社会
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社会 2010年09月10日 14時00分
愛知県西三河地方の怪異「天狗火」
「天狗火」とは、主に水辺に現れる赤みを帯びた怪火のことである。提灯ほどの大きさであるが、いくつかに分裂して飛行することもある。天狗火は、天狗の超能力によって引き起される現象の一つとして考えられ、夜に山から川に下りてきて、川魚を捕まえると森の中を飛び回る。この怪火に出会うと病になるともいわれ、これに出会ったら地面に伏して目を合わせないようにする。または頭に履物を乗せると難を逃れることができるといわれている。 今から90年ほど前、愛知県豊田市高岡地区にある農村で天狗火に遭遇した男の話である。その頃の若者の間では、農閑期の夜になると、娘遊び(合コンのようなもの)をする風習があったという。 春の夜のこと、ある男が隣村の娘と遊び、家に帰ろうと一人で村はずれの田んぼのあぜ道を急いでいた。この時代には道は外灯もなく、月が出ていない夜は本当に真っ暗闇になった。男は急に小便がしたくなり、田んぼの真ん中で立ち止まった。その時、東方の森の上に、赤くて丸い火の玉がポッカリと浮かんでいた。 その夜は、月のない上に生憎の雨模様だったので、その光は月ではない。「あれはいったい何だろう」と不思議に思った。すると、火の玉は音もなく、スーッと男の方に飛んできた。近くの林の上に飛び移ったかと思うと、みるみるうちに火が林全体に広がり、辺り一面火の海になってしまった。 男はびっくりして恐ろしくなり、小便をするのも忘れて急いで家に帰った。そして、ブルブルと震えながら、布団の中にもぐり込んでしまった。 翌朝、男が家の者に昨日の出来事を話すと、「それは天狗さんに驚かされたのだよ」と、おばあさんが笑って教えてくれた。(写真:「天狗」妖怪プロジェクト/GUITAR)(「三州(さんず)の河の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2010年09月09日 16時00分
日傘をさしている男を見かけるが
最近、日傘をさしている男をみかけることが、けっこうないだろうか。 それも日傘男子、などというそれなりにキレイそうなブームではなさそうで、普通のおじさん(筆者もそうだ。)が、極めてコウモリ傘っぽい傘をさし、悠々と歩いている光景を散見するのだ。 あれはなんなのだろう。 新宿の某デパートでは、一階の婦人傘の売り場に男性の雨傘があるだけ。 「今夏、一度も紳士の日傘の取り扱いはありませんでした」(担当者)ということだった。 近隣のハ○ズでは、男性用の日傘は、取り扱いがあるにはあったが、一種類だけ。それも、やはりコウモリ傘とまったく一緒にみえる。 「UV加工されており、日に焼けにくい商品ですが、デザインは一緒ですね…」(店員)と特に押している様子も無し。 筆者は、「もう流行って流行ってタイへン、入荷即売り切れます」、的な、四大紙・S新聞の今夏の記事を読んだが、その取材先は、前出の某デパートの関西店。 関東と関西でまた違うのか、同店の売り場に聞いてみた。 「折りたたみタイプは、ほとんど入荷分が出てしまった状態です。コウモリ傘タイプとおっしゃいますが、あとは長傘ですと、白いのがあるくらいです。でもこれも売れてしまって…。多い日で1日10本以上紳士用日傘は売れましたよ」(大阪店の担当者) やはり関西では、流行の先端として男性用日傘が流行っているようだ。 筆者がたまに見かけるのは、皆、関西人なのだろうか。 さて、「いってきまあす!」と元気よく玄関を飛び出した女子高生風が、ババッと日傘をさしてしずしず歩き始める光景をみかけた。 やはり最近多いように思えるが、これは日傘女子、とでも呼ぶのか??(うーん、微妙だな…) などと思っていたら、「日傘を買った」、という綺麗な女性アイドルのブログ記事をみつけた。 プロフをみたら、やはり、というべきか大阪府出身であった。
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社会 2010年09月09日 15時45分
「美人すぎる○○」という名の被害者達
