社会
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社会 2010年09月14日 13時00分
「さくらんぼ小学校」名称問題 渦中の市長迷言連発
山形県東根市に来年4月新設予定の「さくらんぼ小学校」が、アダルト同人ゲームサークル「私立さくらんぼ小学校」と同名だったことが一騒動呼んだ。 名前がかぶるくらい別にいいのでは? とも思うが、「さくらんぼ小学校」と検索した際、18禁のゲームを紹介する同人サークルのホームページが出てくることが問題にされたようだ。 別にどちらに悪気があるわけでもないし、市は、同名のサイトがないかまでは気が回らなかったとは言え、同名の学校や商標がないかなどのチェックは済ませているということで、百歩譲って、想定外の出来事だったとも言える(もちろん今後同種の問題が起こればその限りではないが)。 しかし、騒動にあたっての市長の発言には、ずっと前から新設の小学校とは無関係に存在していた同人サークルをあたかも悪者扱いするかのような、筋の通らないものがあった。その「迷言」を紹介してみよう。■その1 アダルトの世界は悪? 騒動が持ち上がった当初、市長は校名の変更はしないということで、次のように発言した。 「校名を変えれば、かえってアダルトの世界を正当化することになる」 ※「さくらんぼ小騒動で市長『ネット社会は怖い』〜YOMIURI ONLINE」より引用 意味不明の発言である。小学校が善で、アダルトゲームは悪だということだろうか? 名称を変更すれば市側が屈することになり、悪を認めることになってしまうとでも?■その2 私立さくらんぼ小学校は交通違反? その後、騒動が予想以上に広がり、驚いた市長は会見を開き、子どもへの影響の懸念を表明、ネットのチェックを怠っていたことも謝罪して、校名変更を発表した。ここまでは実に誠実な対応だと言える。 しかし、市長は最後の最後でまたも、謝罪を台無しにしかねない発言をするのだ。 「同名のアダルトサイトがあるとは夢にも思わなかった(中略)交通事故に例えるなら、(向こうから)ぶつかって来たような感じだ」 ※「『さくらんぼ小学校』東根市が校名変更を決定? 河北新報社」より引用 まるで「ぶつかってきたのはお前だろ!」というツッコミ待ちのようなボケ発言。いや、今までネットと無関係に暮らしてきて、突然こういうことになり面食らったというのが市長の本音だろうから、気持ちは分かるのだが、わざわざ謝っといてそれはないだろう。キレイに謝れない大人も、十分子どもに悪影響を与えると思うのだが…。■小学生には良かったかも 同人サークルも制作しているゲームの性質上、今回の騒動は迷惑だったようで、事を穏便に済ますため、サークル名の変更も視野に入れているという。とりあえず市の校名変更措置で騒ぎは収束すると思われるが、市側も同人サークル側も嫌な思いをする結果となってしまった。市側が偏見を持たずもう少し冷静に対応できていれば、もうちょっとマシな結果になっていたのではないかと思うと、少し残念でもある。 しかし、仮にさくらんぼ小学校がそのままの校名で開校したとしたら、そこの卒業生は中学校で「チェリ小」出身扱いされることは必至で、てめえだってチェリーな同級生から「チェリー、チェリー」とからかわれることは目に見えていたので、小学生にとっては結果、良かったのではないかと、筆者は思わないでもない。(ikoishy)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
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社会 2010年09月13日 19時30分
無職時代が長いアナタに送る、就職活動ノウハウ
