社会
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社会 2019年12月03日 06時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第347回 道徳的に正しい経済
財政関連の「英語」は、実に興味深い。例えば、国債償還の「償還(返済)」が「redemption」。これは、償いという意味を持つ。国債の償還は「国債発行という罪を贖う」という意味になるのだろうか。 もちろん、国債発行は別に罪ではない。特に、自国通貨建て国債の発行は、単なる「政府貨幣発行」である。少なくとも現代の管理通貨制度の下では、政府が貨幣を発行しないと経済が成り立たない。 また、いわゆる万年筆マネー(最近はキーストロークマネーと呼ぶが)を発行する信用創造は「money creation」。「The creation」は、「創成」「天地創造」である。緊縮財政の英訳である「austerity」は、一般には厳格、禁欲といった意味もある。 いかがだろうか。財政関連の英語は、宗教色、あるいは道徳色が強いのだ。つまりは、現象の説明ではなく、善悪の表現になっているのである。 反・緊縮財政は、反・禁欲。禁欲の逆は、強欲になる。強欲といえば、キリスト教の「七つの大罪」の一つだ。 改めて日本語を見ると、償還は「償い、還す」であるため、宗教色・道徳色が入っている。「償還」という言葉は、「redemption」の訳として実に適切だ。 緊縮は、「きつく締め、縮ませる」であるため、これは単なる現象の説明であり、宗教色や道徳色はない。が、英語の場合は「強欲の逆(禁欲)」というわけで、善悪の概念が入っている。 さすがに「強欲は善」という主張に賛同する人は、表向きは少ないだろう。 となると、強欲を戒める「austerity(緊縮財政)」は、道徳的に正しいことになってしまう。 緊縮財政は政策でも、理屈でもなく、イデオロギー(主義)なのだ。イデオロギーとは、人間の思考や行動を左右する、根本的な思考体系になる。理屈でも現実でもなく、「正しいから、正しい」というのがイデオロギーの特徴だ。 もちろん、あらゆる人間は特定のイデオロギーと無関係ではいられない。「自分は自由に考えている」と信じている読者も、確実に「特定の枠組み」の中で思考している。 人間が生きていく上で、社会の秩序を維持するための思考の枠組み、規範の一種が宗教であり、道徳だ。七つの大罪が典型だが、「欲してはいけないこと」「欲して構わないこと」をイデオロギーとして規定し、社会の秩序を維持するわけである。 人間が社会的な生命体である以上、社会の秩序を維持するために、何らかの「決まり」は必須だ。代表的な「決まり」が法律になるが、法律に頼らずとも、人々の思考や行動を制御できるのが宗教であり、道徳である。 その人間の思考の枠組みである宗教や道徳と「緊縮財政」が直接的に結びついているとなると、緊縮財政の転換が困難な理由が分かってくる。「政府が貨幣を発行し、国民の所得(利益)となるように支出する」と言われると、「道徳的」に拒否、反発の思考メカニズムが働いてしまう人が少なくないのだ。特に、「正義感」が強ければ強いほど、「そんな国民を甘やかすことはしてはいけない」と思ってしまうのだろう。 皮肉なことに、国家や社会の「決まり」を嫌い、共同体を破壊し、人間を個別化する「グローバリズム」と、緊縮財政の相性が抜群によい。グローバリストは、あたかも普遍的な善であるかのごとく、緊縮を主張する。結果、公共サービスが切り売りされ、グローバリストが儲かる。 また、グローバリズムの思想的バックボーンである主流派経済学の「経済の管理人」は、もちろん「市場」だが、これをアダム・スミスは『国富論』で「見えざる手」と表現した。 この「見えざる手」に、いつの間にか「神の見えざる手」と、「神」という言葉が入ってしまった。神となると、露骨に宗教的である。 何を言いたいのかといえば、緊縮財政や規制緩和、さらには自由貿易という、特定の誰か(つまりは「自分」)の利益最大化を目指すグローバリストは、人々の「宗教心」や「道徳心」に訴え、目的を達成しようとするという話である。偽善極まりない。「市場は神の見えざる手が動かしているため、歪めてはならない」 と言われると、普通の人は納得するのだろうが、結果的に多くの国民が貧困化し、特定の誰かだけが儲かる。何しろ、政府の規制等のルールがない状況で、国民が「自由」に競争すれば、確実に「勝ち組が勝つ」のだ。