社会
-
社会 2010年08月27日 12時30分
愛知県の夏祭「三好いいじゃんまつり&三好大提灯まつり」
今年1月14日に町から市になった愛知県みよし市では、市になって初めてのこの夏に、夏季最大のイベント「三好いいじゃんまつり」と「三好大提灯まつり」が、8月21、22日の2日間にわたり行われた。 21日に行われた「いいじゃんまつり」では、子ども太鼓、歌謡ショーなどのオープニングアトラクションの後、18時25分に「いいじゃん!」の掛け声を合図に、まつりテーマ曲「じゃんだらりん」と「ジャストローリン」が流れ、一斉にみよし市役所から三好稲荷閣までの間660mの道路を舞台にして「いいじゃん踊り」を踊った(「じゃん・だら・りん」とは三河弁の語尾につく方言のこと)。 「いいじゃん踊り」は、前半には決められた振り付けを踊り、後半は自分たちで考えたオリジナルの振り付けを踊る。そして、気合の入った振り付けやおもしろいパフォーマンスを披露したチームが、踊りのコンテストで表彰される。 この日のために息の合った振り付けを練習し、そしてこの日のために準備したカラフルな色彩の衣装を身に着けた44チーム・約3000人が参加し、沿道に集まった観客たちに踊りを披露した。 日が暮れたとはいえ、まだまだスーパー残暑が厳しい東海地方であるが、参加者全員が大粒の汗を流しながら2時間以上も踊り、練り歩き、夏の夜を楽しんだ。 また同日、「三好大提灯まつり」の前夜祭も開催され、三好稲荷閣の境内には数多くの露店が並び、大勢の人々で賑わった。夕闇が迫る頃、高さ11mもある大提灯三基が点灯され、境内を明るく照らしていた。 22日の本祭では朝から子ども囃子や棒の手奉納があり、夜には大提灯に再び灯が入れられ、三好稲荷閣の付近の保田ヶ池では花火が打ち上げられ、まつりのフィナーレを飾った。(写真:「グゥ〜の会」のみなさん)(「三州(さんず)の河の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
社会 2010年08月26日 17時15分
小沢氏出馬表明で、風見鶏発言の鳩山前首相に批判集中
また鳩が風見鶏になった!? 民主党の小沢一郎前幹事長(68)が9月14日の党代表選挙への出馬を表明したが、永田町では出馬を「後押し」したとされる鳩山由紀夫前首相(63)への風当たりが激しくなっている。 菅直人首相(63)の前では「続投を支持する」と言っていたのに、26日朝に小沢氏と会談すれば「これが大義だ。応援する」と、どちらにもいい顔をしたがる態度に呆れる党員まで出る始末だ。 ある民主党の新人議員は「きのうまで菅続投を支持していたのに、一夜明ければ小沢さん支持に前言を翻すなんて、党の領袖として有り得ないこと。新人議員の多くは、きょうの鳩山さんの発言で一体どちらにつけば(投票すれば)いいのか困惑しています」と話す。 民主党の国会議員数は412人。うち150人が小沢支持派、50人ほどが、いわゆる「鳩山派」とみられている。「鳩山派が小沢さんにつくとなると、数の上ではかなり小沢さんに有利。もっとも、支持派の数字自体も浮動票のように流れる可能性もありますが」(民主党関係者) 鳩山氏の風見鶏ぶりは首相在任中にも米軍普天間基地問題に関する発言がコロコロ変わっていった「前科」がある。今回の発言も民主党の中には、「小沢氏に寝返った」「いや、何か思惑があるのかも」と憶測を呼ぶばかり。前出の党関係者は「9月14日の投開票の直前に、鳩山さんはもう一度どちらを支持するか公式に発言するのではないか。ただし、もう一度前言を撤回すると、小沢氏が党を割る可能性も出てくる」と危惧する。 永田町では「総理を辞めた人が影響力を行使するのは、いかがなものか? と苦言を呈し、次の衆議院選挙に立候補しないと言っていた3か月前の言葉はなんだったのか」との批判の声まで出ている。鳩山氏は午後には海外に出発したが、外遊先でもまたぞろ「風見鶏発言」をして国民を困惑させないことを祈るばかりだ。
-
社会 2010年08月26日 17時00分
原発は大丈夫?
