」無観客試合ならではの珍事に反響
横浜スタジアムで3日に行われたDeNA対楽天の一戦。この試合中にあったあるシーンが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 話題となったのは、同戦3回裏無死の場面。打席に入っていたDeNA・倉本寿彦が、楽天・涌井秀章が投じた4球目を強振。一塁方向へのファールとなった打球は、本来は客席として使用されている一塁グラウンド上の座席に設置されたDeNA控え選手のベンチへ飛んでいった。 すると、この打球はベンチ前に設置された防球ネットに当たって軌道を変え、ベンチ内に座っていた同僚・桑原将志に直撃。桑原は臀部をさすりながら悶絶して苦笑いを浮かべ、周囲の他選手からの笑いに包まれていた。 同戦はCS放送『TBSチャンネル2』で生中継されていたが、今回のシーンを受けた実況は「ネットがありますけど、ネットの隙間からボールが入ってきたんですかね?」と込み上げる笑いを抑えながら理由を推測。中継で解説を務めたチームOBの佐伯貴弘氏も、「桑原選手はこういうところで、何かちょっと話題を提供してくれますよね」と笑い交じりに語っていた。 今回のシーンを受け、ネット上には「桑原には申し訳ないけど笑った」、「ちょっとヒヤリとしたけど、みんな笑ってるから大丈夫なのかな?」、「倉本も打った瞬間『ヤバい!』って思ってたりして」、「桑原もまさかチームメイトから狙撃されるとは思わなかっただろ」、「普通なら座らない位置でネットもあったのに当たるって、桑原は持ってるのか持っていないのか(笑)」といった反応が多数寄せられている。 「同戦でDeNA控え選手のベンチが設置された場所は、『セブンイレブン エキサイティングシート』という名称で販売されている観客席。本来なら試合中に選手が座ることはない座席ですが、2日から始まった練習試合では通常のベンチ内で人が密集することを防ぐため、特例的に控え選手のみが座るベンチとして使用されています。この点を考えると、今回の一件は無観客試合ならではのハプニングといえるでしょうね」(野球ライター) なお、打球が直撃した桑原は7回の守備から途中出場し、9回にはタイムリーツーベースを放ちチーム唯一の打点を挙げるなど活躍している。試合後に怪我の発表などもされていないことから大事には至らなかったと思われるが、同戦はいろいろな意味で“大当たり”の一日になったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月04日 18時00分
2020年ポストシーズンの主役となる田中将大と大谷翔平
“マー君”と“二刀流”に、追い風が吹き始めた――。 メジャーリーグもペナントレース開催に向け、動き始めた。レイズ、マリナーズなどはキャンプ地の練習施設を解放。7月5日開幕説にも信憑性が増してきたが、日本とは大きく異なる点がある。MLB機構と同選手会が、「ポストシーズン」を確実に行うとしていることだ。「最も盛り上がるのがポストシーズン・マッチだからです。通常シーズンの成績が不振でも、ポストシーズンで活躍すれば年俸アップが必至です」(特派記者) となれば、ヤンキースの田中将大投手(31)は大型契約を勝ち取れることになりそうだ。 そもそも、田中はポストシーズンに強い。昨季。あの“サイン盗み”で敵ナシだったアストロズ相手にも勝利している。それも、サイン盗みが行われていた敵地球場での先発であり、6回無失点の快投で勝利投手になった。 ポストシーズンの通算成績は5勝3敗、防御率1・76。その時の現地報道によれば、〈7試合以上に登板した投手では元ドジャースのS・コーファックス、元ニューヨークジャイアンツのC・マシューソンに次ぐ歴代3位の防御率。田中は7試合のポストシーズン戦に登板しているが、全試合2失点以下〉(米ニューディズなど)と絶賛していた。「元ニューヨークジャイアンツ」で分かったと思うが、コーファックスとマシューソンはとっくに引退した伝説の投手。つまり、田中は現役投手の中で、ポストシーズン最強なのだ。「田中は今オフ、7年の大型契約が満了します。ヤンキースがポストシーズンに進出すれば、昇給の大型契約に結びつくプラス材料とはなるはずです」(同) また、大型契約で、「全米ファンの最大の関心事になる」と言われているのが、エンゼルスの大谷翔平(25)だ。 新労使協定により、大谷は定額年俸での渡米となった。平たく言えば、「25歳以下の海外選手」と契約する場合、定額の規定金額以上はNGで、現年俸は約56万ドル(約6000万円)。しかし、26歳で迎える今オフ、改めて契約を交わすことになる。「二刀流なので、投打2人分の年俸が発生するでしょう」(特派記者) 一昨年の秋に右ひじの手術を受けた大谷だが、コロナ禍の中、投手としての調整を着々と進めている。2ケタ勝利、本塁打20本以上となれば、2人分の年俸論も現実となる。 二刀流をどう解釈すればいいのか、前例や基準はない。大騒ぎとなるのは必至。田中と大谷がMLBマネー報道の主役となるだろう。
