社会
-
社会 2020年01月12日 09時00分
ドイツ人女性がノーメイクで働くワケ 日本ではお馴染みの会話もほぼない?
日本ではノーメイクで外を歩く女性は少なく、メイクをすることが「マナー」といわれることもある。しかし、ドイツではメイクをすることが“普通”ではない。シャイな国民性が日本人と似ていると言われるドイツだが、女性がメイクをすることは当たり前ではないという。 日本では、就職活動の際に業種に合わせたメイク講座が開かれるほど、メイクは「マナー」として認識されている。だが、ドイツではそもそもメイクはマナーだと捉える人があまりいないという。オフィスでの仕事にノーメイクで出勤する女性も多く、接客業など、人と接する仕事でもノーメイクで働く女性も珍しくはない。メイクをすることがマナーだと社会が決めつけていないようだ。そして、女性自身もメイクをして自分を装うことをあまりしない。コンプレックスや年齢による変化を個性として受け入れているようだ。 「メイクをしないことで年齢によるそばかすや顔のくすみが目立っても、恥ずかしがっている人はあまりいません。自分の容姿に自信がない人が日本より少ない気がします」(ドイツ在住日本人女性) また、男女ともに、“女性はいつもきれいでいなければならない”と意識する人が少ない。「メイクは本人がしたい時にすればいい」という感覚で、デートがある日や夜遊びをする時など、特別な時だけにする女性が多いのだ。常にメイクをしている方がまれだという。 「ファンデーションを塗り、アイメイク軽くした、日本では濃くも薄くもないようなメイクで会社に行ったら『今日はデート?』と言われたことがありました。ドイツではメイクも含め、職場などで女性に女性らしさを求められることがあまりないように感じます」(前出・同) さらに、見た目にこだわらない点もドイツ人があまりメイクをしない理由につながっているだろう。ドイツでは“人は人、自分は自分”という考えが日本より強く、人の外見を評価することもなければ、されることもあまりない。そのため、流行にとらわれる人が少なく、洋服なども流行より長く着られるかを重視して購入する。デザインにももちろんこだわるが、それ以上に素材や丈夫さをチェックする人が多いのだ。 「日本人は外見に敏感で、『あれ、痩せた?』という会話をすることも珍しくないと思います。ですが、ドイツ人は人の外見に良い意味で興味がなく、会話の中で『痩せた?』『太った?』という話題が出ることはほぼないですね」(前出・同) 外見にとらわれず、メイクをせずに生活できるドイツの文化は、メイクをすることが当たり前になっている日本人女性にとって新鮮かもしれない。
-
社会 2020年01月12日 06時00分
目薬で妻を殺した夫を逮捕 妻は6年前頃から心臓に問題、「ミステリー小説のようだ」の声も
テレビをつければ、毎日のように残酷な事件や事故が報道されているが、海外には驚くべきものを使って殺人事件を起こした人がいる。 海外ニュースサイト『Daily Mail』および『NY POST』は、目薬を使って妻を毒殺した男を起訴したと2019年12月 22日までに報じた。 記事によると、米・ノースカロライナ州に住む35歳の男は2018年9月23日、自宅のカウチで倒れている32歳の妻を発見。青くなって息をしていなかったという。男の職業は救急医療隊員であり、すぐさま妻を病院に運んだが、死亡が確認されたそうだ。妻の検死を「体を切り開きたくない」との理由から、男は拒否。しかし、妻が臓器提供の意思表示をしていたため、病院は妻の血液を採取して保存したという。この時の妻の死因を、病院側は「自然死」としたそうだ。 妻の死後、男は生命保険会社2社から合計25万ドル(約2700万円)の保険金を受領。当時、妻の母親は、妻が亡くなる前から男が浮気をしていた事実や、男の言動から不信感を募らせていたという。