レジャー
-
レジャー 2008年11月29日 15時00分
ジャパンC(GI、東京芝2400メートル、30日) 本紙・橋本はオウケンブルースリ中心
下馬評は天皇賞・秋1、3着ウオッカ、ディープスカイの一騎討ちムードだが、そうは問屋がおろさない。 菊花賞馬のオウケンブルースリが、2強の野望を粉砕する。この馬を推す根拠は、潜在能力は2強に勝るとも劣らないと確信したからだ。直線だけの競馬でディープスカイにクビ+1/2馬身差3着と迫った神戸新聞杯、そのディープが天皇賞・秋でウオッカとタイム差なしの3着しているのだから、これを物差しにしたらチャンスは十分ある。持続力のある末脚は、広い東京にかわり、余すところなく発揮されるだろう。 相手は順当にウオッカとディープスカイ。
-
レジャー 2008年11月28日 15時00分
ジャパンC(GI、東京芝2400メートル、30日) 特捜班はアサクサキングスを指名
これだけ「穴」の条件がそろった馬も珍しいだろう。「第28回ジャパンC」(GI、東京芝2400メートル、30日)は、日本ダービー馬の3代そろい踏みで盛り上がっているが、特捜班が目をつけたのはアサクサキングスだ。秋の天皇賞は崩れたが、スロー必至の今回は安定した先行力が生きる。鞍上は、来日早々、エリザベス女王杯で一発を決めたルメール騎手と魅力たっぷり。前走の凡走でマークが薄くなるなら、逃げ切りまで十分ある。距離延長、コース相性ともにバッチリで、昨年の菊花賞馬が波乱を呼ぶ。 史上まれに見るハイレベルとなった今年のJC。それだけに実力はあっても印が届かず、人気の盲点になりそうなのがアサクサキングスだ。 昨年の菊花賞を早めのスパートから難なく押し切ったように、長丁場の底力比べは臨むところ。今年のメンバーでも主役の一角を担える実力馬だが、前走の天皇賞・秋を8着と凡走したため、人気は低空飛行となりそうだ。 しかし、そんな低評価に反論するのが寺島助手。まずは前走の敗因から聞いてみよう。 「あのレコード決着でマイラー向きの流れになった。うちの馬には苦しかったですね」。安田記念を制したウオッカ、桜花賞馬ダイワスカーレット、NHKマイルCのディープスカイと上位はマイルGIの覇者ばかり。長距離でこそのアサクサにはもともと出番がなかったわけだ。 しかも、陣営は最初からそれを見越していたフシがある。本気で天皇賞を勝ちに行くのなら、休み明けで出走させるわけはなく、その前に1走使っていたはず。実際「JCがピークになるように仕上げてきた。落ち着きがあって体の張りが全然違う」と同助手も認める通り、天皇賞は叩き台でしかなかったわけだ。 ならば、あの大敗は度外視できる。今回は距離延長、ダービー2着の実績がある東京の2400メートルと条件に文句はない。何よりこの舞台ならスローペースになる可能性が高く、これといった逃げ馬のいない今年のメンバーならなおさらだろう。アサクサのしぶとい先行力を最大限に生かせるはずだ。 さらに強力な味方は鞍上のルメール騎手だ。来日早々、エリザベス女王杯でリトルアマポーラをVに導いた。2005年の有馬記念、追い込み馬のハーツクライで先行し、怪物ディープインパクトを完封したあの腕は少しも鈍っていない。 「調教はいい動きだった。これなら楽しみ」とルメールが言えば、寺島助手は「今度こそ、力を見せられる」と気合を込めた。条件は整った。驚異の粘りで、穴党を喜ばせてくれそうだ。
-
レジャー 2008年11月28日 15時00分
キャピタルS アベコーの気になる推奨馬は!?