グローバリズムの政策を20年も続けた我が国がどのような社会に変貌を遂げたのか、目の前の現実を見れば分かるだろう。 ちなみに、筆者は別に市場を否定しているわけではない。自己利益最大化のみを追求するグローバリストのレトリックを批判しているにすぎない。市場に任せた方が「経世済民」につながる財やサービスも、それはあるだろう。 あるだろうが、「すべての財やサービスにおいて、市場が常に正しい」などあり得ない。特に、防衛や防災といった安全保障関連は、「市場」に任せることは不可能だ。防衛、防災は「国民を守る」サービスである。そして、市場に国籍はない。国家の概念がない市場において「特定の国民を守る」という発想は存在し得ない。 それにも関わらず「神の見えざる手」という言葉が、あたかも普遍的に正しいかのごときレトリックが使われ、市場が正当化される。 そして、緊縮財政に反対すると、「強欲的」と批判され、道徳的に間違っているという印象を植え付けられる。特に、英語に至っては、言葉そのものがそうなっているわけだから、厄介な話だ。 恐らくこの種の問題は、過去数百年、あるいはそれ以上の期間、人間社会を苦しめてきたのだろう。「緊縮財政は道徳的に正しい」と主張する緊縮推進派に対しては、「いや、違う。一見、緊縮財政は禁欲的で、道徳的に正しいように見えるが、実際には『特定の誰か』を富ませるだけで、国民が貧困化し、最終的には経済や共同体が維持できなくなる」 と、正しく構造を説明しなければならないわけだ。 禁欲は個人の道徳として正しいのかも知れないが、「国民がみんなで豊かになる」も、間違いなく道徳的に正しい。道徳的に正しい経済は、少なくとも現在の日本では「緊縮財政ではない」という現実を広める必要がある。********************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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社会 2019年12月03日 06時00分
結婚式のワインで5人が死亡、その原因に驚愕 メタノール中毒を引き起こした恐怖のワインに含まれていたものは
結婚式で招待客をもてなす手段の一つに食事がある。海外では結婚式で出された食事が原因で、死者が出た。 中国・雲南(うんなん)省で行われた結婚式で、招待客が出されたワインでメタノール中毒を起こし、現場にいた5人が死亡したと海外ニュースサイト『South China Morning Post』が11月15日に報じた。同記事によると、11月7日、とあるカップルが同省で結婚式を挙げたが、式の最中、多くの招待客が嘔吐や視覚障害などの体調不良を訴えたという。体調不良を訴えた19人が病院に運ばれ、そのうちの5人が死亡した。 警察の捜査により、結婚式で出されたワインのメタノール含有量が安全基準をはるかに上回っていることが分かったそうだ。結婚式で出されたワインは新郎の父が同じ村の知り合いにお願いして発注したものだった。知り合いは純度95%の工業用のアルコールにワインを混ぜたものを提供していた。工業用のアルコールとワインを混ぜると、メタノールが発生し、メタノール中毒を引き起こす可能性があるという。メタノール中毒とは、メタノールが体に入ることで嘔吐や意識レベルの低下などを引き起こし、神経系を損傷する症状だ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「せっかくの祝いの場でこんなことが起こるなんて悲劇」「新郎新婦にとってトラウマになる。いい結婚生活が送れるか心配」「新郎の父も責任を感じているだろう。ワインを提供した知り合いは最低」「なぜ知り合いはワインに工業用のアルコールを入れたのか。安いワインを提供して儲けたかったのだろうか」などの声が挙がっていた。 海外では、結婚式の食事で起きたトラブルが他にもある。 イギリス・ノッティンガムシャー州で行われた結婚式で、粗悪な食事をケータリング会社のスタッフが酔っ払った状態で届けてトラブルになったと、海外ニュースサイト『THE Sun』が2018年2月に報じた。同記事によると、2017年3月に行われた結婚式で新郎新婦はケータリング会社に料理をお願いし、850ポンド(約12万円)を支払ったそうだ。 当日、ケータリング会社が料理を届けたが、乱雑に切られた野菜スティックやプラスチックの袋に入ったままのビスケット、ドーナツといった結婚式の場にふさわしくないものばかりだったという。