社会
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社会 2020年04月18日 20時00分
赤江アナのコロナ公表で大パニックに陥りそうなTBSラジオ
TBSラジオは18日、「赤江珠緒 たまむすび」のパーソナリティーを務めるフリーアナウンサーの赤江珠緒アナ(45)がPCR検査の結果、新型コロナウィルス陽性が判明したと発表したことを発表した。 赤江アナは13日からスタジオ出演を見合わせ、電話出演。16日、番組にコメントを寄せ、テレビ朝日系「報道ステーション」のスタッフである40代の夫が新型コロナウイルスに感染したことを報告していた。 本人からの連絡を受けて、同局が公式サイトで発表。それによると、赤江アナは陽性で娘は陰性。赤江アナは4月15日に発症し、今のところ自宅で療養中。念のため11日以降は家族揃って社会活動を一切止めていたというが、「回復してラジオに復帰しましたら、私どもの体験をお話できたらと思っております」とした。「同局は、『(赤江アナが)最後に来社したのは4月9日で、番組の共演者、および制作スタッフに濃厚接触該当者はいないと認識しております』としているが、番組の共演者やスタッフからしたらたまったものではないだろう。おそらく、全館をロックダウンして消毒作業が行われることになるのでは」(芸能記者) 各放送局でもコロナが猛威をふるいはじめたようだ。
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社会 2020年04月18日 19時00分
ニューヨークの川で見つかった日本人男性の遺体、帰国を急いでいた被害者が恐れたものとは【未解決事件ファイル】
2014年8月21日、アメリカ・ニューヨークのハドソン川で、日本人男性の遺体が発見された。遺体で発見されたのは、現地でシェフをしていた53歳のAさん。Aさんは真面目な性格で、特にトラブルはなかったと彼の知人は話したが、遺体となって発見される3日前から行方が分からなくなっていた。一体、彼に何が起きたのだろうか。 遺体が発見されたのは午後7時過ぎ。ハドソン川付近を散歩していた現地住民が川に浮かぶAさんを発見した。すぐに警察が駆け付けたものの、既にAさんは亡くなっていたという。発見時、Aさんは上半身が裸で靴も身に付けていなかった。警察の調べによると、遺体には銃で撃たれたような跡が複数あったそうだ。事件を担当するニューヨーク市警は殺人事件と見て、捜査を開始。さらに2000ドルの懸賞金をかけて情報提供を呼び掛けた。 しかし、その後のニューヨーク市警は「銃で撃たれたとの認識だったが、不明な点も浮上したことから、殺人事件かどうかを含め慎重に死因を捜査している」との見方を発表。続報はないため、結局、殺人事件であったのかどうかも分かっていない。 遺体となって発見されたAさんはどのような人物だったのか。Aさんは十数年前からニューヨークで妻と一緒に暮らしており、7年前に妻と別れてからは一人で生活していたという。仕事は日本料理店でのシェフ。同僚によると、勤務態度はいたって真面目で、トラブルを抱えていた様子もなかったそうだ。 しかし、最後の出勤となった8月18日のAさんの様子は違った。職場のオーナーによると、Aさんは不安そうな顔をしており、「友人の都合で日本に帰らなきゃいけない」と話していたという。19日には帰国する予定だった。 遺体が発見されたニューヨーク・マンハッタンは観光客で賑わう場所として有名で、アメリカの中では比較的治安が良い。行きずりの強盗犯に襲われた可能性も考えられるが、上半身裸で靴も盗られていた理由が気になる。 2018年10月には、サウジアラビア出身の姉妹がハドソン川で遺体となって見つかった事件もあった。手足と口が粘着テープで巻かれていた状態だったという(その後ニューヨーク市警が自殺と断定)。Aさんの事件との関連は確認されていないが、ニューヨーク在住の外国人が狙われる事件は他にも存在する。Aさんはアメリカで何らかのトラブルに巻き込まれ、逃げるために帰国を決めたのだろうか?