保険金殺人を疑った妻の母親が、捜査を呼び掛けたことで、捜査当局が動き出したようだ。 捜査当局は、病院に残されていた妻の血液鑑定を実施。通常の30~40倍の量のテトラヒドロゾリンが検出されたそうだ。テトラヒドロゾリンは、アドレナリン作動成分で、その血管収縮作用から、目薬や点鼻薬で使用されるという。同成分を大量に経口摂取した場合、短時間で心停止などを起こすこともあるという。特に、妻は2013年頃から心臓に問題を抱えており、ペースメーカーを心臓に埋め込んでいることからも、影響が大きかったようだ。 検察は、目薬を何らかの形で妻に飲ませて殺害したと見て、男を殺人罪で起訴。事件について、男の弁護士は取材を拒否しているが、1月9日に法廷で審問が開かれる予定だという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「目薬殺人て、ミステリー小説に出てきそう」「目薬の成分に毒性があるとは知らなかった」「救急救命士だから薬の知識があった。妻の心臓が悪かったのも、長年目薬を飲まされてたからだ。計画殺人だ!」「司法解剖を拒否した時点で怪しい」など様々な声が上がった。 アメリカでは、目薬を使用して危害を加えようとした例は、過去に何件も発生しているようだ。2005年のヒット映画「ウェディング・クラッシャーズ」の影響も大きい。目薬を使って下痢を誘発させるいたずら描写があり、健康を害する恐れがあると世間に知られるきっかけとなっているという。実際、映画にインスパイアされて、犯行に及んだ人がいる。 海外ニュースサイト『Daily Mail』の2011年12月の報道によると、米・ウィスコンシンの大学に通う女が、同室のルームメイトの女性の飲み水に目薬を混入させた罪で、90日の禁固刑が言い渡されたという。 映画を観て影響を受けた当時22歳の女は、いたずら目的で、当時20歳の女性の飲み水のペットボトルに目薬を入れたという。女性は目薬入りの水を飲み続けた結果、吐き気、下痢、倦怠感、食欲不振に悩まされたそうだ。女性は病院を受診したものの、体調不良の原因がわからずじまいだったという。原因が判明したのは、女が目薬を入れるいたずらをしていると同級生から聞き知った時であった。女性は警察に通報。逮捕された女は犯行を認めたという。 「目薬を飲むと死ぬ」というのは、都市伝説ではなさそうだ。今後も類似事件が発生しないことを祈るばかりである。記事内の引用についてParamedic, 35, is charged with murder for 'poisoning his wife, 32, with EYE DROPS' so he could collect her $250,000 life insurance after his mother-in-law said he was cheating'(Daily Mailより)https://www.dailymail.co.uk/news/article-7817539/Paramedic-charged-murder-poisoning-wife-Visine-EYE-DROPS.htmlParamedic accused of killing wife by poisoning her with Visine(NY POSTより)https://nypost.com/2019/12/22/paramedic-accused-of-killing-wife-by-poisoning-her-with-visine/Student jailed for 90 days for putting eyedrops into her room-mate's water after seeing stunt on Wedding Crashers(Daily Mailより)https://www.dailymail.co.uk/news/article-2038986/Luciana-Reichel-jailed-90-days-Wedding-Crashers-eyedrop-stunt.html