23日午前11時頃、柏崎刈羽原発の敷地内でまた不審火があったという。あの中越地震での同原発の火災以来、12件目の不審火だ。そして、報道発表は一時間後…。 もうあまり誰もあまり覚えていないかもしれないが、あの中越地震での原発火災時、刈羽原発の周辺住民に原発事故が伝えられたのが、やはり一時間も後だった。 これは、一回事故を振り返るしかあるまい。 あの時、ある専門家が、以下のようなことを言っていたのを思い出す。 −−CNNで見られた、火災の黒煙の中に見えた白煙、水蒸気の正体は? 「個人的には、燃料棒に損傷があったのではないかと思っています」 燃料棒が“暴走”というのは、以下だ。すなわち、制御棒がはまる等安全装置が働かず、冷却水によってクールダウン出来ず、燃えさかった燃料棒が周囲を建屋ごと溶解させ、水に触れ水蒸気爆発すること=メルトダウン(炉心溶解)のことである。 だから、さらに聞いてみた。 −−メルトダウンはあったんですか? 「私はすんでのところで免れたと分析しています。しかしそれは、情報を隠蔽しない、という前提の話です。2号炉の冷却装置が働いたことも、ずっと後まで発表されなかった。そういうことでは困るんです」 7基の燃料プールの水漏れ、というメルトダウンを想起させるアノ事故後の対応は、万全なものと果たしていえたか。国民の不安は今も続いている。 そういえば、この柏崎刈羽原発は、“最も安全な原発”という異名を取っているらしい。 何を言っているのだろうか? という感がある。
-
-
社会 2010年08月26日 14時00分
子どもへの躾と体罰を考える
近年、若年層の両親たちによる、子どもたちへの児童虐待事件が新聞を賑わせています。 これらの事件は、一昔前の時代では考えられなかった内容だと思います。なぜ、そこまで大人による児童虐待が増えてきたのか、その原因を私なりに探っていきたいと思います。 まずは事件を起こす親たち自身が、幼少期に複雑な家庭環境で育ってきたか、あるいは親の愛情を満足に受けずに育ってきたことが想像されます。児童虐待をしている親の中には、自分が子どもの頃に親にされたことを、子どもにする例が最も多いようです。 自分が子どもの時に、厳しい躾で育てられたから、自分の子どもに関しても躾を厳しくしたという親が、躾と児童虐待を混合しているように、私には思えてなりません。 以前、ラジオの相談番組で、8歳になる自分の子どもが、外で他の子どもの顔面を蹴っているという、子どもの暴力を相談している母親がおりました。この母親には子どもが他の子どもに対して、どうして暴力を振るうのか理解ができないという趣旨のものでした。 回答者の先生が言う内容は「お母さんは、ご自分のお子さんに対して、蹴ったりしてはいませんか」という言葉でした。それに対して相談者の母親は「躾のつもりで、子どもが言うことをきかない時に、蹴ったりしています」。そう答えたのです。 その答えを聞いた先生が「貴方のお子さんが他の子どもに対して暴力を振るうのは、貴方が家で、子どもに対して蹴ったりしているからですよ。子どもは貴方にされたことを酷いこととは思わずに、他の子どもに対して行っているのです」。そのことを聞いた相談者は、涙声になって「自分も躾を厳しくされたから、子どもに対して躾を厳しくしたつもりでした」と言ったのです。 親が躾のつもりで子どもに対して体罰を加えたことを、子どもが理解できなかったのでしょう。これらの例からも躾と体罰について、現在子育て中のお父さん、お母さんも一考されてはいかがでしょうか。(藤原真)
-
社会 2010年08月26日 08時00分
「画面フリーズで架空請求」の詐欺が急増中
利用した覚えのない料金を請求される、いわゆる架空請求による被害総額は、今年1月から7月までで10億3227万円になった。昨年の同じ時期に比べて半分ほどに減ってきている(警察庁調べ)。 しかしながら、相変わらずアダルトサイトなどの有料サイトを名目にした形で被害に遭うケースが多く、気を抜けない状況が続いている。 今月、東京都から発表された緊急消費者被害情報によると、利用者のパソコンにウィルスを混入させ、画面をフリーズさせて金を払うように仕向ける架空請求の被害が広がってきている。 この「画面フリーズ詐欺」ともいうべき手口では、まず無料のアダルトサイトなどにアクセスさせて、利用者のパソコンに不正なプログラムをダウンロードさせる。その後、利用料金を請求する画面を表示しフリーズさせ、金を支払わせるのだ。家族や同居人らと同じパソコンを使っている利用者らは、アダルト料金の画面を閉じたいという思いから、つい高額な利用料金を払ってしまうという。 このような、利用者の意思に反した形では契約自体が成立していない。くれぐれもこのような架空請求に対して、精神的に動揺して金を支払ったり、サイト運営者に連絡を取って自らの電話番号などの個人情報などを教えるなどのことがないようにしたいものだ。(「悪徳商法記者」多田文明)
