社会
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社会 2010年02月01日 09時00分
沖縄基地問題でゆれる日米中
1月29日アメリカ発表のニュースで「台湾に武器売買」の見出しがでた。はて? この時期なぜアメリカが中国を刺激? 当然のように中国は「武器売買にかかわったアメリカ企業への制裁を科す(中米貿易にも影響が)」と発表した、そのうえ昨年11月オバマ大統領の演説ではアジアで最も大事にしているのは中国である、と両国の友好モードをアピールしたことは水の泡になったはずだ。 では今中国を刺激してまでしてアメリカが進めたいことは何か、それは普天間の基地問題を抱えて迷走する民主党を自由民主党に戻すことではないか、幹事長の小沢氏は日中関係を大事にしているし鳩山氏は優柔不断と思われている、それに加え中米関係が壊れたとあっては基地の移転を見直すどころではないはず。すでに1月31日に中国国防相は、中米両軍が計画していた相互訪問を中止すると伝えてきた(高官レベルのもの)。 こんな時に日本の国会は呑気なものだ欠伸しているやつはいるは、へらへら笑って質問しているやつとかまるで吉本新喜劇を観てるいみたいだ(それほどは面白くないが)、今やるべきことを真剣に国会議員は考えてほしい。日本はアメリカの属州ではない!
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社会 2010年01月30日 13時00分
和歌山県沖で、120年前のトルコ軍艦の金貨が発見される
1890年、オスマントルコの木造軍艦「エルトゥールル」号は、日本での役目を終えての帰国の途中、和歌山県串本町沖にて台風に遭い、沈没してしまった。約650人の乗組員のうち、生き残ったのはわずか69人だった。 遠い異国の地で、荒れ狂う海の中、どれほどの恐怖と絶望を感じたであろう。そんな彼らを救助したのは地元住民たちであった。当時の串本町は飢饉の真っただ中にあり、とても他者を助け、受け入れる余裕などない状態だったという。しかし、そんな中であっても地元住民たちは、わずかながらの食料を分け与え、布団や衣料を持ち寄り救助にあたった。大惨事の中にありながら、人間本来が持つ勇気と真心を感じさせられる。日本とトルコの友好に繋がる、民衆が築いた物語である。 2010年1月25日、「エルトゥールル号遺品発掘調査団」は、イギリスの1ポンド金貨、日本の1円銀貨、碇のマークの入った真ちゅう製のベルトのバックルを発見したと報告した。1円銀貨は損傷が激しく、かろうじて「一円」と読み取ることができる程度だが、金貨にいたっては刻印まではっきりと読み取れるほど状態は良い(海中で発見したダイバーはこれをコインではなく、「金色に光るもの」としか認識できなかったとか)。まるで、持ち主が早く発見してほしくて信号を送っていたように見えないか? エルトゥールル号はこれまでにも、多くの遺品が引き上げられてきたが、「やはり乗組員の身に着けていたものが見つかると嬉しい」と語っていたのは調査団の方。 120年ぶりの青空と緑の大地に、金貨の持ち主は何を思うのだろうか?