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スポーツ 2020年06月04日 17時30分
ガッツマンが燃えてきた! DeNA・桑原、練習試合で連日の躍動
ベイスターズは本拠地・横浜スタジアムで、6月2日から東北楽天ゴールデンイーグルスと連日練習試合を行った。 2日の試合前、ラミレス監督は「今日のスタメンは80%くらい」と、ほぼベストメンバーを揃えたとコメントしたが、相対的に見て変更がありそうなポジションは、1番センター梶谷隆幸と7番キャッチャー戸柱恭孝のあたりとみられた。次戦3日も、1番センターは梶谷が名を連ねていたが、結果は通算6打数ノーヒット、代わって途中出場した神里和毅も同2打数ノーヒットと結果を出すことはできなかった。 そこで猛アピールに成功したのが桑原将志だ。2日は佐野恵太に代わって守備から出場し、9回2点ビハインドの場面、ランナーを一人置いた場面でバッターボックスに入ると、左中間に突き刺さる同点ホームラン。3日もオースティンに代わってライトに入り、昨日と同じくランナーを一人置いた場面の9回に、今度は右中間を破るツーベースヒット。連日の打点も付けて見せた。 これにはラミレス監督も「なかなかチャンスは少なかったが、よくモノにしてくれた。元々ポテンシャルは凄い高い」と2日に評価し、3日にも「スイングが凄く安定している。スタンスを変えて、それでストレートを捉えることができている。逆方向の打球も、しっかり引き付けられているのでパワーが伝えられている」と指揮官らしい眼力で、活躍を認め目を細めた。今後のスタメン起用に関しても「もちろん考えている。外野のあらゆるポジションをこなせるので、ユーティリティプレーヤー的な使い方をしていたが、調子がいいので先発で使うチャンスはある。神里や梶谷もいるので、センターは競争」と、レギュラー再奪取に光が差した。 今季はレギュラー候補として、神里や梶谷が多く起用される傾向にあったが、ここに来ての連日の躍動で一気に競争に食い込んできた桑原将志。持ち前のガッツで、泥臭くレギュラーに食らい付く。 取材・文・写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年06月04日 13時40分
元巨人・笠原氏「まだ症状が出てない人がいるかも」 選手・OBからも反応、巨人坂本・大城のコロナ感染に心配の声相次ぐ
プロ野球・巨人の坂本勇人、大城卓三の両名が3日、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが球団の発表により判明した。 球団によると、5月29日~31日にかけ自主的に実施した抗体検査で、選手・スタッフ計4名に抗体が確認され、その後6月2日に4名にPCR検査を受けさせたところ、坂本・大城が陽性と判定されたとのこと。両名は現在都内の医療機関に入院しているが、体調不良や嗅覚異常などは無く、2週間前までの行動記録を確認しても、夜間の外出などはしていなかったという。 一方、感染症の専門家からは「両名共に感染・回復からかなりの時間が経過しているとみられ、周囲に感染させるリスクは低いと思われる」との判断を受けたとのことで、現在も無症状の両名は今後のPCR検査で陰性が確認でき次第、チームに再合流するとのこと。また、NPB側も今回の一件による練習試合や開幕への影響は無いとの見解を示している。 球界では3月末の阪神3選手(藤浪晋太郎、伊藤隼太、長坂拳弥)以来となる現役選手のコロナ感染を受け、複数の現役・OBもコメント。ソフトバンク・バレンティンは3日、自身の公式ツイッターに「私の友人である坂本や大城が回復して野球に戻ってこられるよう、全てが上手くいくことを願っている」と投稿した。 元巨人・笠原将生氏は4日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。「心配ですけれど、早く治してほしいです」と両名の回復を願うと共に、「巨人の中にはまだ、ウイルスを持ってるけど症状が出てない人がいるかもしれない」と危惧した。 元楽天監督で巨人OBでもある大久保博元(デーブ大久保)氏は、3日に自身の公式ツイッターに投稿。「感染者が出るのがウィルスの怖さです…もっと怖いのがウィルスに感染した人をを責める人間です」(原文ママ)、「どうか勇人、大城の無事を祈って下さい」と両者への配慮を呼びかけた。 