ドーナツの袋には大手格安スーパーのラベルが貼られたままで、値段も付いていた。 新郎新婦はケータリング会社に費用を返金するよう求めたというが、2019年12月現在、返金されたかどうかは分かっていない。なお、粗悪な食べ物を届けたケータリング会社は、過去にも別の結婚式で、結婚式当日に料理を持ってこずにトラブルを起こしたそうだ。 結婚式は新郎新婦だけではなく、招待客にとっても二度とないめでたい時間になるはずだ。めでたい時間をつぶされたショックは相当なものだろう。死者が出て結婚式を台なしにされた当事者たちの心の傷は計り知れない。記事内の引用についてFive die at Chinese wedding after drinking home-made wine containing industrial alcohol(South China Morning Post)https://www.scmp.com/news/china/society/article/3037881/5-die-chinese-wedding-after-drinking-home-made-wine-containingHERE CRUMBS THE BRIDE Wedding caterer blasted for charging £850 for buffet serving custard creams and Asda doughnuts(THE Sun)https://www.thesun.co.uk/news/5678417/wedding-caterer-custard-creams-asda-doughnuts/
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社会 2019年12月02日 12時20分
撮影目的? 線路内に立入、警笛が鳴っても応じず 98分列車を遅らせた男に怒りの声殺到
11月30日、北海道を走るJR札沼線豊ヶ岡駅で、「撮り鉄」と思われる男が線路に入り列車の運行を妨害し、遅延させる事案が発生。身勝手な行動に怒りの声が相次いでいる。 事案が発生したのは、11月30日の午後6時25分ごろ。北海道空知管内月形町のJR豊ヶ岡駅で、線路に立ち入っている男を運転士が発見。管轄するJR北海道によると、男は鉄道写真を撮影するためにそこにいたものと思われるとのこと。 運転士は警笛を鳴らすなどして立ち退くよう促すが、応じなかった様子。結局警察に連絡し、警察官が駆けつけたところ、男は立ち去ったという。当該列車は98分遅れで豊ヶ岡駅を出発。10人の足に影響が出た。 豊ヶ岡駅は「秘境」などと呼ばれ、そのロケーションの良さから鉄道写真スポットとして人気がある。それだけにルールを守っている鉄道写真ファンの怒りは強く、「ふざけるな」「これで写真が規制されたらどうするんだ」「線路内に立ち入ることもあり得ないし、列車が来ても立ち退かないのもあり得ない」と憤慨する人が続出。 また、「自分が行った時も警笛を鳴らされた鉄道ファンがいた」「豊ヶ岡に行った時、自分もおかしな人間を見かけた」などの声も。人気駅であるが故に、一部の無法者も集まっているようだ。一方、非鉄道ファンからは「また撮り鉄か」「豊ヶ岡駅の前にパトカーを常駐させておくべきだ」「鉄道の写真撮影を全駅で禁止するべきだ」などの声が上がった。 写真撮影を趣味とする鉄道ファン、いわゆる「撮り鉄」による迷惑行為は社会問題化しており、駅員や車掌などが声を荒らげることもしばしばある。2018年には、東京メトロ千代田線6000系車両のラストランで、先頭車両に鉄道ファンが殺到し、ファン同士が怒号を浴びせ合うなどして運行に支障が出る事案が発生している。 これを取り上げた『モーニングショー』(テレビ朝日系)で、コメンテーターの玉川徹氏が「一般の人からすると温かい目では全く見れないですから。例えばAKBとか欅坂とかが、『こういう人キモい』って一発言えばいいじゃないですかねえ」と発言し、物議を醸した。 玉川氏の発言は「行き過ぎ」との声が多かったが、鉄道ファンによるマナー違反に憤慨している鉄道関係者や一般客は多い。これ以上問題が発生するようなら、ホーム上でのカメラ禁止や、撮影禁止などを検討しなければならないだろう。
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社会 2019年12月02日 12時00分
菅・二階堂陣営が“孤立する石破茂”に熱視線…自民党内権力闘争激化!
