社会
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社会 2012年03月22日 11時45分
小田急電鉄車掌が回送中のロマンスカー内で女子高生にわいせつ行為
なんとも、非常識なエロ車掌がいたものだ。 回送中の小田急電鉄特急ロマンスカー内で、女子高生にわいせつな行為をしたなどとして、神奈川県警少年捜査課などは3月21日、同社主任車掌の関根隆雄容疑者(33=東京都練馬区下石神井)を県青少年保護育成条例違反容疑などで逮捕した。 逮捕容疑は昨年12月25日午後9時40分頃、新百合ケ丘〜新宿間上り線を回送運転中のロマンスカーの客席で、同県相模原市の県立高1年の女子生徒(16=当時15)の下半身や胸を触り、同月26日には同市のカラオケ店で、今年1月26日には東京都新宿区内のホテルでみだらな行為をしたとしている。 県警によると、同容疑者はカラオケ店とホテルでの容疑については認めているが、電車内での行為については「両肩を抱いたところまでは覚えているが、その後のことは覚えていない」と容疑を一部否認しているという。 同容疑者は県警によると、昨年12月、携帯電話の出会い系サイトで女子生徒と知り合ったといい、同月25日に「内緒で回送に乗ってく?」とのメールを女子生徒に送信。停車した新百合ケ丘駅(川崎市麻生区)で、車掌室に隣接する客車に乗せた。同容疑者は勤務中で、制服姿だった。 小田急電鉄によると、女子生徒が回送電車に乗り込むところを駅の係員が目撃して発覚。同容疑者は「家出をしてきた未成年者を保護する目的だった」と説明していたという。同社から相談を受けた県警が捜査を続けていた。同容疑者は事件の翌日の12月26日から、服務規定違反として車掌業務には就いていなかった。 同社は車掌の不祥事に関し、「詳細な事実関係を確認の上、厳正に対処いたします。お客様、関係者の皆さまに対して、深くお詫び申し上げます」とのコメントしている。 勤務中に回送中の電車の中でコトに及ぶとは論外である。(蔵元英二)
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社会 2012年03月21日 16時00分
あいりん地区の覚せい剤“出張販売”
「最近、路上販売が減ったと思ったら、こんなことやっとってんな」 捜査関係者をしてそう呆れさせたのは、大阪府警西成署に覚せい剤取締法違反(営利目的所持)容疑で逮捕された、大阪市浪速区在住の無職・木村丈被告(45)ら9人。彼らは、大阪市浪速区のビジネスホテルをアジトに、浪速区・西成区で、覚醒剤や大麻の“出張販売”を営んでいたのだ。 「西成のあいりん地区には『道のど真ん中で覚醒剤が堂々と売られている街』という困った異名がありました。彼らは数年前まで、その路上販売グループでした。しかし府警の取り締まりの強化やボランティアのパトロールが功を奏し、路上からは姿を消していたのです」(社会部記者) 売人が消えたのに、使用者は少しも減らないことを怪しんだ西成署は、グループを粘り強く追跡。ある常習者の供述からホテルの一室にたどり着いた、というわけだ。 「出張元となったホテルは、最近、浪速区や西成区で増えている“元・簡易宿泊所”タイプです。宿泊代は平均1泊4000円前後の低料金。利用者も、長期逗留の労働者やビジネス客、さらには関西空港から電車一本でやってきた外国人観光客など幅が広い。身元確認も形式的で、犯罪のアジトにはピッタリだったんでしょう」(地元不動産屋) この手のホテルを舞台にした摘発は今回が初めてではない。 「2年前にも新今宮のビジネスホテルをアジトにした薬物販売が摘発されています。その時は、客はデリバリーで受け取るのではなく、ホテルまで買いに行ってました。一般客の目に触れることを恐れて1フロアまるまる貸し切り状態だったのですが、それがかえって怪しまれて摘発されています。今回は、当時の反省からか“分宿”でしょうね」(前出・社会部記者) 捜査関係者は、ほかにもホテルアジトがあるとみて捜査を進めるとともに、拠点を失った密売グループが再び路上でゲリラ化することを警戒しているという。イタチごっこは続きそうだ。