くら寿司の内定辞退問題などをはじめとする問題などで、新卒者の就職活動の難しさが浮き彫りになっています。 しかし、中途採用の方はもっと大変なようです。 Garbagenews.comの記事、「日本の学歴・年代別失業率をグラフ化してみる」(http://www.garbagenews.net/archives/1133110.html)によると、「2008年1月〜3月」から「2009年7〜9月」では失業率がほぼ全世代において120%〜140%ほど上昇しています。 中でも35歳〜54歳の働き盛りの世代の失業率上昇が大きく、働き盛りの無職が増えている、ところが気になるところです。 かくいう筆者も過去に2度ほど無職の経験があります。最初の転職では職歴が怪しかったと言うのもあり、結局半年近く無職状態が続いた記憶が。 2ちゃんねるには無職で就職活動をしている人達が集まり、互いに経験を語り合いながら自分の就職活動の参考にしているスレッドがあります。今回はそんなスレッドを見ながら、無職から就職するためのコツを学んで見ましょう。■1にも2にも堂々と! 「無職歴長かったが就職に成功した人の体験談(アルファモザイク)」(http://alfalfalfa.com/archives/00495.html)には、就職成功者からの体験談がいくつか報告されています。実際に使えそうなものを引用してみます。【1】長期ブランクの言い訳は「求職活動」でおk 「無職期間の言い訳を毎度説明するのがだるすぎる。家庭の事情で…ちょっと込み入った事情で…職務経歴書に書いておこうかな」 「書いておくとそのことについて聞かれる可能性が高くなると思うよ」 あまり下手な嘘をついてぼろを出すよりも、「就職活動中でした」と言った方が安全なようです。 中には病気の療養でブランクがあった人もいましたが、下手に面接官に不安感を与えるよりも、ということで就職活動中という言い方にしている人もいるようです。【2】源泉徴収はスルーで大丈夫 「源泉徴収の問題なら ああ、家庭の事情で確定申告しますんででOKでしょ? 何がそんなに問題にしているのかがわからん。よほど小さい会社でない限り、年末調整処理と試験面接は同じ人じゃないでしょ。だから源泉もとめられてもスルーでOKっす」 バイトを転々としたり、前の職場と喧嘩別れをして源泉徴収書をもらいにくい雰囲気の人などは源泉徴収書を求められてビクビクしたりするかもです。でも、基本的にスルーでも大丈夫みたいです。当然前年度無職だったら無いわけですし。【3】採用されやすい仕事を選ぼう ブランクを経て、職種や業種を変えた方は非常に多い印象です。 もちろん自分のやりたい事が出来れば一番ですが、もう少し間口を広げて考えることも必要かもしれません。スレでも出ていましたが、葬祭関係のお仕事はそこそこ給料も高く、中途でも入りやすいようです。(筆者の知り合いにも転職した人がいます) それから、 「急募に目をつければ意外と確立は高い。相手もあせってるだろうから」 という情報もなかなか有益ですね。【4】とにかくハキハキ堂々とが大切。 「【採用決定ポイント】:ハキハキとした答え方、受け答えにズレがなく一貫性がある」 「【採用決定ポイント】:こちらのハッタリも見透かされてたとは思うが、自分でもあきれるくらい堂々としていたことだけは確か 要はどれだけ堂々と事実を誇張&歪曲して伝えられるかだww」 堂々と、と言うのが一番難しいかもですが、ゆっくりでもつかえながらでも良いので相手の目をみて、しっかり自分の想いを伝えると言うことが大切ではないでしょうか。 と、ココまでまとめてみましたが、以上を踏まえても、なかなか仕事決まらないこともありますよね。筆者も半年ごときでしたが、かなり精神的にパニクって「このまま一生就職できなかったら」と不安になったこともあります。でも捨てる神あれば拾う神ありで、必ず自分を必要としている職場はあるはずです。自分に能力が無いのでは? と悲観せず、 「就職は『縁』と『運』だと実感した」 という言葉を信じてもいいと思います。 最後に、スレッドにあった言葉で締めくくりたいと思います。 「時間はかかりましたけど、『本当にやりたい仕事&自分が納得できる待遇』にこだわった方が良いです。私は初めての転職でしたけど、これで最後の転職にしたかったからです」 みなさんにぴったりの職場が見つかりますように。(peropero)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
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社会 2010年09月13日 19時00分
アメリカ発「小児性愛者」収容所、子どもを愛することは罪か?