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社会 2020年04月18日 18時00分
釣れた魚と旨い酒!日本全国釣り行脚 沖縄県石垣島・登野城漁港産 オグロトラギス
石垣島=約5万。 沖縄本島=約130万。(うち那覇市が約78万) この連載にしては珍しく、いきなり統計的な数字の提示から始めてみました。 実はコレ、沖縄県内の人口分布の比較。単純にこれだけ差があるのですから、当然、釣り場を訪れる人の数もケタ違いです。同県内ではありますが、本島の釣り場では場荒れ(釣り人過多による魚の減少)が進んでおり、特に市街地の海辺では“誰でも、簡単に、美味しい魚が数釣れる”というのは難しくなっています。 それに対し、石垣島の漁港で竿を出した前回のお話では、のんびりと午後から竿を出してサクッと美味魚(オジサン)を確保できました。離島である沖縄ですらこうなのですから、東京、名古屋、大阪、福岡といった大都市近郊の釣り場は言わずもがな。特に大都市近郊の人気釣り場ともなれば、これから暖かくなるにつれて陽気のよい休日は大いに混雑しますからなぁ。★テキトー釣りで天ダネ連発! 余談が長くなりましたが、前回の続きからお話を始めます。 いきなりのオジサン確保に気をよくし、エサを付け直した仕掛けをサザンゲートブリッジ下の水路に投げ入れます。「さすがは石垣島!」 そう唸りたくなるほど即座に「ククンッ!」とアタリが出ました。願ってもない展開にご機嫌で巻き上げると、オグロトラギスがハリをくわえておりました。沖縄ではよく目にする小魚であり、オジサン以上に雑魚感の強い外道です。とはいえ、この反応の早さは場荒れが進行していない証左であり、喜ぶべきことです。 一般的にあまり知られていませんが、トラギスの類いは天ぷらにすると非常に美味。ここで釣れたオグロトラギスは型もよく、丸々と肥えておりますから、当然のようにクーラーボックスへ直行です。 その後も投入のたびに反応があり、オグロトラギスの他にアカテンモチノウオなどが飽きずに掛かります。 それほど苦労することもなく、のんびりと打ち返しを続けただけで、晩の肴には十分の量を確保。ガツガツと深追いすることなく、鼻歌まじりで竿を納めました。 タマン(ハマフエフキ)やガーラ(大型のヒラアジ類)といった華やかな大物を仕留めたわけではありませんが、市街中心部に至近の水辺からチョイと竿を出してサクッと美味しい魚が釣れるのですから、実にありがたい環境であります。これだから離島釣行は楽しいのよね〜★衣厚めゆえに中はジューシー このオグロトラギス、珊瑚礁内の砂地や港内などでよく掛かり、沖縄では“なじみ深い定番外道”といった存在です。 白地に黒い破線が縦横に並ぶという、南方系としてはやや大人し目な色合いですが、そのルックスはけっこう個性的。ただ、前回釣れたオジサンを含めて赤や青といった色味の強い魚種が多い土地ですから、その点では少々地味かもしれません。 こういった派手な魚が少ない関東以北では、熱帯系の魚の食味に対して強い先入観があることは否定できません。しかし、前回食したオジサンも含めて、旨い魚が実は多いんですね。「人も魚も、見た目で判断してはイカン!」 フリーで入った店で、あてがわれた相手のビジュアルにガッカリ…であっても、プレイが始まったらメロメロにされてしまう。こんな例えをすれば分かりやすいでしょうか。 ということで、手際よく確保したオグロトラギスは、定番レシピともいえる天ぷらにしていただくことにします。とは言っても、よくある江戸前風で調理してしまうのは野暮。せっかく石垣島産ですから、ご当地風の調理法でいただくことにします。 味の評価をする前に簡単に説明を。 沖縄の天ぷらは、味が付いた衣を厚めに付けて揚げるのが特徴です。ただ、作り慣れていないために、必要以上に衣を厚くしてしまい、出来上がりの見た目が“チ〇ポのフリッター”みたいになってしまいました。身につまされて食欲が湧きません…。 でも、意を決してガブリ。衣が厚いせいか身が蒸されたような食感です。揚げ物ならではのホクホク感よりも、ジューシー&プリプリで白身の濃い旨さが感じられます。 そして、フルーティーな香りの強い『石垣島地ビール ヴァイツェン』との相性が、また抜群! スナック感覚でアッという間に完食してしまいました。「もっと欲張って釣ってもよかったかな…」 想像以上に激ウマな天ぷらを楽しみ、南方魚の奥深さをあらためて実感致しました。***************************************三橋雅彦(みつはしまさひこ)子供の頃から釣り好きで“釣り一筋”の青春時代をすごす。当然の如く魚関係の仕事に就き、海釣り専門誌の常連筆者も務めたほどの釣りisマイライフな人。好色。