-
-
社会 2010年08月25日 16時00分
日本の伝統芸能 〜長篠「火おんどり」〜
『ヤーレモッセモッセモセ チャンチャコマツヲボイテ ヤーレモッセナムマイダ…』 武田vs織田・徳川連合軍が戦った激戦地の一つ、竹広地区。現在の愛知県新城市設楽原資料館があるあたりです。この場所で毎年8月15日のお盆の夜に『ヤーレモッセモッセモセ…』の声が響き渡ります。 1575年に起こった長篠の戦い。戦いが終わると、この竹広の村人は戦没者を大・小ふたつの塚(信玄塚)に手厚く葬りました。しかしその夏、塚から大量の蜂が発生して、人馬に害を与えたので、村人は戦没者の亡霊と思い、霊たちを慰めるため松明を燃やして塚で供養したのが「火おんどり」の歴史のはじまり。 太陽が燦々と照り、何もしなくても額から汗が落ちてくる暑さとなったこの日、「火おんどり」が始まる5時間以上前からすでに数十台のカメラの三脚がズラリと並び、場所取りのため、たくさんの人がスタンバイしていました。実はこのお祭り、歴史好きな人はもちろんですが、武田氏のファンにも、そして「躍動的な写真が撮れる」とあってカメラマンの間でも有名なのです。 日が暮れると盆踊りが始まり、夜8時頃になると法被に鉢巻、猿股姿の参加者は、順番に連吾川に清めに行きます。今回初めてお清めに同行させていただきましたが、真っ暗な道も地元の方は手馴れたもので、川に着くと一列になって、ゆっくりと太ももあたりまで水に浸かり、上から塩をまいてもらい体を清めます。そして塚の麓の峯田氏宅に集まり、峯田家主の起こした浄火を「お種」と呼ばれる3本の松明に移し出発。「火おんどり坂」と呼ばれる昔からある狭い草むらの道をゆっくりと登っていきます。 途中、山県昌景のお墓の前を通り、坂上で準備されていた60〜70本の巨大なタイに火を点じ、信玄塚を目指します。この「タイ」というのは、スノコに編んだヨシの中にシダを詰め、縄でしめて作られた松明のこと。大きなものは高さ3m、周囲2m以上もあります。暗闇の中でこの巨大なタイに次々と火がついていき、笛と鉦の音に合わせて炎がゆらゆらと燃え上がる光景は、まさに別世界にタイムスリップしたようでした。 そしてこの炎が燃え上がるタイを持った行列は、ゆっくりと塚を3回まわり、盆踊りが行われていた塚の隣の広場で円になっていきます。太鼓や笛のテンポが早くなったのを合図に、一斉にタイを袈裟十字に振りかざし、『ヤーレモッセ…』と唱えながら踊りだします。 余裕の年配の方は、大きくタイを振り回して観客やカメラマンにサービスショットを見せたり、若い青年が一生懸命必死になって大きなタイを振り回すと、自然と拍手が沸き起こり、見ているうちに「火おんどり」の独特の世界に引き込まれてしまいます。 この地区では小さな子供も、体に合わせた小さなタイを怖がることなく持って参加しています。この子供たちが大きくなったら、もっと太くて大きなタイを振り回し、こうやって伝統が守り継がれていくのでしょうね。400年以上も絶えることなく続けられている素晴らしい伝統芸能だとつくづく思いました。 タイが持っていられないほどの長さになったら、地面に放り出し、すべてのタイの火が消えて、「火おんどり」の幕が下ろされます。炎が小さくなっていくのを見ると、なんとも切なく寂しい気分にもなりますが、これこそが、また火まつりのいいところでもあるのかもしれませんね。(「お城戦国ライター」Asami 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
社会 2010年08月24日 12時30分
法律事務所もレンタルオフィスで開業
現在、弁護士余りが問題になっている。 弁護士が多いこと自体は、市民の選択肢が増えるために好ましいことである。しかし問題は、質の低い弁護士が増えることである。マンガ『クロサギ』原案の夏原武氏は「モンスター弁護士」という言葉を用いて警鐘を鳴らしている。弁護士が高潔な正義の味方というイメージは、急速に過去のものとなりつつある。その一例として、レンタルオフィスで開業する法律事務所もある。 ある法律事務所をインターネットで検索する際、住所やファックス番号で検索すると、同じ住所、同じファックス番号の様々な企業が続々とヒットする。複数の法律事務所が同じ住所、同じファックス番号になっている例もあった。これは同じレンタルオフィスを借りているためである。送付されたファックスは、レンタルオフィスのスタッフが処理する仕組みになっている。 法律事務所を開業するとなると、敷金・礼金や内装などで、莫大な費用が必要になる。その点、レンタルオフィスで開業するならば、初期費用が安く済み、経済的ではある。レンタルオフィス側でも、法律事務所を活用事例に列挙しているところもある。 しかし、法律事務所が他企業または他の法律事務所と同じファックス番号を使用することは問題が大きい。裁判所や相手方とのやり取りにはファックスが多用される。同じファックスを使用するならば、他者が内容を確認できてしまう可能性がある。 弁護士には高度な守秘義務が課せられている。当然のことながら、レンタルオフィスと秘密保持契約を締結しているだろうが、それで弁護士に課せられる守秘義務を満足できるかが問題である。(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)
