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「仲井真沖縄県知事の辺野古埋め立て承認は妥当?」との意識調査で意外な結果

 13年12月27日、沖縄県の仲井真弘多知事が、米軍普天間飛行場の移設に向けた同県名護市辺野古の埋め立て申請を承認した。

 もともと、仲井真知事は10年11月の沖縄県知事選で、「基地の県外移設」を公約に掲げて当選している。

 沖縄県議会では、14年1月10日、仲井真知事が辺野古埋め立てを承認したのは、「公約違反」として、知事の辞任を求める決議が可決される事態となった。仲井真知事は「県外移設の公約は変えていない」と主張し、辞任しない意向を示した。

 仲井真知事が辺野古の埋め立てを承認した後、1月19日に名護市長選が行われた。同選挙は辺野古への移設に反対する現職の稲嶺進氏が、移設推進を掲げ、自民党や仲井真知事の支援を受けた前県議の末松文信氏を破り、再選を果たした。

 投票率は76.71%と高く、得票数は稲嶺氏が1万9839票、末松氏が1万5684票で4155票もの差があり、地元・名護市民の「移設反対」の意向が明確になった。

 そんななかで、国民はこの問題をどう考えているのか? 「Yahoo!ニュース」では、「仲井真知事の辺野古埋め立て承認は妥当?」との意識調査を、13年12月27日〜14年1月6日に実施。11万6287票(男性=83.3%、女性=16.7%)の回答があった。

 その結果は、「妥当」が8万5064票(73.2%)と圧倒的で、「妥当でない」の3万1223票(26.8%)に大差をつけた。地元の選挙結果とは逆のアンケート結果となったことで、この問題の難しさが改めて浮き彫りになったといえるかもしれない。
(リアルライブ編集部)

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