『桜を見る会』の影響か、ポスト安倍候補に大きな地殻変動が起きている。反主流派の石破茂元幹事長の人気が再び高まっているのだ。 読売新聞の11月最新世論調査で、ポスト安倍候補に石破元幹事長が21%でトップに立った。2位は18%で小泉進次郎環境相、3位は安倍首相15%。同社の9月世論調査では、小泉環境相が21%でトップ、石破氏は18%だった。「安倍首相の思いは『石破憎し。石破だけは絶対、総裁にさせない』だ。そのため、露骨に石破派を兵糧攻めにした。9月の内閣改造では石破派からの入閣者ゼロ。11月の石破派パーティーも安倍首相の締め付けで、党三役の出席は見送られ火が消えたような寂しさだった。それもこれも、安倍首相が石破派と接する者は許さないという徹底した石破つぶしの賜物。小泉氏が環境相に抜擢されたのも、石破離れを安倍首相に示したからです」(官邸キャップ) しかし、「政界一寸先は闇」とはよく言ったもの。「水面下では政権力闘争で安倍首相・麻生副総理VS菅官房長官・二階幹事長の対立が激化している。安倍首相は9月の内閣改造で二階幹事長を外し、ポスト安倍へのステップとして岸田政調会長を押し込もうとした。しかし、菅・二階陣営が倒閣をニオわせ猛反発。結局、二階幹事長が続投を勝ち取り、ポスト安倍の一番手には菅官房長官が躍り出た。そこに菅派2閣僚の辞任ですよ。菅官房長官の勢いが削がれ、再び安倍・麻生陣営が優勢になっていた」(自民党幹部) 憲政史上歴代在位トップとなった安倍首相は、悲願である憲法改正へ本腰を入れようとした矢先の『桜を見る会』大逆風。「機を見るに敏な菅官房長官と二階幹事長は、党内で孤立する石破氏に目を付けた。読売新聞の世論調査の後押しもある。党内での議員票をイーブンに持ち込めば、全国的に党員人気の高い石破氏なら、安倍首相が推す岸田政調会長に絶対勝てると踏んだようだ。石破氏と菅・二階陣営が極秘会談したという情報も入っています」(同) まさに政界は魑魅魍魎。
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社会 2019年12月02日 06時00分
高校生と口論になり日本刀で「ぶち殺すぞ」 同情的な声上がるも大人げない行動に批判【キレる高齢者事件簿】
昭和の時代、地域には「カミナリオヤジ」と呼ばれる怖い老人がいた。自分の子供でなくとも、道徳に反する行為をする者に対しては容赦なく怒りをぶつけ、一般常識などを教えたのだ。当然そのような人物は高い道徳心を持ち、善悪を判断する力を持っていた。 ところが平成に入ると、カミナリオヤジは姿を消す。他人の子供に怒りをぶつけることにその親が過剰反応するようになったことなどが原因と言われる。また、子供が怒られ慣れていないこと、高齢者のモラルが低下していることなどが影響しているようだ。 そんなカミナリオヤジとも思われる高齢者が起こした事件が賛否両論になったことがある。舞台となったのは、大分県佐伯市。2017年5月21日午後4時50分頃、自宅近くの川で遊んでいた男子高校生2人と、近隣住民の76歳の男が口論になる。激昂した男は、自宅から刃渡り62センチの日本刀を持ち出し、「ぶち殺すぞ」と凄み、22日に暴力行為法違反で逮捕された。 逮捕された男は取り調べに対し、「脅したが持ち出したのは日本刀ではなく木刀」と話し、容疑を一部否認した。この事件が報じられると、ネットの反応は賛否両論。「高校生が男性を挑発したのではないか」「男性だけが罰せられるのは少しかわいそう」「男性が注意をして高校生が生意気なことを言ったなら、脅されても仕方ないのでは」「高校生の反応はヒステリックだ」など、逮捕された男性に同情的な声が上がる。 一方で、「何があっても日本刀はダメ」「気持ちはわかるけどぶち殺すと言って刀を出しては罪になる」「もう少し違うやり方があったのでは」「怒ってしまった時点で男の負け」など、行動を批判する声も少なくなかった。 2年経過した現在も、「何があったのか」はわかっていない。当時の男子高校生が現在何をしているのかも不明だ。少なくともむやみに人を怒らせることが、身の危険に至らしめる可能性があることを学んだことだろう。高齢者の行動が人生の勉強になったことは間違いない。文 櫻井哲夫
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社会 2019年12月02日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(14)名補佐役・後藤田正晴(上)