性犯罪の再犯率の高さが他の犯罪の場合と比べて高いかどうかは現在でも議論の対象だが、その犯罪の性格上、再犯が問題になりやすい。再犯者が小児性愛者だった場合は、特に。 しかし、いくら性犯罪者が怖ろしいとは言え、刑期を終えた者を拘束するわけにも、強制的に去勢するわけにもいかない。だから一般市民は自由権と安全の間で苦悩するわけだが、さすがにアメリカは日本よりもとんがっている。 例えば、94年にニュージャージーで施行されたメガン法は、性犯罪の前科がある者が引っ越してくる場合、周辺住民にその情報が知らされるというものだ。今では多くの州が同様の法律を採用している。またカルフォルニア州では、さらにラディカルな措置が試みられている。刑期を終えた未成年強姦魔や小児猥褻犯を社会から隔離しておくための刑務所でもないシャバでもない施設をつくってしまったのだ。■小児性愛者強制収容所 施設は、精神病院の体裁をとっている。だが、入院は任意ではなく強制だ。たしかに病的な性犯罪傾向が治療可能であるなら治療するに越したことはないという人もいるだろう。しかし、導入から10年、数百人の収容者の内、治療が完了して病院を出たものは13人だけだという。 小児性愛は異性愛、同性愛、両性愛と同じ、生得のセクシャリティ(性的指向)だという説もあり、そうであったら病気ではないので、治療もできない。実際、その病院のセラピストたちは小児性愛は全治不可能だと口を揃えて言うらしい。 つまりは病院とは建前で、実際は市民の安心のため、未成年者を襲った性犯罪者を隔離しておく施設であるというが本音のところなのだ。だから収容されている元受刑者たちは、おおよそ病院とは思えない快適な設備と「自由」が与えられる。床屋、喫茶店、テニスコート、図書館が完備され、アダルトDVDの視聴や、収容者同士のセックスもありなのだ(「ペドフィリア収容所 小児性虐待者は治せるか 米精神病院レポート」 http://hisamichi58.blogspot.com/2010/09/blog-post.html 参照)■セクシャリティは犯罪ではない 市民社会が安全のため、性犯罪者の隔離を希望する心情はよく理解できる。しかし何が治療可能で、何が治療不可能かは、はっきりさせるべきだろう。もし、その犯罪傾向ではなく、小児性愛自体を治療すべきだと言うことになれば、児童に手を出さず一生を終える無罪の小児性愛者の自由さえ奪うことになりかねない。 その昔、今よりもずっと過酷で不当な特定のセクシャリティに対する差別が横行していた。アメリカでは同性愛行為が犯罪だったし、ドイツでは同性愛者に強制的にロボトミー手術を施していた例もあったという。司法や医療を隠れ蓑にした差別など珍しいことではない。セクシャリティの絡む問題には、慎重になりすぎることなどないのだ。 今の日本でも特定のセクシャリティへの差別が立法に結びつく可能性がないとは言い切れない。「非実在青少年規制問題」が起こった時、主に「表現の自由問題」として事は争われた。しかし、被害者のいない2次元ポルノを規制しようという規制推進派の強いモチベーションは、正直謎だ。だが、推進派の本当のモチベーションが、「ロリコン」への差別感情だったとしたら? 性犯罪はショッキングな事件だ。そのため感情的な判断に流されやすいが、成人を対象にする異性愛者にだって悪どい性犯罪者はいくらでもいる。個々のセクシャリティと、その行為の犯罪性は、はっきりと峻別しなければならない。(ikoishy)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
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社会 2010年09月13日 16時30分
40年周期説では衰退期? それでも幸せになる確実な人生設計