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社会 2010年01月29日 15時30分
男と女の官能事件簿(2002年) マイホームパパの仮面をかぶった極悪レイプ犯(4)
連続婦女暴行事件の犯人会田俊樹の犯行は、計画的かつ極めて悪質なものであった。 会田が襲ったのは、就寝中や入浴中の、抵抗のできない女性ばかり。しかも、頭に袋をかぶせて目隠しをした上で、「殺すぞ」と脅したり、首を絞めたりして恐怖を与え、声を出ないようにして強姦していた。そのうえ、会田はただ女性をレイプするだけにとどまらず、その犯行の様子をビデオカメラで撮影までしていたのである。 さらに、レイプする際に、バイブレーターなどで女性をいたぶったり、局部に挿入したりして楽しんでいたという。 乱暴されただけでも心身ともに強烈なショックを受けた女性に対し、さらに弄び辱めるような卑劣な行為を、会田は平然と行っていたのである。 女性によっては何度も殴られるなど、ひどい暴行を受けたケースも少なくない。自分の写真などの私物や、現金を奪われた女性もいる。 しかも、会田は極めて慎重で、そして用心深かった。自分の犯行が新聞などのマスコミで報じられると、しばらくは身を潜めて行動を控える。そして、1か月ほど経過してほとぼりが冷めた頃を見計らって、再び犯行を繰り返していた。 また、会田の犯行は都内各所から千葉県内などかなり広いエリアに渡っている。 こうした悪知恵を働かせた手口によって、会田は警察の捜査を逃れながら、悪辣な犯行を繰り返していったのである。 しかし、いっこうに自分に捜査の手が伸びないことに味をしめたのか、会田の犯行の回数は徐々に増えていった。犯行の下見を重ねれば、目撃情報なども増えてくる。そうした情報や被害者の証言などが積み重なって、会田の逮捕に至った。 警察の取り調べに、会田は犯行を全面的に認めた。警察に寄せられた被害届けは約50件だったが、会田が自供を重ねるごとに被害件数は増えていき、最終的には「少なくとも60人の女性を襲った」と供述した。しかし、実際にはさらに多くの被害者がいるといわれている。 事件後、千葉市内の会田の自宅から家族の姿は消えた。かつてのマイホームパパは、婦女暴行罪で起訴された。 2004年3月26日、東京地裁は会田に対して、「計画性、無差別性が顕著で、同種の事件の中でも最も悪質な犯行。被害者に一生消せない精神的打撃を与えた」として、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。(了)
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社会 2010年01月29日 13時30分
ローティーンの整形は許せるか
はじめまして、朱里と申します。1991年3月、太平洋を越えて、湾岸戦争の起こった年に初めて到着したアメリカ大陸のワシントンDC、ダレス国際空港はちょうどその前年に大ヒットした映画『ダイハード2』の舞台になった場所でした。 DCにはギター1本を買いに来ただけの筈だったのですが、ふと、ロスアンゼルスに居る学生時代の友人に電話したくなりました。せっかくアメリカに来たのだし、物のついでと簡単に考えたのです。その当時東海岸と西海岸がどれくらい離れているかなんて知る由もなかった私は無謀にも「遊びに行ってもいいか」と尋ねると、その友人は即答で快諾してくれました。ロスアンゼルスはワシントンDCから飛行時間が6時間かかっても来た甲斐がありました。LAというと、先入観ではダウンタウンなどビルが立ち並ぶ猥雑な都会を想像しがちですが、実際は広域に渡り年代物の魅力的な建築物が延々と続く美しい町並みにすっかり魅了されました。 ロスアンゼルスの友人宅で2週間の滞在後、私は東京に戻るとすぐに赤坂のアメリカ大使館までビザの申請に行きました。今のような厳戒態勢でない当時の大使館で即日Bビザを発行してもらい、翌々日には再びロスアンゼルスに旅立ちました。あれから南カリフォルニアに移り住んで今年がちょうど20年目です。 昨年2009年度の税務申告を今年は早めに終えようと思い、いつもお願いをしているCPA(会計士)まで昨年の関係書類などを持って出かけました。CPAのヤンさんはソウル生まれ、私より6年早く大学留学でアメリカに来て、その後永住権を取得したそうです。ヤンさんは大学時代から通い始めたトーランス市にある教会では現在委員会の役員を務めるほどの大変敬虔なクリスチャンです。