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社会 2020年04月18日 06時00分
拘置所の同部屋男性に暴行を加えた男が再逮捕 理由はトイレマナーの注意
職場や学校、家庭など、トイレの使い方でイライラさせられた経験は誰にでもあるだろう。拘置所で共同生活を送る被疑者たちも例外ではないようだ。 海外ニュースサイト『Miami Herald』と『ClickOrland.com』は、アメリカ・フロリダ州内の拘置所に収監中の男が、トイレの使い方を注意されたことに腹を立て、同部屋の男性に暴行を加えて再逮捕されたと4月13日までに報じた。 記事によると、53歳の男は別件の暴行罪で逮捕され、4月3日に拘置所に入れられたという。拘置所の部屋は2人1部屋に2段ベットが置かれ、仕切りのないトイレが備え付けられていたという。この狭い空間に、男は63歳の男性と相部屋だったそうだ。4月6日早朝、男は強烈な臭いのおならをしたという。数分後、男は部屋に備え付けられているトイレで排便。またも強烈な臭いが2段ベットの下にいた男性を襲ったという。 男性は臭いに耐えかねて、男に対し「臭いがしないようにトイレの水を流しながら用を足してくれないか」と話しかけたそうだ。注意されたと思った男は激高。男性に殴る蹴るの暴行を加え、男性の首をつかんで、投げ飛ばしたという。騒ぎを聞きつけた係の者が男を制止。男性は病院に運ばれたが命に別状はなく、鼻の骨と肋骨を3本折る怪我を負ったという。 男は暴行罪で再逮捕され、警察の取り調べで「臭いを発したことで男性が襲いかかってきた。自分を守るためにやったことだ」と正当防衛を主張しているという。なお、今後2人は同じ部屋になることはないそうだ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「同部屋の男性がかわいそう。朝からおならを嗅がされたうえ、ボコボコにされるなんて」「おなら臭を漂わせた方が殴られるべきでは?逆ギレだ。許せない」「男性はまさに踏んだり蹴ったり状態」「男は常識がないから逮捕されている。トイレマナーなんて守れるわけない」「たかがおなら。お互い様だし、いちいち騒ぎ立てないで我慢すれば、男性も殴られずに済んだ」など様々な声が挙がった。 ほかにも海外には、おならの臭いで暴行事件に発展したケースがある。 海外ニュースサイト『New York Post』および『Desital Wise』は、アメリカ・テキサス州に住む男が、おならの臭いを指摘されて逆上。彼女に暴行を加えて逮捕されたと1月9日までに報じた。 記事によると、41歳の男とその彼女は1月5日、友人宅のパーティーに呼ばれたという。2人は友人宅のソファーでくつろいでいた時、男は突然おならをしたそうだ。彼女は「臭い!ひどい臭い」と男性に不満を訴えたところ、男は怒り狂ったという。彼女の髪をつかんで地面に引きずり回し、彼女の背後から腕を回して首を絞め上げた。 彼女の叫び声が聞こえた友人は、隣の部屋から駆け付けて止めに入ったという。友人は彼女の車のキーを取りに一旦部屋を出たそうだ。男は再度、彼女に怒鳴り散らしながら、彼女の頭をつかんで壁に打ち付けたという。戻った友人は2人を引き離し、警察に通報。女性は大事に至らなかったようだか、女性の首回りと額は赤く腫れていたため、警察は女性に対する暴行罪で男を現行犯逮捕したという。 おならやトイレマナーを指摘されたくらいで、その相手に暴行を加えるなど許されるものではない。これらは人間のごく自然な生理現象であって我慢する必要はないが、周囲の人に対する気遣いは必要であろう。