就職先が見つからなかったり、見つかっても給料が上がらない。 年金は満足に貰える見込みが薄いし、預金の金利もスズメの涙。家族もあてにならない上に、そもそも結婚できるかどうかも怪しくて、とかくこの世は住みにくい。■衰退期でも不幸とは限らない 日本40年周期説というものがある。明治維新を起点に、日本の近代史は、ほぼ40年ごとのサイクルで回ってきたというものだ。 その説によると、明治維新(1868)から日露戦争(1905)までの新興期、日露戦争から敗戦(1945)までの慢心期、敗戦からバブル初年(1986)までの復興期と、40年ごとに時代は大きく変遷してきたという。今は86年から2025年頃まで続く周期の中にいるわけだが、これはおそらく「衰退期」と呼べる性質のものなのではないかという人が多い。確かに経済も国際的地位も衰退の一方だ。 しかし必ずしも、衰退=不幸というわけではない。若い世代には「うちらバブルとか知らないし」「もの心ついてからずっと不景気って言われたから、それが普通」という感受性を持つ人も育っていて、使うお金がないからと言って別段の不満を持つわけでもない。■変化を楽しめば、衰退期も怖くない 世の中はどうなるか分からないのが常だ。特に今のように既成の価値や構造があっという間に崩れ去って、新しいものにとって変わる多い時代は、絶対に失敗しない人生の設計なんてしようがないと言ってもいい。 いや、ひとつだけ絶対に失敗しない人生の設計は可能だ。それは変化を受け入れ、楽しめる柔軟性を身につけること。期待が外れて元々、何がやってきてもへっちゃら、どんなものにでも良い面を発見するという精神状態でいることだけが、確実な幸せを保証するのだ。■未来は現在の延長線上にはない 人々の多くは、現在の価値観が未来永劫続くという暗黙の前提で生きている。未来でも現在の価値観は通用するはずと勝手に考え、現在の延長線上の利益の最大化とリスクの最小化が正しい人生設計だと考えている。しかし、実際は時代ごとに価値観は変化する。 今はなんだかんだ言ってお金が価値観の中心を成す時代だから、国全体が衰退期に入っている以上、国民全体が不幸になっていると考えてしまいがちだ。しかし、毎年服を買い換えるよりも、10年後20年後にも着れる服を選ぶという楽しみ方だってあるし、お金がないならないで、時間をたっぷり使える世の中にするという選択もある。そもそもGDPが下がったって、物を融通し合たり中間搾取を無くせば、物質的には豊かになるという可能性だってあるのだ。 怠けた結果、衰退するのは問題だが、グローバル化で世界全体が豊かになっていく中で、今まで豊かだった日本が相対的に衰退するのはある意味で仕方ない。変化を恐れることを止めるだけで、今の問題はただの問題ではなく、新たな可能性でもあるということに気付くのではないだろうか。もしかすると、衰退期は今の価値観で捉えているから衰退期に見えるだけかも知れない。(ikoishy)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
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社会 2010年09月13日 12時30分
大阪の公共施設をめぐると
大阪の人の、気安いけど的は外さないしゃべり方・考え方は、好みだ。 でも、借金まみれなのに巨大な公共施設を続々造ってしまったのだけは、いただけない。国民の金(=人の財布)だったからか…府民の代表者たちが、大阪人お得意の論理思考や堅実志向もどこへやら、じゃばじゃば箱モノに無駄遣いしてしまったのは、事実である。 最初に舞洲のごみ処理場をみたときは、びっくりした。ベルギーのなんたらさん? の手によるデザインにびっくりしたのではない。実踏すると、スペインの某世界遺産に、街並み自体がそっくりだったのである。建物以上に余分なお金がかかっているわけであり、そんな高尚な趣味は税金など遣わずに、デア○スティーニでも買って個人で満たせばよいではないか。 また、多くの文化施設に、なぜか不釣合いなほど大きなコンサートホールが併設してあることもあまり知られていないだろう。 それらは当然のように、毎日アーティストが客を集めておおいに盛り上がってる…などという訳もなく、たいていはつまらない行政のイベントなどしか予定が無いのだ。 入りたくても、けっこうなお金がかかる施設も多い。 誰も知らぬような遺跡のしょぼい展示で400円も入場料を取ったり、就労希望者のための施設なのにテナントのカフェの牛丼が800円もしたり、また子供のための施設ということで話題になった場所は、ありえないくらい郊外にあり入場料を1000円も取られるため基本ガラガラで、施設の豪華さやスタッフの大人数との対比が悲しい。 基本的に、大阪らしくなく、気が利かない感じなのである。 またこういった施設は一歩中に入れば、お偉いさんがスポーツ新聞を30分くらい一心不乱に読んでいたり、公共とはいえホテルなのにエレベータがやけに臭かったり…たくさんの重大なマイナスポイントが散見される。