またヤンさんは2人の娘さんの父親で、長女が高校の2年生、次女が小学校5年生です。 スンドゥブチゲの昼食を二人で食べながら仕事の話を一通り終えると、ヤンさんが、「朱里さん、これをどう思いますか?」と実に興味の話を始めました。「次女の同級生の話なのですが、夏休みが終わって学校が始まるとその子の顔が少し変わっていたそうなんです」、私が「まさか、整形手術ですか?」と冗談で尋ねると、ヤンさんは少しウンザリした様子で「考えられますか?小学生の女の子が鼻筋を高く、目を大きく見せる手術をしたのですよ」と真剣に答えました。ヤンさんは続けて「親がさせたのか、それとも本人の意思なのか、いずれにしてもこれは由由しい問題だと思いませんか?」と少し怒っている様子でした。 韓国はベネズエラやブラジルと並んで美容整形に関してたいへん熱意を持っているお国柄なのは周知の事実です。そして当然、出来ればいつまでも美男美女でありたい意識は、大昔から見せかけを重視するハリウッドに象徴された街ロスアンゼルスでも大いにあります。それにしても小学生が怪我でもないのに、夏休みのその殆どの時間を顔に包帯をグルグル巻きにして過ごしたことを想像しただけで気分が暗くなりました。でもその子や親もいったいどのような心持ちで手術の決心したのでしょうか? 私はその夜に東京に住んでいる弟と電話で話す機会があり、ついでに例の小学生の美容整形の話をしてみました。私の弟は輸入自動車に関わる仕事をしていて、お客さんの中には美容整形の医師もいるそうです。すると弟は別に驚く様子もなく、日本でも昨今は少なからずの小学生や中学生がプチ整形といわれるものを含めて美容整形をしている話を聞いていることを教えてくれました。子供が美容整形をする理由は諸々あると思いますが、一番多いのが「自分が連れて歩く子は出来れば可愛い顔がいい」という親の都合らしいのです。またそれらの親たちは子供の美容整形について “ホクロの除去”や“歯の矯正”と同じことだ、と異口同音に主張しているとのことでした。結局親の歪んだ美意識のおかげで子供が犠牲になっていることが多いのですね。 ヤンさんの次女が通っている公立小学校があるトーランス市は昔から日系の会社が数多くあり、多くの日系アメリカ人が住み、日本から来た駐在員の子供たちの多くが通う学校のある地区でもあります。私立校の方が教育レベルは遥かに高いアメリカに於いて、全国的に見てもこの地区の小中高校とすべての公立校はレベルが高く、また教師たちもたいへん優れています。そしてこの広大なロスアンゼルス郡の中でも比較的保守的な地域です。それ故に時々監視されているような息苦しささえも感じますが。さて後日談ですが、あまり他人の行動に干渉しないアメリカに於いてもさすがに美容整形をしてしまった件の女の子はイジメにあって、私立校への転校を余儀なくされたそうです。顔を傷付けてしまったことより、きっと同級生に疎外されたという心の問題の方が彼女にとっては今後大きなトラウマになるのでしょうか。(川村朱里 レドンドビーチ市在住 ハウスウエアデザイナー)
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社会 2010年01月29日 13時00分
亀戸天神で不思議な祭が開催!! 「うそ替え神事」とは?
東京の下町・江東区の人々に「天神さま」と呼ばれ、人々に親しまれている亀戸天神(東京都江東区亀戸3丁目6番1号)において、不思議な祭が開催されていることを読者の皆さんはご存知だろうか。「うそ替え神事」というあまり聞きなれない祭(神事)が行われているのだ。関西地方では大阪天満宮、九州では太宰府天満宮や住吉神社、水鏡天満宮で開催されているが、東京では亀戸天神社ぐらいであろうか。 毎年1月24、25日という2日間にわたって亀戸天神の境内で開催される「うそ替え神事」では、沢山の屋台が立ち並び、能が奉納されており、境内はあふれんばかりの大勢の観客で賑わっている。 境内では、お守りやご朱印、絵馬が販売されており人気を集めているが、テントが設置された臨時販売所では、「鷽(うそ)」という一刀彫の鳥の人形が販売されており、人々が先を争うように、この「鷽」を購入しているのだ。 実は、この「鷽」にこの祭りの意味があるのだ。この神事においては、前年の鷽(うそ)を神様に納め、新しい鷽(うそ)を買い求めると「昨年に起きた凶事が嘘=鷽となり、吉事にトリ=鳥替わる」といわれているのだ。 先が見えない深刻な平成不況、昨年の不景気を嘘として、幸運に取り替えてくれることができるだろうか。(山口敏太郎)山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2010年01月28日 15時30分