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。だいぶ寒くなりましたね。東京は今週でフィナーレ。アッという間の夢のひと時だったように思います。 夢のひと時といえば、京都はもう艶やかな紅葉の季節から、冬支度の古都に、日々、さまがわりしています。あすの京都競馬では芝1200メートルの「京阪杯」が行われます。激しい先行争いの電撃戦。アッという間のスピード決着。ウエスタンビーナスにダンツキッスイ、マヤノツルギと、先行馬がズラリ。ハイペース必至とみて狙いはマルカフェニックスです。 北九州記念で出遅れてスリープレスナイトの2着。強烈な末脚で強襲した内容が、際立っていました。全4勝が芝1200メートルで稼ぎ出したもの。それゆえ前走の1600メートルでの3着は大きな収穫がありました。 さて、東京では、芝のマイル戦「キャピタルS」が行われます。昨年のキンシャサノキセキ(1着)、エアシェイディ(2着)といった強力馬はいませんが、3歳から7歳まで各世代がそろい、波乱含みの様相です。 そこで、狙いはマイネルポライト。注目していただきたいのは休養前の前3走。そのひとつが心斎橋Sでエイジアンウインズの0秒1差2着。勝ち馬はVマイルで、あのウオッカを破る大金星。さらに、マイラーズCでは優勝したカンパニーと0秒3差、エイシンドーバー級と大接戦。いずれもハイレベルの一戦でした。そして晩秋Sでは着差以上の強さで完勝。マイル戦は最も得意としています。 前走の富士Sは休養明けで、やや急仕上げ。それでも勝ち馬と1秒0差。条件的には今回の方がはるかにいいし、中4週の臨戦過程も、3戦1勝、2着1回とベスト。むろん東京コースは大歓迎。叩き2戦目でチャンス到来とみました。 相手は先行力が魅力なレッツゴーキリシマ。手堅いマイル戦の内容から有力です。もう一頭がリキッドノーツ。今年2月の東京新聞杯で2着。カンパニーに先着した実績は、ここでは脅威です。
-
-
レジャー 2008年11月28日 15時00分
キャピタルS 藤川京子 マイネルポライトが一変よ!
キャピタルSは、府中の長い直線で◎マイネルポライトの末脚がうなります。 前走の富士Sは15着と凡走しましたが、6カ月ぶりの実戦だったことを思えば、仕方のない結果です。1度使われた今回は馬体も絞れ、前走とは一変した動き。本来の力を発揮してくれることでしょう。 東京のマイル戦は前々走の晩春Sを快勝しているように、相性のいい舞台。4角13番手からメンバー最速の上がり3F34秒8を駆使する見事なまでの差し切り勝ちでした。もともと素質を買われていた馬ですが、5歳になり本当に力をつけてきましたよ。先々は重賞でも十分に通用する器とみています。 現に春の心斎橋SでVマイルを優勝したエイジアンウインズから0秒1差の2着、そしてマイラーズCではカンパニーから0秒3差6着と健闘していますからね。渋った馬場も稍重の前々走で克服済み。人気の盲点となっているここは、絶好の狙い目です。
-
レジャー 2008年11月28日 15時00分
キャピタルS(オープン、東京芝1600メートル、29日) 本紙・橋本 前走で不利あったゲイルスパーキーが巻き返す
再昇級のオーロCでアクシデントをものともせずに3着と、実力の片りんを示したゲイルスパーキーに白羽の矢。 そのアクシデントとは、レース中に右トモを落鉄していたもの。そのため、スピード、切れ味ともに鈍ったことは容易に想像がつく。にもかかわらず、着差はたったの0秒5だから、やはり力はある。 1600メートルもここまで2勝を挙げているように、完全に守備範囲。デキの良さも目立っており、仕切り直しのここでうっ憤を晴らすとみた。 相手筆頭は、重賞で(2)(5)着と地力強化の跡を示すレッツゴーキリシマ。しかも、前走は不利があっての0秒3差だから、当然、逆転も。