かの有名な美人すぎる市議会議員「藤川優里(ふじかわ・ゆり)」さんは個人献金などの疑いにより公職選挙法違反として告発されたりしていたが、目立ち過ぎたために私的な恨みを買ったのではないかと一部では噂されている。 そのような事例からも、「美人すぎる○○」や「かわいいすぎる○○」とマスコミから付けられて一躍有名になった人には揉め事が絶えないのだとか。 特に女性だけの世界は僻み妬みなどが顕著なようで、女ばかりの世界で活躍していた、かわいすぎる海女さんこと「大向美咲(おおむかい・みさき)」さんを含む数名のかわいすぎる海女さんと付けられた子達は全員海女さんを辞めて芸能界からも姿を消してしまったという。 マスコミや芸能界はどうにかして素人をアイドルのように売り出そうと必死なようだが、アイドルを目指してコツコツとトレーニングを積んできた子達と違って、急に素人をメディアに登場させるというのは本人達にとって想像以上に強いストレスなのではないだろうか。 確かに、女の子、特に可愛い子なら一度は芸能界に憧れるもの。メディアに注目されだした当初はどの子も嬉しかったに違いないだろう。しかし、芸能界というものは僻み妬みを受けやすいということも含め、物凄く厳しい世界だ。そのような厳しい世界に何も知らない素人達を使い、急にアイドル並みに売り出そうというのは強引過ぎではないだろうか。 その結果が上記の状況だろう。多くの美人すぎる・かわい過ぎる○○さんが芸能界を、それどころか本業であったはずの仕事までも辞めていかざるを得ない状況に追い込まれている。 このような問題は「美人すぎる○○」だけに留まるものではない。とある番組では、ADを芸能人のように使い番組を制作する。既存の芸能人を使うよりも経費が安く済むことが理由だと思うのだが、メディアに顔を出すつもりで入ったわけではない職で、臨んだADという職をこなした上で、若手芸人のような活動を強いられるのは大変だ。本人達の胸の内は不明だが、どちらにしろ大きなストレスになっていることだろう。 素人をもてはやし売り出すことは比較的容易いことなのだろう。その証拠に次々と「美人すぎる○○」がメディアに登場している。だが、マスコミや芸能界はその後、職場でその子達が僻み妬みに遭い仕事を続けられなくなる可能性があるというところまで想定していない。いや、しているが「自己責任」ということで放置しているのかもしれない。(だいちゃん)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
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社会 2010年09月09日 15時00分
海難除けの御利益「洲崎神社」
東京都江東区木場にある洲崎神社は、海に面した場所にはないが、海難除けの神社としての歴史がある。洲崎神社が海難除けの信仰を集めた背景は、江戸時代には周辺が海岸線であったためである。 洲崎神社は当初、元弁天社と称し、厳島神社の御分霊祭神・市杵島比売命を斎祀する。生類憐れみの令で有名な江戸幕府五代将軍・徳川綱吉の生母・桂昌院が守り神としていた元弁天社を、1700年(元禄13年)に江戸城中の紅葉山から遷したことが起源である。海岸から離れた小島に祀られたために「浮弁天」と呼ばれた。 当時の洲崎は海辺の景勝地で、釣りや潮干狩り、船遊びなどで賑わった。歌川広重の浮世絵・深川洲崎十万坪では、一面葦が生い茂る湿原が描かれている。明治時代に入り、神仏分離に際して洲崎神社と改称した。 近代以降は塩浜、枝川、豊洲と埋め立てが進み、海岸線は先になった。現在の洲崎神社は、住宅街の中に鎮座しており、浮弁天の面影はない。それでも境内から社殿を見ると、街中の浮島のような感覚にある。数ブロック先には交通量の激しい永代通りがあることが嘘のようである。 鳥居をくぐった左脇には「波除碑」と「津波警告の碑」がある。洲崎周辺は1791年(寛政3年)の台風による高潮で多くの死傷者を出し、洲崎弁天も大破した。このため、幕府は一帯の土地を買い上げて空き地とした。当時は松平定信による寛政の改革が行われていた。 波除碑は3年後の1794年(寛政6年)に建てられた。この年は謎の浮世絵師・東洲斎写楽が活動した年であった。波除碑は江東区牡丹の平久橋にも建てられ、二基とも1976年6月4日に東京都指定有形文化財(歴史資料)に指定された。 境内には江戸和竿の名人・竿忠の碑もあり、依然として海に縁がある。海と離れた神社で海難除けの御利益を求めることも面白い。(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)
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社会 2010年09月09日 14時45分
「くら寿司問題」から考える消費者・企業・従業員の三角関係