「田中が後藤田の前で、ひょいと『警察なんてチョロイ』と漏らしたことがあった。そのとき、後藤田は真顔でこう返した。『総理、あなたはいま昇り龍だからいいが、下り龍になったら相手を見て物を言わんと足をすくわれますよ』と。後藤田は田中内閣でノーバッジで官房副長官をやっていた。田中はさすがに虚を突かれたような顔をしていたが、政界広しと言えど田中にここまでハッキリ物が言えたのは、後藤田しかいなかった」「昭和56(1981)年の東京都議会選挙で、自民党はかろうじて勝利した。時に、田中は首相を退陣、ロッキード事件を引きずっていた。結果を見て、後藤田が田中に言った。『こんな結果じゃ、とても自民党が勝ったとは言えませんな。大体、田中さん、あんたがあちこち遊説に動いたのがよくなかった』と。田中はさすがに渋い顔をしていたが、何も言葉を返さなかったそうだ。後藤田が言うんじゃしょうがないということのようだった」 いずれも元田中派担当記者の証言だが、元警察庁長官の後藤田正晴という人物は、田中角栄の長い政治生活の中でも特別な存在のようであった。政界の実力者への階段を駆け上がり、やがて首相の座に就いて圧倒的権力を手にした田中だったが、言うなら後藤田の話はことごとく“正論”で、言葉を返せぬ相手ということであった。 田中は自分の政治的能力には絶対の自信を持っていたが、自分の欠点もよく知り抜いていた男でもあった。短気、自信過剰、攻めには強いが守りには弱い、時に「情」に左右され、物事の判断を狂わされることもある等々であった。後藤田はそうした田中の隙間に、正鵠を得た直言で迫ってきた。そこには、お互いに全幅の信頼感があったことは言うまでもなかった。 2人の出会いは、昭和27年の暮れにさかのぼる。東大を出て、内政の中枢官庁だった旧内務省入りした後藤田は、時に38歳の国警本部(警察庁の前身)警備部警ら交通課長であった。一方、後藤田より4歳年下の田中は当選3回、陣笠ながら衆院予算委員会のメンバーであり、すでにバリバリの若手として与野党に知られていた。 その当時は池田勇人通産大臣が、「中小企業の倒産、自殺者が出ることもやむを得ぬ」などと放言、終戦から7年目の政界は大揺れが続いていた時期である。 このとき、後藤田は「第二機動隊構想」の腹案を持っていた。当然、人件費の増大などが必至のことから、翌年度の予算では警察予算の増額をあえて田中に陳情したのだった。 後藤田は内務省の先輩にして代議士でもあった町村金五(のちに北海道知事。故・町村信孝元外相の父)から、「戦後タイプのメリハリのきいた代議士で、将来性がある」との田中評を耳にしており、それではということで予算陳情に田中を頼ってみたのである。結果的に、警察予算の増額は果たされた。★100%実現した予算陳情 その後、二人はこれを機に陳情なども含めて親交を重ねた。後藤田は筆者のインタビューで、この頃の田中について、こんな話をしてくれたことがあった。「田中さんは当時、自民党内での序列はまだ低かったが、先輩の政治家、官僚には気に入られていた。気さく、明るい、物事ののみ込みは早い。一を言えば、すぐ十をのみ込んでくれた。陳情も、それで『わかった、わかった』と言う。他の代議士なども同じことを言うが、田中さんがこうした人たちと違うのは、『わかった』と言ったことは、100%実行してくれたことだった。 加えて、陳情を受けたあと『あの件は君の言う通りになったよ』と、必ず電話をくれた。こうしたことも極めて事務的に処理し、押しつけがましいことが微塵もなかった。ために官僚は、そんな田中さんを信用していたということだ。それから歳月が流れても、こうした“田中評”は一貫して変わるところがなかった。実行力、決断力において、以後、田中さんを超える人は、少なくとも私は一人も見てこなかった」 二人の間に、さらに“あうんの呼吸”が成立したのは、田中が43歳で自民党政調会長になった頃であった。その当時、後藤田は警察庁から自治省に出向し、税務局長のポストにあった。後藤田は「3割自治」と言われた地方自治体の実態を憂い、地方税だけでは財源が苦しいため、大蔵省の徴収した国税から、できるだけ財源を回してほしいと田中に陳情したのだった。 ここでも田中は「わかった」と言い、自民党の予算要求の中に自治省の要求項目をもぐり込ませ、後藤田の要求をのんだのであった。 こうした関係から、それから約10年後に田中が天下を取り、田中首相・後藤田官房副長官という強固な関係ができ上がっていった。後藤田は自他ともに、田中の「懐刀」を任じることになっていくのである。 人間は“怖いもの”があったほうが、人生で失敗が少なくて済みそうである。親、先輩、友人、向こうに怖い目が光っているとなると、悪いことはなかなかできなくなる。ブレーキを踏む術を知るのである。田中もこの強力な「懐刀」を傍らに、政権運営などで度々ブレーキを踏まされるのだった。(本文中敬称略/この項つづく)***********************************************【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2019年12月01日 22時30分