-
社会 2010年08月23日 08時00分
柔らか感のある大正建築・東京都中央区立明石小学校が解体
東京都中央区立明石小学校で、8月10日から校舎の解体工事が進められている。 明石小学校は、関東大震災後の復興事業として建造された復興小学校の中でも最古参に属するもので、1926年(大正15年)に竣工した。これまで現役の校舎として使われてきたが、新校舎に建て替えられる。 関東大震災では東京市(当時)内の小学校の大半が焼失・倒壊した。そのため復興小学校は、耐震性・不燃性の高い鉄筋コンクリートとした。鉄筋コンクリートには、無機的で冷たい四角い箱という印象がある。この印象は、鉄筋コンクリートが現代ほど普及していなかった当時は一層強かったはずである。 しかし、この点で明石小学校のデザインは工夫されている。窓と窓の間にはギリシア神殿の柱のような円柱がある。また、壁は上から下まで真っ直ぐではなく、屋上付近が張り出ている。これは雨水が壁に当たりにくくなり、建物の劣化を抑制するという機能的な意味もある。校舎入口の上部は西洋の城館のバルコニーのようになっている。キリスト教教会にあるような、上部が円形の窓もある。 総じて明石小学校は曲線を多用している。これはドイツを中心とした表現主義の影響を受けている。復興小学校は、当時の最新の建築思想を導入する場でもあった。この曲線の多用によって、優雅で柔らかい印象を与えている。これは小学生の情操への好影響が期待できる。 実際、明石小学校の校舎は教育的な考慮もされていた。校舎には3階建ての部分と2階建ての部分がある。一部を2階建てとすることで、十分な日光が校庭に差し込むようにした。また、様々な特別教室や準備室を配置することで、従来の画一的で詰め込み型の教育スタイルから、子ども主体の教育体験を目指す教育界の新しい動きにも対応できるようにしていた。 明石小学校周辺は明石町と呼ばれ、明治時代に外国人居留地だった場所である。今でも聖路加国際病院やカトリック築地協会など、西欧文化が濃厚である。立教大学や明治学院大学などのキリスト教系学園のゆかりの地にもなっている。明石小学校の校舎は、その明石町の歴史と文化に相応しいデザインである。角度によっては校舎の後ろに聖路加国際病院のチャペルの尖塔を見ることができるが、景観として調和している。解体を惜しむ周辺住民や卒業生も多い。(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)
-
社会 2010年08月19日 11時00分
カルト脱会カウンセラーの本音
「脱会カウンセラー」という存在がある。カルトと呼ばれる宗教団体の信者に対し、主として信者の家族などからの依頼により、宗教団体から脱会するために保護説得する。その脱会カウンセラーが、どのように脱会者のことを思っているかが分かる文書が、先日明らかになった。 問題の文書は、脱会カウンセラーがカルト問題に取り組む弁護士に宛てたファックスである。その弁護士は、親に脱会を勧める手紙などを送付したとして、カルトと呼ばれる宗教団体の信者から懲戒請求を受けていた。その懲戒請求において、信者側から、脱会カウンセラーの保護説得で宗教団体を脱会した元信者の陳述書が証拠として提出された。そこでは保護説得(信者側の言葉では拉致監禁)の実態を生々しく批判する。 「『監禁』された時の衝撃はあまりに大きく、恐怖と悲しみの体験をした結果、精神的な後遺症に苦しむ人は少なくない」 「初め体は硬直して頭は真っ白になり、一瞬何も考えられませんでしたが、この現実を受け止めようと私は必死でした」 「その時のことは、とても苦しかった記憶があります。…ただ、親を苦しめたくなかったのです。そういった意味で××(カウンセリング対象者の滞在施設)での生活は、一見自由に見えますが、『心理的な監禁』だと思いました」 脱会カウンセラーのファックスは、この陳述書提出を受けて送付されたものである。そこでは元信者の親の身勝手さを非難した上で、元信者を以下のように評する。 「○○ちゃんは、自分をチヤホヤしてくれる方へと自然になびいてしまうような人です。また、想像力は思いっきり欠けています」 脱会カウンセラーの活動には、信者の人格を無視した信教の自由の侵害との批判が提起されている。信者をマインドコントロールされた哀れな人間と決めつけ、脱洗脳(デプログラミング)を正義とする傲慢さがあるとの批判である。その当否は簡単に判断できる問題ではないが、脱会カウンセラーの元信者評は、信者側の批判を裏付ける一証左となる。(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)