記事内の引用についてFlorida man accused of beating cellmate who asked for a ‘courtesy flush’ to help with smell(Click Orlandより)https://www.clickorlando.com/news/2020/04/13/florida-man-accused-of-beating-cellmate-who-asked-for-a-courtesy-flush-to-help-with-smell/An inmate passed gas, a cellmate complained — and then there was a stomping, police say (Miami heraldより)https://www.miamiherald.com/news/local/community/florida-keys/article241827376.htmlTexas Man Brutally Assaulted His Girlfriend After She Complained About His Stinky (Digitalwiseより)https://thedigitalwise.com/2020/01/09/texas-man-brutally-assaulted-his-girlfriend-after-she-complained-about-his-stinky-fart/Texas man assaults girlfriend who complained about his ‘horrible’ fart: cops (New York Postより)https://nypost.com/2020/01/07/texas-man-assaults-girlfriend-who-complained-about-his-horrible-fart-cops/
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社会 2020年04月18日 06時00分
安倍首相の責任にもなりかねない河井議員夫妻の“買収疑惑”
昨年7月の参院選選挙を巡り、河井克行前法相と妻の案里参院議員の進退に注目が集まっている。4月2日までに広島県安芸太田町の小坂真治町長が、河井前法相から参院選公示前に現金20万円を受け取っていたことを明らかにした。さらに、広島県内の複数の首長や議員が、現金授受で続々と広島地検の事情聴取を受けている。「広島地検は3月、河井夫妻が徹底抗戦で守ろうとした携帯電話を押収した。そこには、驚くべきことに河井夫妻がカネを配った相手や金額などを示唆するリストが残されていた。20人くらいの地方議員や首長の名前が出てきているようです」(全国紙遊軍記者) 事情に詳しい広島の地方議員が明かす。「参院選挙前に克行氏や案里氏から会食に誘われた首長や有力議員は多数いた。会食後に河井夫婦が現ナマ入りの封筒を差し出して『よろしくお願いします』などと言ったそうです」 地元紙の『中国新聞』によると、参院選当時に現職だった県議64人と広島市議54人の全118人に、河井夫妻が現金を持参してきたかどうかを取材したところ、何と12人が認めたという。その中の1人が冒頭の安芸太田町の小坂町長だ。「金額は10万円から50万円とまちまち。河井前法相と案里参院議員が直接渡したというから、実に大胆というほかありません」(同・記者) 元検察関係者が言う。「カネを渡した趣旨は表向き、県議会選挙の当選祝いなどということだが、渡した時期は案里氏が参院選に出馬表明した後。選挙の票の取りまとめを依頼した買収の疑いが強く、2人ともアウトになる可能性が濃厚です」 さらに、安倍政権を揺さぶっているは、案里陣営に自民党本部から選挙資金として他の候補の10倍に相当する約1億5000万円が投入された点だ。「当時、選挙応援に出向いていた安倍事務所の秘書らが何らかの形で買収に関わっていたら、安倍首相にも責任問題が及ぶ」(同・関係者) 安倍首相は「前門のコロナ」、「後門の案里」といったところか。
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社会 2020年04月17日 22時00分
「大阪VS和歌山」のIR誘致合戦…自民党・二階幹事長が裏で暗躍?