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社会 2012年03月21日 11時45分
看護師が夜間のナースコールが嫌で催眠鎮静剤を無断投与
一つ間違えれば、命にかかわることを、しでかしたとんでもない看護師がいたものだ。 兵庫県警捜査第1課などが、勤務していた兵庫県三田市の市立三田市民病院で、ナースステーションから無断で持ち出した催眠鎮静剤を入院患者数人に投与したとして、元看護師の男性(34=同県丹波市)を窃盗と医師法違反(無資格医業)の疑いで、神戸地検に3月16日付で書類送検していたことが分かった。 捜査関係者によると、送検容疑は昨年5月、男性が同病院で催眠鎮静剤を数回にわたって盗み、医師資格がないのに70〜80歳代の高齢入院患者数人に点滴を使って投与する医療行為をしたとされる。 男性は「夜中にナースコールを頻繁に鳴らされるのが嫌で、患者を眠らせたかった。仕事のストレスがたまっていた」などと供述。容疑を認めているという。 この男性は昨年5月、男性入院患者の顔面を殴ったとして傷害容疑で逮捕された。罰金20万円の略式命令を受け、同年6月に同病院を依願退職している。 同病院は昨年5月、県警三田署に催眠鎮静剤がなくなったとして被害届を提出。その捜査過程で、元看護師の男性が浮上したもよう。 催眠導入剤を投与していいかどうかを決めるのは、当然のことながら医師。ナースコールが鳴れば、対応するのが看護師の務め。それが嫌だから、無断で薬を使って眠らせてしまうとは論外。大きな事故につながらなかったから良かったものの、このような人物には看護師の仕事を務める資格も資質もない。(蔵元英二)
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社会 2012年03月21日 11時00分
DeNAが訴えられたパクリ疑惑
横浜ベイスターズを買収したDeNA(東京・渋谷区)。中畑新監督の明るい振る舞いがスポーツ紙をにぎわす中、本業の方に暗雲が立ち込めた。2月23日、東京地裁はライバル会社グリー(東京・港区)の釣りゲームに対するDeNAの著作権侵害を認め、配信差し止めと2億3460万円の支払いを命じたのだ。 問題となったのは『釣りゲータウン2』という携帯電話ゲーム。その操作方法や内容が、グリーの『釣り★スタ』とほぼ同じ。「パクリは許さん!」と2009年9月、グリーが損害賠償を求めて提訴していた。 実は両者の訴訟争いはこれだけではない。先の提訴後、DeNAがアプリ開発会社に対して、グリーへのアプリ提供をやめるよう圧力をかけたことが発覚。'10年12月、公正取引委員会がDeNAに対して立入検査を行い、排除措置命令を出した。この命令を受けてグリーはDeNAを提訴し、損害賠償10億5000万円を請求。一方、腹の虫が治まらないDeNAはグリーに対し「違法行為を行っているとデマを流した」との理由で、逆に謝罪と賠償を求めたのだ。 もはや両社は血みどろの殴りあい状態にあるが、業界からは手厳しい意見が…。 「携帯のゲームはどれも似たようなもの。そもそも、今回問題になった釣りゲームも、元々はドワンゴ(携帯向けコンテンツ配信会社)が『釣りバカ気分』というゲームを配信したのが最初。パクった奴がさらにパクった奴を訴えたと、業界では失笑気味に語られていますよ」(ゲーム誌ライター) 両者の訴訟バトルは、双方の弁護士が豪華なことでも注目されている。グリーは弁護士事務所最大手の西村あさひ法律事務所。DeNAは『日経ビジネス』の弁護士ランキング常連の中村直人弁護士を中心とした弁護団を擁し、互いに一歩も引く様子はない。パクリ問題より高額課金の対策を講じてほしいものだが。
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社会 2012年03月21日 11時00分
激増する一酸化炭素中毒