-
社会 2020年01月11日 22時30分
武豊騎手の親戚が自宅で惨殺、地元で有名だった被害者、抱えていたトラブルとは【未解決事件ファイル】
2003年6月9日、北海道静内町田原に住む当時58歳の男性Aさんが何者かに撲殺される事件が発生した。注目したいのは被害者男性の親族関係。なんとAさんの親戚には競馬騎手の武豊がおり、当時のマスコミでも大きく取り上げられた。しかし、犯人逮捕には至らないまま、2020年1月現在も事件は解決していない。 第一発見者はAさんの妻だった。事件当日、昼過ぎになっても寝室から出て来ない夫を心配した妻が部屋まで様子を見に行ったところ、頭から大量の血を流しているAさんを発見したのだという。すぐにAさんの妻が119番通報をしたものの、救急隊が駆け付けた時には、既にAさんは死亡していた。 Aさんの自宅は経営する牧場内にあった。牧場にはAさんと奥さんが暮らす一軒家のほかに、Aさんの息子と妻子が生活する家もあったそうだ。Aさん宅は普段鍵を掛けていなかったといい、犯人は容易に自宅へと侵入できたことが推測される。 地元警察が現場検証をした結果、室内には物色された様子が見当たらなかったそうだ。Aさんの頭部は執拗に殴られた形跡があり、警察は強い恨みを持った人物による犯行ではないかと推察したという。 一体、誰がAさんを襲ったのだろうか。実はAさん、地元ではかなり言動や行動が悪目立ちしていたという。事件の数年前から実父との間で土地所有権を争い裁判沙汰まで発展していたという話から、近所のパチンコ店でのトラブルなど。Aさんが経営していた牧場に来た観光客が問題を起こしたとして、地元自治体から多額の賠償金を受け取っていた話は、住民の間で有名だったそうだ。 また、Aさん本人の話ではないが、牧場の元従業員が武豊騎手の親戚であると偽り、20年以上にわたって詐欺行為を働いた事件もあった。元従業員は3度に渡り逮捕されており、いずれも同じ武豊騎手の親戚の名前を利用していたという。詐欺に利用された親戚の名前はAさんではないものの、Aさん一族に対する怨恨の可能性があるのではないかと警察は考えていたそうだ。しかし、警察はAさんの知人、友人関係の洗い出しを行ったが、結局、犯人に繋がる手がかりを見つけることは出来なかった。 Aさんの自宅は牧場内に存在することもあって、夜になると辺りは真っ暗になるという。さらに、玄関の鍵が掛かっていないとなれば侵入は容易だが、果たして、妻にバレずに殺害することは可能だろうか? Aさんが抱えていたトラブルといい、犯人の手口といい、事件には未だ多くの謎が残されている
-
-
社会 2020年01月11日 22時00分
内部混乱で信者脱会が急増する『オウム真理教』の後継団体『アレフ』
2018年7月の麻原彰晃こと、松本智津夫元死刑囚の死刑執行以後、動向が注目されている宗教団体アレフ。旧オウム真理教の流れを引く「アレフ」「ひかりの輪」「山田らの集団」の3団体の中で、麻原信仰では“主流派”と言える同団体に、今春以降、相次いで脱会者が出ていることが明らかになった。「約半年間で脱会者は4人。決して多くはないが、短期間での脱会ではこれまでにない人数。外部の脱会支援組織が確認したものですから、組織が関与していない脱会者はもっと多いはずです」(公安関係者) 脱会の理由には「麻原信仰への疑問と不安」「教団への失望」が多いようだ。「オウム事件を知らない若者は、初期オウムと同じで悟りや超能力に惹かれて入信しています。麻原崇拝を強要されたら、そりゃ失望しますよ」(元オウム信者) とはいえ、一度入ったら脱会しづらいというのがこれまでのアレフだった。「今はそうではなくなっている。