回転ずしの「くら寿司」チェーンを展開するくらコーポレーションが、内定辞退を強要するかのような研修を内定者向けに行ったとして、強い反感をかっている。発端は、MBS毎日放送によるニュース「VOICE」による報道「内定辞退のウラに何があったのか」だ。 この報道によると、くらコーポレーションは、琵琶湖近くで行われた入社前合宿の場で、入社の準備までした内定者たちに入社の可否をかけた課題を課したのだという。課題に合格できなければ「入社する意志がない」ものとみなされ、内定辞退書を書くようにもとめられたようだ。損害賠償を一切しないとまで書かされたという。 その課題は「35秒以内に社訓を暗唱する」というもので、その難しさも話題になっている。課題のみならず、研修そのものの行われかたも悪質であったようだ。「タケルンバ卿日記」では「あれは『洗脳』なんですよ。企業の『研修』ではなくて」と評されている。 「VOICE」によれば、内定辞退者の出た私立大学はすでに抗議を行ったとのこと。 「中四国地方の私立大学は『一連の行為は大変悪質で内定取り消しと同等だ』とコメント」 この報道を受けて、はてなブックマークやツイッターなどからは、ネットユーザーたちの怒りの声が「くら寿司」に対し巻き起こった。■お客様は悪質なブラック企業が本当にお嫌いか。 おそらくこの報道を受けて、くら寿司は相当数の顧客を失うだろうと思われる。このように企業による悪質行為は、報道によって露見することで、確かに企業に一定のダメージを与えるはずだ。 それは企業の従業員(今回の場合は「従業予定の内定者」だが)に対する悪質なふるまいを抑制する効果もあるだろう。 だが、実際のところ、十分な効果はあるだろうか。客に対するサービスが良く、品質にある程度満足が行けば、その企業がどのように人材を扱っていようと、購入して売上に貢献してしまうのが私たち消費者ではないだろうか。 たとえ企業が労働者を軽んじ、その労働力を安く買い叩いていたとして、私たち消費者がそこに腹を立てる機会はあまりない。むしろ、労働力が安く買い叩かれてそのぶんだけ消費者に還元されるとしたら、多くの消費者は、喜んでサービスを購入してしまうというのが実情だろう。 いままでブラック企業のレッテルを貼られた企業はいくつもある。従業員に対する悪質な待遇が報じられたことはなんどもある。だが考えてみて欲しい。それらの企業は、従業員への悪質待遇について、客からの反感をかい、それによって倒産しただろうか。あるいは、客からの反感から反省し、従業員に対する処遇をまともに向上させただろうか。 答えはおそらく多くの場合「NO」だ。サービスへの好評は、従業員に対する悪質待遇への反感を上回る。 今回の場合はあまりに悪質な行為に思われるということで、多くのネットユーザーたちが怒りを表明していた。著者もそのひとりである。 だが、こうも考えた。これは氷山の一角ではないだろうか。悪質さの程度の差こそあれ、労働者に過剰な奉仕を求め、その奉仕の価値を軽んじる企業はどれだけ多いだろうか。そのことにわれわれ消費者はずいぶん無関心ではないか。 特にフードサービス業と小売業について、日常生活の中からこの傾向を強く感じる。著者はフードサービス業でも小売業でもアルバイトとして従事したことがある。そこではこのように感じた。企業が大切にしていない従業員を、私たち消費者もまた大切にしていない。消費者が大切にしていない従業員を、企業もまた大切にしていない。 どちらが先なのかは、判然としない。三角関係では誰かが泣きを見るしかないのだろうか。■アメリカでは接客サービス業が人気。 以下のリストは、今年、アメリカのビジネス誌フォーチュンが発表した「最も働きたい企業100社(The 100 Best Companies to Work for)」から、フードサービス業と小売業だけを抜き出したものである。5位 ナゲット・マーケット14位 レクリエーショナル・イクイップメント15位 ザッポス・ドット・コム18位 ホール・フーズ・マーケット36位 コンテイナー・ストア41位 クイックトリップ53位 ノードストロム64位 ステュー・レオナルド68位 メンズ・ウェアハウス80位 ビルド・ア・ベア・ウォークショップ86位 パブリックス・スーパーマーケッツ93位 スターバックス・コーヒー アメリカでは小売業とフードサービス業が就職先として人気であり、従業員の満足度も高い。日本との差はどこにあるのだろうか。(久家雅博)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