日本海側が記録的な大雪に見舞われるなど、この冬の寒さはハンパではない。毎年冬になると、一酸化炭素(CO)中毒による救急出動が多発するが、今年の冬は一段と多いという。 世田谷井上病院の井上毅一理事長が言う。 「節電の意識が浸透し、部屋に練炭などを持ち込み使っている人が増えています。田舎でもコタツに練炭を入れ使われる場合も多く、被災地では石油缶をくり抜いてストーブを作り、部屋に持ち込んで暖を取っている家庭もある。しかし、十分な喚気をしていないため事故を起こすケースが少なくないんです」 CO中毒は死亡率30%以上といわれる。インターネットで仲間を募り集団自殺を図る事件が相次いだ'03年以降、死者は数倍となり、現在も自殺の15%を占めるほどだ。それが今は、節電の影響で死者を増やしているから皮肉だ。 つい先日も、岐阜県中津川市で蕎麦打ちの体験をしている中学生や調理に当たっていた職員が、一酸化炭素中毒で病院に搬送される騒ぎがあった。都市ガスにはニオイをつけてあるが、一酸化炭素は無味無臭。気付かないうちに中毒に陥るため、十分な注意が必要だ。 「一酸化炭素中毒は生体組織内のガス交換が妨げられる内窒息状態になることです。初期症状は頭痛、吐き気、めまい、瞳孔の縮小、悪心です。その後、呼吸数や脈拍が増加し、意識があっても体が動かなくなり、やがて呼吸微弱、心機能低下、血圧低下を招き死に至る。一酸化炭素中毒による死者は肌がピンク色で綺麗です。CO中毒自殺を図る人が後を絶たないのも、そのせいかもしれません」(井上理事長) 節電と換気、両方の意識が必要だ。
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社会 2012年03月20日 17時59分
40代警部補が部下の女性警官にパトカー内で抱きつく
山口県警は3月17日、部下の女性警官にわいせつ行為をしたとして、同県警本部の40代の男性警部補を減給6カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと明らかにした。処分は16日付で、警部補は同日付で依願退職した。 県警監察官室によると、警部補は警察署勤務だった10年夏頃、職務中に署内の駐車場内で停車したパトカー内で、助手席にいた部下の20代の女性警官に抱きつくなどのわいせつ行為をした。また、複数回、署内でマッサージと称して肩や背中など、体に触る行為を繰り返していた。今年になって、県警に手紙があり発覚したという。 警部補は「一緒に働くうちにかわいいと思うようになった。不快な思いをさせて申し訳ない」と話しているという。 徳永幸弘首席監察官は「全職員に対する組織的かつ、きめ細やかな指導を徹底して、再発防止に努める」とコメントした。 女性部下の肩や背中を触れたりする行為は、どんな職場でも起こり得ることだろう。ただ、相手が嫌がればセクハラだ。 ましてや、職務中にパトカーの中で女性警官に抱きつくなど言語道断。女性警官に本当に好意を寄せていたなら、プライベートで思いを伝えればいい。パトカー内という神聖な空間でわいせつ行為に及ぶとは、警察官としての自覚がなさすぎだ。 警部補は上司という立場を利用して、こういった行為を繰り返していたと思え、それはパワハラでもある。(蔵元英二)
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社会 2012年03月20日 16時00分
住之江署再び不祥事でピリピリ 住宅ローン苦で呆れた“警察グッズ”販売
2月に本物そっくりの警察手帳を偽造しネットオークションに出品したとして、大阪府警に有印公文書偽造容疑で逮捕された大阪府警・住之江署地域課巡査部長の松田久嗣容疑者(53)。その後の調べで、手帳以外にも数百点にのぼる制服や警察徽章も転売、偽造していたことが明らかになり、大阪地検は2月29日、業務上横領罪で松田容疑者を起訴した。 「15万円で落札された警察手帳は、落札者の写真が貼り付けられるというサービスぶりで、ホログラム(透かし)が入っていない以外は本物ソックリ。制服は自ら着用していたものを10万円前後で、徽章は『同僚の退官記念に』などとウソをついて知り合いの業者に造らせたものを5万円で出品していたようです」(社会部記者) 警察官の不祥事にはギャンブルや風俗がらみ、誘惑に駆られて…というものが多いが、松田容疑者の場合はなんと“生活苦”だった。