男と女の官能事件簿(2002年) マイホームパパの仮面をかぶった極悪レイプ犯(3)
都内や千葉県内などで起きていた連続婦女暴行事件の犯人、会田俊樹の手口は、実に計画的かつ慎重なものだった。 まず、会田は仕事の隙を見ては、犯行現場をクルマで徘徊しながらターゲットとなる女性の部屋に見当をつける。アパートやマンションばかりを狙い、それも2階以上の階をチェックする。 都内などでは、集合住宅に住んでいる女性のなかには、玄関のドアやベランダの窓に鍵をかけないケースが多い。2階以上の階では、「高い階なら安全なので、鍵をかけなくても大丈夫」と思っている女性が少なくないからだ。 しかし、実際にはマンションの2階や3階などは、子供でもない限りその気になれば侵入するのはそれほど難しいことではない。 実際、電柱やフェンスなどがあれば、それらをよじ登ったりしてベランダに忍び込んで窃盗などの犯行に及ぶケースはいくらでもある。 それに、玄関に鍵がかかっていなければ、そこから意図も簡単に室内に侵入できる。被害にあった女性のなかには、「オートロック式のマンションだったので安心していた」と証言したという。だが、会田はマンションの塀を乗り越えて敷地内に侵入し、玄関から堂々と女性の部屋に入って犯行に及んでいた。オートロック付きだからと安心していた、女性の心理を利用していたというわけである。 さて、会田は女性の後をつけたり、事前に近くを歩いてうろついたりするようなことはしなかった。目をつけたマンションなどの部屋をよく観察し続けていた。 たとえば、女性は下着などを用心してベランダなどには干したりしないが、カーテンをピンク色やパステルカラーにしていたりする。また、わずかな隙間から見える室内に、若い女性が好むキャラクターグッズやポスターが飾っているのが見えることもある。 それらを敏感に察知して、住人がひとり暮らしの若い女性であると見当をつけた上で、会田は卑劣な犯行を行っていたのである。 特徴的だった女性に布袋をかぶせる手口は、「テレビドラマをヒントに考えた」と会田は供述した。最初は市販のものを使用していたが、やがてシーツなどを切って自作するようになった。 あらかじめ下見をし、目隠し用の袋、ビニールテープなどを持参し、会田は極めて計画的に犯行を続けていた。(つづく)
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社会 2010年01月28日 13時30分
FBIのビックリミス。国会議員がビンラディンにされた?
1月14日、FBI(米連邦捜査局)が公開した国際テロ組織「アルカイダ」の指導者オサマ・ビンラディン容疑者の現在の想像写真に、実在のスペインの国会議員の顔写真が使われていたという、とんでもない事実が発覚した。写真を使われた議員は激怒し、法的措置も辞さない構えのようだ(1月19日付朝日新聞より)。 写真を使われたのは、スペインのリャマサレス議員。使用された写真は2004年、氏が共産党系の「統一左翼」前代表時代の総選挙用のポスターで使っていたもので、これが今回ビンラディン容疑者の「今の顔」の想像写真に使われた。 比べてみると、少し目のあたりが違っていたり、肌が幾分浅黒くなっているなど、若干加工されているが、髪形や額などはそのままといっていいぐらい。輪郭など全体の印象も似ていて、ほとんど当人と見分けがつかない出来であった。 FBIのホフマン広報官は、朝日新聞の取材に対して「担当者がぴったりの素材を資料から見つけられず、ネットで見つけた写真を部分的に使ってしまった。誰の写真か知らなかったし、悪意はなかった」と無断借用を認めたそうだ。 当のリャマサレス議員はカンカンの様子で、「もう米国では安心して旅行もできない。恥知らずな話だ」と激怒。米政府に直接説明を求め、法的措置も考えるという。ちなみにビンラディン容疑者とは同年齢だそうだが、「身体的にも思想的にも同じ部分は全くない」と語ったという。 正式な謝罪があったかどうかは記事には出ていないが、一般ユーザーじゃあるまいし、FBIがこんな失敗をするとは意外。この担当者も、リャマサレス議員の写真を見つけた時は思わず「ビンゴ!」と叫んでいたのかも。今頃「君はクビだ、○○君」なんてことになっていなければいいが…。写真=グラウンド・ゼロ もっともFBIのことだ。実はこれも恐るべき陰謀の第一歩だったりして?(横浜六太 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2010年01月27日 15時30分