IR(カジノを含む統合型リゾート)誘致に名乗りを上げている和歌山県が、IR運営事業者の公募を開始した。2021年7月が国への認定申請期間の期限であることを見据えた上での措置だが、それにはIR誘致で先行する大阪府・大阪市への対抗意識がある。 IRは、全国で最大3カ所の開業が予定され、北海道、横浜、大阪、長崎の4カ所が名乗りを上げている。「現状は大阪維新の会と府・市が、一丸となってIR誘致に取り組む大阪がリード。誘致はほぼ決定的とみられ、事業者決定の段階にまで入っています」(全国紙記者)「大阪湾内は1つで十分」(ある大阪市議)という見方が主流で、和歌山との併存には懐疑的だ。 これに対し和歌山は、海に面した商業施設「和歌山マリーナシティ」の一角を予定地として、自然の中での海浜リゾートとしてのIRを打ち出し、大阪との併存は可能と主張する。「マリーナシティは関西空港から近い。さらにコロナウイルス感染の対応に見られた、和歌山県の危機管理の手際のよさもアピール材料です」(県政記者) それでも維新がリードし、2025年の万博開催とセットで進める大阪の優位は動かない…はずだったが、状況が変わってきた。コロナウイルス感染拡大と、並行して進める万博開催との兼ね合いに追われ、大阪のIR誘致が後手に回り出したからだ。「和歌山にしてみれば大チャンス。『万博開催までの開業』を前面に押し出して巻き返しを図っています」(同・記者) さらに和歌山の背後には、和歌山を地盤とする自民党の二階俊博幹事長の存在がある。「和歌山出身、関西のドンとしてのプライド、大阪維新の会の頭を抑えたい二階さんの思惑が一致した、ということでしょう」(政治ライター) 大阪維新の会は首相官邸と関係が近しい。二階幹事長と大阪維新の対立は、そのまま二階VS首相官邸となり、代理戦争の意味合いが強くなる。事によっては、自民党総裁選の行方にも影響を与えかねない。 大阪VS和歌山のIR誘致合戦の行方に要注目だ。
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社会 2020年04月17日 20時00分
世界で死者5000万人「スペイン風邪」と新型コロナウイルス
「新型コロナウイルスに国境はありません。誰でも平等に感染する。だから海外の状況が重要です。海外での流行はどこまで広がっているのか、彼らはどうやって防衛しているのかを知らなければなりません。パンデミックになると、世界中の国々の奥地まで新型コロナウイルスは入り込む。スペインインフルエンザ(1918年)は交通網が未発達だったせいか、世界中の小国まで達するのに2年近くかかりました。僻地だからといって、パンデミックの影響を受けないことはなく、必ず流行する。しかも遅れた分、ウイルスの毒性は強くなっているのです」“インフルエンザの達人”と言われる元小樽保健所所長で医師&作家の外岡立人氏はそう語る。さらに外岡氏は新型コロナウイルスを「まさに第2のスペイン風邪」と評するのだ。「当時はまだワクチンなんてありませんでした。スペイン風邪は細菌の一種によって引き起こされるのだろうと考えられていた。当時、小樽で発行されていた新聞を読むと、スペイン風邪で人が亡くなると、旗を立てた馬そりが町を走るんですよ。遺体に近づくと、危ないから外に出るなということです」(外岡氏) 現在の世界状況を見ると、まさに死屍累々。3月29日に新型コロナ肺炎で亡くなった志村けんさん(享年70)の場合、すぐに荼毘に付された。遺体から感染する恐れがあるからだ。「スペイン風邪が流行した当時は病院が少なくて、家で亡くなる人が多かった。日本にウイルスが侵入して1年以上も経ってから、当時の北方領土での状況が特派員から報告されている。多くの小さな漁村で一家全員が並ぶようにして死んでいる光景がたくさんあったそうです」(外岡氏) 日本でスペイン風邪が最初に確認されたのは1918年、台湾に巡業した大相撲の力士団のうち3力士が肺炎などによって死亡したことがきっかけとなっている。同年5月になると、横須賀軍港に停泊中の軍艦に患者が発生し、横須賀市内、横浜市へと広まった。当時、日本の報道ではスペイン風邪は『流行性感冒』と呼ばれていた。 そして、日本に於けるスペイン風邪の流行は「前流行」と「後流行」の2波に別れるという。 大正11年(1922年)に内務省衛生局より発行された『流行性感冒』には、スペイン風邪による患者数が報告されている。それによると、1918年8月から1919年7月までの第1回目の流行では、患者数2116万8398名、死亡者数25万7363名、対患者死亡率1・22%。 1919年8月から1920年7月までの第2回目の流行では、患者数241万2097名、死亡者数12万7666名、対患者死亡率5・29%となっている。