逮捕容疑は6日午前10時頃、自宅アパートでストローに付着した覚せい剤約0.5グラムを所持した疑い。ストローはテーブルの上で見つかった。
同課によると、両容疑者とも、「全く知らない」などと供述し、容疑を否認しているが、覚せい剤を使用していた可能性が高いとみて、捜査を進めている。
同課に情報提供があり、6日に岡崎容疑者宅を家宅捜索した。2人は内縁関係で、一緒に暮らしていたという。
岡崎容疑者は同法違反で、過去に5度の実刑判決を受けている。今年2月15日には、東京・新宿区百人町1丁目の路上を歩いていたところを、パトロール中の警察官に職務質問され、任意の尿検査で覚せい剤の陽性反応が出たため、同18日までに同法違反容疑で逮捕された。その際も、容疑を否認し、最終的に不起訴となっている。
著名人の薬物使用といえば、元俳優の清水健太郎が違法薬物の所持、使用で計6度の逮捕歴があるが、岡崎容疑者は清水の逮捕回数を超える不名誉な記録を樹立した。
岡崎容疑者は国学院高校在学時に、弱冠15歳でモントリオール五輪に出場。引退後は芸能界でも活動した。
(蔵元英二)