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ツイッター、鬱病の原因になるか?

 インターネットというもが発達したおかげで私達は家の中から出なくても買い物が出来たり、人と関わることが出来たりと、とても便利な生活を送れていると思う。
 しかし、一昔前では2ちゃんねる、現在はTwitterなどをやっていると、顔が分からないなどの匿名性の強さもあってなのか、普通に書き込んでいたつもりが議論に発展したり、いきなり知らない人から批判を受けたりという経験をしたことのある人も多いのではないだろうか。

 果たしてこの議論や批判、まともに受ける必要があるのだろうか。

 仕事などで上司からダメ出しを食らったり、学校などで先生から怒られたり、時には同級生・同僚などから批判をされることがある。こういう「現実世界」での批判は、筋が通っていることを前提として、甘んじて受け入れるべきだと思う。

 だが、家に帰ってストレス発散のつもりでやっているはずのインターネットでの批判、議論の相手をする必要があるのだろうか。ただでさえ景気が悪く従業員一人頭の仕事量も増え、サービス残業が当たり前の会社も存在し、現代人は多大なストレスを抱えている。

 家というものはそういうストレス環境から解放されて、精神的に安らぐ場所であるべきであろう。にも関わらず、インターネットが原因で家の中でまでストレスを抱えてしまっては本末転倒だ。家でインターネットをする人は少しでもストレス発散になればと思ってやっている人も多いはずだからだ。

 それに、相手の表情も見えない状態での批判、議論は言葉使いなどもずさんになりがちだ。受け取る側も現実世界で話している時と比べて、攻撃的な口調だと過剰に受け取ることも多い。無駄にヒートアップしすぎてしまう。

 しかも知っている相手ならともかく、知らない人間の相手をする場面もインターネットには多い。相手をする人数も下手をすると何千人、何万人にも及ぶ。一人の人間が相手出来る人数としては明らかに許容範囲を超えている。さすがに批判されたことは素直に全部受け止めろ、などということは無茶であろう。

 Twitterなどでは「ブロック機能」といって、自分が関わりたく無い人間と関わらないようにすることが出来る機能がある。この機能に対しては賛否両論で、使うことに対して批判的な人も多い。
 しかし、インターネットはあくまで仮想世界。現実世界でも繋がりのある人を簡単にブロックしたりすることには批判的になる人がいるのも分かる。だが、知らない人間で関わりたくない相手が現れた場合、ブロック機能などを活用してストレス要因を減らす工夫をすることは必要なことだろう。

 現実世界では嫌いな人間でも相手にしないといけないからこそ、仮想世界では嫌いな人間は相手にしない、というスタンスでインターネットを自分なりに楽しい環境にすることは決して悪いことでは無いのではないだろうか。(だいちゃん)

【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/date/2010/09/09

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