-
-
レジャー 2008年11月28日 15時00分
京阪杯(GIII、京都芝1200メートル、29日) 本紙・谷口は素質非凡なスプリングソングを指名
スプリント界の次代のエースになりえる可能性を大いに秘めたスプリングソングが本命。 ダートに挑戦した2走前のペルセウスSは16着としんがり負けを喫したが、芝に戻した前走がまさに激変。上がり3F33秒7の鬼脚で一気に差し切り、芝適性の高さを再認識させた。 「トニービンの肌にバクシンオーという配合がマッチし、スピードと瞬発力の両方を兼ね備えている。ウチの先生も定年までそんなに時間がない。来年はこの馬でGIを獲らせてあげたいんだ。そのためにも負けられない気持ち」と調教役の山田助手も意欲満々。ここは前途ある未来に向けての分水嶺となる。
-
レジャー 2008年11月27日 15時00分
JC追い切り速報 ウオッカ軽快 秋天の疲れなし
天皇賞・秋で事実上、日本の最強馬の座に就いたウオッカ。ダイワスカーレットとの2センチ差の死闘を制し、その最大のライバルがいないここは受けて立つ立場といっていい。 その余裕だろう。「今回はそうそうたるメンバーがそろった。なかでもダービー馬が3代にわたって出走するのは喜ばしいことだね」と清山助手は笑みを浮かべた。 もちろん、ウオッカの状態の良さも余裕を後押ししている。歴史に残る激戦の後にもかかわらずダメージはほとんどなかったという。 「前走後も元気いっぱいで、しっかり乗り込んできた。最終追いは感触を確かめる程度、ソフトでいい」。黒光りする馬体からは周囲を威圧する迫力が漂う。牝馬独特の線の細さは完全に消えうせた。 「燃えやすいところが課題だったんだけど、今は心身ともに成長している。東京ならこの馬の末脚を最大限に生かせるし、何より強い馬しか勝てない天皇賞を強い内容で勝ってきた自信がある。いい結果を出してくれるでしょう」 次々と常識を覆してきた。しかしまだまだ、覆すべき常識は残っている。 【最終追いVTR】1週前に岩田騎手を背に気合をつけただけに、軽めの調教。闘志を表に出すタイプだが、けさは全体にリラックスムードが漂っていた。天皇賞・秋の疲れは見られない。
-
レジャー 2008年11月27日 15時00分
JC追い切り速報 メイショウサムソン絶好
先輩の底力を見せつける。最近3年の日本ダービーを制した馬がそろった今年のジャパンC。経験とたくましさを武器に、“長兄”のメイショウサムソンがダービー馬の中のダービー馬に上り詰めるつもりだ。 フランスに遠征した前走の凱旋門賞は10着に終わった。欧州競馬独特の濃密な馬群にもまれ、直線ではまったく余力が残っていなかった。すでに、年内で引退が決まっている。世界制覇の野望は幻に終わったが、海を渡った経験がすべて無駄になったわけではない。 「とにかく馬がリラックスしている。それが何よりだね」と高橋成調教師はうなずいた。シャンティの森の優雅な雰囲気になじんだことで、サムソンにこれまでなかったゆとりが生まれた。加えてレースの激しいしのぎ合いを経て、心身ともに野太くなった。 「海外遠征の疲れは見られない。着地検疫をした東京競馬場を含めてしっかり乗り込んできたからね。ケイコの動きもすごく良くなっている。万全の状態で送り出せる」 これまで猛烈な時計を連発してきたサムソンだが、中間は目立ったタイムを出していない。それも、裏を返せば帰国後の調整に余裕があった何よりの証拠だ。 実際にトレーナーも「一時は秋の天皇賞が視野に入っていたぐらい。無理をせず目標をここに絞ってきたからね」と悠然と構えている。 先週、主戦の武豊騎手が骨折した。