今回の一件を受け、ネット上にも「主力の2人が感染してたなんてショック、とにかく早く回復に向かってほしい」、「凄くびっくりしたけど、開幕前のこの時期で良かったと思うしかない」、「2日の練習試合も普通に出てたから、本人たちも『え?俺が?』って気持ちだろうな」、「実現できるかどうかは分からないけど、他球団も開幕までに巨人と同様の検査を行っておいた方がいいのでは?」といった反応が多数寄せられている。 坂本・大城は2日に受けたPCR検査で陰性と判定されたと3日に報じられたが、巨人は「1メートル以内で15分以上会話をした」選手・スタッフ計26人も3日にPCR検査を受けたとのことで、4日には原辰徳監督を始めとした一軍選手・スタッフらも同じく検査を受ける予定としている。多くの人々に衝撃を与えた今回の一件が、これ以上広がりを見せないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバレンティンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/cocobalentien笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ大久保博元氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/DAVEOHKUBO
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スポーツ 2020年06月04日 11時50分
巨人、坂本・大城は早期再合流も可能? コロナ感染で問われる手腕、藤浪の二の舞は防げるか
まもなく、午後1時になろうとしていたころだった。6月3日の対埼玉西武ライオンズ戦の中止が伝えられた。東京ドームにいったん入場していた取材陣は、巨人が指定した球場外に集まり直し、坂本勇人、大城卓三の両選手を含む4人に「新型コロナウイルス感染後の回復を示すIgG抗体が確認された」旨の説明を受けた。 両選手とも、「無症状だった」という。育成を含めた全選手91名と、首脳陣、スタッフなど計218名の希望者に対し、巨人は抗体検査を行っていた。その結果、坂本たちが“感染して、回復していたこと”が分かったのだ。 「巨人スタッフの説明した通り、2人はかなり以前に新型ウイルスに感染し、回復していたそうです。坂本、大城の入院も発表され、詳しい検査を受け直し、『陰性』が確認でき次第、チームに再合流すると。回復して時間も経過しているようなので、2人とも開幕戦には間に合いそう」(スポーツ紙記者) 巨人は一連の新型コロナウイルス禍において、かなり厳しい予防に努めてきたのは本当だ。他球団がOKした「距離をおいての質疑」に関しても自粛を要請し、手洗い・うがい等においても選手にやり直しをさせる厳しさを見せていた。 「坂本、大城は早期再合流もできそう。開幕戦に間に合わないとしても、チームの戦力面には大きな影響は出ないでしょう」(前出・同) 他球団も巨人の徹底した予防対策を知っているからか、今回の迅速な対応に理解を示していた。しかし、こんな声も聞かれた。 「12球団は開幕戦に向け、ペナントレース開催中の感染予防策をまとめたマニュアル作りに奔走しています。もちろん、専門家の監修のもとに進められていますが、マニュアルはあくまでも『予防方法』であって、感染者を出してしまった場合の項目は『無い』に等しい」(球界関係者) 感染者を出してしまった場合、どう対応すればいいのか。その後のペナントレースはどうなるのか…。今回の巨人の発表は、新たな問題提起にもなったようだ。他のスポーツ興行団体も注目しているという。 今さらだが、今春のキャンプ中の出来事が思い出される。 「坂本はインフルエンザで2度、チームを離れています。短期間で2度も感染したのだから、インフルエンザにかかりやすい体質とし、もっと配慮していたら…」(前出・同) 同日、奇しくも、新型ウイルスに感染し、再起を目指す阪神・藤浪晋太郎が二軍での練習試合に登板した。3イニングを投げているが、2イニング目から突如球速を失い、味方捕手やコーチが何度もマウンドに行った。力みすぎて、右胸の筋肉を痛めてしまったそうだ。失った信頼を取り戻そうとし、空回りした結果でもある。 「巨人が希望全員の検査を行ったのは5月29日からの3日間でした。一部からは非難の声も出ています。『全員の検査結果を待ってから、6月2日スタートの練習試合に臨む選択もあったはずだ』と。責任を感じている首脳陣、球団スタッフもいました」(選出・スポーツ紙記者) 坂本は、チームの主将でもある。責任感が強すぎて自身を必要以上に追い込むことがないよう、周囲も配慮しなければならないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年06月04日 11時45分