主婦が8人の男を「毒入りウィスキー」で中毒に!【背筋も凍る!女の事件簿】
力の弱い女性は、犯罪の道具として鈍器や刃物ではなく「毒物」を使うことが多い。今回の「女の事件簿」は、身近で売られている毒物を使った猟奇事件をご紹介したい。 1982(昭和57)年10月某日、群馬県某市でひとりの主婦が逮捕された。この主婦は夫の職場の同僚8人に農薬入りのウィスキーを飲ませ、中毒症状を起させた疑いが持たれたという。 主婦は夫の同僚に恨みがあったわけではなかった。和歌山毒物カレー事件(1998年)と同様、大人数を狙った無差別殺人を狙ったではと疑われたのだ。 しかし、実態はそうではなかった。彼女が殺すターゲットに選んでいたのは、ただ1人だったのだ。この主婦は、農業を営む夫と仲良く二人暮らしをしていた。ところが、この家を手伝っている従業員の男性とはあまり仲が良くなかった。そのため、彼女は従業員を殺害しようと考え、お土産として毒の入ったウィスキーを渡すことを考えた。 女は高級ウィスキーに農薬を混ぜて、翌日従業員に渡そうとしたが、何も知らない夫がリビングに置いていたこのウィスキーを知り合いたちに振る舞おうと、宴会に持ち込んでしまったのだ。 この宴会は10人程度の小さいものだったが、下戸の2人を除いた8人が全員がこのウィスキーを飲み、吐き気やおう吐を繰り返す農薬中毒の症状に。宴会は大混乱に陥ってしまったのだ。なお、幸い死亡者は出なかったという。 ちょうど、この時期は東京・大阪で、コーラ飲料に青酸カリを入れた「青酸コーラ無差別殺人事件」など、飲料と毒物を使った事件が数多く発生していた時期でもあり、近隣住民は「無差別テロ」の恐怖におびえたが、逮捕された主婦が「ターゲットはひとりだけだった」と供述したことでテロの恐怖は去った。 力のない女性にとって、薬物は恨んだ相手を確実に殺せる禁断の果実。もちろん使い方が正しければ…だが。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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社会 2019年12月01日 13時00分
独占取材! 神戸山口組幹部射殺の真相 激化する血の分裂抗争
またしても銃声が鳴ったーー。 六代目山口組を複数の直系組長が離脱し、新組織である神戸山口組が発足した山口組分裂から約4年、緊張はピークに達している。 六代目山口組・髙山清司若頭の出所直前に神戸山口組の中核組織である五代目山健組の本部近くで、傘下組員2人が敵対する三代目弘道会系組幹部によって射殺された。さらに、髙山若頭の出所後には神戸山口組幹部が熊本県で切り付けられ、北海道でも別の幹部の組事務所兼自宅に車両が突入。 分裂抗争が激化の一途をたどる中、11月27日・午後5時ごろ、兵庫県尼崎市内で神戸山口組の古川恵一幹部が、六代目山口組系元組員によって射殺されたのだ。 古川幹部は頭部などに至近距離から十数発というおびただしい数の銃弾を浴び、即死状態だったという。凶行に走ったのは六代目山口組傘下の二代目竹中組に所属した朝比奈久徳元組員で、犯行の約1時間後、京都市内で身柄を確保された。「犯行時に目撃された軽乗用車を走らせていたところを、警察官が発見しました。拳銃や自動小銃などを所持し、警察官に拳銃を向けたため公務執行妨害と銃刀法違反の容疑で現行犯逮捕されたのです」(全国紙社会部記者) 事件は古川幹部の息子が経営する飲食店の目の前で発生し、朝比奈元組員は数日前から客として店を訪れていたという。犯行当日も店内におり、車の駐車場所を聞くなどして外へ連れ出し、車内から取り出した自動小銃を無防備な古川幹部に向けて発砲した。 犯行に使用された自動小銃は米軍が採用したM16の派生型で、従来のものよりも銃身が短く軽量化され、ジャングル戦などでの携帯に適したものだった。数キロメートル先まで弾が届き、連射速度も速いことから殺傷能力が高いという。 しかも、朝比奈元組員が尼崎市から京都市内に移動したのは、次なる犯行に及ぶためだったとみられる。「京都には、これまで被害を受けたことのない神戸山口組幹部の組事務所があります。朝比奈元組員は、その幹部を狙いに行くつもりだったとみられ、実際、そういった内容を逮捕時に話していたようです」(同) 朝比奈元組員は昨年末に竹中組から破門されていたが、分裂の終結を掲げる六代目山口組側が相次いで攻撃を仕掛けた格好だ。