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社会 2010年09月09日 12時00分
“小沢ガールズ”を再チェック
民主党の代表選が盛り上がっている中、最近は候補者の小沢一郎の脇をガッチリかためる“小沢ガールズ”の存在が目立っている。世間からの人気はいまいちな小沢氏のイメージアップのために奔走する彼女たちをあらためてチェックしたい。 まずは、情報番組などで小沢支持者としてよく密着取材を受ける田中美絵子衆議院議員。2009年の衆議院選挙では自民党の重鎮である森喜朗と石川2区で接戦を演じ、小選挙区では敗れるも、比例で復活当選した。選挙後、彼女が話題を集めたのは、過去に映画「盲獣vs一寸法師」でヌードを披露していたことが発覚したこと。ただ「厳しい経済情勢の中でいろんなことにチャレンジさせていただきました」とさらりと受け流した。また、名古屋市長の河村たかし氏の秘書をつとめていた経験から“河村シスターズ”と呼ばれることもある。 記者会見などでは谷亮子参議院議員も小沢氏の横で存在感を示している。今年7月の参議院選挙で五輪で多くのメダルを獲得した彼女が出馬を表明したことにはビックリしたが、さらに出馬会見で議員のままロンドン五輪を目指すと宣言した時は、あいた口がふさがらなかった方も多いはず。選挙後は「公務が優先」ということを繰り返し述べているが、今は柔道よりも“代表選が最優先”ということか。 週刊新潮に「小沢氏の政策秘書と「『不倫お泊まり』デート」が報じられた青木愛衆院議員はガールズの中でも、もっとも小沢氏から寵愛を受けていると言われている。代表選まっただ中におもわぬスキャンダルとなった。青木氏は独身だが、政策秘書は妻と3人の子どもがいるという。代表選にはどんな影響がでるのか注目したい。 前述の議員とはタイプが違うが、いまや田中真紀子元外相も小沢氏を支持する“ガールズ”の一員といってもいいだろう。「話術はさすがという感じ。本人もここでもう一回、世間に存在感をアピールしたいという感じでしょう。父・田中角栄から続く小沢氏との関係は良好」(政治部記者)。ただ、「盛り上げるのはうまいが、そのトークも中身があるとはいえない。最近は飽きられる傾向がある。小泉内閣をつくった時のような影響力があるかは疑問」とも。 果たして“ガールズ”は小沢氏を民主党代表に、そして総理へ導くことができるのだろうか。それとも…。
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社会 2010年09月08日 14時00分
「四つ葉のクローバー」にも不満な高齢者
新しい高齢運転者標識として、8月19日に四つ葉のクローバーをデザインしたマークが決定されたが、依然として一部の高齢者には不満である。 新デザインは、幸福を象徴する四つ葉のクローバーに、シニアの「S」を組み合わせている。四つ葉は各々色が異なる。上の葉は黄緑、右の葉は緑、下の葉は黄色、左の葉は橙色というカラフルなデザインである。 元々、高齢ドライバーが車に表示する標識には「もみじマーク」があった。しかし、枯れ葉に見えることから不評で、2009年11月に新たなデザインを公募した。検討委員会が公募作品を4案に絞り、もみじマークを含む5案について6月18日から意見を募集した。「クローバーは幸せの象徴」「カラフルで、どの車にも合う」と、クローバーのマークを推す声が多かったという。 ある高齢ドライバーは「もみじマークが何故、批判されたのか分かっていない」と憤る。問題はマークの色である。葉の黄色と橙色が「もみじマーク」と同じく、茶色にも見え、枯れ葉を想起させる。四つ葉のクローバーは通常、緑一色である。そこに茶色系の色を使うことは、紅葉をイメージした「もみじマーク」以上に不自然である。役所が「高齢者=枯れ葉」というイメージを固定観念として抱いている結果ではないか。 これは高齢者の被害妄想として片付けられない。驚くべきことに、候補作品4案のうちの3案に茶色系の色が強調されている。クローバーについては上述の通りである。稲穂の実を図案化したマークは、黄色と橙色がメインである。ハート型の鳥のマークは茶色一色である。検討委員会には、高齢者の色は茶色系という意識があるような印象を受ける。 後期高齢者医療制度導入時に「後期高齢者」という名称を使った役所の鈍感さが批判を浴びた。あくまで高齢者に「枯れる」というイメージを押し付けるならば、高齢運転者標識にも同種の批判が該当する。(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)
