前走の富士Sは15着と凡走しましたが、6カ月ぶりの実戦だったことを思えば、仕方のない結果です。1度使われた今回は馬体も絞れ、前走とは一変した動き。本来の力を発揮してくれることでしょう。
東京のマイル戦は前々走の晩春Sを快勝しているように、相性のいい舞台。4角13番手からメンバー最速の上がり3F34秒8を駆使する見事なまでの差し切り勝ちでした。もともと素質を買われていた馬ですが、5歳になり本当に力をつけてきましたよ。先々は重賞でも十分に通用する器とみています。
現に春の心斎橋SでVマイルを優勝したエイジアンウインズから0秒1差の2着、そしてマイラーズCではカンパニーから0秒3差6着と健闘していますからね。渋った馬場も稍重の前々走で克服済み。人気の盲点となっているここは、絶好の狙い目です。