原監督「抗体を持っている選手いなかった」発言も 巨人、インスタライブでマスク未着用だったことも物議
プロ野球・読売巨人軍の坂本勇人選手と大城卓三選手が新型コロナウイルスに感染していたことが、3日に発表された。 現在、2選手ともに都内の医療機関に入院しているが、体調不良や味覚・嗅覚異常などの症状はないとのこと。巨人が5月29日~31日に実施した抗体検査で選手やスタッフ計4人に抗体が認められ、2日、改めて4人にPCR検査を行ったところ、2選手の陽性が判明したという。 4日には原辰徳監督始め、一軍の首脳陣や選手、スタッフにPCR検査が行われるとのことだが、巨人ファンからは心配の声が上がっているという。 「実は巨人、公式インスタグラムを通じて連日インスタライブを行っていましたが、基本的にほとんどの人がマスクを着けておらず、選手らが密着した状態で撮影。一部からは『マスク着けなくて大丈夫なのか?』といった不安の声も聞かれていましたが、練習中の風景が収められた動画がほとんどだったため、多くのファンがマスク未着用を気にしていませんでした。とは言え、このような状況になったことで、改めてマスク未着用への指摘が上がることとなり、『やっぱマスクって必要なんだな』『マスクで感染防げたかも』『マスクしてなかったから感染者出るのはしょうがないとしか思えない』という声も寄せられています」(スポーツライター) また、1日に行われたインスタライブには、原監督が出演していたが――。 「実は原監督、インスタライブに出演した際、巨人が行った抗体検査の結果について、『誰一人抗体を持ってる人がいなかった』と発言しており、多くのファンが胸をなで下ろし、プロ野球開幕が予定通り進むものと信じていましたが、実際には、4人に抗体が認められていたということで、ファンからは『情報が錯綜してる』『この発言で安心してたのに、原監督も残念だったろうな』という声が上がっています。一部では、行った抗体検査は即日結果が判明するもので全員陰性だったものの、より詳細な判定で4人に陽性が出たとの情報もあり、球団側も慎重に新型コロナウイルス検査を行った結果、無症状感染者を絞り出したという指摘もありました」(同) 2人の新型コロナ感染が、プロ野球開幕に影響しなければいいが――。
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スポーツ 2020年06月04日 11時00分
ロッテ2日連続の引き分けもレアードに一発!「たくさん幕張寿司を握る」
プロ野球練習試合▼3日 ZOZOマリンスタジアム(無観客試合)北海道日本ハム 5-5 千葉ロッテ※規定により引き分け 千葉ロッテは3日、北海道日本ハムとZOZOマリンスタジアムで練習試合を行った。 2日にも行われた同カードは、5対5の引き分けに終わっているが、2戦目は先攻と後攻を入れ換えて行われた。これは、札幌ドームで練習試合が開催されない日本ハムサイドに配慮したものだ。 ロッテは初回、4番のレアードがレフトスタンドに運ぶ2ランで先制。「シーズン中はもちろんだけど、シーズンに入るまでもたくさん幕張寿司を握りたいね。そういう気持ちが乗ったホームランだったかな」と本人は振り返っていたが、レアードらしい一発だった。 1回の裏には、先発の二木康太が、大田泰示に2ランを浴びて追いつかれると、近藤健介にも一発を浴びてしまう。二木は3回を56球、被安打6、失点4と課題を残す結果となってしまった。ロッテは6回にマーティンのタイムリーで1点を返すと、7回に藤岡裕大が「打ったのはストレートです。自分のスイングをすることが出来ましたし、タイミングも取れているのでこのまま続けていきたいです」という逆転2ランをライトスタンドに放つ。 6回には、石崎剛がパーフェクトピッチングを披露し、「状態もすごく良いので、この状態をキープしたいのと、欲を言えばもう少しスピードを出したいのでこれからかなと思います。(久しぶりの対外試合での登板)めちゃくちゃ緊張しました。ボール先行にならなかったですし、自分を苦しめるようなピッチングにならなかったので、スムーズに行けて良かったなと思います」とコメント。 しかし、最終回に永野将司が捕まり、松本剛のタイムリーで同点に。2日連続で同じスコアのまま終了した。このカードは、明日もZOZOマリンスタジアムで開催される。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月03日 18時30分