男と女の官能事件簿(2002年) マイホームパパの仮面をかぶった極悪レイプ犯(2)
東京都江戸川区や千葉県市川市などで、97年頃から相次いで起きていた婦女暴行事件は、警察に届出があっただけでも数十件に及んでいた。 その犯行は、いずれも施錠していない玄関や窓から侵入し、女性の頭部に布袋をかぶせて目隠しをした上で、両手をビニールテープ縛って自由を奪ってから強姦するという、極めて悪質なものであった。また、女性たちは「殺すぞ」と脅されており、なかには顔面などを激しく殴られるケースも少なくなかった。 いずれも手口が非常に似ていることなどから、警察は同一犯の可能性が高いとして捜査を続けていた。 すると、2000年頃に、布袋らしいものを持った男の姿がコンビニの防犯カメラに移っているのが確認された。さらに、一連の事件が起きたいくつもの現場で、白い業務用のワンボックスカーが何度も目撃されていることがわかった。 警察はこの白いクルマに注目し、ほかの目撃情報や被害者の証言などとあわせて捜査を続けた結果、そのクルマを所有する会社に勤める、会社員の会田俊樹(38)が浮上した。 そこで、警察は会田を呼んで事情聴取したところ、女性に対する暴行を認めたため婦女暴行容疑で逮捕された。 警察の取り調べに、会田は「およそ5年の間に、だいたい50人くらいの女性の部屋に侵入してレイプした」と供述した。警察には江戸川区をはじめ、板橋区、杉並区、品川区、千葉県市川市、浦安市などあわせて約50件の被害届があり、会田の証言とほぼ一致した。 被害者は20代から30代の女性ばかりで、ほとんどが玄関ドアやベランダの窓に鍵をかけていなかった。 ところが、犯人の会田はというと、どこにでもいそうなおとなしい男。勤め先では勤務態度もまじめで、礼儀正しく仕事も普通にこなしていたという。 また、千葉市内に購入した一戸建てに、母親と妻、それに小学生の息子と幼稚園児の娘の5人暮らし。近所では仲のよい一家のマイホームパパと評判は悪くなかった。 ところが、そのマイホームパパの顔の裏で、ひとり暮らしの女性を狙っては次々に強姦し続けていた、卑劣な姿が隠れていたのである。 会田は、会社のクルマを24時間いつでも使えることを利用して、あちこち移動しながら、深夜に襲うための女性を常に物色していたのである。(つづく)
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社会 2010年01月26日 15時30分
男と女の官能事件簿(2002年) マイホームパパの仮面をかぶった極悪レイプ犯(1)
東京都江戸川区の、とある閑静な住宅街。深夜に人気もなく、ひっそりと静まり返っている。 その一角に、不審な人影がうごめいていた。マンションの片隅から2階へとよじ登り、ベランダへと這い上がる。それから窓に手をかけると、そのままスーッと開いた。鍵はかけられていない。その不審な人影は、30歳くらいの男だった。そして、注意深く部屋の中に入っていく。 室内には、20代と思われる、若い女性が眠っている。彼女の近づく男。 すると、男は布の袋のようなものをポケットから取り出すと、眠っている女性の頭にすばやくかぶせた。 「!」 何が起きたのかわからず、驚いて目を覚ます女性。すると男は、いきなり女性の首を絞めた。 (苦しい…、助けて…) 首を押さえつけられ、声も出なくなっている女性の耳元で男は脅した。 「大声を出すな。殺すぞ」 そして、男は用意したビニールテープで彼女の手首を縛った。 女性の自由を奪った男は、乱暴に彼女の寝巻を引きちぎり、下着をはぎ取った。それから、思う限りの乱暴を続けたのである。 別のある日、都内某所のマンションの一室。やはり深夜に、男の手で玄関が開けられる。 男が部屋の中に入っていくと、浴室からシャワーの音が。近づく男。やがてシャワーが止まり、脱衣所に上がってくる女性。そして、いきなり浴室の戸が開けられる。 (誰なの!) 悲鳴を上げる時間も無く、布袋を頭にかぶせられ、押さえつけられる女性。裸でどうすることもできない。 「殺されたいのか。おとなしくしろ」 そのまま、彼女は暴力的に犯された。 また別の日、千葉県のあるマンションの一室には、女性のパジャマや下着が散乱していた。ベッドの上には、乱暴されぐったりとした裸の若い女性。その姿を、ビデオカメラで舐めるように撮影する男の姿があった。 ひと通り撮影すると、乱暴した女性を放置したまま、侵入した玄関から去っていった。 1997年頃から、東京都江戸川区や板橋区、千葉県市川市などで、一人暮らしの若い女性ばかりを狙った婦女暴行事件が連続して発生していた。 その手口は、深夜に鍵がかかっていない玄関や窓から侵入し、女性の頭部に布製の袋をかぶせて目隠しにして犯行に及ぶという、実に卑劣なものだった。(つづく)