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社会 2010年09月08日 12時00分
日航ジャンボ機墜落事故の真相(3)オレンジ色の物体は自衛隊の標的機なのか
リアルライブ「自衛隊が採用している、戦闘機などが的にする物体(ファイアー・ビー、チャカII)はオレンジ色なのですが、このJAL機の近くを飛ぶオレンジ色の物体が、自衛隊関係者がこれを訓練の際、標的になる自動で飛ぶあの的だという風に認めたりしてる過去はあるんですか?」 青山「それは知らないです」 リアルライブ「じゃあ、これを引き伸ばしてオレンジ色の物体がどうのこうのって言ったマスコミはいないんですか?」 青山「うーん、いないですね。85年9月20号の『週刊ポスト』に面白い記事がありましたね」 リアルライブ「あ、何か書いてありましたね。動画が、墜落現場にオレンジ色の破片が混じってたって」 青山「まあ空域っていったら、いわゆる空の道があるんですが、横にこんなものが飛んでいるのは私も見たことないです」 リアルライブ「自衛隊機が飛ぶってことはありえるんですか?」 青山「見たことないです。空域が分かれてますし。沖縄なんかに行かれたら分かりますけれども、那覇空港を出たら、ずーっと低空飛行です。離陸したら、普通どんどん上がりますよね? 分かりますか? ずーっと低空で海がスレスレの所をずーっと飛行機が行くんです」 リアルライブ「ああ、そうかもしれない」 青山「はい。上は軍の空域、下は民間。だからこう分かれている」 リアルライブ「金賢姫(キム・ヒョンヒ)みたいに、遊覧観光するわけではないんですね」 青山「違うんです(笑)」 リアルライブ「では、このオレンジ色の物体は、じゃあ何でこの航路に出たんですかね?」 青山「向こうが間違っているか、向こうが…何かなのか、若しくはそれが、自衛隊なのか何なのかも私は分かりませんけれども。ただ一つ言えることは、墜落の原因が発生する。ほんのちょっと前に異変に気付いた犠牲者は(機外を)写し、それに写っている物体を、今の技術をもってして拡大したら、オレンジだったということだけです」 リアルライブ「こういう物体は、通常の民間の飛行機ではあり得ない?」 青山「飛行機のニアミスと考えると、管制塔がその前から回避の手段に出ます」 リアルライブ「じゃあ、管制塔はこのオレンジの物体を」 青山「捉えられなかったんじゃ」 リアルライブ「レーダー上では認識してなかった?」 青山「う〜ん、そこまで大きいものじゃないってことじゃないですか?」 リアルライブ「ではかなり小型? 数メーター? 2〜3メーターくらいとか?」 青山「そうでしょうね。これはどこの何かは不明のままですが、しかるべき機関で検証がなされることを願います。 また、この事故に関して様々な憶測が飛び交っていますが、どれも客観的な証拠はありません。少しでも何か判ればと思い、当時相模湾で試運転中だった「まつゆき」の動きを知りたくて、防衛省に資料開示を請求したところ、『この文書は古いので、もうない可能があるので、請求を取り下げた方がよいかと思います』というお電話が来たのですが、それでもこちらが取り下げなかったので不開示っていう書類が来ました。実は事故関連資料も情報公開施行前に大量に破棄されたのです。国民の知る権利はいったいどこにあるのでしょう。 520名もの命が失われているにもかかわらず、現在公表されている事故原因は矛盾だらけです。こういう事実があるということを広く世間に知らせ、事故の再調査に繋がっていけば、と思っています」(了)青山透子(あおやま・とうこ)…宮城県出身。全国学芸コンクール、戯曲・シナリオ部門第一席、社団法人日本民間放送連盟会長賞受賞歴を持つ。日本航空株式会社に客室乗務員として入社。その後、日本航空客室訓練部のノウハウをもとに様々な企業研修を行う。全国の官公庁、各種企業、病院等の接遇教育インストラクターを経て、専門学校、大学講師。大阪国際花と緑の博覧会、愛知万博等の教育担当。『日航123便あの日の記憶 天空の星たちへ』公式サイトhttp://www.magazineland.jp/tenkuu/
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社会 2010年09月07日 15時30分
雑誌の付録花盛り 男性雑誌にブルマ!?