1918年12月31日の日本の総人口は5666万7328名(日本帝国人口静態統計1919年)だから第1回目の流行では、全国民の37・3%がスペイン風邪に罹患したことになる。 第2回目の対患者死亡率が第1回目と比べると大幅に大きくなっている点について『流行性感冒』では次のように分析している。〈患者数は前流行に比シ約其の10分の1にすぎざるも其の病性は遙に猛烈にして患者に対する死亡率非常に高く3、4月の如きは10%以上に上り全流行を通じて平均5・29%にして前回の約4倍半に当たれり〉〈流行の当初に於ては患者多発するも死亡率少なく即ち概して病性良なるも、流行の週末に近づき又は次回の流行に於ては患者数少なきも死亡率著しく多く、之を箇々の患者に関し観察するも肺炎等の危険なる合併症は後期に於て之をきすもの多きが如し〉 当時の人口は約5667万人。総務省統計局によると、今年3月1日現在の人口は1億2595万人だから、単純比較すると、およそ80万人が亡くなったことに相当する。 世界でスペイン風邪の感染者は5億人、死者5000万人と推計されている。外岡氏が冒頭で指摘しているように、時間の経過とともにウイルスが変異して毒性が強くなり、悲惨な結果を招いているのだ。「新型コロナも中国・武漢で発生したウイルスと、欧米で爆発感染したものとは変異していると見られている」(テレビ局報道記者) 外岡氏が続ける。「ウイルスとの戦いにはアルコールや次亜塩素酸系の消毒薬だけが効く。他に回復者血清、抗インフル薬、抗HIV薬、抗マラリア薬など、他の疾患の特効薬の中にも治療効果がある薬がある。ウイルスは人の細胞内に入って、そこにある遺伝子を間借りして増える。人の細胞に出くわさない限りウイルスは死滅します。新型コロナの病原体ウイルスは、細胞外で勝手に長生きはできない。間違いなく、北半球の大流行はこの盛夏までに収束するでしょう」 中国の習近平国家主席は「新型コロナウイルスは基本的に抑え込んだ」と宣言。1月23日から実施していた武漢市の封鎖措置を解除し、鉄道や高速道路、空港(国内便)が再開した。 しかし、無症状の感染者が多数おり、人の移動が正常化するにつれ再流行の不安は残る。外岡氏も再流行の可能性を否定しない。「新型コロナがスペインインフル並みの感染症だとすると、全世界的に見ても、終息、再流行を繰り返して、徐々に鎮静化に向かうと思います。来年の東京五輪の開催は微妙ですね」
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社会 2020年04月17日 19時00分
駐車場に停めた車からマスクが盗まれる 遂に発生した「マスク泥棒」に驚きの声
マスクが品薄状態になる中、愛知県名古屋市中区のマンション駐車場で、ついに停車してあった車からマスク20枚が盗まれる事件が発生した。 事件が発生したのは名古屋市中区。14日夜から15日朝にかけ、マンションの駐車場に止められていた車の中に保管されていたマスク20枚を、何者かが窓ガラスを破壊し盗んだ。警察によると、被害を受けた女性は14日午後7時に帰宅し、15日朝の出勤時に被害を発見したそうで、この間に盗まれたものと見られている。17日現在、犯人は逮捕されていない。 警察によると、事件の発生した名古屋市中区付近で同様の犯罪は発生していないが、マスクが品薄状態になっているだけに、同様の犯罪が起こる可能性があるとして、マスクの保管場所を変えるなど厳重な管理を呼びかけている。 マスクが品薄になる中で遂に発生した「マスク泥棒」に、ネットユーザーからは「マスクは今や貴重品。お金同様、人目に触れない所に管理すべき」「コロナ騒動で人間がおかしくなっている。ともかく、マスクもお金と考えるしかない」「マスクなんて1月くらいには60枚入りで700円程度だった。こんなことになるなんて信じられない」「世の中がおかしくなっている」と驚きの声が上がった。 マスクについては、品薄状態になった2月から3月上旬にかけ、フリーマーケットアプリなどで高額転売を行うネットユーザーが続出。これを受けた政府は、3月15日にマスクの転売を禁止する政令を出し、違反者には一年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金、又はその双方が科されることになった。 これにより、フリーマーケットアプリからマスクが消えることになったが、それでも品薄状態は相変わらず。そんな状況下で「マスク泥棒」が現れたことは、驚きだ。犯人の目的は不明だが、事業者の犯行や海外転売の可能性も指摘されている今回の事件。一刻も早い逮捕を願いたい。参考資料 経済産業省ウェブサイトマスク転売規制についてのQ&Ahttps://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/tenbaikisei_qa.pdf