調べに対し「住宅ローンなど約4000万円ある借金の返済に困ってやった」と犯行を認めているという。松田容疑者について住之江署関係者は言う。 「松田さんは地域課のベテランで、勤務態度もまじめでした。ただ、見栄っ張りのところがあって、高級マンションなんか買うて大丈夫なんか? と周囲に心配されていましたよ」 住之江署といえば、2010年5月にも交通課で保管していた盗難車の違法な横流しが発覚し、署員2人が占有離脱物横領で送検されている。今回オークションに出された“警察グッズ”の購入者は、ほとんどがオタクと見られているが、悪用されれば大事件につながる可能性もあり「事態を重く見た府警、住之江署は倫理教育の徹底と生活指導に力を入れる」(関係者)という。 それにしても、倫理教育の舞台が警察署というのは、何をか言わんや、だ。
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社会 2012年03月19日 11時45分
“ヤリ逃げ”したさに警察官の偽名刺作成
警察官の肩書を記した名刺を印刷させたとして、石川県警金沢西署は3月16日、金沢市の無職男性(49)を公印偽造の疑いで書類送検した。 送検容疑は昨年9月中旬頃、印刷業者に「金沢西警察署第2課警部」と、ウソの肩書を記した自分名義の名刺110枚を印刷させた疑い。 同署によると、男性は出会い系サイトを通じて会った女性との性行為の見返りに、現金を要求された際に、警察官を名乗って、“ヤリ逃げ”する目的で偽名刺を作ったという。「おカネはないが、女の子と遊びたかった」と話している。 男性は女性3人に偽名刺を渡したが、女性から被害届が出ておらず、事件性が低いため、逮捕はせず、書類送検のみとなった。 同署によると、男性は石川県外の印刷業者にネットで名刺の作成を依頼。業者が確認のため、試作品を金沢西署の男性名宛てに発送。同署に該当人物はおらず、「金沢西警察署第2課」も存在しないため、不審に思った同署が印刷業者から、発注者の住所、名前を聞き出して、男性を特定した。捜査したのは「刑事第2課」だった。 男性からは残りの偽名刺107枚と、映画の小道具に使う警察手帳のレプリカも押収した。レプリカもネットで購入したという。 女性が性交渉の対価として、現金を要求するのも問題だが、“ヤリ逃げ”目的で警察官の偽名刺を作って使うのも問題。偽名刺を渡された3人の女性は、この男性の手口に引っかかったということなのか…。(蔵元英二)
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社会 2012年03月17日 17時59分
中日新聞課長が妻とケンカして下着泥棒
世の中では、理解不能なおかしな事件が起きるものである。 愛知県警緑署は3月15日、自宅近くの民家から女性の下着を盗んだとして窃盗の疑いで、中日新聞社技術局印刷部課長・米山慎悟容疑者(58=名古屋市緑区)を逮捕した。 逮捕容疑は同日午後9時20分頃、同区内のパート女性(33)宅の軒先に干してあった下着2枚(1000円相当)を盗んだ疑い。 同署によると、帰宅した被害女性の夫(34)が敷地内で同容疑者を発見。逃走したが追い掛けて、約50メートル離れた場所で取り押さえた。「干していたものを取った」と話したため、110番通報した。逃走中に下着を投げ捨てていた。 同容疑者は容疑を認め、「妻と口ゲンカして、むしゃくしゃしていたのでやった」と供述しているという。 同容疑者の上司に当たる中日新聞社技術局の森卓三郎局長は、「誠に遺憾であり、被害者には申し訳なく思います。事実関係を確認の上、厳正に対処します」とのコメントを発表した。 それにしても、ワケが分からない事件である。妻と口論して、むしゃくしゃしたら、なぜ下着泥棒になってしまうのか。 もともと、下着ドロに興味があったのか。それとも、この自宅近くの被害女性にもともと好意を寄せていて、この女性の下着がほしかったのか。少なくとも、妻とケンカしたことと、下着泥棒との関連性はないと思われるのだが…。 58歳の社会的な立場もあるいい大人が、どうしてこんなつまらない事件を起こしてしまうのか、凡人の筆者には理解できない。(蔵元英二)