事件2日後の29日、朝比奈元組員は京都府警南署から兵庫県警に移送され、県警は殺人容疑で逮捕。取り調べを進めている。 30日には尼崎市内の斎場で古川幹部の通夜が営まれ、神戸山口組・井上邦雄組長をはじめ直系組長らが参列。一様に沈痛な面持ちだった。 また、翌日の12月1日は渡辺芳則・山口組五代目の命日であり、兵庫県神戸市内にある墓所を神戸山口組の最高幹部らが訪れた。墓前には、渡辺五代目の好物だったというみたらし団子などが供えられ、白い胡蝶蘭が日差しを浴びて風に揺れていた。 平成27年に山口組が分裂して以降、神戸山口組からは複数の死者が出ており、今回はついに直系組長が命を落とした。最終局面を迎えた血の分裂抗争に、神戸山口組はどう立ち向かっていくのか。警察当局は双方の動きに警戒を強めている。
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社会 2019年12月01日 09時00分
掲示停止で注目された「人生会議」の本質 人生を言葉で尽くし、残す重要さ
26日に厚生省が掲示を中止することを発表し物議を醸した、「人生会議」のポスター。初めて耳にする人も多いであろうこの取り組みは、2018年の今ごろ、「アドバンスケアプランニング(ACP)」の愛称として生まれた。 ACPは人生の終末期をどのように過ごすか、望む医療やケアについて自分の意思で考えること。それを家族や、ケアするチームと話し合い共有する取り組みのことである。厚労省の「平成29年度 人生の最終段階における医療に関する意識調査」によると、ACPについてよく知っている人は3.3%。ACPの愛称を一般に募集したのはACPを広く知らしめるための厚生省の取り組みの一環でもあった。 採用された「人生会議」とのフレーズを考えたのは、集中治療室で日々患者や、その家族と向き合っている看護師だった。臨床の場で患者と向き合っていると、患者が望んでいたのはこの姿なのだろうか、と頭を抱えることがよくある。特に、予期せぬ体調の異変で命を脅かされて病院に運ばれてきたときに多く見かける光景だ。医療従事者だけでなく家族すら本人の希望を知らない状況で医療、ケアが進むことも少なくない。「人生会議」という言葉に、日頃の生活の中で、人生のことを話し合う場、人生を通して最期をどう迎えるのかを共有する場を持ってほしいという思いを込めたのだろう。 命に危険が迫った状態では、約70%の人が医療やケアなどを自分で決めたり、人に伝えたりすることはできないという。今回のポスターでは命に危機が迫った状態を模しているのだろう。今回のポスター掲示停止は、「患者や家族に配慮が足りない」という声が大きかったからだという。死を目の前にして後悔の念を前面に押し出した文言に批判が及ぶのは分からなくもない。一方で、人生の締めとして“終末期をどう迎えるか”は、その人の人生を大きく左右するものと考えると、このポスターの表す内容は胸に刺さる。だからこそ批判も大きかったのではないだろうか。 ポスターのモデルとなった小籔千豊は愛称の選考委員だった。選考時には、自身の母を看取る際に、本人の希望を聞いておかなかったことを後悔したとコメントしている。小籔の母は50代の若さで亡くなっていた。一般的に考えれば、終活を考えるには少し早い年齢かもしれない。 近年、終活という言葉は一般的になりつつあるが、これはエンディングノートや遺言、葬儀や財産分与などについて生前に自ら決めておくことを指す。人生会議は終活だけでなく、命に危機が迫った時にどのような医療、ケアを受けるのか、その人の生きざまが含まれる。 どんなに話し合う時間を持っていた患者、家族であっても後悔を抱かない人は少ない。言葉だけでその人となり、人生を全て把握することはできないだろう。しかし、言葉を尽くさなければ本人の望む医療、ケアが分からぬまま大きなシコリを残していくかもしれない。 今回のポスター掲示停止の一件が良くも悪くもさまざまな人の耳に入り、少しでもACPについて身近に感じられるようになることを祈る。そして、日常的にお互いに言葉を尽くして人生について話し合う「人生会議」の場を持てるような環境が構築されればと思う。参考:平成29年度 人生の最終段階における医療に関する 意識調査https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000200749.pdf厚生省 人生会議学習サイトhttp://www.med.kobe-u.ac.jp/jinsei/文責:医師 木村 ゆさみ
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社会 2019年12月01日 06時00分