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社会 2010年09月11日 16時30分
「無い内定、みんなで取れば怖くない」 2011年卒、就活事情なう
今年の大卒者の20%が、進学も就職も決まらないまま卒業した。 来年度の新卒の就職状況もやはり深刻さは変わらないようだ。2ちゃんねるの「11卒の就職活動ヤバすぎワロエナイwwwww」というスレッドには、以下のような数々の悲惨な報告が書き込まれた。 「介護・外食・小売・SEなら余裕でパスなんて時代ではない 友達がスーパーの説明会行ったら隣に阪大がいたって言ってた」 「本来、メーカーの研究所や国立研究所で最先端の研究開発をすべき人材が安定を求めて電力やガスに流れてるというありさま」 「内定出たら出たで肩身がせますぎる」 「明日は長野のイナカにある中小の面接だ… どうして宮廷早慶レベルの高学歴が中小受けてるんだよ信じらんねえよ 俺みたいな低学歴のセーフティネットだろうが>中小」 「SEなのに早稲田とか上智がいる時点でFランの俺に勝ち目はない」 「仕事ないならブラックとかいう人いるけどそのブラックも狭き門っていうwww なぜなら老人ホームの説明会に名大とか阪大来るっていうwww」 「内定が出ただけで英雄扱いってのはもうダメだ日本」 基本的に大学生とおぼしき書き込みが多いので、来年の高卒、医療・美容・調理系以外の専門卒の就職状況はさらに過酷だろう。■内定を取れる学生と取れない学生の二極化 一方で、次のような状況もあるようだ。 「内定結構取れたけど、取れない人は全然取れないみたいだね」 「複数内定持ちと無い内定の二極化がひどい」 「無い内定」とは、内定が全く取れない状態を表す俗語だ。つまり、内定を取れる学生はどんどん内定を勝ち取り、そうでない学生はひとつも貰えない。企業の方でもはっきり最初から望む学生像というのは決まっていて、それはどこの会社でもかぶるということだろうか? 少なくとも、野村證券の54万円という破格の初任給で迎えられる「グローバル型社員」や、ドワンゴ、ディー・エヌ・エーなどの大手IT企業が多額の入社一時金を提示して優秀なエンジニア獲得に動くなど、必要とする人材には、むしろ積極的にアプローチする企業も増えている。 おそらく、企業側は、優秀な人材であればコストがかさんでも欲しいが、そうでない人材が来なければあえて採ることもないという考えの人事が増えていると推察される。■無い内定、みんなで取れば怖くない 次のような、諦めともとれる書き込みも散見された。 「まぁギリシャショックもあったしそのうち仕事ないほうが普通になったりしてwww」 「欧州危機もやって参りました 先もありません」 悲観的にも見えるが、ある意味で楽観論とも取れなくない。「赤信号、みんなでわたれば怖くない」ではないが、新卒で就職ができないことが普通の世の中になってしまえば、生活は苦しくなるかもしれないが、肩身の狭い思いをすることもなくなり、むしろ精神的には楽になるだろう。 実際、学生の就職活動のプレッシャーには、新卒は就職して当然という空気も一因している。就活のストレスで、自殺する学生も出ているらしい。 一時のチャンスを逃すことで、そこまで人間を追い込むシステムが当たり前のこととして受け入れられている現状は、どう考えてもおかしい。仮に新卒の採用市場が活性化して、就職率が上がったとしても、「一度の失敗を許さない社会」の根本的な解決にはならない。(ikoishy)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
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社会 2010年09月11日 14時00分
不妊治療、重すぎる女性の肉体的負担 離婚原因に?