宝島社が、編集者のデザインしたトートバックなどを女性誌の付録につけ100万部に迫ろうかという大ブレイクを果たした。 現在は、各社にそのブームは飛び火し、百花繚乱、玉石混淆(?)の様相を呈しているようだ。 …たとえば、超かさばるバック、応募して全員に靴下が当たる、それからギャル雑誌になると、どくろのミラーやつけまつげなどの化粧類、また、各社着るものは決して珍しくなく、帽子にビーチサンダルにかわいいスリッパなどが、付録につく。 結果安い雑誌もあれば、思い切り2000円付近に近づいてしまっている雑誌もあるのだ。 売る側の反応は、 「ブランドによっては、まったく売れないものもありますよ。あと書店はコンビニさんにお客を取られていますからうちもそれほどでも…」(虎ノ門の書店) というものもあれば、 「雑誌をゴミ箱に捨てていく方もいます」(コンビニ店員) という声まであった。 そんな付録ブームのいっぽうでは、婦人雑誌の健闘も気になる。扇子やペットボトルホルダーは男である筆者も結構ほしい。実際ネットには、 「好きなブランドの付録目当てで買ったけど、特集が40代向けでババくさいので本は読んでない」 という女性からとみられる書き込みもあり、失礼な話ではあるが、一応購買層の拡大には貢献しているようだ。 それから男性誌はどうか。 かの宝島社は、男性ファッション誌《smart》に毎号付録をつけている。女性誌同様に、最初に書店に配布したぶん以外は一切増刷しない戦法だが、 「バックナンバーはまったくありません。書店さんに残っていればご購入いただけますが…」(販売担当者)ということ。 一方、某他社の人気男性ファッション雑誌はというと、 「付録のついた○月号のバックナンバーは、残っています。それと付録は毎号つけているわけではありませんね」 ということで、やはり前者に一日の長がありそうである。 また、車の雑誌にトランプがついているケース、萌え雑誌にブルマ相当の品(笑)がついているケースもある。 小学生のとき雑誌付録の幻灯機にワクワクした世代にも(学研は現在も大人向けの科学付録ビジネスが好調だ。)、そんなことは知らない世代にも、まだまだ付録ブームは続く気配だ。
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社会 2010年09月07日 13時00分
奈良の神社話その六 氏子をかけた大博奕の行方──奈良市・猿田彦神社(道祖神)
日本の神様は、ときに人間的な一面を見せる。町家が立ち並ぶならまちには、「神様同士で博奕を打った」という実に人間臭い話が伝えられている。 対峙したのは、今御門町の道祖神と薬師堂町の御霊様。軍配は御霊神社に上がり、よってたくさんの氏子を得て今に至るという。負けた道祖神は、わずか今御門だけを氏子とすることになった。この時、道祖神はふてくされ、蚊帳を着て寝てしまったと伝わる。 祭神は天孫を地上に先導した猿田彦命。導きの神であることから辻を守る道祖神とよく習合し、塞の神とされることもまた多い。「塞の神」は「賽の神」とも表現された。サイコロの“賽”だ。 秋の例祭では伝承に因んで賽を祀り、さらに「蚊帳のやぶれ」という儀式が行われる。これは神前で破れ蚊帳を広げ、氏子に公開するもの。博打に負けて、破れた蚊帳まで質入れしたところをかたどっているのだとか。博奕は神様の身をも窮地に陥れたのだ。 ところが、八方ふさがりに見える道祖神社は、今や「博打の神」として人気なのだから不思議だ。境内には“賽”の神とされる磐座があり、篤い信仰を誇っている。「自分が味わった悔しい思いを人々にはさせたくない」とばかりに賭け事の守護を買って出た道祖神は、なんと心の広い神なのだろう。 この方程式は、日本の多くの神に当てはまる。首を切り落とされた大蛇は頭の守り神に、お産で死した女神は安産の神にというように、それぞれ被った悲劇とは正反対のご利益がうたわれるのだ。 「祭り上げて、大いなる味方とする」。マイナス要素さえも発想の転換でプラスに転じてきたご先祖たち。思うに、日本人ほどたくましい民俗はいないのではないだろうか。(写真「四つ辻の北東角に鎮座する道祖神社」)神社ライター 宮家美樹
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社会
谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
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都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
2007年03月31日 15時00分
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都知事選 ドクター中松、夜の渋谷交差点で新発明「回転舞台」披露
2007年03月30日 15時00分
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都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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社会
都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分