それだけ内部が混乱しているということじゃないですか?」(同・関係者) アレフでは、3年前に反主流派である「山田らの集団」の離脱あたりから路線対立が今も続いており、麻原氏の死刑執行以後は遺骨の処遇を巡り、対立に輪をかけている。相次ぐ信者脱会は、対立による内部混乱と無関係ではなさそうだ。 脱会者は今のところ、他団体に移る、別団体を立ち上げるような動きは見られない。アレフとは麻原信仰で反対路線をいく「ひかりの輪」「山田らの集団」も、公安当局からの観察処分が足枷なのか、脱会信者の勧誘には動いていないようだ。「ただ、公安当局は監視の目を緩めていません。脱会者増加をアレフ封じ込めのチャンスとみる一方で、脱会を隠れ蓑にした新団体結成を一番警戒しています」(全国紙記者) 2020年は一連のオウム事件被害者に対する賠償請求問題が、アレフの資産差し押さえへと進む可能性がある。そうなれば“アレフ破綻”は確実で、他の2団体にも影響が及ぶ。 その意味でも脱会信者の今後の動きに要注意だ。
-
社会 2020年01月11日 21時30分
瀬戸内寂聴の“不倫肯定”の教えにドン引き「自分を正当化したいだけ」
尼僧で小説家の瀬戸内寂聴氏が、昨年11月に自著『寂聴 九十七歳の遺言』を発売した。それに伴うインタビューで、若者の恋愛観について「不倫でもいい」と持論を展開したのだが、その“色ボケ”具合にネット上では疑問の声が続出している。 昨年の発売以降、出版元の朝日新聞系列のウェブサイトで数々のインタビューに応えている瀬戸内氏。1月7日、『アエラドット』にて公開された記事では、若者の“恋愛離れ”について、《どうしてこんな楽しいことに一生無縁でいいのか、もったいないなと思います》とバッサリ否定。続けて、恋というのは《雷に打たれたようなもの》と形容し、《情熱に身を任せて不倫でも何でもやってみたらいいじゃないですか。傷ついて別れたっていい、また誰かを好きになったらいいんです》と、あれこれ深く考えずに恋をしてみることの重要性を説いた。 その後も瀬藤内氏の“不倫観”トークは止まらず、《「結婚している人を好きになっちゃいけない」なんて言われても、ほんとに好きになったら止まりません》《生まれてきた以上は、やはり好きな人に巡り合って愛し合った方がいいに決まっています。相手に奥さんがあろうが旦那さんがあろうが、そんなのは問題じゃない。年齢だって関係ありません》などと、持論を熱く展開している。 不倫を肯定、むしろ助長しているとも受け取られかねない発言の数々に、ネット上では、《傷つけられる側のこと全く無視の教えだな》《「傷ついて別れたっていい」? 不倫して傷つけてるのは、相手の奥様だよ… なんで自分が傷つく話になってんだよ、厚かましいw》《自分を正当化したいだけ》《自分が不倫したからって人に勧めるな》《いいわけないだろうが 不倫経験者が、あえて倫理のカケラもないこと公言するとか恥ずかしくないのかね》《真面目に修行に励んでるお坊さんや尼さん迷惑してると思うわ》 などと批判の声が殺到。ちょっとした炎上騒ぎになってしまっているようだ。「瀬戸内氏は、自身の娘が3歳のときに夫の後輩と不倫。その後、夫と娘を捨てて間男について行ったというれっきとした不倫経験があります。そんな瀬戸内氏は別のインタビューで“不倫の極意”として、“奥さんを追い出して、自分がそこに収まることはしてはいけない”とも発言。何でも、他人の不幸の上に自分の幸せは成り立たないというのです。正常な倫理観を持っていれば、妻の座を奪わなくとも不倫をした時点で“他人(妻)を不幸にした”と認識できそうなものですが…」(女性誌ライター) 瀬戸内氏の恋愛全盛期は、おそらく“妾”の存在が横行していた時代。現代の感覚とは、大ズレなのかもしれない。
-
-
社会 2020年01月11日 18時00分
金正恩&文在寅 朝鮮半島両首脳“ダブル亡命”トランプ大統領に緊急要請!?