結婚式のケーキカットを、「夫婦はじめての共同作業」などと例えることがあります。 本当にはじめてかどうかは置いておいて、確かにナイフを握っている一方が上の空だったり、嫌がって呼吸を合わせようとしなかったら、ケーキはまともにカットすることは出来ないでしょう。不妊治療もまた、夫婦の共同作業のひとつであるといえます。 基本的に婚姻した夫婦でなければ不妊治療は受けられないからです(話題の人・野田聖子氏の妊娠はグレーゾーンの模様)。 はてな匿名ダイアリー「夫はタネなし人でなし」では、不妊治療を共に受ける夫が自分に対しての気遣い、労いが足りないといった不満が綴られ、そこには賛否両論のコメントが寄せられています。 ここで少し、「不妊治療」の種類について紹介しましょう。通常おおよそこのような段階を追って行われています。■不妊治療にも段階がある1.タイミング法排卵日を狙って性交渉を行う。最も初歩的な治療法。2.人工授精採取した精液を注射器によって直接子宮内に送り込む方法。受精自体は自然に任される。3.体外受精培養液の中に卵子と精子を入れて受精するのを待ち、女性の子宮内に移植する。4.顕微授精精子の数が極端に少ない、動きが鈍い場合に行われる。針を使って卵子に穴を開け、精子を注入する。 通常、段階が進めば進むほど、女性の肉体的負担は大きくなります。卵子の採取、移植のたびに器具を入れられ、排卵誘発剤を毎日注射することもあります(ダイアリーの主がその模様)。 その点、男性は一貫して「精液を出す」事のみを求められます。器具を入れることも、薬の副作用に苦しむ事もなく、女性の体内、あるいはコップの中に精液を出すだけです。■夫婦の役割の違いからすれ違いに至るケースも 命が授かるか授からないかの場面で、この負担の差はとてつもなく大きいです。この温度差を埋めることが出来ず、結局離婚に至ってしまう夫婦も珍しくはないようです。また一方で、お互いの立場の違いを理解しようと歩み寄り、より絆が強くなったという夫婦もいます。最初から以心伝心で共同作業が出来る二人なんていません。ケーキカットですら掛け声を合わせなければ出来ないのです。 子供は親も、生まれてくる時代も選べません。世知辛い世の中ですが、せめて笑っている両親の元に生まれてきてもらいたいものです。(荒井)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
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社会 2010年09月11日 12時30分
「若者の○○離れ」メディアが使いたがる理由
若者のテレビ離れ、若者のクルマ離れ、若者の新聞離れ、若者の読書離れ、若者の理系離れ、若者の映画離れ、若者の酒離れ、若者のセックス離れ…etc。 近頃の新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアは「若者の○○離れ」というフレーズを乱発する。不況や少子化などの責任を若者に負わそうとするようなニュアンスもあり、若者は身に覚えのない罪を宣告されたような釈然としない気分を味わう。■「○○離れ」は、大人たちの経済問題 「○○離れ」の○○は、経済に関わるものが多い。○○に、乗り物や飲食や旧メディアに関することを入れれば「消費の低迷」、結婚やセックスに関することを入れれば「人口減」、教育や学習に関することを入れれば「労働者の質の低下」が起こると言いたいのだ。 「○○離れ」とは言うが、そもそも若者は、その○○に近づいたことすらないのだから、離れようがないはずだ。と言うことはつまり、このフレーズには、若者なら○○に親しんで当然だという暗黙の前提が含まれている。 これはあまりに雑な前提だ。例えば、若者がクルマを乗り回すのが当たり前になったのはそんなに昔のことでもないし、世代に関わらず日本人のセックスの頻度が低いのは周知の事実。読書にいたっては、50代以上の世代の方が20代30代よりも本を読んでいないというデータさえある。 なぜこのような滅茶苦茶なフレーズがまかり通ってしまうのだろうか? それはおそらく、マスメディアの性質に原因がある。現在、新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアの主な消費者は、中高年に偏ってしまっている。 30代以下の若年層の主な情報ソースが、パソコンや携帯などのインターネットになってしまったからだ。当然、新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアは、お金を落としてくれる中高年層に合わせたモノの見方で切り取った情報を提供するようになる。 高度経済成長やバブルの感覚が抜け切らない中高年にとっては、現在の出口のない不況がどうもおかしいものに感じられる。人口減と途上国の発展という現状から見れば何の不思議もない現象だとは頭では理解するのかも知れないが、昨日よりも今日、今日よりも明日は豊かになっているという感覚から抜け出すのは容易ではないだろう。生活レベルが上がることを当然だと思ってた人が、下がることを受け入れるのは、心情的にも物理的にも大変に難しいことだ。 とはいえ、苦境を打破する画期的なアイディアを思いつけるわけでもない。せいぜいサービス残業を増やしたり、リストラやコストカットに勤しむのが関の山だ。それはそれで一生懸命なのだが、状況は改善するどころか悪くなり、焦燥感がつのるばかり。