オリックス・モヤに「首脳陣への造反か?」ファン困惑 代打登場後の“無気力三振”、「昔の落合みたい」との声も
2日に行われたオリックス対ソフトバンクの練習試合。この試合に出場したオリックス・モヤのプレーが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 オリックスの本拠地・京セラドームで行われた同戦。スタメンではなくベンチスタートだったモヤは、9回裏2死の場面で代打として登場。「1-2」と1点ビハインドの状況だったため、一発が出れば同点という場面だった。 しかし、打席に立ったモヤは棒立ちのまま、相手投手・モイネロの投げる球を打つそぶりを見せず。結局、最後までバットを振らないまま5球目で見逃し三振となり、試合もそのままオリックスの敗北となった。 ネット上には「どうしたんだモヤ、全くやる気がないじゃないか」、「なんか不貞腐れてるような雰囲気だな、何か不満でもあるんだろうか」、「首脳陣への造反か?何の意味もなく棒立ちって言うのは考えづらいし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「昔の落合みたいに、バットを振らず球筋だけを見る日って決めてたんじゃないの?」、「落合と同じように、変にバット振ってフォーム崩さないようにしたんじゃないか」といった、元中日監督・落合博満氏と絡めたコメントも散見された。 “首脳陣への不満説”の背景には、現在モヤが置かれている状況があると思われる。昨年6月に中日から金銭トレードで移籍したモヤは64試合で10本塁打をマークする活躍を見せたが、チームは同年オフにジョーンズ、ロドリゲスといった新助っ人打者を補強。外国人枠の兼ね合いを考えると、この両名が健康ならモヤの出場機会は極めて少なくなるのではとの見方は強い。 実際、同戦でもジョーンズが「4番・右翼」、ロドリゲスが「2番・指名打者」で先発した一方でモヤはベンチスタート。序列の低さに不満を募らせたモヤが、首脳陣への抗議としてバットを振らなかったのではと推測するファンは多いようだ。 「落合氏を引き合いに出したコメントが散見されたのには、当時ロッテに所属していた落合氏が1986年に見せた行動が関係していると思われます。同年の落合氏は巨人とのオープン戦に出場した際、『調整不足のまま球を打つとフォームが狂う』との理由で一度もバットを振らないまま試合を終えたことがあります。当時は『落合の考えは分からない』と懐疑的な声もありましたが、落合氏は同年シーズン、2年連続の三冠王を獲得するなど結果を残しこうした声を封じました」(野球ライター) 現時点(3日午後4時半時点)ではモヤの“無気力三振”について、本人や球団から特にコメントは出されていない。プロ野球ファンをざわつかせたプレーの真意は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月03日 18時00分
巨人と阪神が共闘! 「支配下登録40人」コロナ赤字回避
コロナ禍を乗り越えるため、あのGTが共闘! 両伝統球団の巨人と阪神が目指す近未来像とは…。 去る5月22日、日本野球機構(NPB)は、Jリーグと連携するオンライン形式の第8回連絡会議と、12球団代表者会議を開催。同日、発表には至らなかったが、プロ野球全球団は6月19日のペナントレース開催に向け、奔走を続けることを確認した。「この日、開幕戦の日程を発表できるかも、との事前情報もあったんです。代表者会議後、『5月中に』とトーンダウンしましたが、出席者の表情は明るかったです」(スポーツ紙記者) しかし、「その問題はこっちに置いといて」と“棚上げ”にされた話もある。興行収益の大幅ダウンをどうやって取り戻すか、だ。「カネの話は後々、響いてきますよ。旧ベイスターズが球団を手放したことと、東日本大震災は無関係ではありません。12球団がスクラムを組み、きちんと対策を講じておかないと」(同) 現在、「70人まで」とされている支配下選手登録数を「40人に減らす案」があるそうだ。その発信源は不明だが、参稼報酬(チーム総年俸)を減らして急場をしのぐというプランだ。選手会は絶対に認めないだろうが、前回の第7回代表者会議でこんな意見が交わされたという。「来年からしばらくの間、通常143試合のペナントレースを148試合に拡大する提案がされました。リーグ内の各対戦カードを1つずつ増やすんです」(関係者) その牽引役は、巨人と阪神だ。「148試合案」は、雨期の試合中止による終盤戦の日程調整、選手への負担なども考えれば、実現可能な数値だ。しかし、“GT共闘”に戸惑う他球団出席者は少なくなかった。