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マクドナルドが紙ストロー廃止へ 「氷でふさがれて飲みづらそう」との声も

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マクドナルドの公式Xより

大手ハンバーガーチェーン店の日本マクドナルドは27日、これまで飲料商品に付属していた紙製ストローの提供を終了すると発表した。

報道などによると、全国約3000店舗を中心に冷たい飲み物は、直接口を付けて飲む形態のリサイクルプラスチック容器へ切り替える予定。切り替えは11月19日以降順次行われるという。

マクドナルドは2022年から環境保護の側面から従来のプラスチックストローを紙製のストローに切り替えていたが、一部の利用者の間では「飲みづらい」「ストローが水分を吸って柔らかくなる」「紙の味がする」と不評であった。なお、今回の飲み口付きのプラ容器の採用について、マクドナルド側は「炭酸が噴出しない仕組み」など開発に3年をかけており、紙ストロー導入以前から研究・開発が進められていたと考えられる。

だが、その一方ネットでは「こっちも飲みづらそう」「何もストローごと廃止しなくても」「その労力をプラストローの再開発に使ってほしかった」といった声が相次いだ。特にマクドナルドの飲料には基本的に氷が入っており、ホット飲料はともかくコールド飲料の場合は「飲み口が」「容器を傾けたときに水分が垂れてしまうのでは」「子どもがこぼしそう」などの不都合がすでに指摘されており、こちらも不満が出ることが予想されている。

従来のプラストローが採用されている子ども用の「ハッピーセット」、粘度の高い「マックシェイク」などは切り替えが行われない可能性が高いが、どのようになるかは来月19日以降に決まると思われる。環境保全も大事だが、利用者の声にも耳を傾けることも重要だ。

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