新年早々、トランプ米大統領がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害を決断。1月2日夜、イラクの首都バグダッドの空港で、米国の空爆により同司令官が殺害された。このことを受け、北朝鮮の金正恩党委員長が戦々恐々としているという。「トランプ氏は、ソレイマニ司令官の殺害実行を、『イランとの戦争を防ぐためだ』と述べています。これが額面通りだとすれば、朝鮮戦争阻止のためなら急襲で金正恩殺害をする“斬首作戦”を『いつでもやるぞ』という意味もありますから」(北朝鮮ウオッチャー) しかも、北朝鮮内部にも正恩氏を危険にさらす不穏な空気が漂っているという。「北朝鮮は、国内移動が厳しく制限されています。正恩氏が棲む平壌は特に厳しいが、軍の兵士が許可を受けずに武器、弾薬、爆発物を持ったまま平壌に出入りしていることが発覚したのです」(軍事ライター) つまり、何よりも優先されるべき正恩氏の身辺警護に重大な欠陥が生じていることになる。「しかも、現在の北朝鮮は、リゾート開発の工事に多くの軍人が駆り出されています。国防を疎かにし、屈辱的ともいえるリゾート建設の労働力としてコキ使われていることに、軍人たちの不満は爆発寸前。いつ、軍事クーデターが起きてもおかしくない状況です」(同・ライター) 国内外を敵に回した正恩氏は八方ふさがりのようだ。 一方、韓国の文在寅政権も絶体絶命だ。度重なる失策により文政権不支持が鮮明になってきている上に、韓国検察VS文政権が最終局面を迎えつつあるのだ。「2017年に柳在洙元釜山市副市長の収賄事件の調査を、当時、民情首席秘書官だった曺国前法務部長官の指示で捜査が打ち切られたとされています。曺国氏を職権乱用の容疑で取り調べを進めている韓国検察は、文氏も関与していると考えており、追及の手を伸ばそうとしているのです。さらに、文氏には懇意にしている病院への不正融資疑惑が噴出寸前です」(韓国特派員) 文氏の弾劾、逮捕は、時間の問題だという。「もはや文氏は、かつて米国のハワイに亡命した李承晩初代大統領のように、トランプ大統領にお願いして米国に亡命するしかない。正恩氏も“一緒に亡命”という可能性もゼロではないでしょうね」(韓国ウオッチャー) ダブル亡命がウワサされ始めた2020年、朝鮮半島情勢が激変しそうだ。
-
社会 2020年01月11日 09時00分
新宿の自殺現場、スマホで撮影する大勢の野次馬に批判 SNS拡散までしてしまう心理とは
6日正午過ぎ、東京都新宿区西新宿にあるJR新宿駅南口の歩道橋で首吊り自殺を図った男性が死亡した件で、事件当時、現場に集まっていた野次馬にネットから批判の声が集まっている。 特に目立ったのは、事件現場をスマホで撮影していた野次馬への「撮っていいか悪いか判断できないの?」「自殺現場を撮影するって悪趣味」「現場で遺体を撮影する無数のスマホにショックを受けた」といった声や、撮影した画像をSNSに投稿する者に対する「写真撮ってSNSに上げるとか頭おかしい」「狂気を感じる」といった声。ただ、傍観していた野次馬に対しても「立ち止まってまじまじと見てる人も気持ち悪い」「自分なら見ていられない」という意見もあった。 なぜ、人は野次馬をしてしまうのか。 野次馬心理の動機としては、何といっても、珍しい事象について「見てみたい」という興味や好奇心に端を発する。興味や好奇心は脳から分泌されるドーパミンとの関係性が強く、興味を持って覗き込んだ内容が自分にとって刺激的なほど分泌は促され、興奮度が高まるほど抑制することが難しくなるという性質を持っている。 野次馬の中でよくあるケースとしては、「ただ興味本位で見ている」といったもので、中には何が起こっているのか分からないが、人だかりに興味を持って引き寄せられた結果、図らずも野次馬の一員になっていたという場合もある。 人間の習性も含めて、ここまでは一般的にわからなくはない範囲だとしても、より批判を受けているのは「スマホ撮影」や「SNS投稿」といった、行き過ぎた行為である。 スマホ撮影をした者の中には、普段から珍しい状況や光景に出くわす度に撮影するという習慣が原因で、条件反射的に撮影したと思われるケースがある。「思わず撮影したが投稿を自粛する」とSNSへコメントをした者もいたが、これについても「わざわざ言う必要も撮る必要もない」といった批判の声が見られた。 