宝くじに当選した男、幼い息子を殺害して自殺 異常な行動も「妻にも原因がある」の声も
誰もが夢見る宝くじの高額当選。当選したら何に使おうかと考えたことのある人は少なくないであろう。その高額な当選金をめぐる事件がイギリスで発生した。 海外ニュースサイト『Daily Mail』は11月25日、宝くじに当選した男が、自身の息子2人を殺害した後、自殺したニュースを取り上げた。 報道によると2016年、英レスターシャー州に住む当時43歳の男は、事件発生の数カ月前に、宝くじで4万ポンド(約560万)を当てていたという。男は当選した事実を当時47歳の妻に隠していたようだ。 事の発端は、2016年11月1日、台所に置き忘れていた男の携帯を、男の妻が見たことだという。男の携帯メールから、売春婦と何度も会っていたことが発覚。さらに薬物の検索履歴も残されていたという。男は、息子の修学旅行費を工面できないほど、お金がないはずであった。妻は帰宅してきた男に、「警察に通報する」と告げると、男は謝罪を繰り返すのみだったという。 妻は男の兄弟と父親にも、この事実を報告。話し合いをするために外出したという。夜、妻が自宅に戻り2階へ上がろうとしたところ、男が麺棒で妻の後頭部を殴打。倒れた妻の頭に枕を押し付けて窒息させようとした。さらに、逃げる妻の背中を包丁で突き刺したという。妻は何とか逃げて、一命は取り留めたという。 騒ぎを聞きつけた近所の住人が警察に通報。警察が突入したときには、男はベッドの上で、胸に包丁を突き刺したまま息絶えた後だったという。当時11歳と5歳の息子2人も、子供部屋のベットの上で、手をつないだまま亡くなっていたという。息子2人の死因は明らかにされていないが、窒息死とみられている。 後に発見された男の遺書には、妻、息子2人への謝罪に加えて、「妻に追い詰められた。そっとしておいてくれたら、いつまでも幸せでいられたのに」とあった。調査は現在も続いているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「家族のためにお金を使いたいと思わない時点で、父親の自覚無し。身勝手な男」「たかが4万ポンドで犠牲になった子供たちを思うと胸が締め付けられる」「妻にも原因がある。男を刺激しなければ、殺人まで発展しなかったかも」「妻に対する逆恨みか?しかし子供まで殺すなんて普通じゃない。精神疾患があったのか」など、さまざまな声が上がった。 海外には他にも、宝くじの当選金をめぐって家族を手をかけた男がいる。 海外ニュース『Gurdian』の2001年10月3日付の報道によると、宝くじに当選した男が、当選金を独り占めしたいがために、妻を殺害したという。 2001年4月、英マージーサイド州に住む当時54歳の男が、自宅で当時39歳の妻から離婚を切り出された。男は1995年に40万ポンド(約5600万円)の宝くじに当選しており、当選金の半分を妻に渡したくないと考え、とっさに妻を首を絞めて殺害したという。 男は姿を消したが、翌日警察に自ら出頭。男は妻を死なせたことは認めたが、殺意はなかったと供述したという。2001年10月13日、男に対し、過失致死傷罪で4年の禁固刑の判決が言い渡された。殺人では無罪となった。 大金を手にすると、欲が出て、本人でも分からないうちに人を狂わせてしまうのかもしれない。しかし、愛する妻やわが子を手にかけるなど言語道断である。有罪となれば極刑は免れない。記事内の引用についてMan who won £40k in the lottery killed his two sons, aged 11 and five, and himself and tried to kill his estranged wife after she discovered he had spent cash on prostitutes, inquest hears(Daily Mailより)https://www.dailymail.co.uk/news/article-7723061/Father-43-died-two-sons-home-controlling-abusive-husband.htmlMan 'killed wife to avoid sharing big lottery win' (Guradianより)https://www.theguardian.com/society/2001/oct/03/lottery.uknews
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