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社会 2010年01月25日 15時30分
男と女の官能事件簿 同棲相手を殺害し頭部を切断した歯科助手の女性(3)
同棲生活を始めた奥田と芳美だったが、当初から不安な要素をはらんでいた。 当時、定職がなかった奥田さんは、フリーターとして小遣い程度の稼ぎしかなく、生活費はすべて芳美が負担していた。そのため芳美は、昼は歯科助手として働き、夜はキャバクラに勤めるというダブルワークで奥田さんとの同棲生活を支えていた。 芳美が身を粉にして働く姿を見ていながら、奥田さんはいっこうに定職にはつこうはとしなかった。それどころか、趣味であるサーフィンには頻繁に出かけ、たびたび芳美にカネをせびるという始末だった。そのほかにも、遊び好きだった奥田さんは何かと金遣いが荒く、その支払いはほとんど芳美が出していた。 そんな生活に、芳美も奥田さんに黙って従っていた。しかし、つい愚痴のひとつも出てしまうこともある。すると、奥田さんは逆上し、形相を変えて彼女を怒鳴りつけていた。 「俺のやることに文句をつけるな!」 「てめぇ、俺と別れたいのか!」 奥田さんは怒鳴りながら、芳美の顔を殴りつけた。テーブルにあったコップを壁に投げつけ、割れて破片が飛び散る。 「やめて!」 芳美が泣き叫んでも、奥田さんは暴力をふるい続けた。 そんなことが、日増しに多くなっていった。ヒモ同然の男と、昼夜働いて貢ぎ続ける女性。しかも、些細なことで暴力を振るわれる。そんな生活に、芳美は日に日に心身ともに疲労し、同棲相手への憎しみが募っていったのかもしれない。 しかし、2006年になって奥田さんは厚木の空調会社に就職した。そして、事件の起きる直前には、知人たちに「俺、近いうちに彼女と入籍して、ちゃんと結婚するつもりだ」と話していたという。 しかし、すでに芳美の心は奥田さんから完全に離れていた。 4月26日頃、芳美は新品の包丁を購入した。その目的は、すでに決めていた。そして、4月30日の早朝、眠っていた奥田さんの首に、芳美は真新しい包丁の先を思い切り突き刺した。さらに、胸や腹などにも、何度も繰り返し包丁で刺した。 その後、奥田さんの遺体を捨てるためバラバラにしようとしたが、頭部を切り離しただけで芳美は逃走した。 その後、自殺も考えてさまよったものの死にきれなかった。逮捕時、芳美は心身ともに憔悴しきっていたという。(了)
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谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
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2007年03月31日 15時00分
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2007年03月30日 15時00分
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2007年03月29日 15時00分
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2007年03月28日 15時00分
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2007年03月22日 15時00分
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桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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2007年03月19日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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2007年02月21日 15時00分