生命の危機に面した現場をこぞってスマホ撮影する時点で、モラルの低さが疑われるところだが、極め付けは画像をSNSにアップするという行為である。 この行為の背景には、珍しい状況に居合わせたという特別感をアピールして承認欲求を満たそうとする心理を始めとして、味わった興奮や恐怖感を人に伝えたいという心理的欲求も考えられる。また、より具体的な情報を共有し、共感してもらうことで自分が受けたショックを和らげようとするケースも見受けられる。 仮に普段は常識的な倫理観を持っていたとしても、強い欲求や衝動性の方が優ってしまったということもあるだろう。前述したドーパミンによる興奮状態が判断力に影響する場合もある。しかし、いずれにしてもそうした行動の結果、世間的にはモラルに欠ける行動と判断されることに変わりはない。 さらに反感を買うのは、閲覧者へ無差別かつ意図的に心理的ショックを与えるために衝撃的な画像を拡散するといった、元からモラルも道徳心もない愉快犯の存在である。 中には「人目に付くところで事件を起こしたんだから、ある程度は仕方ない」といったネットの声もあるが、野次馬の状況を客観的に見て不快感を覚え、そのモラルの低さに失望した人は多いようだ。 もしもモラルと強い欲求や衝動の間で揺れる時は、その行動の先に失う社会的信用などについて考えるといった、客観性を意識した判断を心がけるべきである。 亡くなった男性の冥福を祈る。文:心理カウンセラー 吉田明日香
-
社会 2020年01月11日 06時00分
息子の髪型が気に入らなかった父親、美容師に向かって発砲 父親は「2週間しかもたない髪型だった」と不満
美容室で散髪した後、気に入らない髪型になったという経験をした人は多いと思うが、海外では髪型が気に入らず、美容師に危害を加えた人間がいる。 アメリカ・テキサス州で、13歳の息子の父親が、息子の髪型が気に入らずに腹を立て、美容師に発砲したと海外ニュースサイト『abc13 News』と『Defense Maven』が2019年12月30日までに報じた。報道によると、父親と息子は21日の午後5時頃、息子の散髪のため、同州にある美容室を訪れたそうだ。息子は美容室で散髪し、父親が会計を済ませた後、父親とともに店を出た。20分後、父親は再び美容室に戻り、息子を散髪した美容師に対し、「息子の髪型は2週間しかもたないだろう。気に入らない」と言ったそうだ。父親が美容室に戻った時、息子は父親の車の中にいた。 美容師は、再度、息子の髪を無料で切ると申し出たが父親は拒否した。父親は隠し持っていた銃を出して、美容師に向かって3発、発砲したという。美容師は腹部と脚、腕を打たれたが命に別状はなかった。父親はその後、逃走し、2020年1月現在までに逮捕されていない。 なお、アメリカの美容室での散髪代は日本とあまり変わらないが、アメリカでは通常、散髪代にプラスして、総額の15〜20%のチップを支払う。父親がチップを支払ったかどうかは分かっていない。 このニュースが世界に広がるとネット上では「散髪後の髪型が気に入らないことはあるけど発砲はやりすぎ」「父親は息子の髪型をどんなふうにしてもらいたかったのか、美容師に具体的に指示したのだろうか」「息子は自分の髪型が原因で発砲事件が起きたと知ったのだろうか。息子も責任を感じそうでかわいそう」「なぜ父親はその場で文句を言わず、一度、美容室を出た後に再び美容室に戻って発砲したのか。息子の髪型について他の人から何か言われたりバカにされたりしたのだろうか」などの声が挙がっていた。 海外では、髪型が気に入らずに美容師に発砲しようとした事件が他にもある。 アメリカ・カリフォルニア州で当時29歳の女が、髪型が気に入らなかったため、美容師に向かって発砲しようとしたと海外ニュースサイト『Daily Mail Online』が2016年2月に報じた。同記事によると、女は美容室で髪を切った後、料金を支払い、美容室を後にしたそうだ。 女は美容室を出た1時間後、再び美容室に戻り、髪型が気に入らないと美容師に不満を言った。女は銃を持っており、美容師に向かって発砲しようとしたという。女は3発引き金を引いたが、銃に誤作動が生じて、一度も砲弾は出なかった。美容室の従業員数名が女を取り押さえ、警察に通報。女は駆けつけた警察によって逮捕された。 髪型が気に入らないからといって美容師に危害を加えることは許されることではないし、何の解決にもならないだろう。