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社会 2012年03月17日 11時00分
グリーンジャンボ史上最高5億円 「庶民の夢」宝くじ利権を貪る黒幕の総務省・みずほ銀行(3)
「宝くじの受託業務から販売、関連業務をすべて取り仕切るのがみずほ銀行で、実際に販売するのは、みずほ銀行から再委託を受けた約1200の販売業者です。全国に約1万7000カ所の売り場がありますが、最大の再委託業者が日本ハーデスグループで、約2000カ所の売り場で約5000億円を売り上げていると言われています。売り場の割合は12%しかないのに、売り上げは5割に達するという化け物会社です」(金融ジャーナリスト) 売上高5000億円といえば、外食産業トップのマクドナルドと双璧。しかも売り場の数2000カ所は、マクドナルド店舗数の3分の2程度だ。 そんなグループ会社が、どういうわけか存在さえも秘密にしたがるのは、一体なぜなのか。 「同社は旧第一勧業銀行時代に、同銀行の全面支援を受けて宝くじ事業を行っていた『日宝販』という会社の末裔です。この会社は、旧一勧、旧富士銀、旧興銀の3行合併が発表された直後の1999年12月1日に一度清算され、銀行との資本関係を解消し、社名を『ニッポーハンです』をもじって日本ハーデスとして設立された。日本ハーデスグループは、宝くじ販売の関連業務を請け負う『機能別子会社』と、全国で宝くじを販売する『地域販社』の2つに大きく分けられ、代表取締役は森信博氏、宮本裕氏(両氏共に、みずほコーポレート銀行元副頭取)、小野正人氏(みずほ銀行元副社長)の3人。いずれもみずほファイナンシャルグループ(FG)の最高幹部を歴任し、退任直後に日本ハーデスの代表取締役に就任しています。しかし、こうした人的交流はあるものの、資本関係はFGとの間に存在しません。ちなみに正確にはハーデス社は、FGというより『旧一勧』の天下り会社です。もっと正確に言えば、旧一勧というより旧第一銀行と旧日本勧業銀行が合併する前の旧勧銀出身者の“牙城”なのです」(全国紙経済部記者) 驚くべきことに、この機能別子会社も地域販社も、すべて旧一勧出身者が代表取締役に就任しているという。この件について、みずほ銀行経営企画部に尋ねると、「弊行一般事業法人のお客様のひとつです。また日本ハーデス様に当FGの幹部が雇用されているという指摘につきましては、『他社の人事採用活動についてはわかりかねます』としかお答えできません」との返答だった。 宝くじ販売事業の過半が、旧一勧OBが運営する企業グループに再委託されているという事実に対し、みずほ銀行は、まるで無関係であるようなコメントを発するのだ。一般社会から隔離され続けているのも納得である。 自身のことは棚に上げながらも総務省は、宝くじ販売の硬直化と一銀行独占による高コストにつながる弊害を認識しているようで、昨年末、宝くじのジリ貧挽回策を検討してきた同省の「宝くじ活性化検討会」(座長・大森彌東大名誉教授)は、ネット販売などとともに「受託銀行が多数参入することによる競争性確保」のための策を提言している。 みずほ銀行が宝くじの受託を独占しているために、“親密会社”日本ハーデスが既得権化していることを強く問題視しているわけだ。 しかし、前出の金融ジャーナリストはこう喝破する。 「旧一勧が積み重ねた販売ノウハウは、他の金融機関が今更マネしようとしても無理な話です。今後もみずほ銀行の受託→日本ハーデスへの丸投げという構図が瓦解することはないでしょう。同社の抱える売り場は一等地が多く、『西銀座チャンスセンター』もそのひとつです」 1等当選金が跳ね上がったおかげか、売り上げは上々だという今回のグリーンジャンボ宝くじ。しかし、配当に回される割合が変わったわけではない。震災復興支援という名の下にあっても、いつものように巨額の金がムダにされていることだろう。 果たして、宝くじという金城湯池にどっぷり浸かるこれらの存在は許されるものなのだろうか。 5億の夢が散った後に、ぜひ考えてみて欲しい。
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