■不況の原因を「若者」にしたがる大人たち そんな中でいつものように犯人探しが始まる。犯人はマスメディアを消費している層が傷つかないようにいつも巧妙に選ばれる。政治が悪い、官僚が悪い、暴力コンテンツが悪い、切れる10代が悪い、そして今回は若者が悪いというわけだ。 もし、新聞やテレビ報道や週刊誌の主な消費者層が中高年ではなく、若者だったとしたらまったく逆の現象が起こっていただろう。実際、若者が多いインターネット上には、「老害」という呼称や、高年齢層に若者が搾取されているという主張や、年寄りが社会の中核にいつまでも居座るから閉塞感がまん延するんだという主張が溢れかえっている。つまり悪者は中高年だというわけだ。 自分以外の人間を、現在自分が立たされている苦境の元凶に仕立て上げてしまえば、とりあえずはほっとする。癒される。自分自身に責任があると考えるのは、中々辛いことだ。 犯人を見つけた気になって、ほっとしてるだけで丸くおさまればまだマシだが、多くの場合推理が偏りすぎてて、ただの自己満足にしかなっていないように見える。探偵ドラマの間抜けな刑事を笑ってばかりもいられない。自分だけを安全圏においた分かりやすい犯人探しにかまけている余裕がある内はいいが、そんな悠長なことを続けていられる豊かな日本はいつまでもつだろうか?(ikoishy)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
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社会 2010年09月10日 16時30分
ツイッター、鬱病の原因になるか?
インターネットというもが発達したおかげで私達は家の中から出なくても買い物が出来たり、人と関わることが出来たりと、とても便利な生活を送れていると思う。 しかし、一昔前では2ちゃんねる、現在はTwitterなどをやっていると、顔が分からないなどの匿名性の強さもあってなのか、普通に書き込んでいたつもりが議論に発展したり、いきなり知らない人から批判を受けたりという経験をしたことのある人も多いのではないだろうか。 果たしてこの議論や批判、まともに受ける必要があるのだろうか。 仕事などで上司からダメ出しを食らったり、学校などで先生から怒られたり、時には同級生・同僚などから批判をされることがある。こういう「現実世界」での批判は、筋が通っていることを前提として、甘んじて受け入れるべきだと思う。 だが、家に帰ってストレス発散のつもりでやっているはずのインターネットでの批判、議論の相手をする必要があるのだろうか。ただでさえ景気が悪く従業員一人頭の仕事量も増え、サービス残業が当たり前の会社も存在し、現代人は多大なストレスを抱えている。 家というものはそういうストレス環境から解放されて、精神的に安らぐ場所であるべきであろう。にも関わらず、インターネットが原因で家の中でまでストレスを抱えてしまっては本末転倒だ。家でインターネットをする人は少しでもストレス発散になればと思ってやっている人も多いはずだからだ。 それに、相手の表情も見えない状態での批判、議論は言葉使いなどもずさんになりがちだ。受け取る側も現実世界で話している時と比べて、攻撃的な口調だと過剰に受け取ることも多い。無駄にヒートアップしすぎてしまう。 しかも知っている相手ならともかく、知らない人間の相手をする場面もインターネットには多い。相手をする人数も下手をすると何千人、何万人にも及ぶ。一人の人間が相手出来る人数としては明らかに許容範囲を超えている。さすがに批判されたことは素直に全部受け止めろ、などということは無茶であろう。 Twitterなどでは「ブロック機能」といって、自分が関わりたく無い人間と関わらないようにすることが出来る機能がある。この機能に対しては賛否両論で、使うことに対して批判的な人も多い。 しかし、インターネットはあくまで仮想世界。現実世界でも繋がりのある人を簡単にブロックしたりすることには批判的になる人がいるのも分かる。だが、知らない人間で関わりたくない相手が現れた場合、ブロック機能などを活用してストレス要因を減らす工夫をすることは必要なことだろう。 現実世界では嫌いな人間でも相手にしないといけないからこそ、仮想世界では嫌いな人間は相手にしない、というスタンスでインターネットを自分なりに楽しい環境にすることは決して悪いことでは無いのではないだろうか。(だいちゃん)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/date/2010/09/09
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社会 2010年09月10日 15時00分
派遣社員が体験した家電コールセンターでの勤務実態