「6月19日の開幕を目指すという強い言葉が、巨人、阪神の双方から出て、他のセ4球団もそれに追随していきました」(同) GTの意見合致に他球団が驚いたのは、両球団が他の議案で激しくぶつかっていたからだ。 その話は、3月9日にさかのぼる。「実行委員会で、現役ドラフトについて協議されました。阪神は導入に賛成の立場を表明し、巨人は反対。『戦力の均衡化』の解釈を巡り、一方が机を叩く場面もあり、育成選手を育てる可否まで話が及び…」(同) もっとも、両伝統球団が早期の開幕戦を強く言わなければ、12球団はスクラムを組めなかっただろう。 支配下登録を40人に減らす案は消えていない。今後、両球団が非難覚悟で議論に加えるのではと予想する声も聞かれた。 球界の未来のためにはGT共闘が不可避か。
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スポーツ 2020年06月03日 17時00分
元巨人・上原氏、大学卒業後はMLB入りの予定だった? 現地スカウトのキツイ“忠告”で断念か、口説いてきた球団名も明かす
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が、2日に自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身のプロ入り前の裏話を語った。 1998年ドラフトで逆指名でのドラフト1位として巨人に入団した上原氏。本動画では自身の大学時代をテーマに、プロのスカウトが上原氏に注目するようになったきっかけやプロの世界に行きたいと思った理由などについて語ったが、その中でドラフト前にMLB球団との接触があったことを明かした。 上原氏によると、自身が大学4年生だった1998年夏にあるMLB球団から誘いを受け、同球団の試合を現地観戦したり球団上層部と会ったりしたとのこと。上原氏はその球団から「『ちょっと観に来いよ』ぐらいで軽かった(感じ)」で誘いを受けたのだという。 続けて、上原氏はその球団を含め3、4のMLB球団からも同様の誘いがあったことを告白。また、そのうちの1つが同年に創設されたダイヤモンドバックスだったことや、「『新球団ができたからその顔に』みたいな感じで入ってくれと言われた」という同球団の誘い文句も明かしていた。 こうした誘いを受けたこともあり、当時は「90%以上はMLBに行こうと思っていた」ほど気持ちが固まっていたという上原氏。ただ、そこからドラフトまでの期間にあるMLBスカウトから「100%の自信がないならアメリカでは通用しねえ!来るな!」と言われたという。 この言葉を受けた上原氏は、「『100%の自信って言われたらなあ…』って(気持ちに)なって、言葉の壁や医療関係、住むところとだんだん(自信の)パーセンテージが下がっていった」とのこと。そのため、NPBのプロ志望届の提出期限前日にNPB入りすることを決断したという。 「(スカウトの言葉は)本当に『そうだな』と思った。そんなに甘い世界ではないし、ましてや日本人選手がそんなに(MLBに)行ってない時代だったので」という上原氏。「その(MLBに行かない)選択は僕の中で間違ってたとは思っていない」と断言していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「MLB球団が複数接触していたっていうのは初めて知った」、「実力だけなら通用したかもしれないけど、環境の違いなどに対応できたかは分からないしNPBでプレーして正解だったと思う」、「MLBに直接行ってたら一体どんな現役生活になってたんだろうな」、「上原はNPB1年目にいきなり20勝したから、MLB直行でも2ケタ前後は勝てたんじゃないか?」といった反応が多数寄せられている。 今でこそダルビッシュ有(カブス)、田中将大(ヤンキース)、大谷翔平(エンゼルス)など、複数の日本人メジャーリーガーが活躍しているMLB。ただ、上原氏がMLB行きを断念した1998年当時、日本人選手がMLBに移籍した例はまだ7例しかなかった。 上原氏はプロ入り後巨人のエースとして活躍した後、2008年オフに海外FA権を行使しオリオールズに移籍している。一度は諦めたMLB入りを10年越しにかなえた形となったが、上原氏は「巨人で10年間やったら今の自分がある。『直接行ってれば良かったかなあ』というような思いはあまりない」とも語っていた。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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