記事内の引用についてBarber shot multiple times in haircut dispute(abc13 News)よりhttps://abc13.com/barber-shot-multiple-times-in-haircut-dispute/5775776/Father Shoots Texas Barber Over 13-Year-Old Son's Haircut(Defense Maven)よりhttps://defensemaven.io/bluelivesmatter/news/father-shoots-texas-barber-over-13-year-old-son-s-haircut-kSu5-Tgi2U2be-T1V0IU-QWoman angry over haircut returns to the salon 'to shoot her barber' but he escapes unharmed when the gun jams(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-3446819/Woman-angry-haircut-returns-salon-shoot-barber-escapes-unharmed-gun-jams.html
-
社会 2020年01月11日 06時00分
トランプ大統領がイラン対して誇示する「52」という数字の意味
正月早々殺害されたイラン革命防衛隊のスレイマニ司令官は、イランでは「英雄」、西側ならびにイスラエルやサウジアラビアから見れば「悪魔」といわれる。 革命防衛隊の中核は「コッズ部隊」(ペルシア語でエルサレムの意味)といわれ、イランの最高指導者ハメネイ師直属の部隊でもあることからエリート12万5000人の兵力を誇る。革命防衛隊などという時代錯誤の呼称もさることながら、ナチスドイツでいえば、ナチス武装親衛隊のような存在だ。 イランは米国への復讐を誓い、即座にイラクの米軍基地に報復攻撃を行ったが、米国側の軍事施設などに人的被害が出れば、トランプ大統領はただちに52カ所を爆撃し報復すると警告を発した。「なぜ52カ所が標的なのかというと、米国が大きな屈辱を味わった1979年に起きたテヘランの米大使館人質事件で、拘束されていたアメリカ人が52名だったからです。しかも444日間、拘束され、当時のカーター大統領が立案した『砂漠の嵐作戦』というヘリコプター部隊による救出作戦は、砂嵐のために失敗しています。米国は二重の恥辱を味わい、その結果カーター氏の再選はならず、強いアメリカ復活を掲げたレーガンが、1980年の大統領選に地滑り的な大勝利を収めたのです。1月6日には、米ユタ州にある空軍基地から52機の『F35ライトニング』ジェット戦闘機が飛び立ち、訓練を行いました。52カ所の攻撃、52機のF35の軍事訓練は、米国の保守層の中核である福音派(イラン嫌い)の支持を喚起させる狙いがあるのです」(国際ジャーナリスト) 革命防衛隊は“軍閥化”しており、イランの利権を寡占しているから一般国民からは嫌われ、評判は悪い。「スレイマニ司令官はイランから見て西側を担当し、イラク、シリア、レバノン、ガザ地区にイランの傭兵を送り込み、軍事訓練を施し資金と武器を供与してきました。代わったガアニ新司令官(副司令官から昇格)は、東側のパキスタンやアフガン担当です。従ってペトレイアス米陸軍大将(前CIA長官)がコメントしたように『スレイマニ殺害はビン・ラディンやバグダディ排除よりも重要な意味を持つ』のです」(同・ジャーナリスト) とはいえソレイマニ殺害でイランを追い詰めることが、戦略的に妥当か否かは議論が分かれるところだろう。
-
-
社会 2020年01月10日 22時00分
ソフトバンクホークスが東京大学と合体!? “AI活用”でさらに最強へ