知人のO君は、某有名家電メーカーのコールセンター業務に応募した。その理由は、求人広告での仕事内容が、家電製品の取り扱いの説明と書いてあり、営業経験のあるO君には簡単なことと思ったからである。そして最大の理由が、時給1400円と派遣社員としては高給なことだった。 彼は派遣会社に面接に行くと、その場で採用を貰ったそうだ。彼はDVDレコーダーの担当になった。その後は約1か月間に渡る製品説明と、コールセンター業務の研修を受けるのである。比較的その1か月間は穏やかな日々が続いた。その後第4週目からは、実際に勤務する場所での研修が開始されるのである。 O君が疑問に思ったことは、応対する人数が少ないということだった。男性女性が半々で、約10名ほどで電話を受けていたのが印象的だったという。そんな彼も1か月が経過して、現場に立つこととなった。 実際に電話で応対すると、彼はある特徴を感じたという。平日は老人や主婦の電話が多く、土曜日、日曜日になると男性からの電話が圧倒的になる。内容もおのずとハードな内容になり、そのほとんどがクレーム処理に追われるのである。 コールセンターの中では、顧客とセンター担当者との会話が全て録音されており、それを他のフロアーで解析しているという。そして担当者の説明に不備があると、その部署から注意を受けるのである。 ある日、新人女性担当者が泣いてそのまま帰宅する姿が複数見られた。彼女らは部署に配属されてから僅かな期間だった。何でも、電話を取った後に、顧客の男性から凄い剣幕で怒鳴られたという。そのあまりの怒声に泣き出してしまったという。彼女らはそのまま職場に復帰することなく辞めていった。 実際コールセンターは、5人の新人が入っても、2か月後には1名しか残らない過酷な職場だという。その最大の原因が、一部の悪質なクレーマーによる、罵声や怒声にあるといわれていた。担当者たちはこの悪質なクレーマーたちと戦わねばならなかった。 O君が経験したクレーマーは受話器を取るなり「この、馬鹿野郎。30分も待たせやがって」。そう、いきなり怒鳴られたことがあった。関西訛りの中年男性の声だったという。 またある日などは、朝から晩まで怒鳴られ続けることもあったという。そんな時は「申し訳ありません」と繰り返すのみであった。いくら仕事とはいえ、精神衛生上良くない出来事の繰り返しだったという。 別の日には大学講師を名乗る男性顧客から「機械が性能的に満足できないから、商品を引き取ってほしい」と依頼を受けた。コールセンターが商品を買い戻すことはできない。「申し訳ありませんが、販売店とご相談ください」とその場を繕ったが、後日に数回O君宛に電話が掛かってきた。終いには、「あんた本当に社員なの? 販売店の話だと、コールセンターはアルバイトがしているって言っていたけど」 「ここまで言って駄目ならば、私は貴方を相手に訴訟を起こします。正式な部署名と氏名を言いなさい」 家電メーカー側が基本としてコールセンターに正社員を置かない理由が、そのときO君には分かった気がしたという。彼も勤務して約1年で職場を去った。(藤原真)
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谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
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都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
2007年03月31日 15時00分
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都知事選 ドクター中松、夜の渋谷交差点で新発明「回転舞台」披露
2007年03月30日 15時00分
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都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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社会
都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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社会
都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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社会
桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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社会
都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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社会
ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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社会
丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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社会
石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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社会
上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分