-
-
社会 2010年08月18日 13時00分
派遣社員が平均一月で辞めていく、派遣先企業
過去5年間も派遣社員を続けてきた知人が、あれは最悪の派遣先だったと言った工場がある。その工場は大手の企業系列で、自動車のギアなどを製造している企業である。 派遣社員が平均一月しか持たない、その勤務内容とは果たしてどんな内容なのだろうか。 その工場では社員と派遣社員が、二つに分かれて作業をしている。社員は主にマシンオペレータをしており、機械操作のみである。他の作業は全て派遣社員の仕事になっていると言う。 最初に派遣社員は一つの空パレットを用意する。次に空のプラ製のケースを積み上げて、その中には緩衝材を入れておく。そのケースの中に完成品を納めるのである。 まずは素材を機械に入れる作業がある。パレットに素材が山と積まれている中から、1個の直径約15センチ、重さ1キロの素材を最初の機械の入口に積み上げる。機械はほぼ自動化されており、自動的に素材は中に入ると言う。最初の機械からギアが出てくるのを暗室でヒビがないかを確認し、更にもう一つの機械に入れる作業がある。これは一つ一つ、入口に並べて入れる必要があると言う。 更に機械から出てきた完成品のギアをケースに入れる作業を、一人でほぼ同時に行わなくてはならない。4つの工程を一人で管理しなければならないのだ。ちなみに1日の生産数は1000個だと言う。 これだけの重労働な仕事を、たった一人の派遣社員にさせているのだと言う。その理由は単純に経費削減のためである。おまけに派遣社員がしくじったり、失敗したりすると、容赦ない罵声が社員から浴びせられるのである。 この工場で派遣社員は、まさに地獄の作業を延々とさせられるのである。おまけに昼勤と夜勤を、一週間ごとに交互に行わせるから、派遣社員の多くはそのリズムに身体を合わせることが出来なくなって、更に過労で身体を壊すのである。 知人の話では、その工場では社員がその余りに過酷な労働が原因で発狂した者も存在したと言う。また社内で使い物にならない他の部署の駄目社員を中に入れて、敢えてリストラしていたそうである。 今週も新聞の求人折込チラシに、この企業が求人を載せているが、果たして何人が地獄を体験するのだろうか。(藤原真)
-
社会
谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
-
社会
都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
2007年03月31日 15時00分
-
社会
都知事選 ドクター中松、夜の渋谷交差点で新発明「回転舞台」披露
2007年03月30日 15時00分
-
社会
都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
-
社会
石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
-
社会
都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
-
社会
都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
-
社会
都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
-
社会
都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
-
社会
都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
-
社会
桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
-
社会
都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
-
社会
ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
-
社会
丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
-
社会
石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
-
社会
上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分