日米のワールドシリーズ開催を目指す『ソフトバンクホークス』の孫正義オーナーが、新たな挑戦を始めた。去る12月6日、東京大学と共同で人工知能(AI)の研究所を設けると発表。ソフトバンクとグループ会社が今後10年間で200億円規模を拠出し、基礎研究に加えて先端医療などの応用研究を支援するという。「研究には投資や株式のリスク対策とともに、野球への応用も含まれます。これでホークス、東大野球部が大きく変わります。東大OBで元中日選手の井手俊氏を新監督に迎え、2017年秋から続いている42連敗を止め、返す刀で東京六大学の優勝争いに食い込む。日本のAI頭脳の優秀さを示すのに、これ以上の好機はありません」(経産省職員) ITアナリストは、将棋や囲碁と同様に「投手、打者、走者などのシチュエーションを入力すれば、相当の確率で結果がはじき出され、有効な対処法も瞬時に示されるところまでAIは進化を遂げている」という。 野球のAI活用は、ゲームメーカーのDeNAを親会社に持つ『横浜DeNAベイスターズ』が大きく先行していた。「球をトラッキング(追尾)して、投手ならスピードや回転、打者なら飛距離や角度などのデータを収集する『トラックマン』の導入が日本の球団でも進みましたが、球界にはデータ解析して実戦で生かす人材が不在。その点、DeNAには優秀なゲームアナリストが多く在籍する。野球とは無縁だった4人が17年にチームを組んでAI技術を活用してデータを解析。ラミレス監督が打順や選手交代の戦略を練るパターンが定着し、奏功しています」(スポーツ紙記者) これに刺激されたのが、ソフトバンクだった。「2018年シーズン中から高解像度カメラによって撮影されたデータを一括してAI分析する『野球選手トラッキングシステム』を本格導入して、チーム戦略に活用しています」(同・記者) 3年連続日本一の球団となったソフトバンクは、東大と共同でAI開発に着手したことによって、他球団をさらに突き放すかもしれない。
-
社会
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第61回 脱原発と東京の強靭化
2014年01月28日 15時00分
-
社会
バーで酔客とケンカになり、友人に示談金払わせた男らを逮捕 実は演技だった!
2014年01月28日 11時45分
-
社会
JR西日本社員が拾ったICカード乗車券で不正乗車
2014年01月27日 11時45分
-
社会
西武HD“手打ち”再登場 堤元オーナーと筆頭株主サーベラスの欲の皮
2014年01月27日 11時00分
-
社会
福祉施設が舞台。高齢者の歪んだ恋
2014年01月26日 16時00分
-
社会
自民をぶっ壊す 小泉新党旗揚げ「細川ポイ捨て」密約(2)
2014年01月26日 15時00分
-
社会
周辺風俗界隈も援護射撃 補助金カット阻止に躍起の文楽協会
2014年01月26日 11時00分
-
社会
人気公演のチケットをネットオークションで転売した男を逮捕
2014年01月25日 17時59分
-
社会
自民をぶっ壊す 小泉新党旗揚げ「細川ポイ捨て」密約(1)
2014年01月25日 15時00分
-
社会
「仲井真沖縄県知事の辺野古埋め立て承認は妥当?」との意識調査で意外な結果
2014年01月25日 11時50分
-
社会
欧州勢が上位独占「健康な食事」ランキングで日本が世界21位の理由
2014年01月25日 11時00分
-
社会
若者信者が急増中 美女が逆ナンする『アレフ』の勧誘手口
2014年01月25日 11時00分
-
社会
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 都知事選争点の筋違い
2014年01月24日 15時00分
-
社会
茨城県警が50代のオジサンに生脱ぎした下着を売った女子中学生2人をサイバー補導
2014年01月24日 11時45分
-
社会
資生堂サプライズ人事の不安
2014年01月24日 11時00分
-
社会
東京都知事選が告示 力を入れてもらいたい政策は?
2014年01月24日 10時45分
-
社会
都知事選の裏で炙り出される悪徳太陽光発電“転売ブローカー”
2014年01月23日 15時00分
-
社会
全国最大規模の出会い系サイト運営会社が11億円の所得隠し
2014年01月23日 11時45分
-
社会
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第60回 先進国の火種
2014年01月22日 15時00分
特集
-
あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-
TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-
元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分