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社会 2020年04月17日 17時45分
お店での“公約”を果たすかが注目されるセクキャバ議員
立憲民主党は15日、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の発令後に、東京・歌舞伎町の「セクシーキャバクラ」で遊興していたことを複数のメディアで報じられた高井崇志衆院議員(50)を除籍(除名)処分とした。 政府が7日に東京など7都府県を対象地域として、緊急事態宣言を出した直後。それ以前から「不要不急」の外出自粛が求められている中の醜聞とあって、枝野幸男代表は「議員辞職に値する」と激怒したのだ。「もともと、高井議員は2月28日の国会では感染拡大が深刻化する中、連日会食を続けていた安倍晋三首相を厳しく批判。にもかかわらず、悪びれることなく、飲食店での集団感染が確認されている歌舞伎町での“濃厚接触”が発覚。除籍どころか、議員辞職を求められてもおかしくないだろう」(永田町関係者) 高井議員は17日にツイッターを更新し報道について謝罪。そのうえで、「今後の出処進退については、これまで私を支えて下さった皆さまともよく相談の上、最後は私自身で決めたいと思います」と議員辞職を示唆したが、気になるのは接客した嬢との“公約”を守るかどうかだという。「『週刊文春』(文芸春秋)によると、高井議員はお気に入りの子に延長を繰り返したうえ、『お店が休業したら、秘書にしてあげる』、『君にお金をつぎこむ』と“公約”したのだとか。この報道が関係あるかどうかは分からないが、店は今月11日から休業中。嬢とはつながっているはずだから、“公約”を果たすかどうかが注目される」(週刊誌記者) 店の嬢は別として、少なくとも、もう有権者からの支持は得られないだろう。
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社会 2020年04月17日 12時30分
外出自粛で広がるリモート飲み会、「弊害」訴える声も増加 “ダラダラ飲み”には解決策の提案も
新型コロナウイルス感染拡大により要請されている外出自粛。緊急事態宣言が全国に拡大したことにより、この先さらに自宅で過ごす時間が増えてくるが、そんな中、現在若者を中心に流行しているのが、オンラインで繋がってお酒を飲み合う「リモート飲み会」。ツールによっては、メイクをしているようなフィルターを掛けることもでき、オンライン飲み会前にお風呂に入ってしまえば酔ったあとにそのまま寝ることもできるということで、昼はリモートワーク、夜はリモート飲み会を連日続けるという人も増えてきているという。 そんな中、実は一部からリモート飲み会の“弊害”も聞かれているという。その一つが、終電やお店の閉店時間がないため、いつまでも飲み続けてしまうということ。普通の飲み会の場合、どんなに楽しい時間でも終電などで飲み会を終わりにせざるを得ないものの、リモート飲み会の場合いつまでも続けてしまい、飲みながらいつの間にか寝てしまう“寝オチ”もしばしば。さらに、飲む時間が長くなったことと比例し、自然と酒量も増えてしまう。 また、リモート飲み会が続くことで、自宅にあるお酒やつまみの消費スペースが早まり、外出自粛しているにも関わらず、頻繁にスーパーに行かなければならないケースも。逆に、親しくない人からの誘いや、あまり乗り気でない場合、普通の飲み会ならば「予定がある」と断れるものの、外出自粛で予定がないのは明らかなため、断りにくいという現状もある。 しかし、ネット上からは、リモート飲み会を幾度となく重ねてきたネットユーザーからのこのような弊害への解決法も寄せられており、それによると、普段使っている電車の終電時間を調べておき、リモート飲み会が始まる前にあらかじめ終電前までに飲むことを決めておくと、ダラダラ飲んだり酒量が極端に増えてしまうということがないとのこと。さらに、お酒は買い物に行った時に余裕を持って買ったり通販を利用したり、乗り気ではない誘いには「別のリモート飲み会の予定が入ってる」と言ったり、家族と過ごしていると伝えたりするなどが効果的という声が上がっていた。 友人と飲みに行けないストレスも解消することのできるリモート飲み会。弊害はあるにしろ、今後ますます広がりそうだ。
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社会