今回、鞍上には昨年の宝塚記念以来となる石橋守騎手が座る。ダービー馬が3代そろった夢舞台で、ダービーを制したコンビが復活するのも何かの縁だろう。 「ダメで降ろされたわけじゃないし、彼自身ももう一度乗りたいと思っていたはず」。かつて、自身もトップジョッキーだった高橋成師は石橋の気持ちを代弁した。 2年前、叩き上げで頂点を極めたコンビが、同じ舞台で意地を見せる。 【最終追いVTR】6F標識で1秒6後方から併走馬を追いかける形でスタート。直線で馬体を併せると、1秒以上ちぎって豪快に先着した。追い出されてからの反応、伸びとも上々で、ラスト1F11秒9でフィニッシュ。海外遠征後の疲れは皆無で絶好調だ。
-
レジャー 2008年11月27日 15時00分
JC追い切り速報 ディープスカイ 「今度は勝てる」昆師
若さで先輩ダービー馬に挑む。秋3戦目でディープスカイがピークの仕上がりを迎えた。 「神戸新聞杯は仕上げがチグハグになったし、天皇賞(秋)にしても本調子まではあともう一歩という感じだった。今回は具合がまったく違う」と昆調教師は言い切った。 一生に一度の舞台・菊花賞を捨て、秋の最大目標をジャパンCに置いたのも、ダービーを制した舞台こそ、最強馬にのし上がる一番の近道と考えたからだ。 「当初から目標を定めてきたから思い通りの調整ができた。回復が早く体の張りも文句ない。中間は運動量も増やしているしね」。後を考えなくていい、ここにすべてをぶつけるという思いは妥協なき仕上げにつながっている。 天皇賞・秋は3着。内枠で包まれるのを嫌い、いつもより早めに好位を取り、勝ちに行く競馬をした。 「あの状態で、あの競馬で、ウオッカとあそこまでやれた。今度は勝てると思っているし、何としてもレーティングを上げておきたいんだ」 来年は凱旋門賞で2着したエルコンドルパサーのように、海外に長期滞在するプランが進んでいる。その礎をここで築くつもりだ。
-
-
レジャー 2008年11月27日 15時00分
JC追い切り速報 オウケンブルースリ上昇一途
まさにスピード出世といえる快進撃だった。6月の未勝利Vから500万→1000万を怒とうの3連勝。そして前走の菊花賞で悲願のGI制覇を果たしたオウケンブルースリ。 「道中でしっかり折り合えたことが大きいね。それにしても、4コーナーで大外を回って押し切るんだから強い内容だったんじゃないかな」。音無調教師は力でもぎ取ったクラシック制覇に自信の笑みを浮かべる。 前走後は、このジャパンC一本に照準を定めてきた。1週前には坂路で800メートル53秒1をマーク。前走同様、抜かりない仕上がりだ。「菊花賞と何も変わっていないのが一番だね」。もちろん、今回は菊と同じようにはいかない。古馬ウオッカをはじめ、同世代のライバル・ディープスカイなど強敵がウジャウジャといる。 しかし、指揮官に気後れはない。「左回りの二四を一度、走らせてみたかった。長くいい脚が使えるし、条件はすごくいいと思う。何より3歳馬なので55キロで出走できるのは有利」 いずれは手を合わせることになる面々。魅力的な舞台を前にして力を試す絶好の機会を自ら捨てることはない。何より、父ジャングルポケットは菊花賞(4着)からジャパンCへと挑戦して、3歳馬による勝利を飾った。7年越しの父子制覇へ向け、孝行息子が大きくはばたこうとしている。 【最終追いVTR】テンからビッシリと追われ、ゴール前での押し出しにしぶとく伸びた。最終追いでこれだけ目いっぱいにやれるのは調子のいい証拠。菊花賞の疲れはない。 (写真=オウケンブルースリ(右)は併せ馬で目いっぱいに追われた=27日、栗東トレセン)
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分