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 財務省のホンネはどこに
2015年09月22日 14時00分
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達人政治家の処世の極意 第十七回「川島正次郎」
2015年09月21日 14時00分
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年金5兆円消滅! 中国経済崩壊でさらに溢れる下流老人たち(1)
2015年09月19日 14時00分
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安倍政権てんぷく 菅官房長官と橋下大阪市長に謀反の動き(2)
2015年09月18日 14時00分
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約1500万円使い込んだ女帝「文理佐藤学園」学園長の悪評
2015年09月18日 10時00分
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安倍政権てんぷく 菅官房長官と橋下大阪市長に謀反の動き(1)
2015年09月17日 14時00分
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白紙撤回でも再び大成建設で決定!? アングラ情報飛び交う新国立競技場
2015年09月17日 10時00分
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世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第141回 亡国の農協改革
2015年09月16日 14時00分
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フォルクスワーゲンとの“離婚”もつかの間 スズキに忍び寄るM&Aの影
2015年09月16日 10時00分
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森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 なぜ維新は分裂したのか
2015年09月15日 14時00分
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東芝問題で日本郵政次期社長に浮上する元“影の首相”
2015年09月15日 10時00分
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墓石代はどうやって決まるの?
2015年09月14日 13時16分
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達人政治家の処世の極意 第十六回「大平正芳」
2015年09月12日 16時00分
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金正恩亡命か 北朝鮮で起きている軍部蹶起の暗殺クーデター
2015年09月11日 16時00分
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維新の党分裂 橋下・松井「新党」で悲願の安倍自民合流(3)
2015年09月11日 10時00分
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メッキ案も浮上“100歳「銀杯制度」はムダ”に賛否両論
2015年09月10日 16時00分
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維新の党分裂 橋下・松井「新党」で悲願の安倍自民合流(2)
2015年09月10日 10時00分
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またか! チューハイ・ワインも標的 庶民泣かせの酒税見直し大改悪浮上
2015年09月09日 16時00分
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社会
維新の党分裂 橋下・松井「新党」で悲願の安倍自民合流(1)
2015年09月09日 10時00分